パウンドケーキの簡単レシピ!人気のアレンジやしっとり作るコツも
パウンドケーキは見た目もかわいく、手土産やおもてなしに最適なスイーツですよね。レシピによって様々なアレンジがありますし、バリエーションが楽しめるのも魅力です。今回はパウンドケーキの簡単レシピとアレンジ方法、しっとり作るコツを紹介します!
目次
- 1手土産やおもてなしにも喜ばれるパウンドケーキ!
- 2パウンドケーキとは?
- 3パウンドケーキのレシピの基本・押さえておきたいコツは?
- 4パウンドケーキの基本レシピ
- 5パウンドケーキのアレンジレシピ①紅茶
- 6パウンドケーキのアレンジレシピ②バナナ
- 7パウンドケーキのアレンジレシピ③サツマイモ
- 8パウンドケーキのアレンジレシピ④サラダ油
- 9パウンドケーキのアレンジレシピ⑤アイス
- 10パウンドケーキのアレンジレシピ⑥チョコ
- 11パウンドケーキのアレンジレシピ⑦クリームチーズ
- 12パウンドケーキのアレンジレシピ⑧いちごジャム
- 13パウンドケーキのアレンジレシピ⑨マーブル
- 14パウンドケーキのアレンジレシピ⑩リンゴ
- 15パウンドケーキのアレンジレシピ⑪抹茶
- 16パウンドケーキのアレンジレシピ⑫栗
- 17パウンドケーキのアレンジレシピ⑬ブルーベリー
- 18パウンドケーキのアレンジレシピ⑭豆乳
- 19パウンドケーキのアレンジレシピ⑮トースター
- 20お家でパウンドケーキを作ろう!
手土産やおもてなしにも喜ばれるパウンドケーキ!
パウンドケーキは手土産やおもてなしにも人気の手作りスイーツですよね。食パンのようにスライスして手軽に食べることができるのも人気の秘密です。パウンドケーキはラッピングも他のスイーツに比べて包みやすいので、手土産にもっていくのも簡単なのが魅力ですね。パウンドケーキは様々なアレンジが楽しめるので飽きがこないのも最大の魅力。
手作りスイーツを作りたいと思ったときはパウンドケーキがおすすめです。難しいと思われがちな洋菓子の一つですが、実はパウンドケーキは簡単に作れるレシピがたくさん。今回紹介するパウンドケーキのレシピは失敗知らずのレシピばかりですので、ぜひパウンドケーキ作りに挑戦してみてくださいね!
パウンドケーキとは?
そもそもパウンドケーキとは、材料の小麦粉、卵、砂糖、バターをそれぞれ同量の1パウンド(約453.6g)ずつ入れることからパウンドケーキという名前になりました。同量ずつ入れるという何とも簡単なレシピですが、パウンドケーキのレシピが誕生したのは18世紀初めごろのイギリス。卵や砂糖、バターをたくさん使う事から贅沢なケーキと呼ばれていました。
現在は健康志向が高まりヘルシーなレシピにするため、砂糖の量を減らしたりバターをサラダ油に変えるなどしたレシピも人気になっていますさらにベーキングパウダーで軽い触感にしたパウンドケーキも人気ですね。試行錯誤の上に進化したパウンドケーキのレシピがたくさんありますので、ぜひ挑戦したいですね。
パウンドケーキのレシピの基本・押さえておきたいコツは?
