豚肉を使った離乳食レシピまとめ!食べさせていいのはいつから?
豚肉を使った離乳食レシピをまとめました。豚肉を使った簡単人気レシピを「後期」と「完了期」の2つのジャンルに分けて紹介します。豚肉はいつから使えるのか?といった疑問をはじめとした、離乳食に豚肉を使う時のポイントも解説します。
豚肉を使った離乳食レシピを紹介!
離乳食346日目🥄
— NAOMI ❦ 1y4m♀+27w (@meisenkimonocat) November 27, 2020
今日も大人とほぼ同じメニュー。豚肉は大人は厚切りだったけどもも薄切り。おからサラダのマヨはノンエッグに。
芋がらは25日のランチが初挑戦でした。
1⃣ ごはん(90g)、芋がらとしめじの味噌汁、🤏🏻豚もも肉のりんごソース&煮物&おからサラダ&バナナ#にゃおめし離乳食 #おうちごはん pic.twitter.com/CnQvcT1OMb
豚肉は価格が安く栄養もたっぷり入っているため、普段の食事に取り入れやすい食材です。子供にも積極的に食べさせたいところですが、離乳食期の子供にはいつから食べさせれば良いのかと悩むこともあるでしょう。
本記事では、豚肉を使った離乳食の簡単人気レシピとともに、豚肉をいつから使えば良いのか?注意すべき点はどこか?といった疑問についても詳しくまとめました。離乳食で豚肉を使う前にチェックしておきましょう。
豚肉を使った離乳食のポイント
いつから使える?
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— 瑞龍 (@Sibami03_Dragon) November 25, 2020
まずは、豚肉はいつから離乳食に使えるのかを見ていきましょう。肉の中でも脂質が一番少ないのは鶏肉で、鶏肉は離乳食の中期から使うことができます。しかし、豚肉は鶏肉よりも脂肪分が多いため、中期にはまだ使うことはできません。豚肉は鶏肉に慣れた後、離乳食後期を目安に食べさせるようにしましょう。
また、同じ豚肉でも部位によっていつから食べさせれば良いのかが変わってきます。離乳食後期から食べ食べられる部位は、豚レバー、豚もも、豚ロース、豚ひき肉、豚ヒレ肉となります。
バラ肉や合いびき肉はいつから食べられるかというと、これらは脂身が多いため完了期まで待ったほうが無難です。赤身は後期、脂肪分の多い部位は完了期と覚えてきましょう。
注意点
そういやついこないだまで 100g 当たり 98 円くらいだった豚肉が 220g とか 300g とか 360g のパックを 2 パックで 980 円って感じにしてガツンと値上げしてたんで…もうここではお肉買えなくなっちゃったのかな(-_-;) pic.twitter.com/hxpSlIWIMV
— 猫山ぽるか (@nekonyanma) December 1, 2020
豚肉はアレルギーが出やすい食材でもあるので、初めて食べさせる時は注意が必要です。脂身の少ない柔らかい部分を選び、まずは小さじ1杯程度から食べさせて様子を見ましょう。食べてからしばらくたっても異常がなければ、徐々に量を増やしていくようにしてください。
また、豚肉には食中毒を引き起こす原因となるウイルスや細菌、寄生虫などが多く存在します。大人でも豚肉はしっかりと加熱必要がありますが、免疫力が弱い子供には特に注意が必要となります。豚肉を料理する時は中までしっかりと加熱し、赤い部分が残らないように気を付けましょう。
しかし、豚肉をしっかりと加熱しても、他の調理器具や手に菌やウイルスが付着していては元も子もありません。生肉を触った手で他の食材を触らないようにしたり、生肉を切った包丁やまな板で他の食材を切ったりしないなどの食中毒対策をしっかりと行うようにしましょう。
免疫力が大人ほどない赤ちゃんが万一食中毒に感染してしまうと、下痢などではおさまらず命に関わることもあるので、正しい調理法を理解しておく必要がありますね。
豚肉の選び方
いくら半額でも嫌な色だ #豚肉 #イオン #半額 #セール pic.twitter.com/UgNSzc1Quw
