純ココアはお湯だけで美味しく飲める!成分や特徴・作り方など紹介

純ココアをお湯だけで美味しく飲める方法をご存知でしょうか。この記事では、純ココアと調整ココアの違いや、牛乳以外にココアに入れて美味しいもの、ココアのカロリーなどを紹介します。純ココアの楽しみ方を知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

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目次

  1. 1純ココアはお湯だけで溶いても美味しい?
  2. 2純ココアの成分について
  3. 3純ココアの特徴について
  4. 4お湯で美味しく作る方法を紹介
  5. 5お湯で作っても健康効果は得られる?
  6. 6ココアを飲むときにお湯と牛乳以外に使用できるもの
  7. 7純ココアをお湯だけで美味しく飲む方法を理解しよう!

「純ココアってなに?」
「調整ココアとの違いはあるの?」
「おいしい飲み方が知りたい!」
寒い季節に飲みたくなるココアですが、純ココアの存在をご存じでしょうか。


昨今、自動販売機やコンビニなどで手軽にココアを買うことが出来ます。しかし、おうちでも美味しいココアを楽しめたらいいですよね。


この記事を読めば、純ココアの成分や特徴、調整ココアとの違い、様々な材料を加えて美味しく作る方法やお湯だけで溶かして美味しく作る方法を詳しく紹介いたします。


純ココアを楽しみたい方、興味のある方は、是非この記事を参考にしてみてください。

純ココアはお湯だけで溶いても美味しい?

ご家庭でココアを飲む際、砂糖などが含まれている調整ココアを、牛乳で溶かして飲む方が多いのではないでしょうか。


しかし、砂糖などが入っていない純ココアをお湯だけで溶かして飲む方が、ココアの香りをより楽しめます。さらに、お湯だけの方が牛乳で溶かして飲むよりも低カロリーなので、カロリーを気にする必要もありません。


しかし、甘みのない純ココアをお湯だけで溶いても、本当に美味しいのでしょうか?もちろん、お湯だけで美味しいという方はいらっしゃると思いますが、実際にお湯だけで溶かして作っても、美味しくなる様々な方法があります。


様々な方法で、純ココアをお湯だけで美味しくすることができますので、ご自身に合う方法を探してみてはいかがでしょうか。

純ココアの成分について

ココアの原料は「カカオマス」です。カカオマスとは、カカオ豆の胚乳を発酵、乾燥、焙煎、磨砕したもので、外皮と胚芽は工程中で除去されます。それを冷却・固化したものをカカオマスといいます。


このカカオマスに含まれる「カカオバター」を取り除き、粉末状にしたものを純ココアと呼びます。そこに砂糖などを混ぜたものを調整ココアと呼びます。


純ココアのカロリーは、100gあたり271kcalです。栄養成分は、糖質18.5g、食物繊維23.9g、たんぱく質18.5gが含まれています。大さじ1杯(6g)あたりのカロリーは16kcalで、ビタミン・ミネラルでは大さじ1杯あたり、銅が0.23㎎とマグネシウムが26.4㎎と多く含まれています。


出典・参照:ココア|カロリーSlism

純ココアの特徴について

それでは、純ココアの特徴を説明していきましょう。


純ココアは、「ピュアココア」とも呼ばれています。その名の通り、砂糖やミルクなどが他のものが入っていない、純粋なココアです。見た目は赤茶色で、カカオの香りが豊かで、ほろ苦い味わいを楽しめます。チョコレートケーキやティラミスなどのお菓子やパン、アイスクリームなどスイーツを作る際には、調整ココアよりも適しています。

「純ココア」はポリフェノールがたっぷり

ココアにたっぷりと含まれている「ポリフェノール」は、抗酸化作用を持ち、活性酸素を中和する効果があります。活性酸素は、過剰に発生すると正常な細胞を傷つけ、癌や老化など、様々な病気に繋がります。ポリフェノールはこの活性酸素の除去をしてくれるといわれているのです。その他にも、以下のような健康効果が期待できます。


純ココアを飲料として摂取する場合は、お湯だけで溶かしたものを1日2~3杯を目安に摂取すると良いでしょう。


出典・参照: カカオポリフェノールのちから|地方独立行政法人筑後市立病院

味を調整してる「調整ココア」は手軽に飲める

調整ココアはココアドリンクとして飲めるように作られているため、砂糖や脱脂粉乳などが製造過程で含まれており、甘みがあります。したがって、お湯だけで溶かしても、子供でも手軽に飲める調整ココアは便利と言えます。

「純ココア」と「調整ココア」どっちがおすすめ?

