カルピスの牛乳割りとは？割合や分離しない方法など作り方を解説！

子供のころお母さんがよく作ってくれた飲み物といえばカルピス、という方も多いのではないでしょうか？夏休みの懐かしい思い出とともに、カルピスの存在が浮かび上がってきますよね。暑い夏の日に、汗を流してごくごくカルピスを飲んだことが思い出されます。そんなカルピスは、水で割って飲むのが一般的でしたが、最近新しい飲み方として、カルピスの牛乳割りがおいしいともっぱらの評判になっています。

カルピスの牛乳割りはその名前の通り、カルピスの原液を水ではなく牛乳で割ったもので、カルピスミルク、カルチチなどの愛称もあるほどメジャーな存在になっています。カルピスの牛乳割りは牛乳の甘みが加わることで、水で割って飲むよりもカルピス特有の酸っぱさが控えめになり飲みやすいという点と、牛乳が苦手な方もカルピスが牛乳特有のクセを消してくれるので牛乳が飲みやすい、という2つのメリットがあります。

カルピスの公式ホームページでも、カルピスの牛乳割りのレシピが紹介されています。本家が認めるほどおいしいカルピスの牛乳割りが気になりますね！でも実際やってみようと思うと、どのくらいの割合で、どう作ればいいか迷ってしまう方もいると思います。そこで、今回はカルピスの牛乳割りの正しい作り方や、カルピスと牛乳の割合、牛乳が分離しない方法などをリサーチしました！それでは早速行ってみましょう。

カルピスの牛乳割りについて紹介する前に、そもそもカルピスはどんなものかをおさらいしておきます。カルピスは1919年7月7日に発売され、約100年の長きにわたってわたしたちの生活に密着してきたロングセラードリンクです。カルピスは国産の生乳から脂肪分を取り除き、乳酸菌や酵母を加え、発酵させた乳酸菌飲料です。カルピスに含まれる乳酸菌には様々な効果効能が含まれています。

例えば、カルピスに含まれるl-92乳酸菌が、インフルエンザウィルスを低下させ、人間の体内にウィルスや有害な細菌が入ってきたときに撃退してくれるNK細胞を活性化させる効果があります。また、抗ウィルス物質を増加させ免疫を高めてくれたり、花粉症の軽減やアレルギー性鼻炎の軽減にも効果があると言われています。乳酸菌が腸内の環境を整えることで整腸や便秘の予防改善などにも効果的という報告もあります。

カルピスの牛乳割りは、さらに牛乳が加わることでカルシウムも効果的に摂取することができます。カルシムには、骨や歯を形成する成分が含まれているため骨や歯を強くしてくれる効果があると言われています。特に成長期の子供にとっては欠かせないもので、積極的に摂らせてあげたい栄養素になります。最近牛乳嫌いの子供が増えているので、そんな子供にもカルピスの牛乳割りは飲みやすいのでおすすめです。

カルピスの牛乳割りをしたいと思った方に、現在販売されているカルピスの種類をご紹介します。一番スタンダードなプレーン味のほか、甘酸っぱい完熟巨峰を加えた巨峰味、シチリア産レモン果汁が爽やかなレモン味、芳醇な香りのメロン味、完熟パイン果汁を加えたパイン味があります。好きな味を揃えておいて、その日の気分で選ぶのも楽しそうですね。カロリーが気になる方のためのカルピスカロリー60％オフも登場しています。

カルピス牛乳の作り方はとっても簡単です。カルピスを作る時に水で希釈するところを、牛乳に置き換えて作るだけになります。作り方は、まずカルピスの原液をコップに入れます。そこに冷たい牛乳を入れてよくかき混ぜたら完成です。おいしいカルピスの牛乳割りの作り方にはカルピスの公式ホームページも掲載されていて、その割合はカルピス1の割合に対し、冷たい牛乳5～6の割合が目安とされています。

つまりカルピス原液を100ml入れたら、牛乳は500ml～600ml入れる割合がおいしい割合になります。あまり牛乳が得意でない方はカルピスの割合を多めに、さっぱりと飲みたいという方は牛乳の割合を多めに調整するとよいでしょう。気になる分離に関してですが、これはよくかき混ぜることで分離を防ぐことができます。また時間を置くとカルピスと牛乳が分離しやすいので、分離する前に作ったらすぐ飲むようにしましょう。

