牛肉を使った離乳食レシピまとめ!いつから食べさせて大丈夫?
牛肉を使った人気の離乳食レシピを紹介します。炊き込みご飯や肉じゃが、青椒肉絲など簡単レシピを中心にピックアップしました。離乳食のスタート時期や牛肉アレルギーにも触れているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
牛肉を使った離乳食の人気レシピを紹介!
昨夜の娘の離乳食
— ☆しずママ☆@エンジニアになる (@shizumamablog) February 23, 2020
・牛肉と野菜の炊き込み風ごはん。
・豆腐、白菜、しめじの味噌汁
(牛肉、人参、玉ねぎ、白菜、キャベツ、しめじ、高野豆腐を月齢に合わせて、角切り~みじん切りにして、出汁で煮る。) pic.twitter.com/wDxM002jUT
牛丼や肉じゃが、すき焼きなど、牛肉を使った料理にはさまざまなものがあります。栄養豊富で使い勝手がよいため、離乳食に取り入れたいと考える方も多いのではないでしょうか?
本記事では、牛肉で作る人気の離乳食レシピをまとめました。定番メニューはもちろん、ドリアや煮物、おやきなどのアレンジメニューも多数紹介しています。与え始めの時期や使う時の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
牛肉はいつから離乳食に使える?
旨みたっぷりの牛肉は、素材の味を大切にする離乳食に最適な食材です。しかし、繊維が多く噛み切りにくいので、いつから与えればよいのか迷う方もいるでしょう。ここでは、牛肉のスタート時期やアレルギーの有無などを紹介します。これから牛肉を取り入れようと考えている方は、要チェックです。
牛肉は離乳食後期から取り入れるのがおすすめ
今日の晩ご飯は、牛ごぼうそぼろご飯
— 暮らしのよろこび (@thepleasureof_k) May 24, 2018
鉄分不足の息子のために、赤身肉を使ったそぼろごはんを作りました。
素材だけの味ですが、牛肉とごぼうが香って美味しい(๑´ڡ`๑)
新ごぼうは柔らかくてすりおろしやすいので、離乳食にはいい食材ですね。https://t.co/kmIqk6g8rr#暮らし #日常 #離乳食後期 pic.twitter.com/rOFaIcDIS0
牛肉が赤ちゃんに与えられるのは、離乳食後期(生後9~11か月)からです。まずは鶏肉を与えて肉に慣れさせ、赤ちゃんが自分でカミカミできるようになったら牛肉を与えましょう。赤身のヒレ肉やもも肉からスタートするのがおすすめです。もも肉は一部に脂身が含まれるため、白い部分を取り除いてから使用します。
霜降り牛は口あたりが良くて噛みやすいですが、消化しにくいので離乳食には不向きです。ちなみに厚みのある牛肉は薄くスライスして包丁でたたくと、繊維がやわらかくなって食べやすくなります。
牛肉を離乳食に取り入れるときの注意点
#離乳食 165日目 白ご飯は、おにぎりにしたらかじるのが楽しいのかもりもり食べてくれた❤️でも、また赤くなって…牛乳も卵も小麦も入ってないのに(´;ω;`) 牛肉?アレルギー大変…あと、作ってる間ガサゴソ何してるかと思ったら、アンチョビかじってたwww #火花離乳食 pic.twitter.com/bzdmEcxff2
— 火花 (@hibana1129) October 12, 2016
離乳食に牛肉を取り入れる際に気をつけたいのが食物アレルギーです。牛肉は食物アレルギーを引き起こす食材として、アレルギー表示の対象である27品目に該当しています。初めて牛肉を与える際は少量からスタートし、体調に変化がないか見守りましょう。万が一の時に対応できるよう、病院の開いている平日の午前中に与えると安心です。
中には「牛乳アレルギーを持つ赤ちゃんに牛肉を与えても大丈夫?」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、牛乳アレルギーだから牛肉もNGとは言い切れないので、気になる方は医師に相談することをおすすめします。
牛肉を食べてくれないときはどうする?
