カレールーが足りない時の対処法とは?代用できる食品も紹介

カレーを作っている時「カレールーが足りない!」となった経験はありませんか。本記事では、カレールーが足りない時のおすすめの食材・調味料について紹介いたします。カレールーが足りなくてどうしたらいいかわからないという方、この記事を読んで参考にしてください。

カレールーが足りない時の対処法とは?代用できる食品も紹介のイメージ

目次

  1. 1カレールーが足りない時はどうすればいいの?
  2. 2カレールーが足りない時に代用できる食品
  3. 3カレーのとろみが足りない時の対処法
  4. 4カレーの味が薄い時の対処法
  5. 5カレールーが足りない時に作りたいカレー料理
  6. 6カレールーが足りない時の対処法を知っておこう

お家で手軽に作れておいしいメニューといえばカレーですよね。
野菜・お肉・魚介類と様々な具材を使うことができて、バリエーションも豊富です。


しかし、途中まで作ったのに買い置きのカレールーが思ったより少なかったり、カレーを作った時に水っぽくなってしまったり味が薄かったりと、「カレールーが足りない!」という経験をしたことはありませんか?


本記事では、カレールーが足りない時に代用できる食品に加え、カレーのとろみが足りない時やカレーの味が薄い時の対処法を具体的に紹介していきます。
この記事を読めば、カレールーが足りない場合でもおいしいカレーを作ることができるでしょう。


「カレールーが足りない!」と今困っている方、またはカレールーが足りない場合の対処法について知っておきたい方は、この記事をぜひ読んでみてください。

カレールーが足りない時はどうすればいいの?

カレールーが足りない時は、慌ててスーパーやコンビニに買いに行くという方もいるのではないでしょうか。


しかし、カレールーが足りなくても、家にあるものを代用して美味しいカレーを作ることが出来ます。これから紹介する代用品や対処法はどれも簡単なものばかりなので、料理初心者の方でもできるでしょう。

カレールーが足りない時に代用できる食品

最初に紹介するのは、カレールーが足りなくなった時に代用できる食品です。
ちょっとした食品を追加するだけで、おいしいカレーを作ることが可能です。


カレールーが足りないけどアレンジしたメニューではなくカレーが食べたい、という場合にぜひ試してみてください。

レトルトカレー

まずカレールーが足りない時は、レトルトカレーの買い置きがないか探してみてください。


買い置きがあれば、作ったカレーにレトルトカレーを入れるだけなのでとっても簡単です。
また、カレーにレトルトカレーを足しているので、特に味の調節も必要ありません。

ハヤシライスのルー

カレールーが足りない時にハヤシライスのルーを入れることで、甘口でまろやかなカレーが出来上がります。


様子を見ながら少しずつルーを足すようにするのが、失敗しないコツです。

ビーフシチューのルー

先ほどはハヤシライスのルーを紹介しましたが、ビーフシチューのルーもおすすめです。
ビーフシチューのルーを加えると、マイルドでコクのあるカレーが出来上がります。


ハヤシライスのルーと同様に、様子を見ながら少しずつビーフシチューのルーを足して味を調整してください。

インスタント麺のカレー味のスープ

カレー味のインスタント麺をご存じでしょうか。
カレー味のインスタント麺にはスープの素がついてきますが、入れる量を調整していて使わなかったスープの素は余っていませんか。


麺のスープの素にはいろいろな香辛料が含まれているので、カレールーが足りない時に風味をプラスしてくれます。

カレーのとろみが足りない時の対処法

市販のカレールーは、材料に含まれるでんぷんが加熱されることによってとろみがつきます。
カレールーが足りないと、作ったカレーもとろみが足らずに水っぽくなってしまうことがあります。


そんな時に、おすすめの対処法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

野菜のみじん切りを多く入れる

みじん切りにした野菜をしっかりと煮込むことで野菜のとろみがでるので、とろみが足りない時に効果的です。


また、具材に火が通るのが早いので、煮込む時間や調理する全体の時間も短くて済みます。
具材をみじん切りすることで子どもも食べやすくなるので、小さな子どもがいる方は試してみてください。

