小松菜のおひたしのレシピ集!レンジ調理のゆで時間も解説!

小松菜は、一年を通して栽培されている野菜で、スーパーでも手に入りやすい野菜の一つです。この小松菜には、栄養もたっぷりとふくまれていていて、電子レンジでも鍋を使ってでも簡単に火を通すこともできます。その中かから、とても簡単にできるおひたしに注目して、めんつゆや白だしを使った、味付けにも失敗のないものを集めました。おひたしだけでも、合わせる食材や白だしだけでなくい味付けで、バリエーション豊富なおひたしを、小松菜に含まれる栄養素とあわせて紹介します。

小松菜のおひたしのレシピ集!レンジ調理のゆで時間も解説!のイメージ

目次

  1. 1小松菜のおひたしの上品で美味しいレシピを紹介!
  2. 2小松菜のおひたしの本格味付けレシピ
  3. 3小松菜のおひたしをめんつゆで簡単味付けレシピ
  4. 4小松菜のおひたしを白だしで簡単絶品レシピ
  5. 5小松菜のおひたしをレンジ調理で簡単に!
  6. 6小松菜の栄養が凄い!
  7. 7小松菜のおひたしで食卓に彩りを添えよう

小松菜のおひたしの上品で美味しいレシピを紹介!

小松菜は、冬に旬を迎える野菜ですが、今では一年を通じて栽培されていて、手に入りやすい野菜でもあります。見た目はほうれん草に似ていますが、ほうれん草のよりもアクが少なく、柔らかな食感で、青菜独特のにおいも和らいでいるので、誰でも食べやすい葉物野菜の一つです。

この小松菜は栄養もたっぷりと含まれていて、電子レンジで簡単に加熱することもでき、最近ではグリーンスムージーの材料としても重宝されています。スムージーは他の野菜や果物も必要ですが、和食の基本でもある、おひたしにするなら、小松菜さえあれば、簡単に一品の料理ができます。そのおひたしに注目して、基本的なものから、めんつゆや白だしで簡単に味付けできるものなどのレシピをまとめました。

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小松菜のおひたしの本格味付けレシピ

お弁当にも最適「ごま油香る小松菜と揚げのおひたし」

小松菜のおひたしに、調味料の味を吸った薄揚げがよくあい、そこにごま油のコクと香りを加えて、定番になるおひたしのレシピです。小松菜は根元を切り落としてから、3cm幅に切って、薄揚げは、幅を二等分してから縦に細長く切ります。鍋に、水150cc、ほんだし小さじ1/2、しょうゆ小さじ1、お酒小さじ1/2を入れて沸騰させます。

沸騰したら、小松菜の茎部分、次に葉の部分、薄揚げの順にいれて、中火で加熱して、3分ほどしたら、ごま油を少し垂らします。弱火にして3分ほど煮込んだら、火を止めて鍋のまましばらくそのままにします。そうすることで、味がよりしみこみます。だしの素と、薄揚げからの味もくわわり、コクのある小松菜のおひたしにになります。

簡単なのに本格中華風味「小松菜の中華おひたし」

鶏ガラスープの素とごま油で、中華風味に仕上げる、小松菜のおひたしレシピです。小松菜は6株くらいは、洗って5cm幅くらいに切ります。鍋に湯を沸かして塩を一つまみ入れ、そこに小松菜の茎の部分を先ず入れます。30秒ほどたってから、葉の部分をいれて1分ほどしたら、鍋から取り出し、水にさらして粗熱をとります。

ボウルに、しょうゆ小さじ2、ごま油小さじ2、鶏がらスープの素小さじ1/2、すりごまをいれてよく混ぜ、そこに水気を絞った小松菜をいれて、和えます。冷蔵庫で冷やしても美味しくいただけます。ナムルのような食べ応えなので、焼肉などと合わせるのもおすすめの小松菜レシピです。

ふんわりしらすと相性抜群「小松菜としらすのおひたし」

しらすを小松菜とあわせて、栄養価もアップさせつつ、味にも奥行きを持たせたおひたしのレシピです。小松菜1わは、鍋にたっぷりの湯を沸かして、塩少々を加えて、小松菜の根本からいれて、30秒ほどゆでます。ザルにひろげて、粗熱がとれたら軽く水をしぼって、5cmほどに切ります。ボウルに小松菜をいれて、しょうゆ大さじ2くらいを回しかけて、菜箸でほぐしながら和え、すぐに水気を絞りきります。