パウンドケーキをおいしく作るなら、絶対に抑えておきたい4つのポイントがあります。しっとりしたおいしいパウンドケーキはこのコツをしっかりと抑えると失敗しませんよ。
①バターは常温に戻しておく
これは他のスイーツを作るときにもコツとしてよく出てきますが、実は重要なことです。手間がかかるから冷蔵庫から出してそのまま使ってもいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、それはNG。バターは油でできていますので、冷たいまま使うと分離してしまいます。バターの油分が分離すると焼き上がりがべちゃっとなりおいしくないパウンドケーキになってしまうので手間でもバターは常温に戻しましょう。
すぐにパウンドケーキを作り始めたい場合は600wのレンジで10秒ずつ温め、指で押して跡が残る程度がちょうどよい柔らかさです。電子レンジで溶かしてしまうのが心配な人はジップロックに必要な分を入れて手で揉むと体温でやわらかくなりすぐに使えます。溶かしてしまうと逆にまた分離の原因になりますので、注意してくださいね。
②卵も常温に戻しておく
卵もバター同様、冷たすぎると油分と分離して焼き上がりが悪くなります。さらに卵が冷たすぎると混ぜたときに空気が十分に含まれずしっかり膨らまない原因にもなってしまいます。卵を早く常温にしたい場合は40~42℃くらいのお湯に卵を入れ、5~10分ほどつけて卵がほんのり温かくなればOKです。やりすぎると温泉卵になってしまうので気を付けてくださいね。牛乳なども常温に戻しましょう。
粉を入れたら練らない!
クッキーなどのレシピでもよく出てくる、粉を入れたら練らずにさっくり混ぜるというポイントです。なぜ練ってはいけないかというと、パウンドケーキに使う小麦粉の特性が重要になってきます。小麦粉は練ってしまうとたんぱく質がグルテンという成分を形成してしまいます。グルテンが形成されすぎると記事が固くなったりもっちりとした触感になってしまい、ケーキなどの場合は膨らみにくくなってしまいます。
逆にこのグルテンを活用したのがうどんです。よく練ることでコシが生まれおいしいうどんになりますよね。パウンドケーキの場合はよく混ぜることが大事ですが、グルテンを形成させすぎると固くなってしまいますが、グルテンを形成させなさすぎるのも膨らまない原因となりますので練らずにさっくりと、粉っぽさがなくなるまでしっかり混ぜましょう。
高温から低温へ!
パウンドケーキにベーキングパウダーを使う場合は、最初に高温でしっかりとベーキングパウダーを反応させることが大事です。パン作りに使うイーストも温度によって反応しますが、スイーツづくりに使うベーキングパウダーも反応条件は「熱」。ベーキングパウダーが高温で反応することで生地が膨らみ、空気の通り道ができます。
空気の通り道がしっかりできたら温度を下げ、ゆっくりと過熱していくことでベーキングパウダーによって作られた空気の通り道に熱がゆっくり入り、しっとりした触感を作ってくれます。ベーキングパウダーの仕組みを知っていれば、スイーツづくりもはかどりますね。
パウンドケーキの基本レシピ
パウンドケーキの基本の作り方は先ほどもご紹介したように砂糖、バター、卵、小麦粉をそれぞれ同じ分量で作るレシピです。まずは常温に戻したバターを泡だて器で滑らかになるまでしっかりと混ぜます。砂糖を数回に分けて加えてさらに混ぜ合わせますが、この時空気を含むように混ぜるのがポイントです。白っぽくふわっとしたらOKです。
次に卵を加えていきますが、あらかじめ卵を溶いておくこともポイント。白身が塊になってボウルに落ちるのを防ぐため、しっかり溶いておいてくださいね。卵も数回に分けてしっかりと混ぜ、きちんと混ざったら泡だて器からゴムベラに持ち替えて粉類を入れていきます。薄力粉も数回に分けてしっかり混ぜますが、ここはおいしく作るコツで紹介したように練らずにさっくりと混ぜます。
