長芋の味噌汁&汁物のレシピまとめ!シャキとろ食感を楽しむアレンジ!
長芋を使った味噌汁や汁物のレシピをまとめました。シャキシャキとろとろの食感が味わえる長芋の味噌汁を中心に、抑えておきたい人気料理を厳選してPICKUP!簡単に美味しく仕上ることができる、おすすめのアレンジレシピを紹介します。
長芋を使った味噌汁や汁物の簡単人気レシピを紹介
長芋、えのき、なす、おくら、平田牧場の冷凍豚ひき肉、自家製麦味噌で味噌汁。 pic.twitter.com/FZDciE0y8G
— emi (@emi5332) July 11, 2020
長芋は高い人気を誇る食材の1つです。切ればシャキシャキとした食感を、擦り下ろせばとろとろの食感が楽しむことができます。長芋の皮を剥いた根茎を乾燥させた山薬は生薬としても利用されるなど、栄養価の高さでも知られています。便秘防止の効果があるレジスタントスターチを多く含むなど、とにかく身体に良い食材です。
本記事ではその長芋を使った味噌汁や汁物の人気レシピを紹介します。簡単に美味しく、しかもヘルシーに食べられる長芋の味噌汁を徹底的にチェックしていきましょう!
長芋を使った味噌汁&汁物の簡単人気レシピ【味噌汁】
長芋と油揚げの味噌汁
【材料】
- 長芋…150g
- 油揚げ…1/2枚
- 薬味ねぎ…2〜3本
- 一味唐辛子…好みで少々
- だし汁…500ml
- 味噌…大さじ2と1/2
【作り方】
- 長芋の皮をむいて縦半分に切り、端から1㎝幅の半月切りにする。
- 油揚げは食べやすい大きさの短冊切りに、薬味ねぎは小口切りにする。
- 鍋にだしと長芋を入れて中火にかけ、沸騰したら火を弱めて3〜4分ほど火を通す。
- 油揚げを入れてさっと温め、味噌を溶き入れる。
- 沸騰直前まで再度温めてねぎを入れる。
- 椀に注ぎ、好みで一味唐辛子をふりかけて出来上がり。
メイン具材に長芋を使用したシンプルな味噌汁です。油揚げとたっぷりの刻みねぎを合わせることで、豊かな風味を醸し出しています。味噌汁に使用する出汁ですが、これは煮干だしでもかつおだしでも好みの物を使用して構いません。
長芋と人参の味噌汁
【材料】
- 長芋…1/4本
- 人参…1/4本
- 水…400ml
- 顆粒だし…小さじ2
- 味噌…大さじ1.5~2弱
【作り方】
- 鍋に水と顆粒だしを入れて火にかける。
- 長芋を半月切りに、人参も薄めにカットする。
- 鍋に入れ柔らかくなるまで煮込む。
- 火を止めて味噌を溶かし、器に盛り付けたら出来上がり。
半月切りにした長芋に人参を合わせたお味噌汁の作り方です。口の中に入れるとホクホクとした独特の食感が楽しめます。両食材に火が通る様に、時間を掛けてしっかりと煮込んでください。仕上げに刻みネギを載せてあげると、より彩りと風味が増します。
月見とろろ汁
【材料】
- 長芋…300g
- 卵黄…2個
- 刻み海苔…適量
- 液みそ…大さじ2
- 水…250cc
【作り方】
- 長芋の皮を剥いて2/3をすりおろしに、残りは叩いて大きめに割る。
- 鍋に分量の水を沸かし、1と液みそを加えてよく混ぜ合わせ温める。
- お椀に等分ずつよそい、卵黄と刻み海苔を乗せたら出来上がり。
長芋を使った味噌汁といえば、やはりこの月見汁は欠かせません。レシピでは味噌に液味噌を用いていますが、こちらは通常タイプの味噌を使用しても問題ありません。その場合は味を見ながら味噌の量を調整してください。そのままはもちろん、麦飯などに掛けてもOKです。
わかめと長芋の味噌汁
【材料】
- 長芋…100g
- カットわかめ…1g
- 絹さや…12g
- だし汁…1と1/2カップ
- 味噌…小さじ2と2/3
【作り方】
- 長芋を3cm程の長さで棒状に切る。
- 絹さやからヘタと筋を取り除き、適当な長さに切る。
- わかめを水につけて戻し、しっかりと水気をきる。
- 鍋にだし汁を沸かして長芋を煮込む。
- 火が通ったら絹さやとわかめを加えてひと煮立ちさせる。
- 味噌を溶き入れて火を止める。
- 器に盛り付けたら出来上がり。
シャキシャキとした長芋の食感と、わかめならではの磯の風味が楽しめるお味噌汁の作り方です。わかめと絹さやはクタッとならない程度にサッと火を通しましょう。長芋も食感を活かすため、そこそこに煮込むのがポイントです。
長芋と卵のとろとろ味噌汁
