2022年11月07日公開
2024年11月27日更新
安くて大量に作れる料理は何がある?食材ごとにレシピを紹介
家計にやさしく手間のかからない、安くて大量に作れる料理をご存知でしょうか。本記事では、日常によくある7つの食材を使った簡単・時短料理を紹介していきます。誰もが明日からでも取り組める料理を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「仕事終わりに調理する時間がない」
「料理を作り置きしたいけど、献立が思いつかない」
「食費はなるべく抑えたい」
このように、毎日の料理に苦労されている方が多いのではないでしょうか。
誰しもなるべく苦労せずに調理でき、家計にやさしい美味しい料理を食べたいのというのが本音ではないでしょうか。そんな理想をかなえるための安くて大量に作れる料理を紹介していきます。
本記事では、誰もが目にする日常の食材を使ってたくさん作れる簡単な料理を選りすぐりました。
この記事を読むことで、毎日の調理に対する悩みを減らし、時間とお金の余裕が手に入ります。安くて大量に作れる料理は私たちの生活をサポートしてくれるでしょう。
食費や献立に困りごとがある方は、ぜひ記事をチェックしてみてください。
安くて大量に作れる料理は何がある?
誰しも一度の調理で、なるべく多く作っておきたいものではないでしょうか。作り置き料理は毎日の調理時間が短縮でき、心の余裕にもつながります。
安くて大量に作れる料理に特別な食材は必要なく、毎日の使い慣れた食材にこそヒントが詰まっています。
本記事では、よくある7つの食材を使ったレシピを計21品紹介いたします。
丼のレシピ3選

丼といえば、皿の中で完結できるシンプルな料理であり、具材とご飯を混ぜ合わせて楽しむ料理です。丼の具材は、安くて大量に作れる料理の筆頭です。
皿の使用も節約できるので、食後の皿洗いも手間がかかりません。
1:ふわふわ玉子のあんかけ丼
お家にある食材で気軽にできる丼レシピです。柔らかい半熟のままでも、しっかり火を通した卵でも美味しくいただけます。
素朴でやさしい料理なので、体調が優れないときや疲れているときにおすすめです。
2:とろ湯葉と旨味きのこのあんかけ丼

秋の味覚、きのこをたっぷり使って、ご飯さえあれば5分で作れるどんぶりです。 ★【うま味きのこのハーモニー】
きのこは1種類を大量に加えるより、何種類かを組み合わせて使うと、うま味が増します。きのことちくわの旨味、生湯葉のとろとろが優しいほっこりする味です。 ★「生湯葉」使いましたが、乾燥ゆばでも作れます。その場合には水の量を少し足してください。
きのこをたっぷりと使ったヘルシー丼です。きのこと絡める和風だしはご飯との相性も抜群ながら、蕎麦やうどんと合わせても美味しくいただけます。
きのこは低カロリーながら、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富といわれています。旬な秋の味覚、きのこ料理を作ってみてはいかがでしょうか。
3:アボカドとしっとり鶏むね肉の漬け丼

レンチンした時に出る美味しいスープで漬け汁を作るので、旨味も逃がさず召し上がれます♪
さっぱりした胸肉も森のバターアボカドと組み合わせることにより、満足感たっぷりの一品になりますよ。
ヘルシーの代表格のアボカドは森のバターとも呼ばれ栄養価が高いです。アボカドの特有の濃厚さは、まるでバターやチーズのようなまろやかさとなっているため、お肉との相性も抜群でしょう。
鶏むね肉を使ったレシピ3選

むね肉は鶏肉の部位の中でも脂質が少なく、高タンパクでヘルシーな食材です。
鶏むね肉は硬くてパサついた食感の印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、下処理や調理方法でとても柔らかくいただくことができます。
また、鶏もも肉と比べても値段も安く、大量に作れる食材としてうってつけです。
1:炊飯器で作るカオマンガイ