— とある青梅市民【公式】 (@omeshimin) December 18, 2018
離乳食に使う豚肉は、できるだけ新鮮で状態の良いものを選ぶようにしましょう。全体的にキレイなピンク色をしているものは、新鮮な豚肉である証拠です。逆に少し黒ずんでいるものは加工されてから時間がたっているものですので、離乳食には使わないようにしましょう。
豚肉が入っているパックなどに水分がたまっている豚肉も、すでにだいぶ時間がたっているものです。肉の色と一緒に、水分が出ていないかどうかもチェックするようにしてください。
また、いつから使うにしても、できるだけ脂身が少ない肉を選ぶことも大事なポイントです。パッと見て白い部分が多いものは脂身が多い肉ですので、離乳食には使わないようにしましょう。もし買ってから脂肪分が多いことに気づいた場合は、脂肪の部分を切り取って使うことも可能です。
下ごしらえのコツ
ガッツリ沸騰させたタップリのお湯で豚肉🥩を下茹でします🤓 豚肉入れて沸騰したら、大体45分くらい 豚肉が浮いてくれば茹で上がったサイン😆 pic.twitter.com/7CHYJOMH9y
— めん奏心 鈴木 (@butakuma5963) April 26, 2020
豚肉は脂肪分が多いので、調理する前に下ごしらえしておくことをおすすめします。薄切り肉の場合は包丁やキッチンバサミで脂身を取り除いてから、沸騰したお湯でしっかりと加熱して食べやすい大きさに刻みましょう。ひき肉の場合は鍋に入れて茹でることもできますが、量が少ない場合は茶こしなどに入れて熱湯を回しかけるだけでも大丈夫です。
もしも余裕があれば、豚肉を茹でる前に片栗粉をまぶしてみましょう。片栗粉をまぶすことによってパサつきを防ぐことができ、肉が柔らかく仕上がります。離乳食後期の場合は下茹でしたほうが安心ですが、完了期になれば下ごしらえせずにそのまま料理に使っても大丈夫です。
ただ、その場合は必ずしっかりと火が通っていることを確認してから食べさせるようにしましょう。
保存方法
オッサンは進化した。
— タケ$シン@マスク手洗いうがい必須 (@takeshi_worst) August 5, 2019
安く買った豚肉をラップで小分けをし、ジップロックに入れできるだけ空気を抜いて冷凍保存
(´・ω・`)
夏場はほんまカビちまう
今度は塩麹に漬けて入れてみよう pic.twitter.com/CLUgFFigut
生肉はすぐに鮮度が落ちるため、すぐに使わない場合は冷凍保存しておくのがおすすめです。冷蔵だと2~3日しか日持ちしませんが、冷凍しておけば2週間ほどは持たせることができます。冷凍する場合は小分けにしてラップで包み、フリーザーパックなどに入れて保管しておきましょう。
また、下ごしらえしたものも冷凍して保存しておくことが可能です。何食分かを一度に下ごしらえして冷凍しておけば、豚肉を使いたい時にわざわざ下ごしらえする手間が省けて便利です。下ごしらえした豚肉も、1食分ずつ小分けにして冷凍しておきましょう。
新鮮な豚肉は、火を通さずに冷凍することも可能です。1食分ずつ分けてラップにくるむか、フリーザーバッグに入れて保存しましょう。冷凍した日を記入しておくと、使い忘れを防ぐことができます。
豚肉を使った離乳食の簡単人気レシピ【後期】
アスパラと豚肉のとろみ炒め
【材料】
- 豚もも薄切り肉 15g
- アスパラ 20g
- 人参 10g
- オリーブオイル 小さじ1/4
- 昆布だし 50ml
- A 片栗粉 小さじ1/4
- A 水 小さじ1/2
【作り方】
- 豚肉は細かく切ります。
- アスパラは5mm幅の輪切りにします。
- 人参は皮をむき、5mm幅のいちょう切りにします。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、1を入れて全体に焼き色をつけます。
- 2と3を加えてさっと炒め、昆布だしを加えてひと煮立ちさせます。
- Aを合わせて水溶き片栗粉を作り、フライパンに加えます。
- とろみがついたら器に盛りつけて完成です。
