ホットカルピスの作り方を紹介！便秘に効果があるって本当？

冷たく冷やして飲むイメージが強いカルピスですが、温めて飲むホットカルピスもおすすめです。ひと手間加えるだけで、普通に飲むカルピスとは違った美味しさが楽しめます。冬にはホッと温まり、身体に嬉しい効果も。この記事では、ホットカルピスの美味しい作り方やおすすめレシピ、効果について紹介します。

カルピスといえば甘みの中にスッキリした酸味があり、そのバランスが美味しい飲み物です。原材料は牛乳ですが、カルピスの爽やかな味は、2回発酵を行うという独特の製造方法で作られます。まず牛乳から脂肪分を取り除き、カルピス菌という乳酸菌によって1次発酵を行います。その後、砂糖を加えて2次発酵し、熟成させて出来上がるのです。

カルピスは健康効果にも注目されており、中でも便秘を解消する効果が期待されています。カルピスに使われる乳酸菌は牛乳の乳糖を分解して乳酸を作り出し、腸の蠕動運動を活発にする働きがあります。その結果、栄養の吸収効率が良くなり、老廃物を排出する動きも活発になるため、腸内環境が良くなって便秘の解消に繋がるのです。

また、腸の動きが良くなることで、肌の調子が良くなるという美肌効果にも期待できます。効果は個人差がありますが、SNSなどでも便秘が解消されたという口コミが見られるため、飲む量や頻度を参考にしてみると良いでしょう。

ビタミンなど栄養の中には、熱に弱く、加熱すると失われてしまうものもあります。では、カルピスは温めても栄養は失われないのでしょうか？カルピスに含まれる乳酸菌は、加熱しても働きが失われないといわれています。実はカルピスは製造過程で一度加熱し、乳酸菌を殺菌しているのです。

乳酸菌は殺菌されても成分自体は消えず、一部が腸内に届いて働きかけてくれるといわれています。また、他の善玉菌のエサにもなります。そのため、温めてもカルピスが持つ効果を期待できるのです。

温めたカルピスにミルクとシナモンを加えたホットカルピスの作り方です。シナモンには身体を温める効果があり、ホットドリンクとの相性抜群です。ミルクのまろやかさとシナモンの甘みが加わり、香り豊かで甘く優しい味わいが美味く、身体の中から温まります。身体も温まり、腸内環境を整える効果もより期待できるでしょう。

お湯で割ったカルピスに、マーマレードジャムを加えて作るホットカルピスのレシピです。少量入れるだけで蜜柑の甘味が広がり、カルピスのほのかな酸味とも相性も抜群になるでしょう。優しい甘味と酸味が美味しい一品です。

マーマレードは、柚子蜂蜜ジャムなどに置き換えても良いでしょう。ジャムがなかなか減らない時の活用にもおすすめです。

蜂蜜を加えた、ホッとする優しい甘味のあるホットカルピスの作り方です。蜂蜜の奥深い甘味がプラスされ、心も体もリラックスさせてくれます。カルピスをお湯の代わりにホットミルクで割ると、さらにコクが加わって美味しくなるので、おすすめです。蜂蜜は溶けにくいので、カルピスを入れる前にお湯や牛乳で溶かしておきましょう。

すりおろした生姜とレモンを加えた、身体が温まるホットカルピスのレシピです。少量の生姜はカルピスの甘みを引き立ててくれ、すっきりした後味にしてくれます。

身体が中心からじんわりと温まり、また喉にも優しいので、寒い日はもちろん、風邪を引いた時にもおすすめです。すっきりめのドリンクですので、カルピスの量で甘みを調節してみてください。

ホットカルピスは、簡単に作れてホッと温まる、寒い日にピッタリなドリンクです。腸活にも活用でき、便秘改善で美肌効果などさまざまな健康効果が期待されます。お湯や牛乳で割ってそのまま飲むのも良いですし、紹介したアレンジもぜひ試してみてください。寒い日は美味しいホットカルピスで温まりましょう。