水気を絞ったところに、しらすをざっくりと混ぜ合わせ、器にもって、しょうがのすりおろしをのせて、できあがりです。味つけはしょうゆだけで、少し量が多いように感じますが、和えてから絞るので、しょっぱくなりすぎません。また、しらすの味としょうががまじり、さっぱりと食べ進められる小松菜料理になります。

ポン酢で簡単甘さとさっぱりの「小松菜のゴマぽんおひたし」

小松菜は1/2わくらいを食べやすい長さに切って、熱湯で1分ほど茹でます。茹でたら水にさらして、粗熱をとり、水気をよくきります。ボウルに、ポン酢大さじ1、ごま油小さじ1、砂糖小さじ1/2を入れてよく混ぜ合わせて、そこに水気を絞った小松菜を加えて、よく和えます。器に盛り付けて、ゴマをふってできあがりです。隠し味程度の砂糖が味に深みをだし、ポン酢でさっぱりしつつ、ごま油でほどよいコクも感じられます。

和食の基本の付け合わせになる「小松菜のお出汁でおひたし」

鍋料理や味噌汁の時に出汁をとったら、それを1カップ程残しておいて、小松菜に合わせる、和食の基本ともいえるレシピです。出汁は常温のものを1カップ用意して、みりんは耐熱容器にいれ電子レンジで1分ほど加熱して、アルコール分をとばしたものを大さじ2準備し、薄口しょうゆも大さじ2をとあわせて、おひたしの調味料を合わせておきます。

小松菜は良く洗って、根元を切り落とし、鍋にお湯を沸かして塩少々をいれたところに、小松菜の茎からいれて30秒ほどしたら、全体を鍋にいれて、1分ほど茹でたら、氷水にとります。ざるにあげて、軸をそろえて持ち、水気をよく絞ります。小松菜を長さを5cmくらいに切り、再度水気を切ってから、調味料とあわせて、冷蔵庫で30分ほど冷やせば出来上がりです。かつお節をふって、出汁の香りも楽しめるレシピです。

おつまみになるピリ辛の「小松菜としめじの辛子ポン酢」

小松菜のおひたしの基本的なレシピに、うま味のしめじと、辛子を加えてピリからに仕上げた、ビールや日本酒のおともにもなるレシピです。鍋にたっぷりの湯を沸かし、しめじを1/2パック分いれて、1分ほどしたら4cmくらいの長さに切った小松菜も熱湯に入れて、1分ほど茹でて、冷水にとります。しめじも、小松菜も水気をしっかりとしぼります。

ボウルに、ポン酢大さじ2と練り辛子、チューブの和辛子でもよいので小さじ1くらいをいれて、よく混ぜ、そこに水気を切った、しめじと小松菜をいれて、和えてできあがりです。小松菜は長めに切るよりも、しめじと同じくらいの長さにした方が、食べやすく、しめじともきれいに混ざり合います。

ちくわが入って子どもでもたべやすい「小松菜とちくわの煮浸し」

小松菜だけのおひたしは、子どもに敬遠されがちですが、ちくわを加えることで、魚介の旨味とやわらかな食感が加わり、子どもでも食べやすい小松菜のレシピです。小松菜1/2わは、根元を切りおとり、3~4cmの長さに切ります。ちくわ2本は、斜め薄切りにします。鍋にだし汁1カップを煮立てて、小松菜の茎部分をいれます。しんなりとしたら、ちくわを加え、最後に小松菜の葉の部分を加えて煮ます。

1分ほど煮たら、みりんとしょうゆを小さじ1ずついれて、塩少々を入れて、味を調えてできあがりです。子どもが食べる時には、あえて小松菜も短めにカットしておく方が、小さな口でも噛みやすく食べやすくなります。