すりおろした長芋に溶き卵を合わせ、とろとろに仕上げたお味噌汁の作り方です。トロリとした食感と濃厚な味わいが人気で、誰にでも簡単に作りことができる手軽さがウリです。具沢山に仕上げれば、メイン料理としても楽しむことができます。
長芋とキャベツの味噌汁
相性の良い長芋とキャベツを合わせたお味噌汁の作り方です。どちらの食材も独特の甘味を持っており、この特徴を引き出した優しい味わいが特徴となっています。煮立たせると風味が飛んでしまいますので、味噌を入れた後は火加減に充分注意してください。
オクラと長芋の味噌汁
ネバネバコンビとして相性のよいオクラと長芋を使ったお味噌汁の作り方です。トロリとした独特の食感と、まろやかな口当たりがたまりません。柔らかな味わいがこの料理ポイントとなるので、使用するお味噌も白味噌がおすすめです。
なめこと長芋の味噌汁
栄養たっぷりの3つの食材をセットにした、スタミナ満点のお味噌汁の作り方です。まさに夏にピッタリな一品で、食欲の沸かないときにもおすすめです。作り方も簡単で、手間なくスピーディーに仕上げることができます。それぞれの食材が持つ食感を楽しみましょう。
長芋を使った味噌汁&汁物の簡単人気レシピ【その他】
長芋と桜えびの団子汁
【材料】
- 長芋…120g
- 桜海老…大さじ1
- だし汁…400ml
- しょうゆ…小さじ1/2
- 塩…少々
- 柚子の皮…適量
【作り方】
- 長芋をすりおろし、鍋に入れて火にかける。
- 木ベラで練り混ぜながらゆっくりと火を通す。
- ねっとりと固まったら桜海老を加えて混ぜ合わせる。
- 火からおろし、粗熱が取れるまで暫くの間冷ます。
- 冷めたら水で濡らした手で好みの大きさに丸める。
- 鍋に分量のだし汁を沸かし、沸騰直前にAの醤油と塩で味を付ける。
- 調味しただし汁が沸いたら弱火に落とし、長芋団子を加えて1~2分煮る。
- お椀によそい、柚子の皮を散らして出来上がり。
消化によい長芋をふわふわの団子にした、お味噌汁のレシピです。ふんわりとした食感と桜海老の豊かな風味が楽しめる一品で、長芋が苦手な方でも苦にせず食べることができます。見た目も美しいので、おもてなしの一品としても活躍してくれることでしょう。
長芋と鶏肉の団子汁
【材料】
- 長芋(皮付き)…10cm位
- 鶏肉…70g
- まいたけ…1/2パック
- 長ねぎ…1/2本
- 水…2と1/2カップ
- だしの素(顆粒)…小さじ1
- 白だししょう油…大さじ2
- 塩…少々
- 片栗粉…少々
【作り方】
- 長芋をよく洗って皮ごとすりおろし、塩と片栗粉を入れて混ぜる。
- 鶏肉と長ねぎを一口大に切っておく。
- 鍋に水を入れて、沸騰したらスプーンで団子状に丸めた長芋を投入する。
- 鶏肉、長ねぎ、手で裂いたまいたけを加える。
- 材料に火が通ったら、だしの素と白だししょう油で味を調える。
- 椀に盛り、好みで七味唐辛子を振って出来上がり。
長芋の団子汁に野菜をたっぷりと投入し、食べごたえのある一品に仕上げています。野菜の皮や茎など、本来は捨てられてしまいがちな部分を使用しているのが本レシピの特徴です。この様に皮や茎なども、調理の仕方次第で美味しく食べることができます。作り方も簡単ですので、ぜひこの機会に覚えておいてください。
とろろとろろ汁
【材料】
- とろろ昆布…ひとつかみ
- 長芋 …20g位
- 梅干 …お好みで少し
- 熱湯…100cc程度
- しょうゆ…少々
【作り方】
- 長芋の皮を剥いて擦り下ろす。
- 椀に1ととろろ昆布、梅干を一緒に盛り、お湯100cc程度を注ぐ。
- しょうゆを少し垂らして味を整えたら出来上がり。
すりおろした長芋ととろろ昆布にお湯を注ぐだけの、超簡単な汁物のレシピです。出汁を取らずに昆布と長芋の旨味が味わえます。ふんわりと漂う優しい香りと味わいの中に、梅干しのスッキリとした風味がアクセントとなっています。飲みすぎてしまった日の翌日にもおすすめの一品です。
長芋のふわとろ汁
【材料】
- 長芋…50g(すりおろし)
- 卵…1個
- 刻みねぎ…少々
- だし汁…300ml
- 薄口しょうゆ…小さじ3
【作り方】
- 長芋の皮を剥く。
- おろし金を使って長芋をすりおろす。
- 鍋にだし汁を加える。
- 薄口しょうゆを入れて強火で煮立てる。
- 卵をよく混ぜ合わせる。
- すりおろした長芋と卵を混ぜ合わせる。
