2020年12月31日公開
2024年11月05日更新
離乳食のおやつレシピまとめ!簡単に手作りできるおすすめメニュー!
離乳食おやつのおすすめレシピをまとめました。簡単にできて赤ちゃんが好んで食べそうな人気レシピを、おやつのジャンル別に紹介しましょう。離乳食おやつの食べ始め時期や手作りおやつのメリットなども詳しく解説します。
目次
離乳食のおやつレシピを紹介!
赤ちゃん用クッキー焼いたよ❤️ pic.twitter.com/2ntwb35s2a
— ももた (@moo3moo20) April 23, 2020
おやつは赤ちゃんにとっても嬉しくて楽しいものです。離乳食に慣れてきた頃は味覚も発達してきているので、さまざまな味わいが楽しめるおやつを与えるのが良いでしょう。そこで本記事では離乳食おやつにおすすめの人気レシピを紹介します。
手作りおやつにどんな食材を使ったら良いのか?味付けはどんな風にすれば良いのか?など、迷っているママに役立つレシピが満載です。
離乳食のおやつのポイント
おやつは補食
子供用のパンケーキ焼いてみたら、可愛いかった🎀#赤ちゃんのいる生活#離乳食#手づかみ食べ練習#育児日記 pic.twitter.com/tzSG1PJOYX
— がつこ (@0zsjK3dm1l7qsIQ) December 22, 2020
離乳食中の赤ちゃんに、大人のおやつの感覚でお菓子を与えるのはおすすめできません。例えばチョコレート菓子やポテトチップスなどは、甘すぎたり塩辛すぎたりして、内臓が未発達の赤ちゃんには適していないのです。赤ちゃんのおやつは、食事だけでは不足している栄養分を補うことを目的として、与えるのが良いでしょう。
赤ちゃんや子供にとっておやつは、3回目4回目の食事を言われています。3回の食事では足りない栄養をおやつで補うのです。
おやつはいつから与える?
フォロワーさんに教えてもらったレシピで赤ちゃん用プリン作ったよ
— さくらこ (@sakurako_36) February 8, 2019
たまごプリン
〜あまおう苺ピューレを添えて〜 pic.twitter.com/krXtaSB6QL
離乳食おやつを食べ始めるのは、1日3回ちゃんと食事ができるようになる、離乳食後期または完了期が適しています。離乳食中期用の市販おやつもありますが、栄養を補足する面で考えると、まだ必要な時期ではありません。
完了期の赤ちゃんにおやつを与える場合は、1日に100kcalを目安にしてください。おやつの量が多すぎて、離乳食の食事の方が食べられないということがないように、量を調整してあげましょう。
手作りおやつのメリット
ママ仲間が娘ちゃんの1歳のお誕生日お祝いに、赤ちゃん用ケーキを作ってくださいました(*^_^*)
— NATSU (@moveyama) November 2, 2014
ヨーグルト&野菜オン蒸しパン pic.twitter.com/q5fEjAWZJT
手作りの良いところは、赤ちゃんに食べさせたい食材を選択することができることです。市販のおやつには、保存料や添加物を使用しているものもあるかもしれません。その点、手作りであれば、使用されている材料を目で確認することができるので安心です。
離乳食の手作りおやつは、家にある野菜や果物を活用して作ると節約にもなります。野菜が苦手な赤ちゃんも、おやつに混ぜ込めば食べてくれるかもしれません。また、砂糖や油の量も調整できるため、カロリーオーバーの防止になるでしょう。
離乳食のおやつの簡単人気レシピ【パンケーキ・蒸しパン】
バナナときな粉のパンケーキ
【材料】
- バナナ:1/2本
- きな粉:大さじ1
- 小麦粉:40g
- 牛乳:大さじ3
- 油:少量
【作り方】
- バナナをスプーンなどを使って潰します。
