唐揚げを揚げ焼きでカリカリに作るコツ!簡単人気レシピもご紹介!
ご飯が進むおかずNo.1・唐揚げ!噛むとジュワッと肉汁が溢れる瞬間って、本当に美味しいですよね。しかし、揚げ物調理に当たる唐揚げは、作り手目線で見ると後片付けが面倒で作るのが億劫になる事も多い様です。そんな時にオススメなのが『揚げ焼き』です。揚げ焼きだと唐揚げがヘルシーかつ後片付けも楽チンになるので一石二鳥です。今回は、唐揚げを揚げ焼きでカリカリに作るコツや簡単人気レシピをご紹介します。
唐揚げは揚げ焼きでカリカリヘルシーに作ろう!
大人も子供も大好きな『唐揚げ』!お弁当のおかずとしてはもちろん、夕飯の献立にも定番の唐揚げですが、作り手としては油の処理が面倒臭いことからあまり調理が気乗りしない方も多いのではないでしょうか?そんな面倒な油の処理を簡単にしつつ、唐揚げを楽しむには『揚げ焼き』がおすすめです。
一般的にはたっぷりの油で揚げる調理法である唐揚げですが、揚げ焼きにするとカリっとジューシーな唐揚げでありながら、カロリーを大幅にカットしてヘルシーにすることができます。そのため、近年では唐揚げを作る際には揚げ焼きを行う方が多くなっています。
揚げ焼きってどんな調理法?
唐揚げを揚げ焼きをする方が多くなってきたとはいえ、まだまだ主流はたっぷりの油でしっかりとあげる手法です。そのため、「聞いたことはあるけど、やったことない…」「揚げ焼きってどんな調理法なの?」という方も多いと思います。そんな方のためにまずは、揚げ焼きが一体どんな調理法かを簡単に学んでみましょう!
通常の揚げ物より少ない油で焼く方法
『揚げ焼き』とは、食材が被らない程度の少ない油でフライパンで焼くようにして揚げることを指します。通常の揚げ物は鍋いっぱいに油を入れ、食材を揚げていきますが、揚げ焼きだと通常の揚げ物より少ない油で焼くことができます。
たっぷりの油を鍋に入れて食材を上げていく通常の方法だと、食材全体が油を被っていますが、揚げ焼きは片面にしか油が面していないので、しっかりひっくり返して両面を揚げていくことが上手に揚げ焼きするポイントとなります。唐揚げのように厚みのある食材の時はフライパンを使って揚げ焼きするよりも鍋に少なめの油を入れて揚げ焼きにする方が綺麗に火を通しやすいです。
ヘルシーで片付けも楽!
揚げ焼きは通常の揚げ方と異なり、使用する油が少なめです。そのため、必然的にカロリーを大幅にカットすることができ、ヘルシーなので健康目線で考えてもメリットがあります。また、揚げ物の後片付けは面倒臭いものですが、揚げ焼きなら少なめの油で調理しているので油の処理も簡単楽チンなのも嬉しいポイントです。
唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツ
揚げ焼きという調理法について学べたところで、次に気になるのが作り方のコツです。唐揚げといえば内側はしっかりと熱を通し、噛むとじゅわ〜っと肉汁が溢れ、衣はカリッとした食感である事が美味しさの秘訣です。しかし、これらはたっぷりの油で揚げる事で美味しい唐揚げが作れていたのではないかと疑問に感じませんか?
「揚げ焼きではジューシーでカリッと食感の美味しい唐揚げが作れないのでは?」と思うかもしれませんが、実は揚げ焼きでもカリカリでジューシーな唐揚げを作る事は可能です。カリカリ食感を作る事で言えば、多めの油を使って揚げるよりも成功しやすいです。
では、唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツとは一体どの様なコツがあるのでしょうか?お次は、唐揚げの揚げ焼きをカリカリ食感かつジューシーに美味しく上手に作るためのコツを調査してみましたので、しっかりチェックしてみましょう!
油の量はどれぐらい?
唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツ1つめは、『油の量』です。通常の揚げ物とは異なり、揚げ焼きは油が少ないことが特徴ですが、一体どれくらいの量の油を使えば良いのでしょうか?調査してみたところ、油の量は食材の半分が浸かる程度が目安とされています。唐揚げは厚みがある食材なので、1センチ程度の油を用意してあげるのが目安です。
肉は入れすぎない
唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツ2つめは、『肉入れすぎない事』です。一体なぜなのかというと、肉をフライパンや鍋にぎっしり入れてしまうと、油の温度が一気に下がってしまうためです。唐揚げを美味しくジューシーに作るためには油の温度が非常に重要なので、肉を入れすぎて温度を下げない様にしましょう!目安としては、フライパンの面積の半分程度にしておくのが好ましいです。
揚げ焼きしている間は触らない
唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツ3つめは、『揚げ焼きしている間は触らない』事です。どうしても揚げ物をする時ってちょこちょこひっくり返してしまう方が多い様ですが、美味しい唐揚げを作るためには基本的に触らずに揚げていく事が重要です。一体なぜ揚げ焼きしている間は触らない方が良いのかというと、唐揚げを揚げ焼きする時には鶏肉全体に油に浸かっていません。
そのため、まぶした衣がしっかり揚がる前に触れてしまうと衣が崩れやすくなり、形崩れしやすくなってしまいます。こうすると、衣が付いておらず肉がむき出しになっている部分が出てきてしまったり、当然ながら見た目も悪くなってしまいますので揚げ焼きしている間はさらわず放置しておくのが好ましいとされています。
高温の油でかりっと揚げ焼き
唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツ4つめは、『高温の油でかりっと揚げ焼きする事』です。唐揚げをカラッと揚げるには温度が非常に重要です。低温で揚げてしまうと、ベチャッとした衣になったり仲間で然り火が通っていないケースも出てきてしまいます。
そのため、唐揚げを揚げ焼きする時には高温で揚げていくのが美味しく作るコツです。高温といっても、強火で一気に焼くと焦げてしまうので、まずは中火で温め、こんがりと綺麗な焼き色がついたら弱火に変えてじっくり加熱していくのがポイントです。
中火から温めていこう
唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツ5つめは、『中火から温めていくこと』です。先ほどもご説明しました通り、唐揚げをカリッとジューシーにあげるためには、いきなり強火で加熱するのではなく中火で肉を温めていくことが大事です。強火で加熱し始めると衣が焦げているのに内側までしっかり加熱されていない事が多くなるので要注意です。
揚げ焼きは油がはねやすいので注意!
揚げ焼きはヘルシーかつ後片付けも簡単に行えるので、メリットだらけに思えますが注意点も勿論存在します。それが、『油のハネ』です。揚げ焼きは通常の揚げ物よりも使用する油が少ないので、間に空気が入りやすい事から油がハネやすくなっています。そのため、唐揚げを揚げ焼きする時は油のハネに十分に注意しながら調理してください。
唐揚げの人気揚げ焼きレシピを紹介!
唐揚げの揚げ焼きをカリカリ上手に作るコツについて学べたところで、最後に、唐揚げの人気揚げ焼きレシピをご紹介したいと思います。唐揚げはワンパターンになりがちな献立でもありますが、実はちょっと味付けを変えたりトッピングとして使ったりといったアレンジでレパートリーが無限大に広がります。どれも簡単なレシピなのでチェックして是非作ってみてください!
お弁当やおつまみに「のりしお唐揚げ」
まずは、お弁当やおつまみにおすすめな「のりしお唐揚げ」レシピのご紹介です。材料は鶏もも肉・1枚、酒・大さじ2、塩・小3分の2、鶏ガラスープの素(顆粒)・小1、青のり・小2、片栗粉・適量です。作り方レシピは、1口サイズ大に切った鶏もも肉をボウルに入れ、酒・塩・鶏がらスープの素・青のりを加えて良く揉み込み、30分〜1時間漬けておきます。
ビニール袋に片栗粉を入れておき、漬け込んでおいたもも肉を入れて口をしっかり握ってシャカシャカ振って片栗粉を全体にまぶしていきます。サイゴンフライパンで中温から高温で揚げ焼きすれば完成です!塩唐揚げは定番ですが、青のりを加えることで磯の香りとほどよい塩気が食欲をそそります。
甘酢だれが絶品「揚げない鶏肉の唐揚げ」
続いては、甘酢だれが絶品「揚げない鶏肉の唐揚げ」レシピのご紹介です。材料は鶏むね肉・1枚、酒・しょうゆ・適量(3:1の割合で下味用)、片栗粉・適量、しょうゆ・大さじ2、砂糖・大さじ2、酢・大さじ2です。作り方レシピは、鶏肉は小さめの一口サイズに切り、ボウルに入れた酒と醤油に鶏肉を加え、下味をつけておきます。