牛乳割りしたカルピスは水で希釈したものよりもカルピスそのもののコクが薄まることなく、濃厚で舌触りが少しトロっとしていてデザート要素が高まります。少しヨーグルトのような風味もあって、一気に飲めてしまうクセになるおいしさなので、ぜひ試してみて下さい。牛乳は冷たく冷やした方がよりおいしくなります。多めに氷を入れて、カルピスの牛乳割りを冷たくして飲むのがおすすめです。

カルピスの牛乳割りがブームなことを受けて、ついに牛乳割り専用のカルピスも登場しました。その名も「牛乳と楽しむカルピス」で、味はなめらかミックスベリーと、まろやかバナナの2種類です。こちらの製品1本から、3倍希釈で6杯分のカルピスの牛乳割りを作ることができます。うれしいことにコップ一杯で一日に必要な鉄分の1/3を摂取できるということで、カルピスの牛乳割りに鉄分もプラスされ栄養価がアップします。

牛乳と楽しむカルピスは、本品1の割合に対し牛乳を2の割合で混ぜて作ります。牛乳を混ぜても分離しにくい調合なので、気軽にカルピスの牛乳割りが楽しめます。なめらかミックスベリーはストロベリー、ブルーベリー、ボイセンベリーの3種類のベリーをブレンドして作られていて、牛乳を混ぜると甘酸っぱいなめらかな食感が特徴です。ほどよいベリーの酸味がきいていて、さわやかなヨーグルトドリンクを飲んだような味わいです。

まろやかバナナは、バナナの果汁をブレンドしていて、バナナの甘さとまろやかな食感が楽しめます。原液はとろとろとした感じで、牛乳と混ぜると分離することなくきれいに混ざってくれます。程よいバナナの甘みとクリーミーな味わいでとてもおいしいです。牛乳嫌いの子供にも飲みやすい味なので、牛乳を飲んでくれないとお悩みのお母さんにもぜひおすすめしたい商品です。スーパーなどで手に入るので、ぜひ手に取ってみて下さい。
 

カルピスは夏の暑い日に飲むイメージが強いドリンクですが、実はホットカルピスもおいしいと評判です。寒い日にカルピスの牛乳割りを温めて飲むと、体の芯から温まって心も体もほっこりします。作り方はホット牛乳を作る要領で、電子レンジまたは小鍋で牛乳を温めます。カルピス1の割合に対し、ホット牛乳を5の割合で分離しないようによく混ぜ合わせるとおいしく出来上がります。

牛乳を温めすぎるとカルピスが分離してしまい、つぶつぶがコップ一杯にできてしまうため、牛乳を温めるときは人肌くらいに温めた後カルピスと混ぜると分離しにくいということを覚えておきましょう。冷たいカルピスの牛乳割りよりも、ホットカルピス牛乳にするととろみとコクが増しておいしいです。冷えが気になる方にはしょうがを入れたり、子供にはココアを混ぜてあげたりアレンジも自由自在です。お好みで試してみて下さい。

カルピスの牛乳割りはアイディア次第でいろんなバリエーションで楽しむことができます。まずはベーシックなカルピスの牛乳割りを堪能した後は、カルピス牛乳をアレンジしてさらにカルピスの牛乳割りのおいしさを極めていきましょう！

カルピスの牛乳割りを使ったおいしいスムージーのレシピです。作り方はバナナ1/2本は一口大に切り冷凍しておきます。ミキサーにバナナ、冷凍ブルーベリー50g、カルピス30ml、牛乳100mlを入れてよく攪拌します。グラスに注ぎ、飾り用のブルーベリーとミントの葉を飾れば完成です。

甘酸っぱいマンゴーを使ったひんやりと冷たいフラペチーノのレシピです。作り方は、カルピスの牛乳割りをジップロックに入れて凍らせておきます。ミキサーに、凍ったカルピスの牛乳割りを入れ、よく攪拌します。グラスに市販のマンゴーゼリーを入れ、ミキサーで攪拌したカルピスの牛乳割り、生クリームの順にのせ、マンゴーソース、練乳をかけたら完成です。

きなこを使った体に優しいコンビネーションのドリンクです。素朴な味わいでほっとします。つくり方は、牛乳60ccにきな粉15gを入れ、分離しないよう手早くかき混ぜます。そこにカルピス70ccを入れよくかき混ぜます。濃度が濃い場合は水で調整してください。グラスに氷を入れ、きな粉ドリンクを注げば完成です。

すだちをカルピスの牛乳割りに加えると、とろりとした爽やかなラッシーのような味わいのドリンクができます。カレーなど辛い物を食べた後のお口直しにもピッタリです！作り方はすだち1個をカットし、果汁を絞ります。カルピス大さじ2の割合に値し、牛乳150mlを混ぜ、すだちを入れ、よくかき混ぜたら完成です。

