ぶどうを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえの方法や食べさせる時期は?

ぶどうを使った離乳食レシピをまとめました。ぶどうを使った離乳食のおすすめ人気レシピを紹介します。ぶどうの皮をむく方法や子供に食べさせても良い時期など、ぶどうを離乳食に使う際のポイントも詳しく説明します。

ぶどうを使った離乳食レシピまとめ!下ごしらえの方法や食べさせる時期は?のイメージ

目次

  1. 1ぶどうを使った離乳食の人気レシピを紹介!
  2. 2ぶどうを使った離乳食のポイント
  3. 3ぶどうを使った離乳食の人気レシピ【初期・中期】
  4. 4ぶどうを使った離乳食の人気レシピ【後期・完了期】
  5. 5ぶどうを使った離乳食の人気レシピを作ってみよう!

ぶどうを使った離乳食の人気レシピを紹介!

ぶどうは程よい甘みが子供にも人気で、洗うだけでそのまま食べられる便利な果物でもあります。酸味も少ないので赤ちゃんにも食べやすい味ですが、離乳食には使ったことがないという人も多いのではないでしょうか?

本記事では、ぶどうを使った離乳食のおすすめ人気レシピをまとめました。ぶどうを離乳食に使う時の注意点や下ごしらえの方法なども紹介しているので、離乳食を作る時の参考にしてください。

ぶどうを使った離乳食のポイント

いつから食べさせられる?

ぶどうは離乳食初期から食べさせることができますが、もちろんそのままの状態では赤ちゃんは食べることはできません。初期の段階で与える場合はぶどうを搾ったり裏ごししたりして、果汁だけを与えるようにしましょう。最初は果汁もそのままではなく、白湯で薄めてあげるのがおすすめです。

成長してきたら徐々に果肉を増やして、その時期に合った大きさに刻んで食べさせてください。同じぶどうでもレーズンは固くて糖分も多いため、初期から使うことはできません。子供によっては中期後半あたりから食べられるようになりますが、できれば離乳食後期くらいから食べさせるのが良いでしょう。

注意点

ぶどうは甘くて食べやすい果物ですが、誤飲が多いことでも知られています。離乳食として与える場合は必ず小さく刻み、食べる時は喉に詰まらせないように近くで見守るようにしましょう。特にデラウェアなどの小さいぶどうはそのまま飲み込んでしまう可能性が高いため、小さいからといって丸ごと与えるのは危険です。

また、レーズンは生のぶどうよりも固くて食べづらいため、一度お湯で柔らかく戻してから小さく刻むようにしましょう。レーズンはオイルコーティングされていることが多いので、油分を落とすためにも湯通しは必要になってきます。

ぶどうにしてもレーズンにしても、初めて与える時はアレルギーが出る可能性を考えて小さじ1杯程度の少量から始めるようにしましょう。アレルギーでなくてもぶどうの食べ過ぎで消化不良を起こすこともあるので、赤ちゃんの様子を確認しながら徐々に量を増やしていってください。

ぶどうの下ごしらえの方法

ぶどうの下ごしらえは、まず皮と種を取るところから始めます。ぶどうの皮は薄くて皮をひとつひとつ剥がすのは面倒ですが、トマトの湯むきのように熱湯に入れることでするりと簡単にむけるようになります。たっぷりのお湯を沸騰させたら、洗ったぶどうを入れて30秒ほど皮に割れ目が入るまで茹でましょう

ザルにあけて冷ませば、あとは割れ目から指を入れるだけで簡単に皮をむくことができます。皮をむいたら種を取り除き、茶こしなどに入れて果汁を絞れば下ごしらえは完了です。小さく刻んでから裏ごししても良いですし、すり鉢などですり潰してから裏ごしするのもおすすめです。いろいろと試して、自分のやりやすい方法を探してみてください。

ぶどうの選び方

ぶどうは皮の色が濃く、隙間なくぎっしりと粒が並んでいるものが美味しいといわれています。ぶどうの皮に白い粉がついていることがありますが、これは農薬ではなく「ブルーム」と呼ばれる天然成分の結晶です。このブルームはぶどうが新鮮である証拠になるので、皮の表面に白い粉がついているかどうかをチェックしてみてください。

また、房を少し揺らしただけで粒がポロポロと落ちてしまうぶどうは鮮度がすでに落ちているため、赤ちゃん向けの離乳食にはあまり向いていません。持ち上げても粒がしっかりとくっついているぶどうを選ぶようにしましょう。

ぶどうには小粒のものから大粒のものまでさまざまな種類がありますが、離乳食に使うぶどうはできるだけ大粒のものを使ったほうが良いでしょう。小粒のものだと皮もむきづらく果汁も取りづらいですが、大粒のぶどうであれば数粒で十分な量の果汁を絞れて下ごしらえも簡単です。

保存方法

ぶどうは冷蔵保存だとすぐに悪くなってしまうので、長く保存するのであれば冷凍保存がおすすめです。丸ごと冷凍する場合は、粒を房から取り外してフリーザーパックなどに入れて凍らせましょう。食べる時はレンジで10秒ほど解凍するか水につけて溶かします。ぶどうを凍らせると長く保存できるだけでなく、皮がむきやすくなって便利です。