- 小麦粉ときな粉をボウルにいれて、よく混ぜます。
- 牛乳を数回に分けて入れ、その都度混ぜ合わせます。
- バナナペーストを加えて、混ぜ合わせます。
- フライパンに少量の油を入れて温めます。
- 4の生地をスプーンで落として、弱火~中火で焼きます。
- 生地の縁の色が変わってきたら、裏返します。
- 裏面も弱火~中火でじっくり焼いて完成です。
バナナの甘さを活かしたパンケーキの人気レシピです。バナナを潰して混ぜて焼くだけで、簡単に作ることができます。牛乳の代わりに豆乳や調乳したミルクを使用しても良いでしょう。バナナやきな粉に含まれる食物繊維の効果で、便秘気味の赤ちゃんのお通じも改善されるかもしれません。
みかんパンケーキ
【材料】直径約110cm6枚分
- みかん:中サイズ2個
- 牛乳:70ml
- ホットケーキミックス:1袋(150g)
- サラダ油:適量
【作り方】
- みかんを横半分に切り、スプーンで中身を取り出します。
- 1をボウルに入れて、フォークで軽く潰します。
- 牛乳とホットケーキミックスを加えて混ぜます。
- フライパンに油をひいて、弱火で両面を焼いたら完成です。
パンケーキの生地にみかんの果汁を加えた、離乳食おやつの人気レシピです。小さめに焼いてあげると、赤ちゃんが手づかみで食べることができます。生地が固い場合は牛乳を足して、緩い場合はホットケーキミックスを足して調整しましょう。家にみかんが多く余っていたら、ぜひ作ってみてください。
かぼちゃとクリームチーズのケーキ
【材料】パウンドケーキ1台分
- かぼちゃ:正味150g
- クリームチーズ:60~70g
- 米粉(小麦粉でも可):140g
- ベーキングパウダー:3g
- てんさい糖(他の砂糖でも可):40g
- 米油(サラダ油でも可):大さじ4
- 無調整豆乳(牛乳や調整牛乳でも可):大さじ3
- 卵:1個
【作り方】
- かぼちゃは種を取り除いて、皮を切り落とします。
- 1をざっくりと切りラップをして、レンジで柔らかくなるまで温めます。
- 熱いうちにフォークなどで潰します。
- ボウルにクリームチーズ以外の材料を加えて混ぜます。
- 1cm角に切ったクリームチーズを加えます。
- 潰れずに全体に散らばるように、ざっくりと混ぜます。
- クッキングシートを敷いた型に、6を入れます。
- 180℃のオーブンで30分焼いたら完成です。
子供から大人まで楽しめる、グルテンフリーの離乳食おやつ簡単レシピです。米粉を使用しているので、小麦粉アレルギーの赤ちゃんにも、安心して与えることができます。レンジで加熱後ラップを剥がす時は、手前ではなく奥側から剥がすと、熱い湯気に手が触れません。
また型に生地を入れたら軽く表面をならしておくと、焼き上がりがきれいです。温、冷、常温どの状態でも美味しく食べられます。
離乳食のおやつの簡単人気レシピ【クッキー】
りんごのソフトクッキー
【材料】
- りんご:60g
- 卵:1/2個分
- 砂糖:10g
- オリーブオイル:大さじ1
- 薄力粉:40g
【作り方】
- りんごの皮と芯を取除き8等分にし、そのうち2切れを使用します。
- 1をおろし器ですりおろします。
- ボウルに卵、砂糖、オリーブオイルを入れて良く混ぜます。
- 3にすりおろしりんごを入れて混ぜます。
- 小麦粉を入れて、さらに混ぜ合わせます。
- フライパンにオリーブオイルをひき、スプーンで生地を丸く落とします。
- 蓋をして弱火でじっくり5分ほど焼いて完成です。
りんごを使った離乳食おやつの人気レシピです。りんごに含まれる食物繊維成分のペクチンには、赤ちゃんの腸内環境を調える効果が期待できます。すっきりとした甘みで酸味が少ないため、赤ちゃんも食べやすいでしょう。フライパンで簡単に焼けるので、ぜひ作ってみてください。