エスニックの代表格、タイ料理カオマンガイの炊飯器調理になります。炊飯器調理は洗い物が増えず、調理の手間がかからないため大人気です。
本場さながらの空気をより楽しみたい方は、パクチーをどっさり使ってみてはいかがでしょうか。
注意点として、専用の調理方法がある場合は調理機能付き炊飯器を使用しましょう。
2:しっとり茹で鶏(鶏ハム)と絶品チキンスープ

時短と作り置きの大定番のハムとスープ、シンプルな調理でメインでもサブでも立ち回れる万能料理です。
安くて大量に作れる料理として、こういった素材を活かした食材は調理の幅を広げてくれます。時間がないときはさっと味付けして食べて、時間があるときはじっくり調理できる汎用性の高さがメリットです。
3:チキンのクリームソース
これからの寒くなる時期に染みるクリーム煮は、心も体も温めてくれます。こちらも手間の少ないシンプル調理、お好みで野菜も煮込めば彩り豊かな料理となります。
ご飯と合わせて、パンに付けて、はたまたパスタソースとして使ってもハズレのない仕上がりになるでしょう。
豚肉を使ったレシピ3選
豚肉は油が多く太りやすいと思われがちですが、血液や筋肉、臓器といった体を作るための動物性タンパク質も豊富に含まれているので、適度に食材として調理に取り入れていきましょう。
ここからは、豚肉を使ったレシピを紹介していきます。
1:豚ロースの大葉ハムチーズロール

断面も、緑と、ピンクと、黄色で華やかで、特別感のあるおかずに仕上がります。
簡単なので、ぜひお試しください。
香り高い大葉とまろやかなチーズは相性が抜群で、豚肉と合わせてジューシーで食べ応えのある料理になります。
小さく切り分けることができるのでお弁当のおかずにもぴったりです。王道食材の組み合わせを試してみてはいかがでしょうか。
2:豚肉と白菜の旨ダレ蒸し

食欲がないときもこペロリと完食できる一品。 レンジですぐに作れるので、疲れた日にもおすすめです◎
白菜の旬は10月〜2月とこれからがシーズン、安くて大量に作れる料理の食材として白菜はうってつけです。
カロリーが少なく、カサ増しできる白菜はヘルシーで食事管理の手助けになります。甘味のある柔らかくなった白菜とジューシーな豚肉の相性を楽しんでみてはいかがでしょうか。
3:豚肉と厚揚げのキムチーズ
ご飯の進むキムチとチーズの黄金の組み合わせ、ジューシーな豚肉とヘルシーな厚揚げとバランスのよい組み合わせです。
ちなみにキムチ選びは、発酵キムチがおすすめです。日本で多く流通する浅漬け型は乳酸菌発酵していないものなので、腸活を意識される方はパッケージを見て購入してみてください。
卵を使ったレシピ3選
どんなお宅にも常備されている食材といえば卵ではないでしょうか。生でも火を通しても調理できる卵は、アレンジも自由自在なので困ったときに頼りになるパートナー食材といえます。
ここからは、卵を使ったレシピを紹介していきます。
1:関西風かに玉
かに玉は中国発祥の料理です。卵黄が好みではない方は、本場中国で一般的な卵白だけを使った調理もおすすめです。
卵料理の仕上がりは火加減が決め手になるので、お好みの状態を見極めて作りましましょう。
2:半熟✩︎オートミールのオムライス風リゾット

今回はオムライス風のリゾットに♪
朝ごはん、お昼ご飯などに手軽に食べられてオススメです♪ オートミールのクセをなくすポイントはしっかりふやかすこと!苦手な方でも食べやすくなります☺️ エネルギー 333kcal
タンパク質 18.4g
糖質 25.5g
全粒穀物として、食物繊維やミネラルが豊富なオートミールを米と見立ててリゾットにした代用料理です。半熟卵と絡めると、まるで本物と見違える出来上がりになります。
オートミールは麦の加工により大きさが異なるので、食感や調理時間を考慮して適切なものを選んでみましょう。
3:やみつきニラダレ味玉