- 沸騰した鍋に6をゆっくりと回し入れる。
- ふんわりと浮いてきたら火を止める。
- 器に盛り付け、刻みねぎを乗せたら出来上がり。
ふわとろ食感に仕上げた長芋のすまし汁の作り方です。卵と長芋をしっかりと混ぜ合わせて、ゆっくりと回し入れてください。ベストな食感で仕上げる為にも火の入れ過ぎは禁物です。具材がぷかぷかと浮いてきたタイミングで火を止めて、手早く器に盛り付けましょう。
長芋のすり流し
【材料】
- かぶの葉…50g
- 長芋…40g
- だし汁…240ml
- 塩…小さじ1/6弱
- 淡口しょうゆ…小さじ1/3
- 炒りごま(すりごま)…6g
【作り方】
- かぶの葉を細かく刻み、長芋はすりおろす。
- 鍋にだし汁を沸かして、かぶの葉を入れてサッと煮る。
- 長芋を加えてのばし、淡口醤油と塩、すりごまを加えて味を整える。
- 器に盛り付けたら出来上がり。
スッキリとした味わいと風味が特徴の、長芋のすり流しです。難しい工程は一切なく、手早く簡単に仕上げることができます。調味料で味を整えたら熱々の状態で食しましょう。
吸いとろ
【材料】
- 長芋…150g
- だし…240ml(お好きなタイプを)
- みりん…30ml
- 醤油…30ml
- 卵黄…1個
【作り方】
- 鍋にだし汁をそそぎ、しょうゆとみりんを加える。
- 強火でしっかりと煮立てる。
- 長芋の皮を剥き、すり鉢やおろし金を使ってすりおろす。
- 卵を卵黄と卵白に分け、卵黄のみをすりおろした長芋に加える。
- 卵黄と長芋を混ぜ合わせる。
- だしが冷めたら長芋に少しずつそそぎ、混ぜ合わせる。
- 器に盛り付けたら出来上がり。
だし汁で合わせた長芋に卵黄のみを混ぜ合わせた王道の吸いとろです。ごはんに掛けるタイプのとろろは粘り気が強めですが、吸いとろの場合はそれよりもかなり緩く仕上げます。長芋ならではの奥深い味わいを楽しみましょう。
長いものとろろ汁
【材料】
- 長いも…200g
- だし汁…1カップ
- 万能ねぎの小口切り…少々
- 塩…小さじ1/4
- しょうゆ…適量
【作り方】
- 長芋の皮を剥き、大きめのボウルに擦り下ろす。
- 鍋にだし汁を注ぎ、中火にかけて煮立たせる。
- 沸々としてきたら塩としょうゆで味をととのえる。
- 長芋に少しずつだし汁を加え、全体的に混ぜ合わせる。
- 椀に盛りつけ、万能ねぎを添えたら出来上がり。
喉越しと旨味の両方が楽しめる、長芋のとろろ汁のレシピを紹介します。長芋のとろみとだしの旨味が身体中に染み渡ります。胃腸に優しい上に栄養も満点で、体調の優れない日の朝ごはんや、受験生の夜食にも最適です。もちろんそのままでも美味しいですが、ご飯の上に掛ければまた違った味わいが楽しめます。
かき玉とろろ汁
【材料】
- 長芋(山芋)…100g
- にんじん…2cm
- 卵…1個
- しょうゆ…適量
- みつば…適量
- 梅干し…2個
- 水…1と1/2カップ
- 顆粒だしの素…小さじ2/3
- 片栗粉…大さじ1/2
- 水…大さじ1/2
【作り方】
- 長芋の皮を剥き、ボウルで擦り下ろす。
- 卵を溶きほぐし、にんじんは5mm幅の輪切りにして花型で抜く。
- みつばを3cm程度の長さに切り、梅干しは種を除く。
- 鍋にAとにんじんを入れて煮立て、Bを加えてとろみをつける。
- 溶き卵を糸状にたらして加える。
- フワッと卵が浮き上がってきたら長芋を加え、しょうゆで味を調える。
- 器によそい、みつ葉と梅干しを飾って出来上がり、
最後は長芋や卵を使った冬におすすめの人気汁物レシピです。食べごたえのある一品で、具材を追加してボリューム感ある汁物に仕上げることもできます。飾った三つ葉と梅干しの清涼感のある風味がたまりません。長芋と野菜からたっぷりの栄養を補給しましょう。
長芋の味噌汁や汁物の簡単人気レシピまとめ
今日の昼餉、近所のスーパーで買ったお寿司と長芋の味噌汁。八百屋でおまけしてもらった長芋、生命力の強さを感じる。 pic.twitter.com/pgj8iua0xt
— sputnik@ (@sputnik42667975) July 18, 2020
長芋を使った味噌汁や汁物の人気レシピを紹介しました。どのレシピも作り方が簡単で、美味しく食べられるものばかりです。夏バテ防止や栄養補給にも最適ですので、ぜひ献立に取り入れてみてください。