アスパラと豚肉のとろみ炒めは、野菜たっぷりな彩りの良い一品です。使っている食材が噛み応えのあるものばかりですので、食べ物をよく噛む練習にもなります。そのまま食べても良いですし、ご飯に乗せて丼にするのもおすすめです。
アスパラの茎の部分は皮をむいておくと、口に繊維が残らずにすみます。まだ上手に噛めない場合は、穂先の柔らかい部分を使うなどして固さを調節しましょう。
豚肉とチンゲン菜のうま煮
【材料】
- チンゲン菜 10g
- 豚もも肉 15g
- 昆布だし 120ml
- A 片栗粉 小さじ1/4
- A 水 小さじ1/2
【作り方】
- チンゲン菜は中火で2~3分下茹でし、粗みじん切りにします。
- 豚肉は5mm角に切ります。
- 鍋に1、2、昆布だしを入れて、中火で10分柔らかくなるまで煮ます。
- Aを合わせて水溶き片栗粉を作ります。
- 4を鍋に加え、とろみをつけたら器に盛りつけて完成です。
苦手な子供が多いチンゲン菜などの青菜も、豚肉と一緒に煮ることで食べやすくなります。少ない材料で簡単に作れるので、何かちょっとしたおかずが欲しい時に活躍してくれます。青菜はほうれん草や小松菜でも使えますが、チンゲン菜は青菜の中でもクセが少なくておすすめです。
高野豆腐と豚肉の卵とじ
【材料】
- 高野豆腐 10g
- 豚ロース薄切り肉 5g
- キャベツ 5g
- 人参 5g
- A 砂糖 小さじ1/5
- A 醤油 小さじ1/4
- A 和風だし 80cc
- 溶き卵 1/2個
【作り方】
- 高野豆腐を水で戻し、キャベツ、人参、豚肉を5mm幅に切ります。
- 小鍋にAを入れて煮立たせます。
- 鍋に1を加え、弱火で柔らかくなるまで煮ます。
- 卵を入れて、かき混ぜながら炒め煮にしたら完成です。
ふわふわの卵が人気の、高野豆腐と豚肉の卵とじを紹介します。柔らかい食材が多いので離乳食期の子供でも食べやすく、だし汁を吸った高野豆腐と卵の相性も抜群です。卵は半熟部分が残らないように、しっかりと火を通すようにしましょう。そのままだとポロポロこぼれやすいので、ご飯に乗せて食べるのがおすすめです。
豚肉と豆腐のふわふわ団子
初めて豚肉にチャレンジする時にぴったりの、ふわふわ団子のレシピです。とても柔らかい食感ですので、歯茎だけでも簡単に噛み潰すことができます。茹でたてはプルプルとしていてつかみづらいので、大きめに作って切り分けてからスプーンなどで食べさせるのがおすすめです。
野菜と豚肉の味噌炒め
味噌を使った甘めの味付けが人気の、野菜と豚肉の味噌炒めを紹介します。肉と一緒に野菜もたっぷりと食べられるため、これひと品で栄養バランスの良い食事を摂ることができます。
人参などの固い野菜は、あらかじめレンジで柔らかくしておくと調理するのが簡単です。野菜は何を使っても美味しいので、お好みの野菜や冷蔵庫のあまりものなどでいろいろとアレンジしてみましょう。
豚丼
大人用の食事から取り分けができる、簡単な豚丼のレシピです。大人と同じメニューが食べられるため、大人用のご飯を食べたがる子供にもおすすめです。肉と玉ねぎを焼いて調味料で絡めるだけですので、短時間でぱぱっと作ることができます。玉ねぎにしっかりと火を通したい場合は、フライパンに蓋をして蒸し焼きにしてしまっても良いでしょう。
豚肉を使った離乳食の簡単人気レシピ【完了期】
豚肉とりんごの煮込み
【材料】
- りんご 60g
- 豚赤身 20g
- 水 大さじ1
- みりん 小さじ1/4
- 醤油 小さじ1/4
【作り方】
- 皮と芯をのぞいたりんごと豚肉を1cm角に切ります。
- フライパンに1と水を入れて、蓋をして肉に火が通るまで蒸し焼きにします。
- みりんと醤油を加え、水分がなくなるまで煮絡めたら完成です。
なかなかご飯を食べてくれない時は、子供にも人気があるりんごを使ったメニューはいかがでしょうか?火を通すことで甘くなったりんごが、子供の食欲をかきたててくれます。豚肉はりんごと一緒に煮ることで臭みがなくなるので、豚肉の臭みが苦手な子供にもおすすめです。
りんごは完全に柔らかくならなくても大丈夫ですが、トロトロになるまで煮込んでも美味しく食べられます。
