びわの季節と旬の時期は?収穫時期や食べ方を紹介!

びわとはいつ頃の季節が旬の時期なのでしょうか?気がつくとスーパーなどに並んでいるびわの美味しい収穫の時期や市場に出回りの時期そしてびわの有名な産地、びわの保存方法、びわの皮の剥き方や食べ方を今回「びわの季節と旬の時期は?収穫時期や食べ方を紹介!」と題して詳しく紹介していきます。びわのことを詳しく知ることで、美味しい時期に美味しい食べ方でびわを堪能することができます。

びわの季節と旬の時期は?収穫時期や食べ方を紹介!のイメージ

目次

  1. 1びわの旬の季節はいつなのか?
  2. 2びわのおすすめな食べ方
  3. 3びわの保存方法や日持ちはどのくらい?
  4. 4びわは長い歴史を持つ果物
  5. 5びわの旬の時期が待ち遠しい!

びわの旬の季節はいつなのか?

びわの旬の季節はいつなのでしょうか?びわの美味しい収穫の時期、びわの名産地とはどこなのか、びわが市場に出回り購入できるのはいつなのか、びわが旬の時期以外で手に入らない理由などを詳しく紹介します。

びわが美味しい収穫の時期とは?

びわが旬の時

びわの美味しい収穫の季節、旬は初夏の5月から6月になります。ハウスで栽培されたものは3月頃にお店に並ぶこともあります。場所によっては旬の時期に、びわ狩りをすることもできる所もあります。旬の美味しいびわの選び方は色が濃い物がおすすめです。形は丸みがあってふっくらしている物が良いです。大きすぎる物は選ばないようにしましょう。びわの実に産毛が集中していて傷がなくヘタがしっかりしている物がおすすめです。

びわの名産地はどこの県?

たくさんなるびわ

びわの名産地と言えば日本で一番の収穫量を誇るのが長崎県、続いて千葉県、鹿児島県、香川県、和歌山県、愛媛県、兵庫県になります。長崎県では江戸時代の後期よりびわの栽培が盛んで長崎の温暖な気候もびわの栽培に適した環境でもあります。長崎には早生品種もあり3月から4月にが市場に出回り味わうことができます。びわの生産地の第2位の千葉県では約250年ほど前にびわの栽培が始まりました。

びわの第二位の生産地でもある千葉県で生産され旬の物が市場に出回り有名なものは大粒でジューシーな果肉でもあり、房州びわとしても名が知られています。また、千葉県のびわは皇室への献上品として重宝されるほどの味で、甘味や酸味そして香りも豊かで色合いがとても良い物になっています。

びわが市場に出回りお店で買えるのはいつ?

市場に出回ったびわ

びわがスーパーなどで購入できる時期は4月から7月になります。最も美味しい旬の季節は5月から6月になりますが、旬とは少しずれた時期に出回りのびわは主にハウスで栽培された物になります。びわは旬と同じような気候を維持できて、ハウスでも同じような環境を作ることができるのが3月から7月ぐらいになるので、品種によっても異なりますが、早い物で4月から遅い物で7月頃まで市場に出回り、購入することができます。

びわが旬の季節以外に手に入らない理由とは?

収穫したばかりのびわ

びわは秋冬には見かけることができない果物の一つです。なぜ旬以外では手にすることができない果物なのでしょうか?びわは収穫後も熟成し続けない追熟しない果物になり、収穫した頃が一番美味しい時期になります。びわは保存が効きにくい果物のため店頭で購入ししてから2~3日しか鮮度が持たない果物になります。そのため収穫後の保存が効かないことすぐに痛みが生じてしまうことが理由の一つでもあります。

また、旬と同じような環境を維持することが難しく、旬からずれた時期に栽培することができず市場に出回り手にすることができないのが現状でもあります。

びわのおすすめな食べ方

びわのおすすめの食べ方とはどんな食べ方なのでしょうか?びわの皮の簡単な剥き方やびわの種の取り方、びわの皮を剥いた時の変色を防ぐ方法などを詳しく紹介していきます。きれいな剥き方をする事でさらに食べやすく、見た目もきれいです。また、変色を防ぐ事で、色鮮やかさが保たれて美味しく食べることができむす

びわの皮の簡単な剥き方

皮を剥いたびわ

簡単な剥き方はびわを洗い、収穫したびわには枝や葉がついていることもあるので丁寧に取り除いて土を洗い流し、手で皮を剥いていきます。頭からでもお尻からでも手で簡単に皮を剥くことができます。コツはびわは5枚の葉が合わさった形をしているのでお尻の星の形をしている所から5等分に皮を剥いていくようにしましょう。お尻の星型にある固い皮の部分を持ってゆっくり丁寧に剥いていけばきれいにつるんと剥くことができます。

