2020年11月20日公開
2024年11月04日更新
梨を使った離乳食レシピまとめ!そのままあげて大丈夫?下処理の方法は?
梨を使った離乳食の人気レシピをまとめました。梨ジュースやコンポートなどの簡単レシピをはじめ、与え始めの時期や注意点などをわかりやすく解説します。下処理や冷凍保存の仕方も紹介しているので、これから離乳食に取り入れようと考えている方は必見です。
梨を使った離乳食レシピを紹介!
8~10月に旬を迎える梨を使った「梨の白和え」は、離乳食にぴったりの一品です。このレシピの分量で作ると薄味なので、味付けはそのままでOK。大人用にはブラックペッパーを振り、生ハムや塩もみズッキーニを添えます♪https://t.co/9FyyDEy1J9#ぎゅって #ぎゅってWeb #レシピ #離乳食 #梨 pic.twitter.com/RFTfXjk9qS
— ぎゅって編集部【公式】 (@gyutte_official) September 10, 2019
秋の味覚、梨を使って赤ちゃんが喜ぶ離乳食を作ってみませんか?ジューシーな果汁と優しい甘みのある梨は、赤ちゃんが大好きな果物のひとつです。本記事では、梨で作る人気の離乳食レシピをピックアップしました。
ジュースやピューレ、パンケーキなど簡単に作れるメニューを多数紹介しています。便利な冷凍保存の方法も解説しているので、ぜひ気軽にトライしてみてください。
梨を使った離乳食のポイント
梨を初めて赤ちゃんに与える際に「いつから使えるの?」「どんなことに気をつければよい?」などの疑問を持つ方も多いでしょう。まずは、梨を離乳食に使う時のポイントを解説します。下処理方法やアレルギーの有無にも触れているので、参考にしてください。
いつから使える?
☆本日のBu-Bu給食☆
— ふじさんBu-Bu保育園 (@fujisan_bu_bu) September 18, 2020
○普通食
ご飯、鶏すき煮、じゃがいもの味噌汁、梨
○離乳食 後期
5倍粥、上澄み味噌汁、鶏すき煮、、人参とじゃがいも、梨
○離乳食 初期
10倍粥、だし汁、豆腐、根菜煮、梨
○おやつ
マシュマロバー#保育園 #育児 #子育て #乳児 #土日祝開園 #給食 #離乳食 #安心安全 #食育 pic.twitter.com/DdiH4mKePb
赤ちゃんに梨を与えられるのは、離乳食初期(生後5~6か月)からです。甘みがあって水分も多いため、喜んで食べてくれるでしょう。ただし、そのままだとシャキシャキとして食べにくいので、中期までは果汁を絞ったりすりおろしたりして形を変える必要があります。体に負担がかからないように、最初は加熱したものを与えることもポイントです。
下処理の方法
9月11日(月)
— 小梅保育園の給食とおやつ (@koumehoikuen123) September 11, 2017
《離乳食・後期食前半》
おかゆ
白身魚と野菜の煮物
さつま芋の煮物
野菜スープ
梨 pic.twitter.com/HdNLucV5wI
梨の下処理は、大人が食べる時と同じです。適当な大きさに切って皮をむき、中心の芯を取り除きましょう。芯の部分が固いので、りんごよりもやや深めに包丁を入れることが肝心です。離乳食初期は、加熱したものをジュースやペーストにして与えてください。すりおろして同量の湯を加え、レンジや鍋で加熱したものでも構いません。
離乳食中期になりペーストに慣れたら、粗みじん切りの梨が使えるようになります。2~3mm角に刻み、舌ですりつぶせる程度に火を通してから与えましょう。離乳食後期になると3mmほどの薄切りが、完了期になると5~7mmほどの薄切りにしたものが食べられるようになります。
注意点
【離乳食66日目朝】
— にまんぼると(미나)@娘8m (@twentythousandv) October 27, 2020
🥕きな粉がゆ(おかゆ大さじ3・🥕小さじ1・きな粉)
かぶと枝豆絹豆腐の出汁がけ(豆腐大さじ1・かぶ小さじ1・和風だし適当)
🆕梨
梨は初期すりおろし中期は粗みじん切りっての見て、初めてなのに粗みじん切りであげちゃってむせちゃった😰いきなりはダメだった😫#離乳食処こぐま pic.twitter.com/lcfZvrXRGI
梨は、食物アレルギーを起こしにくい果物といわれています。しかし、必ずしもアレルギー症状が出ないわけではありません。初めて与える際は、他の離乳食と同様に少量からスタートしてください。万が一の時にすぐ対応できるよう、病院の開いている平日の午前中に与えると安心です。
梨を与える際にもうひとつ注意したいのが、月齢期に応じた量を与えることです。初期は1日1回小さじ1杯、中期は20~30g、後期は30~40g、完了期は40~50gが適量の目安となります。
約9割が水分でできている梨は、与え過ぎると体が冷えて下痢になることがあります。含有する糖アルコールのソルビトールが原因で下痢を起こすこともあるので、様子を見ながら与えることも重要です。
保存方法
冷凍保存用の離乳食を作るだけで午後が終わってしまった……!!