野菜をペースト状にして入れる

時間がある方は、ひと手間かけて野菜をすりおろし、ペースト状にしてみましょう。
裏ごし器、ミキサーやジューサーを使えば簡単にペーストを作ることができます。


ペースト状の野菜を入れることでとろみがつきますし、野菜の甘みも出ていいこと尽くしです。
特に、人参やたまねぎのすりおろしはカレーがより甘くなって美味しいので、ぜひ試してみてください。

ジャガイモを多めに入れて煮込む

ジャガイモに含まれるでんぷんは加熱すると糊化し、これが粘り、とろみになります。
いつもより多めにじゃがいもを入れることで、じゃがいもに含まれるでんぷんが糊化し、足りないとろみを補ってくれるでしょう。


乱切りのジャガイモとは別に、すりおろしたジャガイモを加えるとより粘り気がでますので、時間がある方はチャレンジしてみてください。

とろろを入れる

山芋や長芋をすりおろした「とろろ」も、とろみを出すのに役立つのをご存じですか。
ジャガイモと同じで、山芋や長芋にもでんぷんがたくさん含まれていますので、熱が加わることでとろみが出ます。


山芋をすりおろすのが面倒という方は、小分けに冷凍されたとろろが売っていますので、ぜひ試してみてください。

ブラウンソースを作ってからカレーに入れる

ブラウンソースは小麦粉とバターが使われていますので、ブラウンソースを入れることでカレーにとろみをつけることができます。ただし、自分で一から作る場合は時間がかかりますので、時間がある時に試してみてはいかがでしょうか。


また、ブラウンソースとしてすでに出来上がって販売している商品もありますので、既製品を使うのもよいでしょう。

チーズを入れる

とろみが足りない場合には、チーズを混ぜて煮込む方法もあります。


とろけるチーズであれば、スライスチーズでもシュレッドチーズでもどちらでもよいでしょう。さらに、粉チーズを追加するのも簡単に美味しくなります。チーズを加えることで濃厚な味わいになるでしょう。

切り餅を入れる

市販の切り餅をカレーに入れて煮込み、とろみをつける方法もあります。


切り餅を薄く切って入れれば、調理時間短縮にもなります。時間がある方は、切り餅をおろし金などで削って入れてみてください。
お正月のお餅を消費したい時にもおすすめのレシピです。

片栗粉や小麦粉でとろみをプラスする

小麦粉はカレールーに使われている材料の1つなので、味が変わることはありません。


とろみが足りない時は、小麦粉を水で溶き、カレーを沸騰させたところに少しずつ様子を見ながら加えてください。
小麦粉だけでなく、片栗粉でも代用可能です。

じっくり煮込む

とろみが弱いと感じたら、根本的にしっかりと煮込むことも大切です。
とろみが足りない原因のひとつとして、ルーを入れた後の煮込み時間が足りないことが考えられます。


カレールーを入れた後に煮込む場合は、焦げ付きを防止するために、弱火にしておたまで時々かき混ぜるのを忘れないようにしてください。

カレーの味が薄い時の対処法

せっかく作ったカレーの味が薄かった時、焦ってしまう方もいるでしょう。
これから紹介する調味料は、一般的な家庭にある調味料ばかりですので、最善の対処法が見つかるでしょう。