鶏肉に片栗粉をしっかりまぶし、きつね色になるまでこんがりと揚げ焼きします。別容器に醤油・砂糖・酢を入れ、焼いた鶏肉を入れ、タレを絡めれば完成です!いつもの唐揚げに飽きた時は是非お勧めしたいレシピです。タレを絡めるタイミングは食べる直前にすることがポイントです。
さっぱり美味しい「鶏唐揚げとなすのおろしぶっかけそうめん」
続いては、さっぱり美味しい「鶏唐揚げとなすのおろしぶっかけそうめん」レシピのご紹介です。材料は鶏むね肉・1枚、そうめん・3束、生姜の絞り汁・小さじ1、醤油・小さじ1、酒・小さじ2、塩コショウ・少々、なす・大1本、大根・6~7センチ、大葉・3~4枚、めんつゆ(規定の濃度で)・150cc~、片栗粉・大さじ2~3です。作り方レシピは、鶏むね肉は1口サイズ大に切って両面をたたきます。
鶏むね肉をポリ袋等に生姜の絞り汁と醤油・酒・塩コショウを一緒に入れて揉みます。茄子は1口大の乱切りにして水にさらして灰汁抜きをし、水気を取り、大根はおろしておきます。そうめんをゆで、冷水で冷まして水気を切ります。鶏むね肉に片栗粉をしっかりまぶし、なすと胸肉を揚げ焼きにします。器にそうめん・肉・なす・大根・大葉を盛り、めんつゆをぶっかければ完成です。
あっさり塩味が美味しい「あっさりジューシー塩唐揚げ」
続いては、あっさり塩味が美味しい「あっさりジューシー塩唐揚げ」レシピのご紹介です。材料は鶏むね肉・2枚、片栗粉・適量、ごま油・大さじ1と2分の1、塩・小さじ2分の1強、にんにく(チューブ)・2cmです。作り方レシピは、鶏むね肉を厚めの削ぎ切りにし、一口大に切っておきます。ごま油・にんにく・塩をビニール袋やジップロックなどに入れ、よく揉んで混ぜ合わせておきます。
保存袋に鶏肉を入れてしっかりと調味料を揉みこんでおき、1時間程漬け込んでおきます。1時間たったら、保存袋に片栗粉を入れてシャカシャカ振り、多めの油を熱したフライパンでキツネ色になるまで高温で揚げ焼きすれば完成です!調味料を保存袋に入れて揉み込んで揚げ焼きにするだけの超簡単唐揚げなので時間がない時にもおすすめのレシピです。
鮮やかな色味が可愛い「唐揚げのカラフルマリネ」
続いては、鮮やかな色味が可愛い「唐揚げのカラフルマリネ」レシピのご紹介です。材料は鶏もも肉・1枚、片栗粉・適量、塩胡椒・少々、しょう油・大さじ1、玉ねぎ・2分の1個、にんじん・3分の1本、黄パプリカ・2分の1個、サラダ油・適量、酢・大さじ2、はちみつ・大さじ1、塩・適量、水・大さじ2です。作り方レシピは、鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、塩こしょうとしょうゆを揉み込みます。
鶏もも肉には片栗粉も全体にまぶしておき、フライパンで揚げ焼きしていきます。この時、170〜180度の温度でこんがりと色づくまで揚げ焼きします。ボウルに酢・はちみつ・塩・水を混ぜ合わせ、玉ねぎは薄切り、にんじんは千切り、パプリカは横に薄切りにしておいたものを良く和え、唐揚げを加えてさっと混ぜれば完成です!
食欲をそそる「ニンニクたっぷり唐揚げ」
続いては、食欲をそそる「ニンニクたっぷり唐揚げ」レシピのご紹介です。材料は鶏もも肉・3枚、塩胡椒・少々、しょう油・大さじ1、生姜チューブ・3センチ、にんにくチューブ・6センチ、小麦粉・大さじ3、七味唐辛子・5〜6振りです。作り方レシピは、鶏肉を一口大に切り、ビニール袋に調味料と鶏肉を入れて揉みこみます。
小さめのフライパンに半分くらい油を温め、鶏肉に小麦粉をつけて揚げ焼きしていきます。カリッと揚げれたら完成です!ビニール袋に材料を入れて揉みこむだけの超簡単レシピなので、手軽にスピーディーに作れるため、お弁当のおかずにもおすすめです。
子供も大好き「コンソメ唐揚げ」
続いては、子供も大好き「コンソメ唐揚げ」レシピのご紹介です。材料は鶏胸肉・1枚、コンソメ顆粒・小さじ2、砂糖・小さじ1、にんにくすりおろし・小さじ2分の1、生姜すりおろし・小さじ2分の1、酒・大さじ1、片栗粉・大さじ3、サラダ油・大さじ1、オリーブ油・大さじ2分の1です。作り方レシピは、まず鶏肉を一口大に切ります。
ビニール袋にコンソメ顆粒・砂糖・にんにく・しょうが・酒の調味料と鶏肉を入れてよく揉みこみます。揉みこめたら袋の中の空気を抜いて10分程置いておきます。10分経ったら片栗粉をを良くまぶして、小さめのフライパンの半分くらいサラダ油とオリーブ油を入れ、揚げ焼きしていけば完成です!コンソメ風味の唐揚げはお子様も大好きなお味なので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭には特におすすめです。
唐揚げの揚げ焼きをマスターして簡単調理!
唐揚げを揚げ焼きでカリカリに作るコツ・簡単人気レシピのご紹介まとめはどうでしたか?唐揚げは少なめの油で揚げ焼きすると、ヘルシーに作る事ができるのでダイエット中に揚げ物を食べる際には是非揚げ焼き調理に切り替えたいものです。
また、揚げ焼き調理にする事で後片付けも簡単になりますし、カリッとした唐揚げを手軽に楽しむ事ができる様になります。唐揚げを揚げ焼きする時は油がハネやすくなっているので火傷に注意しながら、美味しい唐揚げの揚げ焼きを作ってくださいね。