ほうれん草クッキー
【材料】
- ホットケーキミックス:100g
- オリーブオイル:小さじ1
- 粉ミルク:大さじ3
- ほうれん草:1束
- 溶かした粉ミルク:大さじ1
- 水:大さじ1
【作り方】
- ボウルにホットケーキミックス、オリーブオイル、粉ミルクを入れて混ぜ合わせます。
- ほうれん草は適当な大きさにカットします。
- 2を電子レンジで1分半~2分程加熱後水にさらして、水気を切ります。
- ミキサーに3と水で溶かした粉ミルクを入れ、ペースト状にします。
- 1のボウルに4を加え、混ぜ合わせてまとめます。
- まとめた生地をラップに包んで棒状にし、冷蔵庫で1~2時間ほど寝かせます。
- 6を5mm程の厚さにカットし、クッキングシートを敷いた天板の上に並べます。
- 180℃に予熱したオーブンで5~10分程焼いて完成です。
ほうれん草を生地に混ぜ込んで焼いた離乳食クッキーの人気レシピです。ほうれん草の他に人参やかぼちゃなどの野菜を使っても、美味しく仕上がります。焼く前の生地の状態で、冷凍保存をすることも可能です。冷蔵の場合は密封袋に入れて、約1週間日持ちします。
離乳食おやつであるため、なるべく早く食べ切るようにしてください。クッキーは1日2枚程度までにした方が良いでしょう。
たまごボーロ
【材料】40~50個
- 片栗粉:70g
- 卵黄:1個
- 砂糖:20g
- 牛乳(粉ミルク):少量
【作り方】
- ポリ袋に全ての材料を入れます。
- 袋の外からしっかりと混ぜ合わせます。
- 全体が混ざったら、少しずつ牛乳を加えて混ぜます。
- 3に粉っぽさがなくなったら、丸めてアルミホイルの上に乗せていきます。
- トースターで8~10分程焼いて完成です。
離乳食おやつ定番人気のたまごボーロのレシピです。大きさは赤ちゃんが手づかみでも食べやすいサイズにしてあげてください。牛乳を入れすぎると、きれいな丸い形にならないので注意しましょう。また、トースターで焼く時は、焦げないように時々様子を確認してください。焦げそうな場合は、上からアルミホイルをかけると良いです。
離乳食のおやつの簡単人気レシピ【ゼリー・プリン】
とろとろプリン
【材料】
- 卵黄:1個
- 牛乳:100ml
- 砂糖:大さじ1
【作り方】
- ボウルに砂糖と卵黄を入れて混ぜます。
- さらに牛乳を加えて混ぜます。
- 2の卵液をこします。
- 耐熱陶器に入れます。
- 水滴が入らないように、4にラップまたはアルミホイルをかけます。
- 鍋にお湯を沸かし、弱火で8~10分程蒸します。
- 粗熱が取れたら完成です。
材料3つを混ぜて蒸すだけで作れる、離乳食プリンの人気レシピです。甘さを控えめにしているので、離乳食後期頃から食べさせても良いでしょう。蒸す前に卵液をこしているので、喉越しの良いとろとろとした食感に仕上がります。砂糖の量はお好みで調整してください。
みかんゼリー
【材料】
- みかん果汁:100ml
- 水:大さじ1
- ゼラチン:2g
【作り方】
- ゼラチンに水を入れて、ふやかしておきます。
- みかんは皮を剥いて潰します。
- 濾し器で薄皮を取り除き、果汁を100ml作ります。
- 耐熱容器に入れて600Wのレンジで30秒程加熱します。
- 4に1のゼラチンを入れて、よく溶かします。
- ゼリーカップに5を入れてラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固まったら完成です。
みかんを搾った果汁で作った、無添加ゼリーのレシピです。砂糖を使用せず、みかんの甘さを活かしました。ブレンダーやミキサーで潰してから、裏ごししても簡単です。ヨーグルトをトッピングしても美味しいでしょう。産後ダイエットのおやつとして、ママも一緒に食べるのもおすすめです。