味が薄い場合だけでなく、カレーを作る際に隠し味としても使えますので、いろいろ試してみてお気に入りの味を見つけてみてください。

砂糖を入れる

カレーを作る際、砂糖を隠し味として入れている方もいるでしょう。
砂糖を追加することで、カレーにコクが出て味が格段にアップします。


ただし、入れすぎると味が変わってしまうため、量には注意しましょう。

塩を入れる

カレーの味が薄いと感じた時は、塩を入れて調整してみてください。


たったひとつまみ程度の塩でも、味に変化が出ます。
あまり入れすぎると塩辛くなってしまいますので、味を確認しながら少しずつ入れるのがポイントです。

醤油を入れる

カレーのうま味が足りないと感じた時は、醤油を足してみてください。
小さじ1/2程度の分量から、味を確認しながら少しずつ加えてみましょう。


普通の醤油でも問題ありませんが、だし醤油をお持ちの方はだし醤油を試してみることをおすすめします。だし醤油の風味豊かな味わいに驚くことでしょう。

味噌を入れる

カレーに味噌を入れること、コクのあるカレーになります。


味噌には、米味噌や豆味噌のなどとさまざまな種類がありますが、どの種類の味噌を使っても、コクのあるカレーに仕上がるでしょう。

めんつゆを入れる

めんつゆの材料は主に、醤油・みりん・酒・だしなので、和風のカレーにはぴったり合います。
特に、コクが足りない時にめんつゆを少量加えるのがおすすめです。


めんつゆが多すぎると、カレーうどんのような味になってしまうので、注意してください。

ソースを入れる

カレーにソースをかけて食べる方もいるのではないでしょうか。


ソースはスパイスや野菜・果実などでできていますので、味の薄いカレーに入れるのにぴったりです。
中濃ソースに限らず、ウスターソースやたこ焼きソース、お好み焼きソースなどで代用してみてください。

焼肉のたれを入れる

焼肉のたれは、醤油をベースに香辛料や果物、香味野菜など様々な材料が使われている商品が多いです。
そのため、焼肉のたれをカレーに加えることで、旨味が増すだけでなく、フルーティーな香りを楽しむことができます。

ケチャップを入れる

カレーとトマトは相性抜群で、トマトはカレーの具材の定番と言っても過言ではありません。
ケチャップはトマト、砂糖、塩、酢、香辛料などからできているので、カレーにもばっちり合います。


カレーの味が薄い時に入れると、旨味を引き出してくれるでしょう。
ケチャップの酸味が気になる方は、ケチャップを入れてからしっかり加熱してください。

唐辛子を入れる

カレーの辛みが足りない場合におすすめなのが唐辛子です。
唐辛子はカレールーにも含まれている材料なので、カレーの風味を損ないません。


紹介したレシピのように赤唐辛子を使ってもいいですし、一味唐辛子や七味唐辛子を使っても美味しく仕上がるでしょう。

コショウを入れる

実はコショウも、カレールーにも含まれている材料だということはご存じでしょうか。
唐辛子と同様、カレーの風味を生かしたまま辛みを足すことができます。


紹介したレシピのように黒こしょうを使えば、ピリッとした香りや辛みが増して大人な味になるので試してみてください。

コンソメを入れる

コンソメには、お肉や野菜のエキスに加え調味料や香辛料が入っていますので、味の薄いカレーに入れることで旨味や風味が増し、コクがでます。


お肉を使ったカレーに合うのはもちろん、シーフードカレーに合わせてみるのもおすすめです。

和風だしのもとを入れる

和風だしのもとは、かつおだしや昆布だし、あごだしなどが原材料になっています。
そのため和風だしを入れると、簡単に和風カレーを作ることができます。


魚類のだしですが、シーフードのみでなく肉系の具材にも合いますので、ぜひ試してみてください。

鶏ガラスープのもとを入れる

鶏ガラスープのもとは、鶏肉や鶏がらを煮出したものに野菜エキスを加えたものです。
そのため味の薄いカレーに鶏ガラスープを加えると、コクがでて美味しいカレーになります。


鶏からとったスープですが、チキンカレー以外にも合いますので、いろんな具材で挑戦してみてください。

はちみつを入れる

はちみつを入れると自然な甘さが増すことで、コクが増し味わい深いカレーになります。


ただし、はちみつを入れるタイミングには注意が必要です。はちみつには、でんぷんを分解する働きがあります。そのため、とろみを残したい場合はルーを入れる前、さらっとしたカレーがお好みの場合はルーを入れた後にはちみつを入れるようにしてください。