小松菜のおひたしをめんつゆで簡単味付けレシピ

出汁がなくても、めんつゆがあれば、おひたしは作れます。めんつゆを使った、小松菜のおひたしや煮浸しのレシピです。

失敗なしの「簡単小松菜のおひたし」

めんつゆを使うことで、より簡単で、味にぶれもない簡単な小松菜のおひたしのレシピです。鍋にお湯を沸かして、小松菜を茎の方から茹で、葉の方も入れたら、1分ほど茹でて、冷水にとります。小松菜の水気をギュッとしぼって、5cm幅に切ります。切った小松菜とめんつゆを和えます。めんつゆは3倍希釈のものを希釈して大さじ1程度で十分です。かつお節をふりかけてできあがりです。

ふんわり玉子としゃきっともやし「小松菜の三色おひたし」

副菜として少しボリュームを持たせたい時に、おすすめのレシピが「小松菜の三色おひたし」です。小松菜の緑、もやしの城、玉子の黄色が入るので、彩りも増えながら、めんつゆで簡単な味付けで作ることができます。鍋に湯を沸かして、もやしを茹でます。そこに、5cmほどに切った小松菜もいれて、合わせて茹でて、ザルにとって冷水につけ、水気をキッチンペーパーなどではさむようにして、水気を切ります。

卵をわりほぐして、フライパンで炒り卵を作っておき、粗熱をとっておきます。水気をきった、もやし、小松菜と炒り卵を全体を混ぜます。めんつゆ大さじ1としょうがのチューブ3cmくらいを混ぜたものと、和えて、すりごまを加えてできあがりです。めんつゆはストレートタイプではなく、希釈したものを使います。

じゃこの食感と風味がアクセント「めんつゆじゃこ浸し」

めんつゆを使った小松菜のおひたしに、ちりめんじやこを加えて、食感もよく味わいに深みをもたせたおひたしのレシピです。小松菜1/2わは、洗って根元を切って、4cmくらいの長さに切ります。沸騰している鍋に、塩少々をいれて小松菜を茎部分からいれて、全体を茹で、1分ほどしたら冷水にとって水気をしっかりと切ります。

ボウルに市販のめんつゆ大さじ2、ストレートタイプなら大さじ1と水大さじ1を入れて、ちりめんじゃこ大さじ1/2ほどをいれて、そこに小松菜をいれて和えます。器にもって、ちりめんじゃこを飾ってできあがりです。

たまごとめんつゆが旨味を加える「小松菜と油揚げの玉子煮浸し」

小松菜をめんつゆで味付けするだけよりも、ボリュームアップもして、しっとりとした仕上がりで、ご飯やうどんにのせても、美味しいレシピです。小松菜1/2わは3~4cmくらいの長さにきります。油揚げ1枚には、熱湯をかけて油抜きをして、細めに切っておきます。卵2個は割りほぐしておきます。

鍋にめんつゆを150ccほどいれて、中火にかけて沸騰し始めたら、小松菜と油揚げをいれて煮ます。具材がしんなりとしてきたら、火をつよめにして、割りほぐした卵を入れて、ざっくりと混ぜて火を止めます。器に盛って、きざみのりをのせてできあがりです。めんつゆはストレートタイプではなく、希釈したものを使ってください。ストレートタイプなら2倍くらいに薄めて使います。

茹でたらすぐにめんつゆに漬ける「簡単小松菜とエリンギのおひたし」

小松菜3束くらいの根元を切り落とし、3cmくらいに切って、水で洗います。エリンギ1本も3cmくらいの長さの短冊義理にします。ボウルに3倍濃縮のめんつゆを大さじ1/2ほどいれておきます。鍋に湯を沸かして、塩を少々いれて、小松菜の茎を先ずいれて、30秒ほどしたら、エリンギと小松菜の葉部分をいれて1分ほど茹でます。

めんつゆをいれたボウルに、湯切りした小松菜とエリンギをいれて、かつお節1/2パック程を入れてよく和えます。途中で、全体に味がしみこむように、混ぜながら30分ほど置いておき、器に盛り付け、かつお節をふりかけて出来上がりになります。

消化もよくさっぱりとした「小松菜とおろしのおひたし」

粗くおろした大根おろしとめんつゆを、小松菜に和えたるレシピです。鍋にめんつゆ1カップを煮立てて、大根1/4本分くらいの大根おろしを加えて1分ほど煮てから、粗熱がとれるまで冷まします。別の鍋に湯を沸騰させて、小松菜の根の方からいれて茹で、全体が茹で上がったら、冷水にとって冷やします。冷えたら、3cmくらいの長さにカットして、水気をよく絞ります。