今日の離乳食。(夜)
— may ඊ (@may68932064) January 30, 2016
牛肉とほうれん草の混ぜご飯
大根、豆腐、わかめのみそ汁
いちご pic.twitter.com/QvwtT57kRw
牛肉は鶏肉に比べるとクセがあるため、初めて口にする赤ちゃんは食べてくれないこともあります。そんな時は味噌や醤油、だし汁などと合わせてみてください。臭いがおさえられて、ぐっと食べやすくなります。バターやごま油で炒めたり、チーズやトマトを組み合わせたりしてもよいでしょう。
噛みにくそうにしている時は、ペーストや細かく刻んだものを与えます。混ぜご飯や炊き込みご飯にするほか、豆腐に混ぜても食べやすいです。
牛肉を使った離乳食のおすすめレシピ【丼・麺類】
牛肉とごぼうの炊き込みご飯
離乳後期の赤ちゃんから与えられる人気の炊き込みご飯の作り方です。牛肉は薄切りを使用して、やわらかく仕上げましょう。旨みの強いごぼうやしいたけを加えているので、薄味でも満足感があります。牛肉が食べにくいようなら、ひき肉で作ってみてください。材料をカットしたら炊飯するだけと、簡単に作れるのもポイントです。
牛肉入りトマトクリームドリア
牛肉が苦手な赤りゃんに、トマトを使ったクリームドリアはいかがでしょうか?ピーマンやなす、玉ねぎなど野菜もたっぷり入った人気の一皿です。牛肉はしゃぶしゃぶ用を使い、月齢期に合わせて細かく刻みましょう。
トマトの酸味とまろやかな口あたりに、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。余ったソースは、パスタやオムレツにかけても美味しく食べることができます。
肉豆腐うどん
赤ちゃんに人気のうどんに牛肉をプラスしました。ツルツルと食べやすく、素材の味が楽しめます。牛肉とキャベツはやわらかく煮込み、よく刻んだものを使用してください。豆腐の温めやとろみづけにレンジを活用すると、時短になります。途中まで大人用と一緒に作れるので、忙しい時にもおすすめです。
牛肉の豆乳クリームパスタ
麺類が好きな赤ちゃんは、パスタにも牛肉を加えてみてください。こちらは豆乳と牛肉が絶妙にマッチした人気のクリームパスタです。肉が食べにくそうな時は、ヒレ肉を小さく切って加えるとよいでしょう。
なすの代わりにブロッコリーやほうれん草、トマトなどを入れるのもおすすめです。牛乳でも作れるので、気軽にトライしてみてください。
ベビー牛丼
1歳の赤ちゃんが食べられるようにアレンジした人気の牛丼の作り方です。牛肉の旨みがご飯に染み込み、お肉もご飯もパクパク食べられます。手早く作るコツは、レンチンした玉ねぎを使うことです。野菜に甘みがあるので、調味料の入れ過ぎには注意してください。フライパンでパパッと作れるのも嬉しいところです。
ハヤシライス
市販のルーを使わず、自宅にある調味料で一から作るハヤシライスの作り方です。牛肉、玉ねぎ、じゃがいもを順に炒め、水を加えたら柔らかく煮込みます。ミックスベジタブルと調味料を入れ、とろみをつけたらできあがりです。
手作りとは思えない本格的な仕上がりに、赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。白ご飯をなかなか食べてくれない時にもおすすめです。
ビビンバ丼
完了期の赤ちゃんに、牛肉と野菜、卵をのせたビビンバ丼はいかがでしょうか?炭水化物やタンパク質、鉄分などが一度に摂れる、栄養バランスばっちりの一品です。ごま油とにんにくで食材を炒めているので、牛肉の臭みがかなりおさえられます。食べる時は具材をご飯とよく混ぜてから与えましょう。野菜が苦手な赤ちゃんにももってこいです。