やみつき味玉レシピ(*^-^*) 隠し味はオイスターソース。
醤油ベースのたれですが
オイスターソースを入れることで
コクがぐっと上がります♪ ご飯のおかわり必須です!
ラーメンにはもちろん、ご飯と合わせても何個でも食べられる悪魔的な作り置き料理です。
半熟か固めか、茹で時間はお好みで調整しましょう。茹でる前に、殻に虫ピン穴か小さなひび割れをつくると殻がむけやすくなります。
茹でるだけで簡単、こちらも安くて大量に作れる料理の代表格です。
もやしを使ったレシピ3選

主役ほどの存在感はないけれど、脇役としていろんな料理に大活躍なのがもやしです。ボリューミーでヘルシー、何より家計にやさしい誰もがお世話になっている食材です。
安くて大量に作れる料理の食材として、もやしはおすすめとなっているため、レシピを参考にしてみてください。
1:もやしとえのきのガーリック味噌炒め

さくっと一品作りたい主菜となればもやしの炒め物です。こちらはえのきと合わせて、ガーリックと味噌の味付けになります。
もやしは栄養素が水に溶けやすいので、炒める調理をおすすめします。
2:もやしと小松菜のごまポンナムル

ちなみにうちの息子はこのナムルを作るとおかわりするほど、お気に入りです。
あたたかいままでも美味しいですし、冷蔵庫で冷やしても美味しいです!
作り置きで助かるのが小鉢料理、忙しくてもう一品作るのが大変というときにありがたい存在です。そんなもやしを使ったナムルは簡単に調理でき、作り置きして小出しにできる料理として重宝します。
もやしと小松菜のシャキッと歯応えを楽しむ料理、おつまみやお弁当のおかずにいかがでしょうか。
3:ピリ辛マーボー鍋
もやしは栄養素が水に溶けやすいと伝えましたが、溶けた汁も丸ごと摂取できる料理であれば栄養たっぷりスープとしていただけます。調理する際は汁を捨てずに食べられる調理をおすすめします。
もやしは歯応えが魅力なので、歯触りが残る程度で仕上げましょう。
豆製品を使ったレシピ3選

豆も脇役として重宝する食材のひとつです。歯触りのアクセントや料理の彩りとして存在感が光ります。どんな料理にでも合い、何か食材を追加したいというときにも役立ちます。
水煮や乾燥豆など長期保存できる点からも、安くて大量に作れる料理のサポート役として豆は不可欠でしょう。
1:鶏ごぼうお豆の五目炊き込みご飯

美味しいメニューですよね♪ 今回は我が家でも人気の鶏ごぼうの
五目ごはんにお豆を入れて作りました! 炊き込みご飯にお豆を入れたことはありますか? 食べた時、所々にホクッとした
食感が味わえるのが美味しくて
「炊き込みご飯にお豆が合う!」と
家族もハマった炊き込みご飯です♪
熱処理済みの加工豆であれば、すぐさま調理できるのが強みです。こちらは豆と一緒に他の食材と合わせて炊飯器で炊き込むだけ、簡単時短料理です。
ゴボウはアク抜きが面倒だと思うかもしれませんが、とても簡単です。酢水もしくは水にたった2分ほど浸けるだけです。ぜひ試してみてください。
2:そら豆ベーコン
外側の張りのある硬さと、内側のホクホクな柔らかさ両面を楽しめる食材です。もう一品作りたいおつまみレシピとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
さやから出た状態で販売されたものは鮮度が落ちやすいので、さや付きのそら豆の購入をおすすめします。
3:オクラと納豆のネバネバ丼

