2019年06月06日公開
2024年09月18日更新
そうめんは電子レンジで茹でるのが簡単!暑い夏に嬉しい時短調理
そうめんは電子レンジでも茹でられるって知っていましたか?夏の暑い日や忙しくて疲れている日はガスを使うのも嫌になってしまいますが、レンジならあっという間に簡単に茹でられるのでとても便利なんです。今回はレンジでそうめんを茹でる時に必要なものやその方法を中心に、おすすめのレンジ用パスタ容器や時短レシピまで紹介していきます。知っているとそうめんの季節に助かること請け合いです!ぜひ最後までチェックしてみて下さい。
目次
そうめんはレンジで楽に作れる
そうめんはつるっと喉ごしが良く、食欲がなくても食べやすいメニューの代表格です。暑い夏でもすぐに用意できるお手軽メニューではありますが、さらに時短調理できる方法があるんです。それは電子レンジを使って茹でるというもの。
電子レンジを使えば火を使う必要もなく、茹で時間も短くて済むので忙しい方にも手軽に済ませたい人にも最適です。今回はレンジで茹でられるお手軽な方法を徹底解説していきます。
そうめんを電子レンジで茹でるメリット
普通は鍋で茹でるそうめんですが、電子レンジを使うことでさまざまな利点があります。ここではレンジを使った時に得られる嬉しいポイントについて順に解説していきます。
時短になる
鍋でそうめんをゆでる場合、鍋に水を入れお湯が沸騰したら麺を入れて茹でるという工程が必要になります。鍋でお湯を沸かすまでも時間がかかりますし、そこに茹でる時間がプラスされるので手軽なはずなのに意外と時間がかかってしまいます。
また、吹きこぼれた場合ガスコンロを掃除する時間も余計にかかってしまい、疲れているときにはうんざりしてしまいます。
一方お湯を沸かして茹でるまでの工程をすべてレンジに任せることができるため、かなりの時間短縮になります。忙しい方や、時間のない方はレンジを使って麺を茹でることで得られる時短のメリットはかなり大きいと言えます。
ガス代の節約
そうめんを電子レンジで茹でると時短と同時にガス代も節約できます。鍋で茹でる場合は鍋にたっぷりのお水を入れて沸騰させる必要があるので、少なくとも10分ほどはガスで火にかけなくてはなりません。レンジを使うとこの沸騰するまでの時間にかかるガス代がかからず節約できるのもうれしいポイントです。
また、鍋で茹でて流水で洗う方法だとおよそ6リットルほどの水が必要だと言われていますが、レンジで茹でた場合だと消費する水は2リットルほどに収まります。ガス代に加え、水道代も節約できるとあっては試さない手はありません。
暑い思いをしなくて済む
そうめんは夏によく食べるという方も多いと思いますが、鍋でゆでると熱がこもりがちなキッチンがとても暑くなってしまいます。特にワンルームにお住まいの方だと、ガスコンロで茹でる室温が上昇し、汗だくになりそうです。
一方電子レンジで茹でると室温が上がることもなく、仕上がりまで暑い思いをしなくて済みます。ただでさえ暑くてダレがちな夏にさっとゆでることができれば、快適そのものと言えます。
茹ですぎを防ぐ
鍋でそうめんを茹でた場合、その場を少し離れたら茹ですぎたり、吹きこぼれて大惨事になることがあります。かといって茹で上がるまでガスコンロの前で張り付いているのは大変です。電子レンジの場合は、ボタンひとつ押せば茹で上がりまですべてお任せできるので、茹ですぎる心配もありません。
また、もうひとつのおまけのメリットとしてレンジで茹でた後は大量の蒸気が発生するので、汚れが落ちやすくなっています。庫内が熱い内にささっと拭いてしまえば、掃除も時短できます。夏のキッチンの暑さ対策に加え、時短、ガス代、水道代の節約も叶うのでぜひ試してほしいおすすめです。
そうめんの電子レンジでの茹で方
電子レンジを使ったそうめんの具体的な茹で方を順番に紹介していきます。用意するもので紹介しているレンジで使える器はパスタ用のものでも構いません。通販やホームセンターで売っているレンジ用パスタ容器や、100均にもパスタ容器が販売されているので後ほど紹介します。
パスタ容器はそうめんやパスタ以外の麺類にも使えるので、ランチや晩ごはんの準備の時短にもなりとても便利です。一度レンジを使うとあまりの簡単さに驚くこと請け合いです!