飲用として店頭に並んでいる、ほとんどは調整ココアです。お湯だけで溶かしても、甘みがあって飲みやすいので、気軽に美味しく飲めるという点では、調整ココアがおすすめです。特にお子様や苦いものが苦手な方には、調整ココアがおすすめですが、飲みすぎにはご注意ください。


純ココアも牛乳や豆乳で溶かしたり、飲みにくければ砂糖で甘みをプラスしたりすることで飲みやすくなります。砂糖の代わりにハチミツやメープルシロップを使えば自然な風味が加わります。それらを使わずにマシュマロを浮かべてみても、溶けだした糖分で甘みがでます。


しかし、純ココアも、お湯だけで溶かして美味しく作ることができます。工夫ひとつで、お湯だけで溶かしても、美味しく飲める純ココアを楽しんでみてはいかがでしょうか。

お湯で美味しく作る方法を紹介

純ココアは、お菓子を作る際に使用するという方は、多数いらっしゃると思います。しかし、純ココアをお湯だけで美味しく飲む方法はあまり周知されていません。知っていても「手間がかかって面倒くさい」「工程が多くて難しい」と思っていませんか。


次に、牛乳などを使用することなく、簡単に純ココアをお湯だけで美味しく作る方法をご紹介していきます。ご興味のある方は、ぜひ試してみてください。

よく練って風味を出す

不思議なことに、ココアは練れば練るほどおいしくなるというのです。その理由は、ココアには「デンプン」が含まれており、お湯を加えてよく練ると、糊化(アルファ化)されて糊状になることにより、口当たりがよくなるのです。さらには、コクも増します。


もし、アイスココアを飲みたいとしても、練るときは必ずお湯だけで練ってください。純ココアはお湯だけで練る方が、香りが豊かになるためです。

ココアの量を増やす

純ココアの袋に記載されている牛乳の量と純ココアの量を、そのままの量で作ると、薄くなってしまいます。お湯の量に対して純ココアの量が少ないと、お湯だけで作るため、牛乳で作る時より、味が薄くなり美味しくなくなります。


純ココアの量を増やすと、濃くなる分苦みも増します。苦みが苦手で飲みにくいという方は、はちみつを追加で入れると甘くなるので、ぐんと飲みやすくなるのでおすすめです。甘みが感じやすいので、砂糖の半分ほどの量で充分甘くなります。


お好みに合わせて量を調整して、自分に合う量を増やしてください。

浄水を使用する

純ココアをお湯だけで作るので、美味しくない水を使用すると、一生懸命練って純ココアの香りや風味が台無しになってしまいます。そのため、純ココアをお湯だけで溶かして作る場合は、浄水を使用することをおすすめします。


ご自宅に浄水器やウォーターサーバーがある方も多いので、気軽に浄水を使用できると思います。


純ココアをよく練って量も調整し最高の状態にしていても、使用する水が美味しくないと美味しさが半減してしまいます。最高の状態を保ったまま、美味しい水で作ったお湯を使用して作りましょう。

お湯で作っても健康効果は得られる?

これまでご紹介してきましたように、カカオポリフェノールがたっぷり含まれている純ココアは、お湯だけで作っても美味しく、健康効果が充分期待できます。


ポリフェノールは熱に強いため、お湯で溶かしても成分は失うことがなく、溶けやすいため摂取してから短時間で効果が出やすいです。しかし、3~4時間ほどしか持続しないので、毎日継続することが大事です。


調整ココアには乳化剤や添加物、香料が含まれていますが、純ココアはココアパウダー100%です。お湯だけで作ることにより、摂取カロリーを減らすことができます。


神戸徳洲会病院の栄養通信でも、カカオポリフェノールが持つ抗酸化力には、「血圧低下」「動脈硬化防止」「老化防止」の健康効果が期待できると掲載されています。


出典・参照:栄養通信|医療法人徳洲会 神戸徳洲会病院

ココアを飲むときにお湯と牛乳以外に使用できるもの

さて、ここまでお湯だけで純ココアを飲むことによる健康効果や、美味しい飲み方をご紹介してきました。では、お湯だけで飲む純ココアと、お湯以外のものを入れたときでは、どのような味の変化があるのでしょうか。


