小松菜の離乳食の作り方!初期・中期・後期別のおすすめレシピ!
赤ちゃんは生まれてきてからお母さんの愛情を受けて育てられます。生まれて半年ぐらいになると離乳食が始まります。そんな時にやはり栄養価を含めてお勧めなのが小松菜です。しかし小松菜の離乳食ってどんなメニューがあるの?となったり、初期、中期、後期、完了期それぞれにおすすめなメニューがあるとお母さん達は大助かりですよね。そこで今回小松菜を使った初期、中期、後期、完了期を含め冷凍保存などの方法を入れたおすすめレシピをご紹介します。
目次
小松菜の離乳食の始めるタイミングはいつから?
小松菜の離乳食は初期から始められる
赤ちゃんは生まれてから半年すれば離乳食が始まります。しかし離乳食の時期によっては赤ちゃんにとって早すぎる野菜も数多くあります。そこで今回そんな離乳食の中でも初期から使えるおすすめの野菜をご紹介します。それは小松菜です。緑黄野菜は殆どが初期から使えると言われている野菜の中でも小松菜は特に離乳食におすすめです。というのも小松菜に含まれている栄養素は赤ちゃんにとって優れものばかりだからです。
小松菜の栄養は何があるの?
所で小松菜の栄養素って何があるか知っていますか?小松菜の中にある栄養素の一つビタミンCがあります。これは免疫力が弱い赤ちゃんにはまさしくおすすめの栄養素で風邪予防だけではなくストレスの減少もしてくれます。次にカロチンは腸に入るとビタミンAになる視力低下予防になります。また鉄分も多いので、貧血予防に積極的に取ることが大事です。それらが入っている小松菜は離乳食に最適の野菜といってもいいのです。
小松菜の調理や下ごしらえや切り方で注意すべき事は?
所でいざ小松菜の離乳食を作ろうとなると困るのが下ごしらえや赤ちゃんに合わせた小松菜の切り方です。茎は中期後半ぐらいに歯が揃えてからしか食べれないので初期の頃は外します。またしっかり加熱消毒をしながら赤ちゃんの離乳食の進行状況に合わせて切り方を見てください。必ずスーパーでも買ってきた小松菜は洗ってから下ごしらえをしてください。次から小松菜を使った離乳食の時期に合わせた切り方をご紹介します。
初期、中期、後期での小松菜の切り方
初期は殆ど葉っぱのみしか使いません。初期の頃は小松菜のえぐみに慣れていないのであく抜きは必ずしてください。水に15分程度付けた後、冷水でもう一度洗えばえぐみはほぼ取れます。葉っぱ殆ど柔らかく茹でた小松菜をすり鉢ですりおろすか、裏ごしをしてスープ状にして飲むのが一番おすすめです。飲みにくそうであれば片栗粉などでとろみをつけたり、ゆで汁を入れてみるといいです。
中期になるとすりおろしも裏ごしでも食べれるようになったら赤ちゃんの状況を見て小松菜の離乳食に写真の様に2~3mmのみじん切りにして食べられるように移行していきます。3mmまでであれば食べれますがそれ以上大きいと喉を詰まらせるのでかならずそこは注意してください。あく抜きは少しずつしなくてもいいですが、やはり食べなれて欲しいというのであればあく抜きはお勧めします。
後期では、ほぼ歯が生えそろい、茎も食べれるようになります。もう形のある状態で食べれますが。2~3mmの大きさから食べ始めていき、それでしっかり食べれるようになったところで、5mm程度のみじん切り(画像参考)にするといいでしょう。小さいうちにしっかり食べれるようになると成長しても嫌がることがありません。また完了期は1cmサイズのみじん切りで食べることが出来ます。茎は食物繊維があるので必ず取りましょう。
小松菜の離乳食初期のレシピご紹介!