ボウルに水気をしっかりと切った小松菜をいれて、そこに冷めた、大根おろし入りのめんつゆを加えて、しらすも加えて和えてできあがりです。めんつゆは、希釈タイプのもので、規定の割合で薄めたものを使います。大根おろしは、鬼おろしなどですりおろした、粗いもののほうが、食べた時の食感がより美味しく感じられます。

小松菜だけでもコクがある「オリーブオイルとめんつゆのおひたし」

小松菜とめんつゆだけでも、おひたしが作れますが、そこにオリーブオイルを加えて、コクをくわえたレシピです。鍋に湯を沸かし、沸騰したところに小松菜1/2わを茎からいれて、小松菜全体を1分ほど茹でます。冷水にとって、根元を落とし、5cmくらいの長さに切って、水気をよく絞ります。ボウルに、めんつゆ大さじ1/2とオリーブオイルを大さじ1を入れてよく混ぜておきます。

水気を絞った小松菜を、めんつゆとオリーブオイルを合わせたものと、よく和えて、白ゴマをふってできあがりです。オリーブオイルは、エキストラバージンオイルの方が、香りもよく、肉料理の付け合わせとしてもおすすめな味になります。

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小松菜のおひたしを白だしで簡単絶品レシピ

めんつゆではなく、白だしを使って、本格的な味を簡単につけられる、小松菜のおひたしレシピです。白だしによって、味の濃さが異なるので、白だしの量を調整してください。

漬物感覚でご飯に合う「小松菜の生姜醤油浸し」

シャキシャキとした食感で、白だしを使うことで失敗のないおひたしのレシピです。小松菜1/2わは、沸騰したお湯に茎から入れて、全体を茹でて、冷水にとって5cmほどにカットして、水気をしっかりと絞ります。ボウルに白だし大さじ2とおろししょうが小さじ2を入れて、よく混ぜ合わせ、そこに水気を絞った小松菜をいれて、よく和えてできあがりです。作り置きしておくと、白だしが染みこみ漬物のようにもなりご飯に合います。

白だしが厚揚げに染みる「厚揚げ豆腐と小松菜の煮浸し」

味がしみこみやすく、ボリュームアップもしてくれる厚揚げを使い、片栗粉で少しとろみをつける煮浸しのレシピです。小松菜1/2わは、洗って4cmほどにカットします。厚揚げを1枚を10等分くらいにします。鍋に、厚揚げと小松菜の茎の部分をいれ、白だしを大さじ1を回しかけて、上に小松菜の葉の部分をのせて蓋をして、弱火にかけます。

小松菜がしんなりとしたら、片栗粉小さじ1くらいを水大さじ2で溶いたものを鍋にいれて、ざっくりと混ぜ合わせてできあがりです。お好みでしょうがのすりおろしや、かつお節などを添えても、美味しくいただけます。

彩りも美しい「小松菜とエビのおひたし」

小松菜の緑と、茹でエビの赤色の組み合わせの彩りが美しい、おひたしのレシピです。小松菜は、沸騰したお湯に塩を少々いれて、小松菜の根元から茹でた後、冷水にとって、水気を絞って4cmほどに切っておきます。エビは、殻をむいて、背ワタをとり、沸騰したお湯に塩を少しいれたところに加えて、色が変わるまで茹でて、冷水にとり、そのごキッチンペーパーで水気をふきとり、一口サイズにカットします。

ボウルに、白だし大さじ1強くらいと、水気を切った小松菜、エビを加えよく混ぜ合わせて、しばらく置いて味をなじませてから、いただきます。エビは大きなものでなくても、小さな冷凍のエビでもよいです。

ワカメの活用もできる「小松菜とワカメの煮浸し」

塩蔵ワカメは袋で購入しても、お味噌汁や酢の物といったものにしか使っていず、余りがちな食材かもしれません。そのワカメと小松菜、しめじを合わせて、白だしを使ったレシピです。ワカメは塩を洗い流して、水でもどして、食べやすい大きさに切っておきます。鍋に水150cc、白だし、酒、みりんそれぞれ大さじ1と塩を少しいれて温めます。