用意するもの
- そうめん
- 熱湯
- 容器 500ccのお湯が入り、レンジで使える器
- 氷
分量と水の量
ここでは2人分の分量を紹介しますが、そうめんを作る人数によって量を調整してください。2人分だと2束あたりに対し、熱湯は500cc用意してください。
はじめに熱湯を用意する必要がありますが、電気ポットで沸かしたお湯だとさらに時短できるので火を使いたくない方はポットのお湯を使ってください。
加熱時間とワット数
レンジで使える器、またはパスタ容器にそうめんを入れた後、熱湯を注ぎます。この時そうめんが容器からはみ出していても、細いためすぐに麺が柔らかくなるため心配いりません。菜箸で少しほぐして容器に収めましょう。容器に完全に麺が収まったら、麺同士がくっつかないようにさらに30秒ほどほぐしてください。
電子レンジの加熱時間は600Wで1分40秒~2分が目安になります。お使いのもので時間は異なるため、家庭で使ってるレンジ合わせて調整してください。茹ですぎが心配な方は1分40秒で一度加熱し、仕上がりを見てつい加熱するようにするとよいでしょう。ちなみに容器にラップをする必要はありませんので、そのまま加熱しましょう。
加熱後の冷やし方
電子レンジでそうめんが茹でられたら、ざるに上げ氷水で揉み洗いして完成です。レンジからそうめんを取り出すときはとても熱くなっているため、やけどには注意してください。ミトンかふきんを使って取り出すと安心です。
また、吹きこぼれるのが嫌という方は、そうめんを茹でる容器やパスタ容器をお皿の上に乗せてから電子レンジで加熱すると吹きこぼれたときの対策になります。
そうめん・パスタを電子レンジで茹でる時におすすめの容器
ここではスーパーやホームセンター、通販などでも手軽に買うことができる人気の容器をピックアップしました。まずは手軽に揃えたいという方には100均の容器も紹介していますので、ぜひ手に取ってみて下さい。
100均ダイソーの専用容器
何でもそろう100均ショップダイソーで人気のそうめんを茹でられる電子レンジの専用容器です。電気ポットのお湯を容器の半分まで入れ、麺をほぐしながら入れてレンジで加熱するだけと使い方もとても簡単です。
一度に茹でられる量は2束までなので、4人家族だと2回レンジにかける必要がありますが、その間につけダレなどを用意しておくと時短につながります。
エビス「レンジでそうめん」
レンジで使うそうめん専用の容器です。熱湯を用意する必要はありますが、麺を茹で冷やすまでの工程がひとつの容器で完結するのでとても便利です。ふたには水切り用の穴も付いているので、ざるなどを用意する必要もありません。洗い物の手間も減り時短調理に大活躍です。
そうめん専用とありますが、うどんやそば、ひやむぎなども作れるので家庭に一つあると何かと使えます。価格は252円です。
エビス「レンジでパスタファミリー用」
家族分のそうめんをレンジで一気に茹でたいという方におすすめなのが、レンジでパスタファミリー用です。最大4人分までの量が調理できるので、あっという間にごはんの準備ができてしまいます。パスタ用と商品名にありますが、パスタ以外にもそうめんやそば、うどんなどあらゆる麺類を調理できるので重宝間違いなしです。
持ち手が大きく、ふたがしっかりロックできる構造なのでやけどの心配も少ないです。価格は366円、大手通販ショップなどで購入できるのでぜひチェックしてみて下さい。
カクセ―「麺クイック電子レンジ用スチーム&調理器」
こちらの商品はレンジでそうめんやパスタを茹でるほか、野菜を蒸すこともできるマルチ調理機です。底がウェーブ状になっているので、とうもろこしや人参、豆類などの蒸し料理もあっという間に完成します。そうめんを茹でる時は熱湯と麺を入れてレンジでチンするだけであっという間に調理できます。
湯切り口はスライド式になっていて使い方も簡単ですし、パスタ用計量穴から冷水を入れられるので水洗いもラクラクです。せっかく購入するならいろんな用途で使いたいという方にはこちらの商品がおすすすめです。価格は998円となっています。
そうめん・パスタの電子レンジを使った時短レシピ
忙しい時や残業で疲れた日に覚えておくと便利な時短簡単レシピを紹介します。どれも簡単に作ったとは思えないほどおいしいので、ぜひ試してみて欲しいです。野菜を使ったレシピもピックアップしているので栄養不足が気になるママにもおすすめです!