初期はペースト状にすれば大丈夫の小松菜ペースト
さて、ここから初期、中期、後期、完了期別に離乳食のレシピを紹介していきます。あくまで一部なので参考にしてください。所で全部の時期におすすめのレシピがあります。それは小松菜のペーストです。最初は食べれても形になった途端食べなくなるということもあります。しかしペーストがあればどんな料理にも混ぜられるのでめんどくさがらずに作り置きをしておくといいです。ペーストの作り方は次に紹介します。
初期離乳食レシピ:豆腐と小松菜のペースト
初期におすすめする小松菜離乳食レシピ
離乳食初期小松菜レシピでおすすめのレシピは「豆腐と小松菜のペースト」です。作り方はいたって簡単です。豆腐以外でも他の玉ねぎやジャガイモ、人参でも代用できます。豆腐の場合は、小松菜のペーストを作った後に、豆腐を一緒に入れてすりつぶせば完成です。また野菜の場合は、小鍋にみじん切りした野菜を水と入れて5分ほど煮込んだ後、小松菜の葉を入れて柔らかくなれば裏ごしもしくはミキサーにかければ完成です。
離乳食初期はもちろん完了期まで使える小松菜のペーストのレシピはこちら。小松菜一袋(必ず茎は取り除いてください)、お湯です。たっぷりのお湯を沸騰させて茹で上がったら冷水でざるにあけます。その後まな板で細かく切りますが、汚れるのが嫌な方は牛乳パックを引いてするといいでしょう。その後ブレンダーでトロトロにした後製氷皿等に入れます。製氷皿に入れるときは8分目までにしないと冷凍で膨張して溢れます。
初期離乳食レシピ:小松菜とポテトのペースト
初期におすすめする小松菜離乳食レシピ
次におすすめする初期の小松菜を使った離乳食レシピは、小松菜のポテト和えです。小松菜のスープで味が慣れてくると今度は同じ味が続くために赤ちゃんが嫌がって食べなくなることが多くなります。そこでおすすめなのが、小松菜のペーストを使ったじゃがいもを添えることで子どもも新しい素材の味を知り、食べてくれることがあります。また食べ具合が心配な場合でもじゃがいももペーストにしておいておくといいです。
画像は味をつけてしまっていますが、初期は食べることを楽しむ時期なので味をつけずに、じゃがいもや小松菜の素材の味を楽しませるようにしてください。またじゃがいもも小鍋にたっぷりのお湯を沸騰させた後、ジャガイモを入れて柔らかくなったところでしっかり細かく潰していきます。その後、小松菜のペーストと混ぜたら出来上がりです。一切味つけがなくても赤ちゃんには十分食べ応えある小松菜の離乳食になります。
中期離乳食レシピ:小松菜うどん
中期におすすめする小松菜離乳食レシピ
離乳食中期小松菜レシピで紹介するのは小松菜うどんです。この時期になると歯が少しずつそろえ始めるのである程度の長さまでのものであれば飲み込むことで食べる様になります。その中でおすすめなのがうどんです。うどんでも長さは2~3mmサイズにしないといけないので切るのは大変ですが、赤ちゃんにとっては大好きなメニューの一つです。ここからしっかり小松菜を食べれるように食育していきましょう。
小松菜うどんの作り方は簡単です。うどんをたっぷりのお湯で湯がいている間に、小松菜も小鍋で湯がきます。必ず茎は取り除いてください。小松菜は湯がき終わったら取り出して、2~3mm(必ずこの長さで切りましょう)に刻み、あとは和風だしで作ったつゆに入れて食べたら完成です!和風だしも二摘まみ程度で大丈夫です。必ずうどんと小松菜を一緒に食べさせるように口に持って行ってください。
中期離乳食レシピ:にんじん大根小松菜のスープ
中期におすすめする小松菜離乳食レシピ
中期後半ごろになると歯が揃うと同時、噛もうとする力が動きます。その頃からおすすめなのが、野菜を一杯使った小松菜と人参と大根のスープです。歯が噛もうとする力が働き始めになる離乳食後期におすすめな小松菜レシピです。人参、大根は共に2~3mmの角切りで必ず切ってください。小松菜はこのころから茎を少しずつ使うといいでしょう。食物繊維が多い小松菜の茎は便秘になりやすい赤ちゃんには特におすすめの栄養素です。
作り方は簡単です。ニンジン、大根は2~3mmの角切りに作り、小松菜は茎は少量、葉っぱを入れます。かつお昆布だし300~400㏄と一緒に煮込んだら完成です。少し余分に作っておくとしばらく作る必要もありません。また冷凍保存もしておけば、1ヶ月は持ちます。また共働きをしているとなかなか作る時間もないので、できれば保存食的な意味でも作り置きをしておけるおすすめ小松菜レシピでもあります。
中期離乳食レシピ:栄養満点手抜き納豆ご飯
中期におすすめする小松菜離乳食レシピ
次におすすめする中期の小松菜離乳食は、栄養満点手抜き納豆ご飯です。このころからご飯も軟飯であれば食べれるので、ぜひ積極的に使って行きましょう。材料は、人参、小松菜、納豆、軟飯です。この一品で野菜は多く撮れ、たんぱく質や炭水化物が撮れる栄養満点離乳食です。また忙しいお母さんでも作りやすいです。納豆はそのまま食べずに、軟飯に混ぜ込むのでぬめりでとろみがつくので食べやすいです。
レシピは簡単です。小松菜と人参をそれぞれ電子レンジでチンをして柔らかくしておきます。その間に軟飯(おかゆ)を作って、その中に納豆を入れて混ぜておきます。その時にぬめりが気になる人はお湯を入れてかき混ぜておくといいでしょう。その後小松菜と人参を入れてさらに混ぜたら完成です。小松菜と人参揃って栄養素も高いのでまさしくおすすめの小松菜を使った離乳食です。ぜひ作ってください。