小松菜1わは洗って根元を切り落とし4cmくらいに切り、しめじ1株も小房にわけておきます。鍋の調味料が沸いてきたら、先ず小松菜の茎部分としめじをいれて30秒ほどしたら、葉の部分を入れて、煮たたせます。沸いてきたら火をとめて、ワカメを入れて、全体を混ぜてできあがりです。鍋に長く置くとワカメに火が通りすぎてしまうので、熱い内に盛り付けるか別の容器に移してください。

茹で野菜をたっぷり合わせて「白だしの白和え」

小松菜のおひたしと味付けはほとんど変わりませんが、豆腐を使うと白和えになります。小松菜だけの白和えもよいですし、冷蔵庫に少しずつ残っているような、ニンジン、しめじ、コーンなど野菜を茹でて加えることで、子どもでも食べやすい白和えになるレシピです。木綿豆腐を1/2丁ほどと、すりごま大さじ2、砂糖大さじ1/2、白だし大さじ1をボウルにいれて、豆腐を潰しながらよく混ぜ合わせます。

そこに茹でた小松菜、ニンジンなどの水気をしっかりと絞ったものを加えて、よく和えてできあがりです。豆腐は絹ごしのものを使った方が滑らかですが、水分が多いので、キッチンペーパーなどで包んでお皿などの重石をして、水切りしたものを使います。味を見て薄いようであれば、少し白だしを足してください。

豚肉で主菜にもなる「小松菜と豚の煮浸し」

小松菜のおひたしというと、副菜として付け合わせの一品になりがちですが、豚肉を合わせることで、主菜にもなるレシピです。豚の薄切り150gほどは、たっぷりと沸騰させたお湯の中に入れて、水にとって4cmくらいに切ります。小松菜1/2わも茹でて、冷水にとって水気を絞り、長さを4cmくらいに切ります。白ネギ1/2本は細切りにします。

鍋に水1カップ入れて、白だし大さじ2、みりん大さじ1/2ほどと、細切りにした白ネギを加えて、中火にかけて、煮立てます。味をみて、少し濃いめの味になるように、塩を少しくわえて調味します。煮立ったら弱火にして3分ほど煮てから、豚バラ肉、小松菜を加えて、中火にして、蓋をして3分ほど蒸し煮にしてできあがりです。

小松菜のおひたしをレンジ調理で簡単に!

小松菜のおひたしのレシピでは、鍋にお湯を沸かして、茹でる方法で紹介していましたが、電子レンジで小松菜を茹でることもできます。この方法だと、コンロがふさがっていても、おひたしを作ることができます。電子レンジで加熱した小松菜でも、同じように味付けをしてください。

小松菜を切ってボウルに入れよう

小松菜1わの根元を切り落とし、先ず根元部分を水にひたして、土汚れなどを落とします。その後、葉まで含めた全体を洗います。そして、水気を軽く切ります。この時に、水気をしっかりと絞ってしまうと、電子レンジで加熱するときに、蒸気分が減ってしまうので、水分が残るくらいでよいです。小松菜は4~5cmの長さに切って、耐熱ボウルや大皿に、先ず茎部分をいれて、その上に葉をのせます。

ラップをかけて一度目のレンジへ

切った小松菜をいれた上にふんわりとラップをかけます。この時に、端がすこし空くくらいにしておきます。電子レンジにボウルをいれて、600Wで2分加熱します。500Wの場合なら、2割ほど時間を長く2分20~30秒ほど加熱をします。800Wなどの強いものでは、小松菜全体が加熱される前に、薄い葉の部分などがかたくなりすぎてしまうので、500~600Wで加熱するようにしてください。

軽く混ぜて二度目のレンジへ

電子レンジから、ボウルを取り出します。この時に、ボウルや皿もレンジでかなり熱くなっているので、火傷には注意してください。取り出したらラップを外して、小松菜全体を混ぜます。再びラップをふんわりとかけて、電子レンジにいれて600Wで1分加熱します。加熱したら、小松菜の火の通り具合を確認します。茎部分で試してまだかたいようであれば、再度ラップをして600Wで10秒ほど追加で加熱します。