トマトと牛肉のうどん
トマト好きの赤ちゃんにおすすめのアレンジメニューを紹介します。牛肉と野菜をコトコト煮込み、うどんとトマトを加えたらできあがりです。加熱したトマトの甘みが美味しく、大人もハマる味わいです。お好みの野菜やきのこを加えてアレンジしてもよいでしょう。
牛肉を使った離乳食のおすすめレシピ【煮込みおかず】
牛肉とかぼちゃのあんかけ煮
【材料】
- 牛もも薄切り肉:20g
- かぼちゃ:40g
- 昆布だし:120ml
- 砂糖:小さじ1/4
- 醤油:小さじ1/4
- A水:小さじ1/2
- A片栗粉:小さじ1/4
【作り方】
- 牛肉は1cm幅の色紙切りにします。
- かぼちゃは皮とワタを取り除き、1cm角に切ります。
- 鍋に1、2、昆布だしを入れ、やわらかくなるまで中火で7~8分ほど煮ます。
- 砂糖、醤油を加え、味を調えます。
- 混ぜ合わせたAの材料を加え、とろみをつけます。
- 器に盛り付けたら完成です。
離乳完了期から与えられる、あんかけ煮の作り方です。牛肉はもも薄切り肉を使い、あっさりと仕上げましょう。やわらかく煮たかぼちゃは甘みが強く、ご飯もどんどん進みます。水溶き片栗粉を加えたら、ツヤが出るまでしっかりと加熱してください。薄皮をむいてカットしたグリンピースや枝豆を入れると、より彩りが綺麗になります。
牛肉と白菜のとろみ煮
【材料】
- 牛もも薄切り肉:15g
- 白菜:30g
- 昆布だし:100ml
- A水:小さじ1/2
- A片栗粉:小さじ1/4
【作り方】
- 白菜は中火で1~2分ほど下茹でし、細かく切ります。
- 牛肉は7~8mm幅の色紙切りにします。
- 鍋に1、2、昆布だしを入れ、柔らかくなるまで中火で7~8分ほど煮ます。
- 混ぜ合わせたAの材料を加え、とろみがつくまで加熱します。
- 器に盛り付けたら完成です。
淡白な白菜に牛肉を組み合わせた人気メニューの紹介です。昆布だしでやわらかく煮込んだら、片栗粉でとろみをつけましょう。お肉の旨みが白菜に染み込み、食べ応えのあるおかずに変身します。赤ちゃんが牛肉を食べ慣れていない場合は、細かく刻んだものを使用してください。おかずとして食べるのはもちろん、ご飯にのせても美味しいです。
肉じゃが
定番おかずの肉じゃがを離乳食に取り入れてみませんか?こちらは、大人用からの取り分けで作れる人気の一品です。昆布だしで煮込むため、あえて調味料は入れずに作りましょう。素材の旨みで十分美味しく仕上がります。取り分けた後に醤油や砂糖を加えれば、大人用の肉じゃがもあっという間にできあがりです。
牛肉のみぞれ煮
さっぱりとしたおかずが欲しい時は、みぞれ煮に挑戦してみましょう。牛薄切り肉と玉ねぎ、きのこを煮込み、大根おろしと調味料を加えたらできあがりです。醤油はほんの香りづけ程度に入れ、量を控えめにすると素材の旨みが引き立ちます。時間に余裕のある日に、野菜を茹でて冷凍しておくのもおすすめです。
牛肉と野菜のあんかけ
ストックにおすすめの人気おかずの紹介です。ごま油が風味づけになり、薄味でも食べ応えがあります。解凍する際は、レンジか鍋でしっかりと再加熱してから与えてください。おかずにするのはもちろん、ご飯やうどんにかければ主食にもなります。
マロニーすき焼き
人気のすき焼きに栄養豊富なマロニーを加えました。食物繊維やカルシウム不足が気になる時にうってつけのメニューです。お肉や野菜の旨みを吸ったマロニーは味わい深く、いくらでも食べられてしまいます。つるつると喉ごしが良いので、安全のためにも5mm幅に刻んでから使いましょう。