一般的なものは、やはり牛乳ですね。牛乳にはカルシウムが多く含まれています。したがって、カロリーを気にしなければ、お湯だけで作るココアとは、また別の健康効果が期待できます。


子供に純ココアを飲ませたいときには、お湯だけに比べるとまろやかになるため、牛乳を使用すると飲みやすくなるでしょう。


では、牛乳以外に使用できるものをご紹介していきます。


出典・参照: 牛乳の成分と栄養|全国飲用牛乳公正取引協議会

クリープ

クリープは、森永乳業から発売されている牛乳の成分を原料にした粉末クリームです。原材料は乳製品と乳糖です。牛乳のおいしさをギュッと濃縮しているので、濃厚な甘みを感じることができます。香料や着色料は使用していないため、純ココアを飲むときに使用しても、香りを損なうことがないでしょう。


カロリーは牛乳100mlあたり69kcal、クリープ3gあたり15kcalになります。クリープの方がカロリーが高くなりますので、カロリーの摂りすぎには注意しましょう。


作り方は、ココアをよく練ったあとに、クリープをカップに入れ、お湯を注いで完成です。


出典・参照:クリープ | クリープ・れん乳・スキムミルク・とうふ | 商品紹介 | 森永乳業株式会社

コーヒーフレッシュ

コーヒーフレッシュの原材料は植物油脂、砂糖、乳加工品など、詳細はメーカーによって異なります。しかし、香料や添加物などが入っており、牛乳の成分は入っていないので、そういった点ではクリープとは異なってきます。


まろやかで濃厚な味わいになりますので香りや風味を気にしない方は、ココアにコーヒーフレッシュを入れても美味しく飲めるでしょう。


メーカーによっては生クリームを使用したものもあります。購入される際は、裏面の原材料を見て、どのコーヒーフレッシュを購入するか検討されることをおすすめします。


カロリーもメーカーによって異なりますが、基本的に牛乳よりは高カロリーになります。


作り方は、お湯で作ったココアにコーヒーフレッシュを入れれば完成です。

アーモンドミルク

アーモンドミルクは、アーモンドと水から作られた植物性飲料です。


アーモンドミルクのカロリーは、100mlあたり19.5kcalで低カロリーです。


アーモンドには、豊富な栄養素が含まれています。なかでも「若返りのビタミン」とも呼ばれているビタミンEも豊富に含まれているので、健康効果に加え、美容効果も期待できます


アーモンドミルク単体だと苦手という方は、ココアに加えることで飲みやすくなるので、ぜひ試してみてください。


作り方は、練ったココアに温めたアーモンドミルクを加えて、よく混ぜれば完成です。


出典・参照:アーモンドミルクとは|アーモンドミルク研究会

豆乳

豆乳は大豆が原料で、豆腐が固まる前の乳液の状態のものです。様々な栄養素が含まれており、健康飲料として飲む機会が多いのではないでしょうか。


大豆たんぱく質は動物性たんぱく質と比べてカロリーが低く、100mlあたり46kcalです。基礎代謝を活発にする機能もあります。


豆乳とココアは相性がいいとされていて、優しく甘い味わいになります。


作り方は、よく練ったココアに温めた豆乳を加えて、よく混ぜれば完成です。


出典・参照:豆乳の栄養成分|日本豆乳協会

純ココアをお湯だけで美味しく飲む方法を理解しよう!

このように、純ココアをお湯だけで美味しく飲む方法をご紹介してきました。


ポイントは、
1.純ココアを多めに使用すること。
2.たくさん練ること。
3.浄水を使用すること。

この3点を、覚えていれば、自宅で美味しいココアを作れるようになります。


苦みが苦手な方は無理をせずに、今回ご紹介した牛乳やはちみつ、クリープ、コーヒーフレッシュ、アーモンドミルク、豆乳などを試してみてください。


色々試してみると、自身に合うものが見つかるはずです。ぜひ純ココアを楽しんでみてください。

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