7月10日は納豆の日なのでネバネバ大集合の簡単どんぶりです
★【火を使わず混ぜるだけ!】
サクサク長いもとオクラのとろとろ、納豆と納豆昆布のネバネバで最強コンビです。 ★オクラはネットの上から塩でもむと、表面の産毛が取れて、色も鮮やかになります。 ★オクラの加熱時間は必ず竹串を刺してみて確認してください。
中には筋の固いものもありますので、時間は調節してください。 ★納豆昆布は粘りのある「がごめ昆布」を細かくしたものです。ない場合には粘りはありませんが塩昆布で代用してください。 ★具だけでお酒のおつまみにも3分で完成の時短レシピです。
ネバネバでクセのある食材ですが、発酵食品として大人気な納豆を使ったシンプルな料理です。あっさりスルスルと食べやすい料理として、暑い季節や疲れているときにいかがでしょうか。
安くて大量に作れる料理として、カットして混ぜて保管しておけばいつでも手軽にいただけます。
こんにゃくを使ったレシピ3選

こんにゃくといえば低カロリーでヘルシーな食材、食べ過ぎ防止の手助けとしても選ばれます。こんにゃくは、噛みごたえがあることで満腹中枢を満たしやすいのも魅力です。
こんにゃくを使ったレシピが知りたいという方は、参考にしてみてください。
1:我が家の豚汁

色々な野菜や数種類のたんぱく質が、しっかり摂れる一杯です。
豚肉を醤油麹で漬け込むことで、驚くほど柔らかくしっとり、そして香ばしく仕上がります。 最後に回しいれるごま油で、さらに風味もアップ♩
お好みで七味唐辛子をかけても◎
こんにゃくの入った豚汁は家庭の大定番でしょう。野菜や豚肉が中心ですが、こんにゃくの弾力のある歯応えは他にはない特別な存在です。
安くて大量に作れる料理として、鍋いっぱいに作り置きできる豚汁はどんな時期も外せません。
2:こんにゃくステーキ
ガッツリ食べ応えがあるお肉を食べたいけど、我慢したいという気持ちに寄り添った代用ステーキになります。両面に浅い切り込みを入れて調理すると、しっかりした味付けになるので試してみてください。
お肉であれば食費はかさみますが、こんにゃくであれば安くて大量に作れる料理としておすすめです。
3:糸こんにゃくで冷やし中華

専用のこんにゃく麺も売られているので便利なんですが、ちょっと費用が、という時に、お得な糸こんにゃくで作れます。タレも簡単で美味しいですよ!
簡単・時短・節約・ダイエットに!暑くて食欲のないとき、夜食や軽食にどうぞ!
麺をこんにゃくで代用できるヘルシー料理です。糸こんにゃくがまるでちじれ麺のような歯触りで食感を楽しめます。
より本格的な麺に近づけたい方は、こんにゃく冷麺を選ぶことをおすすめします。
食費を節約するポイント

安くて大量に作れる料理をいくつか紹介してきた中で、作り置き料理が食費の節約につながることがわかります。まとめて調理することで食材が多めにあっても、余らせることなく使い切ることもメリットです。
また、いろんな季節の野菜を紹介しましたが、旬の野菜は旬ではない時期よりも安い傾向なので、季節に合わせた食材選びも節約につながります。
たくさんの食材を使うことで価格の相場が身についてくるので、食材の組み合わせで価格のバランスも取れるようになります。料理と合わせて、使用できる食材のレパートリーも増やしていきましょう。
安くて大量に作れる料理を取り入れてみよう!
毎日料理を作ることは丁寧で素晴らしいことですが、仕事や子育てなど他の作業も合わせるとなかなか取り組みづらいものです。
そんなときに、安くて大量に作れる料理が私たちの生活を手助けしてくれます。作り置きが増えることで調理時間やお財布に余裕ができ、毎日の調理を無理なく楽しめるでしょう。
まずはそんな料理を取り入れることで調理のハードルを下げて、余裕が出てきたら少しずつこだわった料理に挑戦していきましょう。