粉っぽさがなくなるようにしっかりと混ぜてください。それでは次に焼き型の準備です。パウンドケーキの型には焼きあがった後に方から外しやすいよう小麦粉で打ち粉をしておきます。クッキングペーパーがあれば、クッキングペーパーを敷く前に薄くバターを塗っておくとずれずに敷けますよ。この作業を忘れると型にパウンドケーキが張り付いて取れないという悲しい事態にもなりかねないので忘れずに準備しておきましょう。
型の準備ができたら生地を流し込み、焼き上がりが均一になるようになるべく生地の表面を平らにします。見た目にも関わる大切な部分ですので、焼く前にしっかりチェックしてくださいね。切り分けてジャムやホイップクリームを乗せてもおいしく食べられるパウンドケーキが出来上がります。
パウンドケーキのアレンジレシピ①紅茶
香りも楽しめる紅茶のパウンドケーキはティータイムにピッタリの人気レシピです。焼き立てはふんわり軽い触感ですが、寝かせて2日程置くとしっとりした触感になりますよ。材料はパウンドケーキ型1本分でマーガリン80g、砂糖90g、温めた牛乳10㏄、卵2個、薄力粉100g、ベーキングパウダー2.5g、紅茶のティーパック2パックです。紅茶はお好みのもので構いません。
下準備は温めた牛乳にティーバックを1つ浸し、薄力粉とベーキングパウダーは一緒にふるいにかけておきます。マーガリンはレンジで溶かし、砂糖とティーバッグを取り除いた牛乳を入れ泡だて器でよく混ぜ、よく溶いておいた卵を入れさらに混ぜていきます。ここにふるった小麦粉とベーキングパウダーを入れ、もう一つのティーバッグの茶葉を入れてゴムベラでさっくりと混ぜます。
クッキングペーパーを敷いた型に生地を流し入れて水平にしたら170度に予熱したオーブンで30~40分焼き、竹串などを刺してトロっとした生地がついてこなければ完成です。紅茶のティーバッグの茶葉が大きい場合、食べにくいのですり鉢などですりつぶして小さくしておくと食べるときに茶葉が気になりませんよ。粉を混ぜるあたりで余熱を始めるとちょうどよくオーブンが温まります。
パウンドケーキのアレンジレシピ②バナナ
子供に人気なバナナを使ったパウンドケーキのレシピもおすすめです。しっとり美味しいバナナケーキを作ることができますよ。材料は15㎝のスクエア型1つ分ですが、パウンドケーキ型でも作れます。材料はバナナ2本(150g)、卵1個、砂糖65g、バターまたはマーガリン75g、薄力粉70g、アーモンドパウダー25g、ぺーキングパウダー小さじ2分の1です。バナナが入るので腹持ちも良く満腹感が得られるレシピです。
バターは電子レンジで溶かして置き、バナナは皮を剥いてフォークなどでマッシュします。触感を残したいなら粗目にバナナをつぶしましょう。薄力粉、ベーキングパウダー、アーモンドパウダーはあわせて振るっておきます。ボールに卵を割りよく溶いたら砂糖を加えて白くもったりするまで泡だて器で混ぜ、そこにバターと振るった粉類を入れてゴムベラでさっくりと混ぜます。
バナナを加えて均一になるように混ぜたらクッキングペーパーを敷いた型に生地を流し入れ170度に予熱したオーブンで35分ほど焼きます。アクセントとしてクルミやラムレーズンを追加すると触感がより楽しめるパウンドケーキになりますよ。
パウンドケーキのアレンジレシピ③サツマイモ
季節を感じられるサツマイモのパウンドケーキレシピも人気。スイートポテトのようなしっとりとしたパウンドケーキが楽しめますよ。材料は皮を剥いたサツマイモ300g、バターまたはマーガリン100g、砂糖70g、卵2個、ベーキングパウダー小さじ1、ホットケーキミックス100g、黒ゴマ適量です。サツマイモは輪切りにしてラップをかけたら600wレンジで6分ほど温めて柔らかくしておきます。
サツマイモが熱いうちにバターと砂糖を計り入れ、食感が残る程度にサツマイモをつぶしながら混ぜていきます。サツマイモが冷めてから卵を割り入れ、ベーキングパウダーと黒ゴマを入れ泡だて器で混ぜていきます。しっかり混ざったらホットケーキミックスを加えてさっくり混ぜ、型に流し2、3回上から落として空気を抜いたら170℃に予熱したオーブンで40~45分焼いて、くしを刺して何もついてこなければ完成です。