— うずら (@wizdy) October 31, 2018
忙しい!!
上から
バナナ6
りんご3梨3
大根3キャベツ3
にんじん3じゃがいも3
バナナの甘さはお気に入りのようで多めに用意。#離乳食 #育児 pic.twitter.com/qERiADnFDj
梨は、基本的に常温保存には向いていません。保存する際は1個ずつペーパータオルで包み、ラップで覆ってポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存します。ヘタを下にした状態で保存すれば、約2週間は日持ちします。2~3日ごとに確認し、ペーパータオルが湿っていたら、その都度新しいものに交換してください。
購入して2週間以内に食べ切れないものは、冷凍保存しましょう。加熱してペースト、または月齢期に合わせてカットしたものを製氷皿などに入れて冷凍すると、使いやすいです。冷凍保存した梨は、1週間以内に使い切ることをおすすめします。
梨を使った離乳食の簡単人気レシピ【初期・中期】
梨ジュース
【材料】
- 梨:1/6個
【作り方】
- 梨は芯の固い部分を取り除き、皮をむきます。
- すりおろし、耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけます。
- 500Wのレンジで30秒~1分加熱します。
- こし器でこしたら完成です。
離乳食初期から使える梨ジュースの人気レシピです。味をみて、濃い場合は白湯で薄めましょう。初めて梨を食べる赤ちゃんにもぴったりです。中期になれば、こさずに果肉ごと与えられます。レンジで簡単に作れるのもポイントです。
梨のピューレ
【材料】
- 梨:20g
- 水:100ml
【作り方】
- 梨は皮をむいてヘタを取り除き、1cm角に切ります。
- 鍋に梨、水を入れて火にかけ、柔らかくなるまで中火で10分以上加熱します。
- こし器で果肉を裏ごしし、器に盛り付けたら完成です。
梨を柔らかく茹で、食べやすく裏ごししました。なめらかな口あたりが楽しめる人気レシピです。ほんのりとろみがついたピューレは、甘みがあってとても美味しいです。多めに作って冷凍しておいてもよいでしょう。与える際は、レンジか鍋でしっかりと再加熱してから与えてください。
梨のコンポート
【材料】
- 梨:40g
- 水:大さじ3~4
【作り方】
- 梨は皮をむいて芯を取り除き、7~8mm角に切ります。
- 耐熱容器に梨、水を入れ、ふんわりとラップをかけます。
- 500Wのレンジで4分~4分30秒加熱します。
- 器に盛り付けたら完成です。
離乳食中期になったら試して欲しいコンポートの簡単レシピです。水を加えてレンチンするだけですが、優しい甘さがクセになります。そのまま与えるのはもちろん、プレーンヨーグルトにかけてもよいでしょう。酸味が和らいで食べやすくなるため、ヨーグルトが苦手な赤ちゃんにもおすすめです。
梨を使った離乳食の簡単人気レシピ【後期・完了期】
梨のパンケーキ
【材料】
- 小麦粉:大さじ3
- 梨:1/6個
【作り方】
- 梨は芯の固い部分を取り除き、皮をむきます。
- 梨をすりおろし、小麦粉を加えてダマがなくなるまでしっかりと混ぜ合わせます。
- 熱したフライパンにお好みで無塩バター(分量外)を少量入れ、溶かします。
- 2の生地をスプーンですくい、落とし入れて焼きます。