りんごゼリー
【材料】
- りんご:1/4個
- 水:400ml
- 粉寒天:小さじ1/2
【作り方】
- りんごの種、芯、皮を取り除きます。
- 食べやすい大きさの角切りにします。
- 小鍋で水を加熱して、2のりんごを入れ5分程煮込みます。
- 3に粉寒天を加えて、ダマができないようにしっかりと溶かします。
- カップなどに入れて固めます。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、冷やして完成です。
粉寒天を使って簡単にできる、りんごゼリーの人気レシピです。ゼリーの中に入れるりんごは、角切りでもすりおろしでも構いません。ゼリーが固くなり過ぎたら、カットして食べさせてあげると良いでしょう。おやつとしてはもちろんのこと、赤ちゃんが食欲がない時も、喉越しが良く食べやすいのでおすすめです。
離乳食のおやつの簡単人気レシピ【その他】
手づかみきな粉パン
【材料】約30個分
- バナナ:80g
- ホットケーキミックス:150g
- きな粉:大さじ2
- サラダ油:小さじ2
【作り方】
- 袋にバナナを入れて揉みながら潰します。
- さらにAを加えて、揉みながら生地をまとめます。
- 生地を細長く丸め、長さ1cm×8cm、薄さ3mm程度のスティック状に形を整えます。
- フライパンに3を乗せて弱火で2分程度ずつ、焼き色が付くまで両面を焼いて完成です。
袋の上から揉んで焼くだけで簡単にできる、離乳食おやつの人気レシピです。バターなどを使用せずに、身近な食材だけで作ることができます。バナナのほのかな甘みときな粉の香ばしさがが美味しい、身体に優しいおやつパンです。
さつまいもおやき
【材料】
- さつまいも:80g
- 水:大さじ2
- 片栗粉:大さじ1
- 牛乳:大さじ1
- きな粉:小さじ1
- 黒ごま:小さじ1
- バター:少々
【作り方】
- さつまいもに水大さじ1を加え、電子レンジで3分加熱してマッシュします。
- ボウルにバター以外の材料を全て入れて、混ぜ合わせます。
- 2をスティック状に成形します。
- フライパンにバターをひき、焼き目を付けていきます。
- 全面に焼き目が付いたら、水大さじ1を加えて蓋をして30秒蒸して完成です。
さつまいもを使っておやきにしました。滑らかな口あたりで、食べるとほろっと崩れて飲み込みやすく、赤ちゃんが食べやすい仕上がりになります。大人が食べても美味しいので、家族で楽しめる人気のおやつです。
さつまりんごきんとん
【作り方】
- さつまいも:8cm(120g)
- りんご:1/4個(60g)
- 調乳した粉ミルク:大さじ1
【作り方】
- ボウルにさつまいも、りんご、調乳した粉ミルクを入れます。
- ラップをせずに電子レンジで3分加熱します。
- 2をマッシュします。
- ラップに包んで、巾着型にしたら完成です。
さつまいもの食物繊維とりんごのペクチン効果で、お通じ改善にも期待できます。砂糖を使用しておらず、さつまいもとりんごの甘みを活かして作りました。おやつとしてはもちろんのこと、食事の一品として赤ちゃんに与えるのも良いでしょう。
離乳食のおやつを手作りしてみよう!
お米のパンケーキと無糖ヨーグルトでなんちゃって赤ちゃん用クリスマスケーキを作った。手づかみでぐちゃぐちゃにして食べてた😅 pic.twitter.com/xwPqtQz8et
— ゆうママ@10m (@yumama1956) December 25, 2020
離乳食おやつの簡単人気レシピを紹介してきました。赤ちゃんのおやつは、食事で不足している栄養を補うためのものです。おやつは離乳食後期~完了期に食べさせ始めるのがおすすめです。なるべく手作りの無添加おやつを食べさせて、赤ちゃんの健康づくりに役立ててあげましょう。