大人や少し大きい子供であれば、凍ったままのぶどうをシャーベットのようにして食べることもできます。初期から中期くらいの赤ちゃん用であれば、ぶどう丸ごとではなくピューレ状にしたものを冷凍したほうが良いでしょう

ピューレ状にしたものを冷凍する場合は製氷皿などに入れて凍らせ、凍ったらフリーザーパックなどに移し替えて保存するようにしましょう。冷凍したぶどうを離乳食に使う場合は、必ず一度加熱してから使うようにしてください。

ぶどうを使った離乳食の人気レシピ【初期・中期】

ぶどうジュース

【材料】

  • ぶどう 大きめ3粒

【作り方】
  1. ぶどうは洗って皮をむきます。
  2. 種があったら取り除き、小さく刻みます。
  3. 2をすり鉢などで潰します。
  4. 3を裏ごしします。
  5. 4を耐熱容器に入れてラップをし、500wのレンジで30秒ほど加熱したら完成です。

離乳食初期から使えるぶどうジュースを紹介します。ぶどうを裏ごしするだけの基本的なレシピですので、子供が大きくなってからもいろいろなメニューに利用することができます。ぶどうを搾っただけだと味が濃い場合は、白湯を少し入れて薄めてあげましょう。

ぶどうのコンポート

【材料】

  • ぶどう 大きめ3粒
  • 水 大さじ1

【作り方】
  1. 鍋にお湯を沸かし、ぶどうを15〜20秒茹でます。
  2. 1を氷水を張ったボウルに入れて皮をむきます。
  3. 2を6糖分に切り、種があれば種を取ります。
  4. 3と水を耐熱容器に入れて、ふんわりとラップをします。
  5. 4を600のレンジで1分30秒〜2分加熱し、粗熱が取れたら器に盛って完成です。

ぶどうのコンポートは、離乳食中期から食べられる簡単なデザートです。ぶどうの形が少し残った状態に仕上がるので、食材を口の中でしっかりと潰す練習にもなります

小さい粒をそのまま使ってしまうと誤飲の危険性があるので、必ず大きめの粒を刻んで使うようにしましょう。もう少し大きくなったら、ヨーグルトなどと一緒に食べるのもおすすめです。

ぶどうのとろとろデザート

【材料】

  • ぶどうピューレ 小さじ2
  • 水 大さじ1
  • 水溶き片栗粉 小さじ1/3

【作り方】
  1. 耐熱ボウルに水、ぶどうピューレ、水溶き片栗粉を入れてよく混ぜます。
  2. 1にふんわりとラップをして、600wのレンジで加熱します。
  3. レンジから取り出し、熱いうちに混ぜたら完成です。

そのままだと飲み込みづらいぶどうピューレも、片栗粉でとろみをつけることで離乳食初期の赤ちゃんでも飲み込みやすくなります。片栗粉はレンジから出してすぐにかき混ぜないとダマになってしまうので、手早くかき混ぜるようにしましょう。ぶどう以外の果物でも同じように作れるので、いろいろな果物でアレンジしてみてください。

かぼちゃスティック

【材料】

  • レーズン 大さじ1
  • かぼちゃ 1/12個(80g)
  • 片栗粉 大さじ1
  • 粉ミルク 小さじ1
  • 湯 大さじ1
  • サラダ油 少々

【作り方】
  1. レーズンを湯通しして刻みます。
  2. かぼちゃは柔らかくなるまで加熱し、皮をむきます。
  3. ボウルに2、片栗粉、お湯に溶いた粉ミルクを入れて潰しながら混ぜます。
  4. 1を加えて混ぜ、スティック状に成形します。
  5. フライパンに油を熱し、4を並べて転がしながら焼いたら完成です。

かぼちゃスティックは手づかみ食べを始めた赤ちゃんに人気があるメニューです。かぼちゃとレーズンの甘みだけでも美味しく食べられますが、粉ミルクを少し混ぜることでさらに赤ちゃんに食べやすい味に仕上がります。

アレルギーがなければ、粉ミルクは牛乳や豆乳で代用してもかまいません。焼いたかぼちゃスティックは冷凍しておくことができるので、多めに作ってストックしておくと便利です

イチゴとバナナとレーズンのパン粥

まるでデザートのような甘いパン粥を紹介します。フルーツがたっぷりと入った子供にも人気のパン粥で、離乳食をなかなか食べてくれない子供にもおすすめです。レシピではパンを牛乳で煮込んでいますが、豆乳や調乳した粉ミルクなどで代用することもできます。水だけでも十分甘く仕上がるので、成長具合や味の好みによって変えてみましょう。

離乳食*苺バナナとレーズンのパン粥 by maichan26 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが344万品

ぶどうを使った離乳食の人気レシピ【後期・完了期】

ぶどうジャム

【材料】

  • ぶどう 適量

【作り方】
  1. ぶどうは洗って鍋に入れて、40分ほど煮込みます。
  2. 1をザルにあけて、果汁と果肉に分けます。
  3. 皮をむいた果肉を鍋に戻し、とろりとするまで煮詰めたら完成です。