パウンドケーキのアレンジレシピ④サラダ油
パウンドケーキのレシピで人気になっているのがバターをサラダ油に変えたヘルシーなレシピ。ワンボールで簡単にできるのも魅力ですね。材料は18㎝のパウンドケーキ型で卵2個、砂糖50~80g、サラダ油30g、塩一つまみ、薄力粉100g、ベーキングパウダー小さじ1、牛乳20㏄です。ボールに薄力粉とベーキングパウダー、牛乳以外の材料をすべて入れ泡だて器でしっかり混ぜ、砂糖を完全に溶かします。
次に振るった小麦粉とベーキングパウダーを加えてしっかり混ぜたら、牛乳を入れ混ぜていきます。用意した型に生地を流し入れたら180℃に予熱したオーブンで28~31分ほど焼いて完成です。ふんわりしっとりなパウンドケーキで、バターを使っていないレシピとは思えない仕上がりですよ。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑤アイス
アイスクリームを使った驚きのレシピも人気。材料はアイスクリーム200g、ホットケーキミックス150g、マーガリン50gのみ。アイスは600wのレンジで1分温め溶かし、そこにホットケーキミックスとバターを入れてよく混ぜます。型に流し入れて170℃に予熱したオーブンで30~40分焼けば完成。驚くほど簡単なのにふんわりしっとりのパウンドケーキができます。アイスクリームはお好みの味で作ることができますよ。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑥チョコ
チョコはどんなスイーツのアレンジにも欠かせない人気アイテム。見た目も味も満点のしっとりでチョコたっぷりなパウンドケーキのレシピです。材料は18㎝パウンドケーキ型1本分でバター100g、グラニュー糖90g、卵2個、薄力粉100g、ベーキングパウダー小さじ1、ココアパウダー20g、チョコレート20gです。室温に戻したバターにグラニュー糖を加えて泡だて器でクリーム状になるまで混ぜます。
ほぐした卵も加えてよく混ぜたら薄力粉、ベーキングパウダー、ココアパウダーを合わせて振るって入れ、ゴムベラでさっくり混ぜていきます。粉っぽさがなくなったら型に流し入れてチョコレートを割り、飾ります。全体に散らすようにするのがコツ。あとは170℃に予熱したオーブンで40~45分焼いて完成です。簡単なのにしっとり濃厚なチョコパウンドケーキがたまりません。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑦クリームチーズ
スイーツの王道といえばチーズケーキも人気ですよね。しっとり贅沢なパウンドケーキが簡単に作れるレシピがこちら。材料はクリームチーズ100g、バター50g、砂糖80g、卵2個、薄力粉120g、ベーキングパウダー2g、レモン汁小さじ2、アーモンドスライス適量です。ボールにクリームチーズとバターを入れハンドミキサーでクリーム状になるまで混ぜたら砂糖を3回に分けて都度よく混ぜていきます。
溶き卵は4回に分けて入れ、その都度1分くらいよく混ぜてレモン汁を加えて混ぜていきます。薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れたらさっくりと混ぜ、粉っぽさがなくなり生地に滑らかなつやが出たら方に流し入れ、アーモンドスライスを表面に飾り180℃に予熱したオーブンで35分焼いて完成です。アーモンドスライスを飾るときはヘラで真ん中を少しくぼませるときれいに焼けますよ。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑧いちごジャム
パウンドケーキの簡単アレンジレシピではジャムを使った簡単に作れるおいしいレシピも人気です。手作りスイーツを格上げしてくれるジャムは手軽で優秀ですよね。材料は卵2個、イチゴジャム50g、砂糖20g、サラダ油20g、薄力粉100g、ベーキングパウダー小さじ1、ヨーグルト20gです。ボールに薄力粉とベーキングパウダー、ヨーグルト以外の材料を入れ泡だて器でよく混ぜます。