びわの種の取り方

びわの種

皮を剥いたびわを包丁を使って2等分にします。ポイントは包丁でびわ全体を切ってしまうと形が崩れやすくなってしまうので、軽く真ん中に切り込みを入れましょう。びわを優しく持って、切り込みを入れた部分を回転させます。そうすることで半分に割ることができます。種のサイズにあったスプーンを用意します。種と薄皮はスプーンを使って簡単に取ることができます。実をつぶさないようにしてスプーンに力を入れすぎないようにしましょう。

びわの変色を防ぐ方法

皮を剥いたびわはそのままにしておくと茶色に変色してしまいます。すぐに食べる場合でもきれいに食べるためには色止めをしましょう。変色を防ぐ方法は、りんごと同じように塩水を作り、そこに皮を剥いたびわを入れてつけるだけです。塩分が気になる人は塩の代わりにレモン水やスポーツドリンクなどを使っても同じ効果を得ることができます。ぜひ、試してみましょう。

びわの保存方法や日持ちはどのくらい?

びわは常温で保存する

ボールいっぱいのびわ

びわはバナナなどの果物のように追熟させずそのまま食べる果物です。デリケートな果物なので触る時も優しく振れましょう。びわの保存方法は常温保存が基本となります。痛みも早いため暑いところをさけ、直射日光は当たらないようにして冷暗所で保存しましょう。常温での保存期間は2~3日程度となりますので早めに食べるようにしましょう。冷蔵庫に入れてしまうと悪くなってしまう性質があるので入れないようにしましょう。

びわの日持ち期間は短い

びわは収穫してからの日持ちの期間がすごく短いです。新鮮なうちに早めに食べるようにしましょう。冷蔵庫での保存はむいていませんが、どうしても保存をしておきたい場合は冷凍での保存は可能です。ただ長く保存することはできますがびわならではの食感は失われてしまいます。冷凍保存の方法はよく洗ったびわをフリーザーパックに入れて冷凍庫に入れます保存期間は1~2カ月ほどになります。半解凍で食べると美味しいです。

余ったびわはどうする?

びわを手にしたけれどどうしても食べきれずに余ってしまった場合はひと手間加えて色々作ってみましょう。今回簡単に作れるびわを使ったレシピを紹介します。

 

  • びわ7個
  • ゼラチン5g
  • 砂糖30g
  • 水300cc
  • レモン汁少々

  1. びわを半分に切って、簡単なびわの剥き方で皮をむいて種を取ります。
  2. 鍋に水と砂糖、びわを入れて沸騰させたら火を止めてレモン汁を加えて混ぜます。
  3. 粗熱をとって器に入れて冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。

 

  • びわ20個程度
  • 砂糖70g
  • 水500cc
  • レモン汁大さじ1

  1. びわを簡単な剥き方で皮をむいて、半分に切り種を取ります。
  2. 鍋に全ての材料を入れ火にかけて沸騰させて、弱火にして数分煮詰めます。
  3. 粗熱をとり保存容器に入れたら完成です

 

  • びわお好みの量
  • 砂糖びわの重量の20〜30%
  • レモン汁小さじ2

  1. 皮や種を取り除いたびわを6等分に切ります。
  2. 鍋にびわと砂糖を入れてお好みの固さまで煮詰めます。
  3. レモン汁を加えて軽く混ぜ合わせたら完成です。

びわは長い歴史を持つ果物

びわは昔からあり、長い歴史を持つ果物でもあります。今回、びわは原産地国が中国であることやびわは薬樹として昔から重宝されてきたことなどを詳しく紹介します。びわの効能が色々あり、これからの生活にも食べるだけでなく、色々活用することができます

びわの原産国は中国

びわは中国が原産でとても長い歴史を持つ果物です。日本では、平安時代に遣唐使によって入り薬樹として栽培されました。江戸時代にはびわの葉を煎じて飲むびわ葉湯としてよく飲まれていました。江戸時代から徳川御用達でもあるびわは千葉県産の採れたてのびわをその日のうちに船で江戸城まで届けていたという話もあります。

びわは薬樹として重宝されてきた

びわの木には様々な薬効があることで知られています。びわの木にがあると病人がその葉を求めて列を作っていたこともあるほどの薬樹です。びわの葉には咳を鎮めたり、痰を除いたり、胃を丈夫にしたり、体の余分な水分を排出したり、鼻づまりの解消や鼻の炎症を抑える効果があると言われてきます。

その他にも民間療法として、びわの葉を煎じた汁を皮膚炎や汗疹に湿布したり、浴用にも用いられたりしています。種を焼酎漬けにして保存して様々な痛みに湿布薬としても使われたりします。色々な効能があることから昔からびわは薬樹として重宝されてきました。

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びわの旬の時期が待ち遠しい!

今回「びわの季節と旬の時期は?収穫時期や食べ方を紹介!」と題して紹介しましたが役に立てたでしょうか?びわの美味しい産地は日本にたくさんあり、びわの旬の美味しい時期に簡単できれいな剥き方や変色を防いで美味しく食べましょう。また、びわには色々効果効能があり、昔から薬樹としても重宝されていました。お手当としても役立つびわを食べるだけでなく色々な活用方法でも役立てましょう。

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