水で冷やして絞ったら調味料に浸し込み

全体がしんなりとして、レンジ加熱が終わったら、すぐに小松菜の入ったボウルに冷水をいれて、冷やします。こうすることで、小松菜の色が鮮やかになり、やわらかくなりすぎるのを防ぎます。冷めたら、小松菜を両手でぎゅっと絞って、めんつゆや白だしに浸せば、小松菜のおひたしのできあがりです。

小松菜を切らずに電子レンジで加熱する方法

小松菜の根元を切って、土をおとし、全体を水洗いします。その小松菜を大きめにカットしたラップの上に置き、半量の小松菜は、反対方向に置き、根元が両端にくるようにします。こうすることで、全体がむらなく加熱できるようになります。ラップで軽く包んで、耐熱皿にのせ、電子レンジの600Wで1分半加熱します。かたさを確かめてやわらかければ、冷水が入ったボウルにラップごと入れて冷やします。

冷えたら、小松菜の水気を絞って出来上がりです。このまま、かつお節をふりかけて、しょうゆをかけてもいいですし、めんつゆや白だしの調味液に浸しても、簡単におかずができます。加熱した後、ラップに包んだまま、冷水につけることで、小松菜のビタミンが水に流れ出ることを防ぐことができます。

一度にたくさん茹でたら冷凍保存を

小松菜を電子レンジでも、鍋でもたくさん茹でたら、小分けにしラップで包んで冷凍保存ができます。お味噌汁なら、凍ったまま入れて使うことができ、お鍋に出汁などを沸かして、そこに冷凍した小松菜をそのまま入れて、解凍させてしまえば、小松菜の煮浸しも簡単に作ることができます。スムージーなどにも、緑の野菜を加えたいときにも、加熱してあるので、他の果物などとあわせてそのままミキサーにかけることもできます。

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小松菜の栄養が凄い!

アクがすくなく、においも控えめな小松菜ですが、実は栄養価が高い野菜です。子どもも大人にも、進んで口にしてほしい栄養がたっぷりと含まれています。

カルシウムたっぷりで骨を丈夫に!

小松菜に含まれるカルシウム量は、野菜のなかでもトップクラスです。100gあたりで170mg、茹でても150mgほどのカルシウムがふくまれています。ほうれん草よりも3倍、牛乳よりも多しカルシウムが含まれているので、成長期の子どもだけでなく、骨粗しょう症予防のためにも女性は積極的にたべて欲しい野菜です。

カルシウムは、骨や歯を丈夫にする栄養素で、不足してくると、歯がもろくなり、骨の内部がスカスカの状態になってしまいます。女性の場合は、妊娠出産により子どもにカルシウムを与えているので、より多くのカルシウムが必要になります。不足すると、出産を重ねていくと歯が欠けやすくなったり、加齢とともに、少しのつまづきで骨折しやすくなるといった危険があります。

子どもであれば、成長する時期にカルシウムをたっぷりとっておくと、骨が丈夫で成長を促します。カルシウムをより効果的に吸収できるためには、ビタミンDやタンパク質を合わせてとるのがおすすめです。なので、おひたしで白だしなどで簡単なものでも、シイタケやしめじなどのきのこ類や、しらすなどの魚介類、油揚げ、厚揚げなどと合わせたものが、栄養価的には理想です。

鉄分豊富で貧血予防に!

小松菜には、100g当たり2.8gとほうれん草と同じくらいの豊富な鉄分が含まれています。鉄分が不足すると、貧血、めまいや不眠、イライラや疲れやすいといった、さまざまな不調がでてきます。女性は月経があるので、定期的に鉄分を失っているので、鉄分の補給は欠かせません。鉄分には、肉や魚に含まれて吸収率の高いヘム鉄と、野菜や海藻、豆などに含まれ、吸収率の低い非ヘム鉄があります。

非ヘム鉄の吸収率を上げるためには、ビタミンCと一緒に摂ることがよく、小松菜は鉄分だけでなく、ビタミンCも含まれていてそれだけでも、鉄分補給にもなる野菜です。さらに吸収をよくするためには、動物性のタンパク質と合わせるとよいので、ひき肉でもよいので、豚肉などと合わせることで、鉄分の吸収率がアップします。

ビタミンAたっぷりで骨を丈夫に!