子供だけでなく大人にも使える人気のぶどうジャムを紹介します。砂糖など余計なものを加えずに作っているので、ぶどうの純粋な美味しさを味わうことができます。ぶどうはあまりにも少量だと作りづらいので、ある程度の量を使って多めに作るようにしましょう。余った果汁はジュースやゼリーなどに利用するのがおすすめです。

ぶどう寒天ゼリー

【材料】

  • ぶどう 1房
  • 棒寒天 1本
  • 砂糖 60g
  • 水 600cc

【作り方】
  1. ぶどうは洗って皮をむいておきます。
  2. 寒天を水に入れて戻します。
  3. 寒天の水をよく絞り、細かくちぎって鍋に入れます。
  4. 鍋に水を入れて火にかけ、寒天が溶けるまで加熱します。
  5. 寒天が溶けたら砂糖を加えて混ぜます。
  6. 砂糖が完全に溶けたら鍋を火からおろし、ぶどうを入れます。
  7. 6を器に移し、固まるまで冷蔵庫で冷やしたら完成です。

寒天ゼリーはダイエット食として大人にも人気がありますが、子供のおやつとしてもおすすめのメニューです。ただ、寒天はゼラチンを使ったゼリーよりも固く溶けにくいため、食べさせる時は細かく刻むなど食べさせ方に注意しましょう

水と砂糖だけでも美味しく作れますが、100%のぶどうジュースを使うとさらに美味しさがアップします。ジュースを使う場合は砂糖は入れずに作るようにしましょう。

レーズン蒸しパン

【材料】

  • 小麦粉 100g
  • ベーキングパウダー 5g
  • 砂糖 30g
  • 牛乳 100cc
  • サラダ油 大さじ1
  • レーズン 20g

【作り方】
  1. ボウルに砂糖とサラダ油を入れて、牛乳を少しずつ加えながら混ぜます。
  2. 1に小麦粉とベーキングパウダーを振るって混ぜます。
  3. レーズンも加えて混ぜます。
  4. シリコンカップかアルミカップに、3を7分目まで流し入れます。
  5. 水を張った鍋にケーキクーラーを置いて、その上に4を並べて火をつけます。
  6. 蓋に手ぬぐいを巻き、鍋に蓋をしてます。
  7. 沸騰後、12分ほど蒸したら完成です。

蒸し器がなくても鍋で作れる人気のレーズン蒸しパンを紹介します。100均で売っているケーキクーラーを利用することで、普通の鍋だけでふっくらと美味しい蒸しパンを作ることができます。蓋に手ぬぐいなどを巻かないと水蒸気で蒸しパンがビショビショになってしまうので、必ず手ぬぐいなどを巻いて使うようにしましょう。

レーズンの他にかぼちゃやさつまいもを混ぜても美味しいので、お好みでいろいろとアレンジを楽しんでみてください。

レーズンバナナクッキー

【材料】

  • レーズン 30g
  • バナナ 1本(約80g)
  • 薄力粉 100g
  • サラダ油 大さじ1

【作り方】
  1. レーズンにぬるま湯を注いで約5分置き、柔らかくなるまで戻します。
  2. 1の水気を切って細かく刻みます。
  3. 袋にバナナを入れて潰します。
  4. 3にレーズン、薄力粉、サラダ油を加えてこね、ひとまとめにします。
  5. 袋の中で約5cmの厚さに伸ばし、クッキングシートを敷いた天板の上に出します。
  6. 包丁で食べやすい大きさに切り込みを入れます。
  7. 170℃に予熱したオーブンで約15〜20分焼いたら完成です。

1歳から食べられる、しっとりとしたレーズンバナナクッキーのレシピです。袋の中で生地をまとめるので、作るのも楽な上に洗い物も少なくてすみます。砂糖は使っていませんが、バナナとレーズンの自然な甘みで美味しく仕上がります。卵や牛乳も使っていないため、アレルギー体質の子供のおやつにもおすすめです。

さつまいもレーズンチーズパン

ホットケーキミックスで簡単に作れる、人気のさつまいもレーズンチーズパンのレシピです。さつまいもとレーズンの食物繊維がたっぷり含まれているので、便秘気味の子供の朝ごはんにおすすめです。甘じょっぱい味があと引く美味しさで、ある程度大きくなった子供でも喜んで食べてくれます。

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ぶどうを使った離乳食の人気レシピを作ってみよう!

ぶどうを使った離乳食のおすすめ人気レシピや、離乳食にぶどうを使う際のポイントなどをまとめました。ぶどうは離乳食初期から使うことができ、デザートやおやつ作りに活躍してくれます。糖分が多いため毎日食べさせるというわけにはいきませんが、子供の食が進まない時やちょっとしたご褒美などに使うと良いでしょう。

ぶどうを使ったレシピは子供が大きくなってからも使えるものが多いので、これを機にいろいろなメニューをマスターしてみましょう。

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