後期離乳食レシピ:小松菜とレバーの柔らか煮
後期におすすめする小松菜離乳食レシピ
次に後期におすすめする小松菜の離乳食レシピです。後期になるとほぼ歯もそろい形のあるサイズも5㎜まであれば食べれるようになります。このころから出来れば取っていきたい栄養素として鉄分と食物繊維です。本格的に食物からとる様になるので栄養素を考えたメニューが必要になります。その中で今回紹介する小松菜のレシピはレバーと合わせた離乳食です。レバーは血抜きをしっかりすれば離乳食としてはおすすめの食材です。
レシピはこちら、小松菜(葉先と少々の茎)20g、レバー15g、BFの野菜スープ一袋、水溶き片栗粉適量です。レバーは冷水で数回水洗いをし、水につけて血抜きをします。小松菜はゆで5mmカットにします。レバーもその後茹でてカットします。鍋にお湯を入れてレバー、小松菜を入れてBFの野菜スープを一袋いれて、水溶き片栗粉でとろみをつければ完成です。必ずレバーの血抜きはすること、小松菜はしっかり湯がいてください。
後期離乳食レシピ:小松菜の和風納豆パスタ
後期におすすめする小松菜離乳食レシピ
さて、この後期になるとなんでも食べるようになると同時に野菜の好き嫌いが増えます。初期、中期の時にしっかりしていれば後期離乳食は苦労しません。しかしやはり取らなくなることもあるので、ここで赤ちゃんが好きなメニューで入れていきます。その一つがパスタです。和風の小松菜納豆パスタです。小松菜の栄養価はもちろん納豆の栄養価も高いのでお勧めする離乳食です。
レシピは小松菜を湯がいて5mmぐらいにカットします。パスタも同じ長さに湯がく前にカットをして湯がきます。その後湯がいたパスタをざるに上げて、ボールに小松菜とパスタ、そして納豆を入れて、納豆についているだしを使って混ぜると完成です。1歳になるまではあまり濃い味つけをしないようにするのも離乳食の大事なところです。また添え付けの出しは和風なので味付けもいりません。小松菜の茎も細かくきりましょう。
完了期離乳食レシピ:小松菜の蒸しパン
完了期におすすめする小松菜離乳食レシピ
次にお勧めする完了期にお勧めするレシピはおやつ向きでもある蒸しパンです。このころから何でも食べれるようになるのでいろんな形で小松菜を摂取できる料理が必要になります。ほぼ完了期なので離乳食を終えるのも時間の問題です。蒸しパンをお勧めするのは食べやすいことと、いろんな形に作ることが出来ることから完了期の離乳食レシピとしては人気がある為です。ぜひ小松菜をしっかり取らせていきましょう。
完了期のお勧め離乳食の蒸しパンですが、材料はほぼ大人の食べている蒸しパンのレシピで大丈夫です。もし小松菜が少し苦手になっているのであれば、小松菜のペーストを入れてみるといいでしょう。またあえて形のある小松菜を刻んで(1cmぐらいが理想です)入れるのもいいでしょう。完了期であるこの離乳食のタイミングでしっかり小松菜を食べれるようになればこの先も苦労せずに食べさせられます。離乳食は正しく大事な時期です。
小松菜のおすすめな冷凍保存方法
さてここまで離乳食の時期に合わせた小松菜料理を紹介しましたが、ここで小松菜の保存方法でおすすめな保存を教えます。それは冷凍です。冷凍保存ほど時間がないお母さん達にとっておすすめな保存方法はありません。しかしその冷凍保存を間違えてしまうと折角の栄養素が台無しになり、また栄養素が壊れてなくなってしまいます。そこでここで冷凍保存についていくつかのアドバイスをご紹介していきたいと思います。
そもそも冷凍保存の方法はどうしていますか?普通に買ってきて、ペーストにして保存していませんか?先ほど言った通り、間違えたやり方をすると折角の栄養素が無くなります。一番おすすめなやり方をご紹介します。小松菜は必ず買ってきたら水で綺麗に洗い、キッチンペーパーで水分を拭きとった後、使いやすいカットやペーストにして冷凍保存バックにして保存するのが一番です。その時チャックはしっかり閉めてください。
なぜしっかり閉めておく必要があるかというと、しっかり閉めておかないと冷凍保存でよくある失敗の一つである冷傷ができやすくなります。これもまた小松菜のの栄養価を下げてしまうので必ず閉まっている事を確認してください。また小松菜を冷凍から解凍するときは、熱湯ではなく、冷水でじっくり解凍するのがおすすめです。すべては赤ちゃんに必要な小松菜の栄養素を逃がさない為、離乳食を通じてしっかりとらせる為でもあります。
小松菜の離乳食を積極的に作ろう
小松菜の離乳食レシピや小松菜の栄養素そして冷凍方法など色々簡単にですが紹介させていただきました。離乳食レシピは大勢のお母さん達が苦労しながらも作っているレシピばかりです。離乳食ほど大変な時期はありませんが、小松菜はそんな離乳食を作るお母さん達の最大の味方です。いろんな栄養素を持つ小松菜だからこそ初期からも使えるのです。離乳食は作るだけでも大変ですが、子どもが喜んでくれると嬉しいです。
離乳食は作る手間暇があって大変です。しかし離乳食も一工夫すればいろんな料理が出来ます。小松菜はそんな離乳食の材料としておすすめです。離乳食は作るのが大変ですが、お母さんが頑張って作った分子どももお母さんの愛情を感じることが出来ます。ぜひ栄養価が高い小松菜をフルに使って美味しい離乳食を作ってください。