とろーり茄子と肉味噌の汁なしそうめん
- そうめん 100g
- お湯 適量
- 氷水 (さらす用) 適量
- ナス (80g) 1本
- 水 (さらす用) 適量
- 牛豚合びき肉 50g
- A料理酒 大さじ2
- Aみそ 小さじ2
- A白だし 小さじ2
- ごま油 小さじ2
- 小ねぎ (小口切り) 適量
- ナスはヘタを切り落とし、ピーラーで皮を剥き、ボウルに入れ5分程度水にさらします。
- 水気を拭き取らないままラップでくるみ、500Wの電子レンジで柔らかくなるまで4分程度加熱します。
- 粗熱が取れたら手で一口大に裂きます。
- 中火で熱したフライパンにごま油を入れ、牛豚合びき肉を色が変わるまで炒めます。
- 材料Aを入れ、中火のまま全体に味が馴染むように炒めたら火から下ろします。
- 材料Aを入れ、中火のまま全体に味が馴染むように炒めたら火から下ろします。
鍋にお湯を沸かし、そうめんをレンジで茹で、氷水に取り冷やします。 - 器に水気を切った麺、肉みそ、なす、小ねぎを乗せたら出来上がりです。
そうめんはどうしても食べ応えがないので家族から不評になりがちですが、肉みそをからめていただくこちらのレシピだとしっかりボリュームがあるので喜ばれます。なすのトロっとした食感が冷たい麺にも好相性で、あっという間に一皿空になってしまうおいしさです。
そのまま食べてもよいですし、お好みでラー油をかけてもよいでしょう。食欲のない時にもぴったりのレシピとなっています。
油そば風そうめん
- そうめん 200g
- 鶏ひき肉 100g
- しょうが 1かけ
- にんにく 1かけ
- ごま油 大さじ1/2
- 砂糖 大さじ1/2
- しょうゆ 大さじ1
- Aごま油 大さじ3
- Aめんつゆ(3倍濃縮)大さじ3
- A酢 小さじ1
- Aオイスターソース 大さじ1
- A豆板醤 少々
- 卵黄 2個
- 細ねぎ(刻み)少々
- しょうが、にんにくはみじん切りにします。
- フライパンにごま油、鶏ひき肉、しょうが、にんにく、砂糖、しょうゆを入れて火をつけずに混ぜ合わせます。
- 火をつけ、ほぐすようにして肉に火が通るまで炒めます。
- 鍋に湯をわかし、そうめんを茹でたら軽く水気を切ってボウルに入れます。
- ごま油、めんつゆ、酢、オイスターソース、豆板醤を加えてよくあえます。
- 麺を器に盛り、ねぎ、ひき肉、卵黄をトッピングして完成です。
夏の定番そうめんをちょっぴり趣向を変えて油そば風でいただくユニークなレシピです。ボリュームもあっておいしいので、これなら家族から文句も言われません!コクと辛みのある濃い目の味付けが食欲をそそりこってり味ですが、するするっと喉を通り夏バテの時にもおすすめです。
あんかけ堅焼きそうめん
- そうめん 1束
- ごま油 大さじ1
- 豚ひき肉 100g
- 酒 小さじ1
- たけのこ水煮 1/4(40g程度)
- 人参 1/4本
- チンゲンサイ 1/4束
- ニンニク1/2片
- 生姜 1/2片
- うずらの卵 3個
- ごま油 小さじ1
- 水 130cc
- 鶏ガラスープの素 ひとつまみ
- 酒 小さじ1
- 醤油 小さじ2
- 水溶き片栗粉 片栗粉小さじ1に対して水大さじ1/2
- 人参、たけのこを短冊切り、ちんげん菜をざく切り、生姜、ニンニクをみじん切りにします。
- フライパンにごま油をひき、ニンニク、生姜を入れ香りがたつまで加熱します。
- 豚ひき肉を入れ、色が変わるまで炒めます。
- 人参、たけのこ、チンゲンサイの茎部分を加えてしんなりするまで炒めます。
- 水、鶏ガラスープの素、酒、醤油を加えて、煮立ったら2分ほど煮詰めます。
- チンゲンサイの葉、うずらの卵を加え、火が通ったら水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。
- そうめんを表記通りに茹でて水気を切っておきます。
- フライパンにごま油をひき、そうめんを丸く広げます。
- フライ返しで押し付けながら焼き色をつけていきます。
- 焼き色がついたらひっくり返し、裏面にも焼き色がついたら皿に盛り、あんをかけたら完成です。
麺をパリパリに焼き上げ、とろっとしたあんをかけていただく一品です。ぱりぱりの食感とあんの相性が抜群で、おいしいと評判のレシピなのでぜひ作ってみて欲しいおすすめです。
野菜類は記載しているものでなくても冷蔵庫の余り物でも構いません。お好みできのこやちくわなどを加えてもよいでしょう。栄養も満点なので、夏バテしがちな夏のランチにもぴったりです!
そうめんをレンジで時短調理して暑い夏を乗り切ろう
そうめんをレンジで調理するノウハウを紹介してきました。思っていた以上にたくさんのメリットがあるので、試さない手はありません。暑い日はどうしても調理する気力も落ちがちです。使えるものを上手に利用して、元気に夏を乗り切りましょう!