ひんやりとおいしいカルピスの牛乳割りを使ったアイスです。夏の日の暑い日にぴったり！作り方は、冷凍のジッパー袋にカルピス原液(巨峰味)150mlと牛乳300mlを入れ、袋を振ってよく混ぜ合わせます。冷凍ブルーベリー30gを加え、手で軽くもむようにして混ぜあわせる。袋の口をしっかりと閉め、冷凍庫に平らにして入れます。

2時間ほどしたら一度取り出し、手で軽くもみながら全体をよく混ぜ合わせ、冷凍庫に入れて冷やします。さらに１時間ほどしたら再び取り出し、袋の外側から手で軽くもみ、全体を混ぜ合わせます。この時点でまだ固まっていない場合は、もう一度凍らせてよく固まって揉んだら出来上がりです。1～2時間おきに冷凍庫から取り出し、手で揉みながら混ぜなおすと食感がよくふんわりとしたアイスが完成します。

季節のフルーツを加えたちょっとおしゃれなカルピスムースです。カルピスの牛乳割りを使えば簡単に作れるので、友達が来た時のおやつにいかがでしょうか？作り方は、ゼラチンパウダー5gはお湯大さじ2で溶かしておきます。カルピス原液100cc、生クリーム200cc、牛乳200cc、溶かしたゼラチンをブレンダーに入れ、しっかりと撹拌します。ガラス容器に入れて、冷蔵庫で冷やし固めます。

キウイ1個は細かくカット、冷凍ベリー20gはそれぞれカップに入れ、砂糖を大さじ2ずつ入れます。電子レンジで3分ほど加熱し、しっかりと混ぜ合わせ、粗熱がとれたら冷蔵庫で保存します。カルピスムースにかけたら完成です。ミキサーでふわふわ食感になったカルピスの牛乳割りのムースに、フルーツの酸味とカルピスの優しい甘さが相性抜群です。

カルピスの牛乳割りをタピオカと合わせた満足感いっぱいのスイーツです。作り方は、タピオカ30gは沸騰したお湯で1時間ほどゆで、透明感が出てきたら水で冷やしてしめておきます。グラスにタピオカを入れ、カルピス原液20cc、牛乳80ccを注いで静かに混ぜ合わせたら完成です。

カルピスの牛乳割りと使ったパンケーキです。ふわふわの食感と、レモンの爽やかな風味が香るおいしいパンケーキができますよ。作り方は、ボールに砂糖30g、ベーキングパウダー10g、塩ひとつまみ、片栗粉10g、薄力粉160gを入れてよく泡立て器で混ぜ合わせます。

卵白１個分をを入れ、牛乳110gを少しずつ入れ真ん中でぐるぐると泡立て器でじわじわ粉と混ぜ合わせていくと分離しにくいです。レモン汁15g、カルピス原液10gを入れてさらに混ぜ合わせます。フライパンにバターを塗り、中火で１分温め、その後弱火にし、生地を流し、蓋をし10分焼きます。蓋を取り、生地の表面まで火が通った状態になっていたら裏返して蓋を外したまま3分焼いて出来上がりです！

ボール一つでできるお手軽マフィンです。ほんのり甘酸っぱいカルピス牛乳風味で子供も喜ぶこと間違いなしです。作り方は、まずオーブンを180度で余熱します。ボールにホットケーキミックス100g、カルピス原液30g、牛乳30g、サラダ油30gを入れ、大きめのスプーンでぐるぐる混ぜてとろりとした状態になるまで混ぜ合わせます。

生地をンカップに等分に流し入れ、180度のオーブンで15分程焼きます。マフィンがふんわりと膨らみ、こんがりとした焼き色が付けば出来上がりです。お好みでカルピスの原液をバナナやレモンなどお好みの味に変えて作ると、また違った味わいが楽しめておすすめです。お気に入りの味で作ってみて下さい。

おいしいと評判のカルピスの牛乳割りについてまとめてきました。実は関西ではカルピスの牛乳割りはスタンダードな存在で、昔からよく飲んでいたという人もいます。水で希釈するよりも濃厚でクリーミーな味わいになって美味しいですよ！今までカルピスの牛乳割りを飲んだことがないという方は、ぜひ今回の記事を参考に一度カルピスの牛乳割りを作ってみて下さい。きっとその美味しさにハマるに違いありません！