- 縁の色が変わってきたら裏返し、反対側も同様に焼きます。
- 中まで火が通ったら完成です。
人気スイーツのパンケーキに梨をプラスしました。材料2つで簡単に作れるお手軽レシピです。動画では無塩バターを使用していますが、フッ素加工のフライパンで油を引かずに焼いても作れます。赤ちゃんの手のサイズに合わせれば、喜んで手づかみ食べしてくれるでしょう。モチモチの食感とほんのりとした甘さに、ハマること間違いなしです。
ポークソテー梨のソース
【材料】
- 豚肉(しゃぶしゃぶ用):15g
- 梨のピューレ:大さじ1
- 玉ねぎペースト:小さじ2
- 醤油:小さじ1/3
【作り方】
- 梨は皮をむいて芯を取り、すりおろして弱火で3~5分煮たものを用意します。
- 玉ねぎは皮をむいて千切りにし、水と柔らかく煮込み、裏ごししたものを用意します。
- 豚肉は粗みじん切りにします。
- ジッパー袋に豚肉、梨、玉ねぎのピューレ、醤油を入れ、よく揉み、10分置きます。
- フライパンに4を入れ、肉に火が通るまで炒め煮にします。
- 器に盛り付け、お好みでみじん切りにしたチンゲン菜、かぼちゃを添えたら完成です。
豚肉に梨と玉ねぎのピューレを加え、甘辛く仕上げた人気おかずのレシピです。ピューレを揉み込んだらしばらく置き、豚肉に味を染み込ませましょう。みじん切りにしているので火が通りやすく、見た目以上に簡単に作れます。ピューレはどちらも冷凍保存ができるため、あらかじめ作り置きしておくのもおすすめです。
梨とりんごのゼリー
【材料】
- 梨:20g
- りんご:20g
- りんごジュース:40ml
- 水:100ml
- 粉寒天:1g
【作り方】
- 梨、りんごはそれぞれ皮をむいて芯を取り、5mm角に切ります。
- 鍋にりんごジュース、水、粉寒天を入れ、絶えず混ぜながら沸騰させます。
- 沸騰したら弱火で1分加熱し、粗熱を取ります。
- 1の梨、りんごを加えて混ぜ、器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固めたら完成です。
離乳食完了期の赤ちゃんに、つるんと喉ごしの良いゼリーを手作りしてみませんか?梨とりんごのシャキシャキとした食感も楽しい人気メニューです。粉寒天は溶かし切れていないと固まらないことがあるため、沸騰した後も1分ほど加熱しましょう。市販のジュースで簡単に作れるので、忙しい時にも重宝しそうです。
梨を使った離乳食を作ってみよう!
11月1日の後期離乳食
— ミッチ (@4fhjjePFhv6HTyi) November 1, 2018
ご飯
豚肉と白菜のくたくた煮
玉ねぎじゃがいもワカメのの味噌汁梨
初めての待ちに待った園の給食、喜んで完食してくれました。 pic.twitter.com/3QMRaLEK9S
梨を使った離乳食の人気レシピを紹介しました。秋の味覚として有名な梨ですが、実は旬の時期が長く、7~12月ごろまで楽しむことができます。品種によって出回る時期が違うので、その時々でスーパーに並ぶ梨を購入するとよいでしょう。
よく見かけるものを挙げると、7~8月に旬を迎える二十世紀・幸水・豊水、9月以降に旬を迎える新高、12月中旬が食べ頃の愛宕などがあります。離乳食が進むと食べられる食材も増えてくるので、ぜひいろいろな料理に使いまわしてください。紹介したレシピも参考にして、赤ちゃんが喜ぶ一品を手作りしましょう。