白菜と豚肉のミルフィーユ煮
【材料】
- 白菜 30g
- 豚もも薄切り肉 20g
- 塩 少々
- 昆布だし 100ml
【作り方】
- 白菜は中火で1~2分下茹でし、1cm幅に切ります。
- 豚肉も1cm幅に切ります。
- 1と2を交互に重ね、ミルフィーユ状にしてひと口サイズに切ります。
- 鍋に3と昆布だしを入れて、柔らかくなるまで中火で7~8分煮ます。
- 塩を加え、味を整えたら完成です。
大人にも人気の高いミルフィーユ煮を、離乳食用にアレンジしたレシピです。重ねた白菜と豚肉を小さく切ってから煮込むため、食べる時に型崩れがおきにくく子供でも食べやすく仕上がります。少ない材料でも食べ応えがあるので、食欲旺盛な子供でも満足できる一品です。
豚肉ハンバーグ
【材料】(3~4回食分)
- 豚ひき肉 130g
- 人参、玉ねぎ、ピーマン 合わせて50g
- パン粉 15g
- 牛乳 大さじ2
- オリーブオイル 適量
- 野菜スープの素 ティースプーン1杯程度
【作り方】
- 野菜を柔らかく茹でておきます。
- 豚肉と1を軽く混ぜます。
- パン粉を入れて混ぜたら牛乳を入れてさらに混ぜます。
- 野菜スープの素を入れてまんべんなく混ぜます。
- 適量を手に取って空気抜きをして形を整えます。
- 熱したフライパンにオリーブオイルをひき、余分な油を拭きとって弱火で焼きます。
- アルミホイルで蓋をします。
- 両面をよく焼いたら完成です。
野菜をたっぷりと混ぜ込んだ、豚肉ハンバーグのレシピです。いろいろな野菜を入れることで、調味料がなくても旨みのある美味しいハンバーグを作ることができます。スープの素は何を使っても大丈夫ですが、離乳食用の無添加のものを使うと安心です。
火が通っているか心配な場合は、レンジで1分ほど加熱してみてください。牛肉が食べられる場合は、合いびき肉を使っても同じように作ることができます。
野菜入り豚こまロール
野菜入り豚こまロールは、子供が大好きなミートボールを豚こま肉で作った人気の一品です。ピーマンやしいたけなどの子供が嫌いな野菜でも、肉の中に混ぜてしまうことで嫌がらずに美味しく食べてくれます。
丸めるとミートボールになりますが、平たく成型すればおやきのように作ることもできます。味は調味料でいろいろと変えられるので、子供の好きな味にアレンジしてみてください。
豚肉のアスパラ巻き
お弁当のおかずとして人気がある豚肉のアスパラ巻きは、アスパラを柔らかく下茹でしておくことで離乳食期の子供でも美味しく食べることができます。大人用のおかずも一緒に作る場合は、離乳食用に取り分けた後に調味料を追加してタレを濃くしてください。長細くてつかみやすいため、手づかみ食べが好きな子供にもおすすめです。
豚肉とかぼちゃの味噌リゾット
いつもの白いご飯に飽きてしまったら、豚肉を使ったリゾットはいかがでしょうか?味噌と一緒にバターを入れることで味がまろやかになり、子供にも食べやすい味に仕上がります。かぼちゃはあらかじめレンジで加熱して、柔らかくしておいても大丈夫です。かぼちゃの他に人参などを入れると彩りも良く、栄養価もさらにアップします。
豚肉を使った離乳食を作ってみよう!
#ばぶたろ食卓 【362日目】
— みかん@1y3m (@75_nemui_babu) November 28, 2020
気が付いたら離乳食初めてもうすぐ1年らしい😳🙌
まともな日のご飯(酷い時はBFと米🥳)
豚肉は実は角煮🙃大人からしたら超絶薄味だけど息子からしたら美味しいらしい🤤 pic.twitter.com/ko9T6Fnf2S
豚肉を使った離乳食の簡単人気レシピや、離乳食に豚肉を使う時のポイントについてまとめました。豚肉は部位によってもいつから使えるか変わってくるため、まずは脂肪分の少ない赤身肉を選んで使うようにしましょう。
豚肉が使えるようになると、離乳食のレパートリーの幅が一気に広がります。豚肉は下ごしらえもそれほど大変ではなく、大人の食事から取り分けができるメニューも多くて便利です。ぜひこれらのレシピを参考に、豚肉を使った離乳食に挑戦してみてください。