長芋（山芋）のレンジ調理レシピ！簡単に作れるおつまみメニューも

長芋は生でも加熱しても美味しく食べれる人気の食材です。調理法や加熱時間によってシャキシャキ、ふわふわ、ほくほくなど、さまざまな食感を楽しむことができます。

本記事では、レンジを活用したおすすめの人気レシピを徹底紹介しましょう。和え物や蒸し物、焼き物などの美味しい料理が盛り沢山ですので、ぜひお気に入りのメニューを見付けてみてください。

スーパーなどで、長芋または山芋という名前で販売されているのを見かけますが、実際にどのような違いがあるのか気になるところです。山芋はヤマノイモ科のイモ類を総称したものです。したがって長芋も山芋の種類に含まれていることになります。山芋と明記して販売されているものは、いちょう芋やつくね芋であることが多いようです。

山芋は粘り気が強くアクが少ないのが特徴で、ほのかな甘みがあります。そのまま和え物やサラダにして食べても美味しいですが、粘り気の特徴を活かしてとろろにするのがおすすめです。他にも揚げ物や磯辺焼きなどにしても、美味しく食べれます。

一方、長芋は山芋と違って粘り気が少ないため、とろっとした感じはありません。味は山芋より淡白です。ちなみに、栄養価はどちらとも同じくらいで、大きな差はないといわれています。

【材料】2人分

• 長芋：300g
• ツナ缶：1缶
• 万能ねぎ：30g
• 紫玉ねぎ：1/2個
• カニカマ：4本
• 醤油：大さじ1

• 醤油：大さじ1
• 酢：小さじ1
• コショウ：少々

1. .長芋は皮をむいて、大きく4〜5等分に切ります。
2. 1を耐熱容器に入れて、ラップをふわりとかけます。
3. 600Wのレンジで3分、上下を返して2分竹串がすっと通るまで加熱します。
4. .熱いうちにフォークなどで粗く潰します。
5. 4にA、スライスした紫玉ねぎ、細切りにしたカニカマを混ぜます。
6. ツナ缶の油を軽く切ってフライパンに入れ、火をつけます。
7. 6を中火で3分軽く炒め、小口切りした万能ねぎと醤油を入れます。
8. 5と7を和えたら完成です。

ツナのコクと旨みがアクセントになった和風サラダです。カニカマと紫玉ねぎで和えて、彩り豊かに仕上げました。玉ねぎの辛味が気になる場合は、スライスした後に少し水に浸して、水気を絞ってください。

お好みでマヨネーズをかけても、相性が良いでしょう。付け合わせのサラダとしてはもちろんのこと、おつまみやお弁当のおかずにしてもよく合います。

シャキシャキ感とほくほく感を一度に楽しめる、おすすめの和え物です。梅酢で味付けしてさっぱりと仕上げました。梅酢の甘味材料は、砂糖以外にはちみつやみりんでも、甘さが優しく上品に仕上がるでしょう。

お弁当の一品としても、冷酒などお酒のおつまみにもピッタリ合います。しそ梅酢は多めに作って常備しておくと、肉や魚や野菜料理にも活用できて、とても便利です。

アツアツの芋に練り黒ゴマを和えただけの簡単な和え物です。砂糖と塩麹を使って、ほんのりとした甘みを加えています。芋が冷めないうちに練りゴマを入れると、すぐに溶けて簡単に混ざります。芋を潰し過ぎると見た目も食感も劣るので、粗めにする方がおすすめです。見た目の黒が気になる場合は、練り白ゴマでも構いません。

【材料】

• 鶏もも肉：200g
• 長芋：200g
• 生姜すりおろし：大さじ1
• 青じそ：5枚

• 梅肉：小さじ2
• 醤油：小さじ2
• ごま油：小さじ1
• 酒：大さじ1
• 片栗粉：小さじ1/2
• 生姜(千切り)：1かけ分

1. 鶏肉は食べやすい大きさにそぎ切りします。
2. 長芋は皮付きのまま、1cm幅に切ります。
3. 1にAの調味料を入れて、味がなじむように揉み込みます。
4. 耐熱皿に2を並べ、その上に3をのせます。
5. ふんわりラップをかけて、600Wのレンジで6分加熱します。
6. 仕上げに生姜と青じその千切りをトッピングして完成です。