小松菜には、βカロテンも豊富に含まれていて、体内では必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは、粘膜を保護して、免疫機能を高めるとともに、骨や歯の成長の助けにもなる栄養素です。ビタミンAが不足すると、皮膚がカサ付きやすく、消化器官の吸収能力が低くなります。また鼻やのどの粘膜が弱くなると、風邪をひきやすくもなり、暗い所で視力が著しく衰える夜盲症のおそれもあります。

子どものころから、食事でビタミンAをしっかりとることで、皮膚や骨が丈夫になり、風邪もひきにくい体作りをすることができます。ビタミンAはサプリメントなどでとると、過剰になりすぎるおそれがあるので、食事からとることが望ましい栄養素です。油などを加えることで、吸収率が高くなりますので、レンジで茹でたものでもオリーブオイルやごま油を足すことや、オイルで炒めることでも、ビタミンAの吸収率が高められます。

妊婦さんにおすすめの葉酸もたっぷり!

妊娠前、妊娠中から出産後にも特に必要な栄養素の葉酸も、小松菜にはたっぷりと含まれています。葉酸は、健康な血液をつくるために欠かせない栄養素です。貧血予防のためにも、女性なら日ごろからとってほしい栄養ですが、妊娠中は、胎児の成長にも必要となり、不足すると脳神経細胞や代謝異常による発育不全になることもあります。葉酸は、健康的な細胞を作るために欠かすことのできないものです。

葉酸は、緑の濃い色の野菜に含まれていることが多く、小松菜もその一つです。ただ、光や熱に弱く、酸化しやすい成分なので、新鮮なうちに、あまり加熱しすぎずに食べる方がおすすめです。小松菜であれば、電子レンジで加熱したり、小さめに切って白だしやめんつゆだしで茹でてしまい、そのだし汁まで食べるようにするのがおすすめです。

ビタミンCで美肌効果!

鉄分とあわせて、ビタミンCも含まれている小松菜は、栄養バランスが優れた野菜でもあります。ビタミンCそのものは、皮膚や骨を強くする働きもありますが、肌にうるおいを与えてくれる栄養素の一つです。小松菜には、βカロテン、ビタミンC、そしてビタミンEもふくまれていて、美肌作りに必要なものが揃っています。ビタミンCは、メラニン色素を作ろうとする細胞を抑制する働きもあることから、美白にも役立ちます。

さらに美肌の素と言われるアミノ酸の一種、プロリンという成分も小松菜にはあって、天然の保湿成分を創り出す働きをしてくれます。これはビタミンCとの相乗効果で、肌にハリがでて、うるおいから弾力もでて、ニキビ予防や口内炎をしずめてくれるのにも役立ちます。これらは体に蓄積できないので、日常的に、小松菜をとりいれて、常にビタミンCを取り入れてください。

食物繊維で腸内環境良好に!

小松菜には、食物繊維も含まれています。食物繊維は、腸内環境を整えてくれるので、不足すると便秘になったり、腸内環境が悪化することで、血糖値やコレステロール値が上がることもあります。食物繊維には、水溶性と不溶性があり、小松菜には不溶性の食物繊維がより多く含まれています。電子レンジを使った加熱の方が、全体の栄養価的には減りにくいですが、鍋で茹でる方法でも不溶性の食物繊維は、水に溶けだすことがありません。

小松菜を鍋で茹でると、細胞に含まれる繊維が水分を吸収して膨れて、食べた後に不溶性の食物繊維が腸まで届いて、便秘の解消にもつながり、また不溶性食物繊維が多い食材は、よく噛む必要があるために、脳への刺激を与えて、食べ過ぎを防ぎ、歯茎や顎も使うので口内環境にも良い効果があります。白だしなどを使って簡単な調理でも、よく噛んで食べることで、食物繊維も吸収されやすくなります。

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小松菜のおひたしで食卓に彩りを添えよう

小松菜には豊富な栄養も含まれていて、毎日でも口にしたい野菜です。おひたしといっても、本格的な出汁と和えるものから、めんつゆや白だしを使った、失敗なしの簡単レシピもあります。また鍋や電子レンジで茹でたものを冷凍保存しておけば、欲しい時に簡単に煮浸しにしても食べられます。小松菜のおひたしレシピのバリエーションを広げて、食卓に彩りと栄養を添えてください。

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