レモンを入れる

レモンはタイカレーやインドカレーでは使われているイメージですが、日本のカレーにも合います。


カレーが甘すぎると感じた時は、レモン汁を追加してみてください。
カレーにレモン汁を入れることで、酸味が増してさっぱりと食べられます。

生姜を入れる

カレーに生姜を加えると、コクを増すことに加え、カレーの辛さに深みが出ます。


すりおろしてもいいですが、千切りや薄切りなど生姜の食感を残す方法もあります。
すりおろしの場合は煮込む前またはカレールーを入れる前、千切りや薄切りにした場合は、お肉や野菜を炒める時に一緒に炒めるのがおすすめです。

ニンニクを入れる

にんにくをカレーに入れることで、風味が増しコクのあるカレーになります。


ニンニクもすりおろして使ってもいいですし、みじん切りはもちろん、丸ごと入れてもほくほくして美味しくなります。
丸ごと入れる場合は、しっかりと火を通すようにしてください。

インスタントコーヒーを入れる

カレーにインスタントコーヒーを入れると、味に深みが増すのはもちろん、少し苦みが出て大人な味付けになります。


また、インスタントコーヒーであれば、量を調整しながら入れることができるのでおすすめです。

カレールーが足りない時に作りたいカレー料理

カレールーが足りない時は、カレールーを使用したカレー以外の料理を作ってみましょう。
カレールーが味のベースとなっているので、どれも簡単に味付けができます。
以下で、おすすめのおいしいレシピを紹介するので、ぜひ作ってみてください。

カレーナポリタン

カレールウで簡単!ソーセージと玉ねぎのカレーパスタ
市販のルウは非常に優秀なお助けアイテムです。
カレーうどんはありますが、パスタはなかなかないので試しに作りました(*^^*)
本格的なパスタの作り方なので奥深い味に仕上がりました♪

カレーナポリタンは、名前の通りカレー風味のナポリタンです。カレーとパスタの組み合わせはあまり聞きなれないでしょうが、一度試してみれば美味しさのとりこになることでしょう。


トマトベースにカレーの辛さがアクセントとなって、後を引くおいしさです。

カレー鍋

めんつゆでラクラク♪身体ポカポカ♪『あつあつ♡カレー鍋』
カレーって、男子が大好きなご飯のひとつですよね。そこで、今回は、そのカレーを、寒い冬に最適なお鍋仕立てに♪ これ、カレールウとめんつゆを使うのでとってもお手軽!しかも、彼がとっても喜んでくれました♡

カレールーを使って、寒い季節にぴったりのカレー鍋を作ってみましょう。
カレーの具材でおなじみのじゃがいもや玉ねぎ、人参だけではなく、お好みの具材や冷蔵庫の残り物を使っても楽しむことができます。


具材を煮て味付けするだけで簡単にできますので、料理初心者の方にもおすすめです。

カレースープ

豆腐と春雨のカレースープ
豆腐と春雨のカレースープです。 少量の醤油で和テイストになじませました。

スパイスの効いたカレースープも、カレールーを使えば手軽に作ることができます。


カレースープは、使用するカレールーの量が少なくて済むので、カレールーが足りない時にうってつけのレシピです。
また、カレーと違って煮込む時間が少ないので、短い時間で簡単に作ることができます。

和風カレー

【10分で完成】煮込まず!簡単♡ほっこりヘルシー♪和風カレー
煮込まないから簡単‼︎【10分で完成】の和風カレー。 やる気の出ない日の晩ごはんにもピッタリ!和風なのでほっこり優しいカレーです。 ルーの量も少なく、具材も厚揚げを中心にヘルシーです。

さい

いつもと違う味付けの、和風カレーを試してみてはいかがでしょうか。


長ネギや厚揚げなど、和風カレーならではの具材を使ったレシピですが、しょうゆ、酒、みりんなど、家にある調味料だけで簡単に作ることができます。
カレールーが足りない時にこそ和風のカレーを作って、おうちごはんのマンネリを解消するためにも役立ててください。

カレールーが足りない時の対処法を知っておこう

カレーを作っている時にカレールーが足りなくなってしまっても、焦る必要はありません。
家庭にある食品や調味料をうまく活用すれば、ちゃんとしたカレーを作ることができます。
今回紹介した調味料を組み合わせて、自分だけのオリジナルのカレーを作ってみてください。

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