芋のほくほくした食感や鶏肉のジューシーさを楽しめる、人気の蒸し物料理です。梅肉とごま油に漬け込んだ鶏肉が、とても美味しく箸が止まりません。青じそや生姜など薬味をたっぷり使っているので、さっぱりと食べれます。お酒のおつまみにも合うし、汁気を切ってお弁当のおかずに入れても良いでしょう。

【材料】2人分

• 長芋：100g
• 豚ひき肉：100g
• グリーンピース：適量

• 生姜(すりおろし)：小さじ1
• 醤油：小さじ2
• 酒：小さじ1
• 片栗粉：大さじ1
• サラダ油：適量

1. 長芋は8mm幅の輪切りにし、残りはみじん切りします。
2. ポリ袋にみじん切りした1、豚ひき肉、Aを入れて、よく混ぜ合わせます。
3. サラダ油を薄く塗った耐熱容器に、輪切りした1をのせ、片栗粉をまぶします。
4. 2を3の上に絞り、ヘラで形を整えて中心にグリーンピースをのせます。
5. ラップをふんわりとかけ、600Wのレンジで6〜8分加熱したら完成です。

長芋のほくほくとシャキシャキの違った食感を楽しめる、人気シュウマイです。シュウマイの皮がいらないため、ヘルシーに仕上がります。蒸し器やフライパンを使わず簡単にできるので、誰でも失敗なく作れます。お好みで辛子しょうゆを付けて食べてください。おつまみやお弁当のおかずにもバッチリ合います。

味噌とマヨネーズに浸けた鱈に、すりおろした長芋と人参のソースをトッピングした蒸し物料理です。ソースは程よい粘度で口当たりが良く、子供や年配の方でも食べやすいでしょう。

加熱した鱈を別皿に移し変える時は、やわらかく崩れやすいため、箸ではなくフライ返しなどを使う方が良いです。白ご飯がすすむおかずになるので、お弁当に入れてもよく合います。

加熱するともちもちした食感になる、長芋の特徴を活かした蒸し物料理です。生姜風味のポン酢あんをかけて、さっぱりと食べやすくしました。

部分的にしかもちもちにならない場合は、均一になるように混ぜてから再度加熱し、取り出してさらに混ぜて加熱を繰り返すと、全体的にもちもちになります。長く加熱しすぎないように、様子見ながら作ってください。

【材料】2～3人分

• 絹ごし豆腐：1丁
• 卵：1個
• 長芋：200g
• チーズ：適量

• 白だし：20cc
• マヨネーズ：大さじ1
• 塩：少々
• 溶き卵：1個分

1. 豆腐をつぶします。
2. ふんわりラップをかけ600Wのレンジで10分加熱します。
3. 粗熱を取りながらザルにあげて水気を切ります。
4. 長芋の皮を剥き、すりおろします。
5. 3と4を軽く混ぜ合わせます。
6. 5にラップをかけて、600Wのレンジで3分加熱します。
7. 6から取り出し、Aを加えて混ぜます。
8. 型に流しチーズをのせます。
9. 200℃のオーブンで20分焼いたら完成です。

豆腐と組み合わせたヘルシーな人気グラタンです。ふわふわでとろけるような食感がたまりません。白だしとマヨネーズで味付けし、優しい味わいに仕上げました。

低カロリーであるため。ダイエット中にグラタンが食べたい時にもおすすめです。小さなカップに入れて作ると、お弁当にも活用することができます。チーズをたっぷりめにかければ、お酒のおつまみにもなるでしょう。

あっという間にできる簡単で美味しい焼き物料理です。にんにくを効かせているので、ご飯のおかずにもおつまみにもなります。レンジで加熱時間を増やすほどホクホク食感が増し、少ないとシャキシャキ感を楽しめるでしょう。お好みで仕上げに七味唐辛子をかけても、ピリ辛になって美味しいです。

サラダ感覚で楽しめる人気の焼き物料理です。醤油とマヨネーズで味付けをし、隠し味に柚子胡椒を使ってアクセントをつけました。柚子胡椒の風味と程よいピリ辛さが、野菜の甘味を引き立てています。火を通さなくても食べられる食材ばかりのため、加熱加減はお好みで調整してください。

長芋のレンジを使った人気料理の作り方を紹介しました。加熱時間が長いとトロトロに、短めだとシャキシャキの食感を楽しめるのが特徴です。お好みや料理の種類に合わせて、加熱時間を調節して食感も楽しんでください。

また、材料は山芋でも代用することが可能です。山芋の方が粘り気が強いことを、覚えておくと良いでしょう。レンジを使うことで時短で簡単に作れるので、おおいに調理に活用してください。