2021年07月21日公開
2024年11月13日更新
びわ酒の作り方をマスターしよう!飲み頃や保存方法もチェック
びわ酒の美味しい作り方を紹介します。家庭で失敗なく作れる基本の材料と手順についてまとめました。保存方法や、いつが飲み頃なのかについても解説。さらに、びわ酒をもっと楽しめるアレンジレシピも紹介しています。
びわ酒の作り方とアレンジレシピを紹介!
2ヶ月くらい漬けてるびわ酒とりんご酒がいい感じですなぁ...
— はる🧊🐧 (@ZAKOharu) July 9, 2021
あと4.5ヶ月くらい漬けたら味見かしら pic.twitter.com/TI09pysNl0
びわは5月~7月頃が旬となり、初夏のフルーツとしても知られます。そのまま食べても美味しいですが、びわを漬け込み、果実酒にするのも、一つの楽しみ方としておすすめです。びわの甘みとコクがより引き出され、香りもよく絶品です。この記事では、失敗なく美味しく作れるびわ酒の作り方や、アレンジレシピを紹介します。
びわ酒の基本レシピ
材料・下準備
【材料】
- びわ…500g
- ホワイトリカー…900ml
- 氷砂糖…50g
- レモン…2個
びわ酒に使うびわは、傷んだり傷がついていない綺麗なものを選びます。下準備では、洗った後キッチンペーパーなどで水気を拭き、しっかりと乾かしてからヘタを取ってください。水気が残っていると漬けている間に腐ってしまうので、注意しましょう。レモンは皮を切って輪切りにしておきます。
このレシピでは氷砂糖が少なめ、レモンを多めと、甘さが控えめになる分量です。氷砂糖は多いほどびわの香りと甘味がお酒に移りやすく、コクが出るようになります。甘い味が好みの人は多めに入れても構いません。
ホワイトリカーは500gのびわに対して900mlですので、びわの量に合わせて変更してください。保存瓶は洗剤で洗った後、少量のホワイトリカーを入れ、キッチンペーパーで全体を拭きます。35度以上のお酒なら、つけて拭くだけでしっかりアルコール消毒ができます。蓋の内側も拭いて消毒してください。
作り方
今日はいいお天気になりました。露地びわの収穫に備えて、びわ山の草刈りをしました。
— 房州びわと山の幸 福原農園 (@farmfukuhara) May 15, 2021
最近、10年前に漬けたびわ酒を飲んでいます。今年も、ハウスびわと甘夏、レモンを使ってびわ酒を漬けました。#福原農園 #房州びわ #びわ #無農薬栽培 #農業 #ビワ #枇杷 #露地びわ #果樹園 #びわの種 #びわ酒 pic.twitter.com/eSGzMKHG5K
【作り方】
- 消毒した保存瓶にヘタを取ったびわ、氷砂糖、レモンを入れる
- ホワイトリカーを静かに注ぐ
- 飲み頃になるまで冷暗所で保存する
保存瓶に材料を入れる際は、びわ、氷砂糖、レモンの順番で層になるようバランス良く入れてください。量が多い時は、二回分に分けて入れましょう。層になったまま熟成させるので、かき混ぜる必要はありません。
熟成して飲み頃になったびわ酒は、最後に漉して別の容器に移し替えるのがおすすめです。そのままでも飲むことはできますが、雑味が混じっているので、一度漉すことでより美味しく仕上がります。ひと手間かかりますが、より美味しくフルーティーな風味を楽しめます。
びわ酒の飲み頃と保存方法
今年実ったびわで作ったびわ酒
— ジェミニ (@AmqNhNRJjubzqjp) July 7, 2021
3ヶ月くらいで出来るらしいけどうまく出来るかな?
今から楽しみ(*´ω`*) pic.twitter.com/YbNkchrkme
びわ酒は、漬け始めて約1ヶ月頃から飲めるようになります。飲み頃は2~3ヶ月頃といわれますが、漬け置く期間が長くなるほど、よりコクやまろやかさが増します。濃厚なリキュールを楽しみたい人は1年程漬け込むのもおすすめです。35度のホワイトリカーで作った場合の賞味期限は約10年です。
保存方法は常温保存です。冷蔵庫には入れず、湿度や温度の低い冷暗所で保存します。保存している間、お酒の量が減ってびわが空気に触れると腐りやすくなるので、びわが完全に浸るよう適宜ホワイトリカーを足してください。
びわ酒のアレンジレシピ
白ワインで作るびわ酒
ワインにびわの風味を移したアレンジレシピです。ワインにより一層甘みとフルーティーな味わいが増し、ワインが苦手な人でも飲みやすくなるでしょう。ワインに漬けたびわの実もコクがあって美味しいので、お菓子の材料やジャムにするのもおすすめです。
ブランデーで作るびわ酒
ブランデーはホワイトリカーの代用としておすすめのお酒です。アルコール度数が高いので、びわの甘みや香りをより引き出し、味わいを深めてくれます。こちらのレシピではより甘口のリキュールになりますので、甘いお酒が好きな人におすすめです。少量をケーキなどのスイーツ作りに使うのも良いでしょう。
日本酒で作るびわ酒
日本酒とびわは意外な組み合わせに思えますが、深い甘味のある美味しいびわ酒になります。日本酒はクセが少なく飲みやすいので、アレンジにおすすめです。びわの実も甘味が出てコクが深くなっているので、ぜひジャムなどに活用してみてください。
びわ酒の味わいを楽しもう!
我が家の庭の枇杷。
— 梅干小僧 (@umeboshi634) June 13, 2021
食べるのが追い付かない量が採れるので、今年は『びわ酒』を作ってみました。#びわ酒 #枇杷酒 #枇杷 #びわ #枇杷の木 #枇杷の実 #果樹 #果実酒 #庭 #酒 pic.twitter.com/N8s79ZSfAv
家庭で簡単に作れて、上品な香りと味わいが楽しめるびわ酒。ホワイトリカーやブランデーを使った基本レシピはもちろん、紹介したアレンジ方法もおすすめです。お酒の楽しみの幅が増えることでしょう。びわがたくさん手に入った時には、ぜひ試してみてください。