良く混ざったら薄力粉とベーキングパウダーをあわせて振るい入れ、しっかりと混ぜていきます。粉っぽさがなくなったらヨーグルトを入れしっかり混ぜ、型に流し込み生地の表面に分量外のいちごジャムをトッピング。180℃に予熱したオーブンで20~30分焼いたら完成です。いちごジャムは焼いている間に沈むので均等に散らすようにトッピングするとカットした時にきれいに仕上がりますよ。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑨マーブル
手作りスイーツで見た目がかわいいと人気なのはマーブル模様のスイーツですよね。マーブルのパウンドケーキも簡単に作ることができます。材料は薄力粉120g、ベーキングパウダー4g、砂糖80g、バター100g、卵2個、バニラエッセンス適量です。フードプロセッサーにバターと卵とバニラエッセンス以外を入れてよく混ぜたら、1cmくらいに切ったバターを入れてまた攪拌します。次にバニラエッセンスと卵を入れて攪拌。
できた生地を二つに分けて片方に純ココア10g、砂糖10g、お湯大さじ1をよく混ぜて作ったココア液を混ぜてココア生地を作ります。型に2つの生地を交互にスプーンなどで入れたら箸を垂直に立てて勢いよくおおきく2回、円を描くように回したら最後に真ん中に1回箸を通し、170℃に予熱したオーブンで40分焼いて出来上がり。フードプロセッサーを使うので簡単に作れるのが人気なレシピです。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑩リンゴ
リンゴの果肉感がたまらないスイーツのパウンドケーキもおすすめ。こちらも簡単でしっとり仕上がりますよ。材料は薄力粉130g、砂糖70g、ベーキングパウダー4g、卵2個、サラダ油60g、リンゴ1個、シナモン適量です。リンゴは1cmくらいに切ってシナモンをまぶしておきます。薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーはあわせて振るい、一握りだけ取ってリンゴに混ぜておきましょう。
卵とサラダ油はよく混ぜておき、あわせて振るった粉に入れてよく混ぜます。次にリンゴを入れたらゴムベラでさっくりと混ぜ、型に流し入れたら2,3回型を落とし空気を抜きます。180℃に予熱したオーブンで35~40分焼けば完成です。サクサクしっとりなパウンドケーキが簡単に出来上がりますよ。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑪抹茶
和風スイーツも最近では人気ですよね。しっとりした抹茶パウンドケーキは暖かいお茶と食べるのが人気です。材料は無塩バター90g、砂糖70g、卵2個、薄力粉60g、アーモンドプードル30g、ベーキングパウダー2g、抹茶4g、牛乳15㏄、甘納豆60~100gです。抹茶以外の粉類は振るっておき、抹茶と牛乳はダマができないようよく混ぜてペースト状に。甘納豆は分量外の薄力粉をかるくまぶしておきます。
常温に戻したバターに砂糖の半分を加え、白っぽくなるまで混ぜたら卵黄を1つずつ加えてその都度よく混ぜます。卵黄が混ざったら抹茶ペーストを加えてよく混ぜます。次に卵白に残った砂糖を3回に分けて加えながらしっかしとしたメレンゲを作り、抹茶ペーストを混ぜた生地にゴムベラで泡をつぶさないように数回に分けて混ぜていきます。混ざったら甘納豆を加え、慎重に混ぜます。
用意した型に生地を入れたら表面を平らにならし、170℃に予熱した35~40分焼いて完成。15分ほど焼いたときに一度取り出しナイフで真ん中に切込みを入れるときれいに仕上がります。こげそうならアルミホイルをかぶせてくださいね。そうすることできれいな焼き色のパウンドケーキが出来上がります。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑫栗
和風スイーツなら栗も人気です。こちらのレシピはしっとり生地の中にゴロゴロと入った栗が嬉しい秋を感じるパウンドケーキです。材料はバター70g、粉砂糖40g、卵1個、牛乳大さじ2、アーモンドプードル25g、薄力粉80g、ベーキングパウダー小さじ2分の1、栗の甘露煮200g、アーモンドスライス適量です。栗の甘露煮は半分に切り、薄力粉とベーキングパウダーはあわせて振るいます。
ボールにバターを入れ泡だて器でクリーム状になるまで混ぜたら粉砂糖を2回に分けて加え、白くふんわりするまでよく混ぜます。そこに溶き卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜながら牛乳も少しずつ加えていきます。次にアーモンドプードルを混ぜ、振るっておいた粉類の半分も入れゴムベラでさっくり混ぜます。粉気が残った状態で残りの粉と栗の甘露煮を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
この時、混ぜすぎには注意してくださいね。型に生地を流し入れたら2、3回上から落として空気を抜き、アーモンドスライスを散らして170℃に予熱したオーブンで45分焼いて完成。粗熱が取れたらラップで包んで1日寝かせるとよりしっとりしたパウンドケーキになりますよ。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑬ブルーベリー
ノンオイルで甘さ控えめのスイーツも嬉しいですよね。簡単に作れるブルーベリーのパウンドケーキのレシピです。材料は薄力粉200g、ベーキングパウダー小さじ1と2分の1、卵2個、砂糖70~100g、ヨーグルト150g、ブルーベリー1カップ、チーズ適量です。卵と砂糖をハンドミキサーでふんわりするまで混ぜたらヨーグルトを入れさらに泡立てます。粉類は合わせて振るい、2回に分けて混ぜていきます。
2回目に粉を入れるときにブルーベリーの3分の1の量を入れて一緒に混ぜ、型に生地の半量を入れます。残ったブルーベリーの半分を散らし、また生地を上から流してブルーベリーをまた散らします。お好みでチーズをのせ、180℃に予熱したオーブンで20分、160℃に下げて30分焼きます。金型の場合は各8分ずつ短縮します。甘さと酸味と塩気が絶妙なパウンドケーキが出来上がりますよ!
パウンドケーキのアレンジレシピ⑭豆乳
ヘルシーなパウンドケーキを食べたいなら豆乳を使ったパウンドケーキのレシピがおすすめです。ダイエット中にも罪悪感なしで食べられるパウンドケーキのレシピですよ。材料は卵3個、小麦粉100g、豆乳80㏄、砂糖70g。卵白と卵黄を分け、別のボールに入れておきます。卵白は低速のハンドミキサーで砂糖を5、6回に分けて加えながらメレンゲを作り、卵黄は小麦粉を入れ低速でしっかり混ぜ、豆乳を入れてしっかり混ぜます。
卵黄が混ざったらメレンゲの泡をつぶさないようゴムベラで数回に分けて加えて混ぜます。型に流し入れたら上から2、3回落として空気を抜き、160度のオーブンで40分焼いて完成。しっとりヘルシーなパウンドケーキなので、ジャムなどをかけてアレンジアレンジするのもいいですね。
パウンドケーキのアレンジレシピ⑮トースター
パウンドケーキを作りたいけどオーブンがない!という人におすすめなのがトースターを使ったレシピ。バター30g、砂糖大さじ2、バナナ1本、卵1個を順にボールに入れてよく混ぜ、最後のホットケーキミックスを混ぜたらココットに入れて割った板チョコを飾り、1000wのトースターで15~18分焼いて完成です。表面が焦げそうなときはアルミホイルをかぶせてくださいね。
お家でパウンドケーキを作ろう!
いかかでしたか?今回はパウンドケーキのレシピについて紹介しました。アレンジも豊富なパウンドケーキは簡単につくつくれるのが嬉しいですね。紹介した以外にもパウンドケーキのレシピはたくさんありますので、お好みの物を見つけてください。しっとり美味しいパウンドケーキのレシピ、ぜひ作ってみてくださいね!