牛肉を使った離乳食のおすすめレシピ【焼き・炒めものおかず】
青椒肉絲
【材料】
- 牛もも薄切り肉:20g
- 赤ピーマン:15g
- ピーマン:20g
- じゃがいも:15g
- ごま油:小さじ1/2
- 砂糖:小さじ1/4
- 醤油:小さじ1/4
- 水溶き片栗粉:小さじ1/2
- 鶏スープ:大さじ1
【作り方】
- 牛もも薄切り肉は細切りにします。
- 赤ピーマン、ピーマンは種とヘタを取り除き、2cm長さの細切りにします。
- じゃがいもは皮をむいて芽を取り除き、2cm長さの千切りにします。
- ボウルに砂糖、醤油、水溶き片栗粉、鶏スープを入れて、合わせ調味料を作ります。
- フライパンにごま油を熱し、1の牛肉を中火で炒めます。
- 肉の色が変わったら、赤ピーマン、ピーマン、じゃがいもを加え、サッと炒めます。
- 合わせ調味料を加え、弱火~中火でとろみがつくまで炒めます。
- 器に盛り付けたら完成です。
赤ちゃんでも食べられる青椒肉絲の作り方を紹介します。たけのこの代わりにじゃがいもを使い、彩りよく仕上げました。緑と赤のコントラストが綺麗で、鮮やかな色味が食欲をかき立てます。美味しく作るポイントは、水溶き片栗粉で旨みを閉じこめることです。こちらの炒め物なら、ピーマンが苦手な赤ちゃんも食べてくれるでしょう。
牛肉とカリフラワーの和風炒め
【材料】
- 牛もも薄切り肉:20g
- カリフラワー:30g
- オリーブオイル:小さじ1/2
- 砂糖:小さじ1/2
- 醤油:小さじ1/2
- 水:小さじ1/2
- 片栗粉:小さじ1/4
- 青ねぎ:1g
【作り方】
- 牛もも薄切り肉は7~8mm角に切ります。
- カリフラワーは中火で2~3分ほど下茹でし、小房に分けます。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、1、2を入れて炒めます。
- 砂糖、醤油を加え、味を調えます。
- 水、片栗粉を混ぜて加え、とろみをつけます。
- 青ねぎは小口切りにします。
- 5を器に盛り付け、青ねぎを散らしたら完成です。
牛肉とカリフラワーを甘辛く炒め合わせました。とろみがあって食べやすい和風の人気おかずです。生の青ねぎを使うことに抵抗のある方は、仕上げに加えてサッと加熱してもよいでしょう。カリフラワーはそのままだと歯ごたえが残るので、やわらかく下茹でしたものを用いてください。
牛肉とじゃがいものおやき
じゃがいものおやきは、赤ちゃんが牛肉を食べてくれない時に作ってみて欲しい一品です。下ごしらえした食材を混ぜ合わせ、小さく成形してフライパンで焼いたらできあがりです。じゃがいもに牛肉を混ぜ込むことで形を変え、肉への抵抗を少なくしています。赤ちゃんに手づかみ食べをさせて、食べることへの意欲も高めましょう。
牛肉のカレーケチャップ炒め
少量のカレー粉をアクセントに加えたお手軽な炒め物の作り方です。香りと風味がスパイスになって、お肉も野菜もたっぷり食べられます。野菜は小さくカットしたら、レンジで加熱してやわらかくしておきましょう。牛肉に小麦粉を振っておくと、炒めても固くなりません。
牛肉と人参のチャプチェ
人気の韓国料理、チャプチェを赤ちゃん用にアレンジしています。離乳完了期に与える際は、5mm~1cm幅にカットした春雨を使用してください。もし食べにくいようなら、とろみをつけるのもおすすめです。少ない調味料でサッと作れるので、時間がない時にも重宝します。
牛肉とピーマンの甘辛炒め
すりごまの風味が食欲をそそる甘辛炒めの作り方です。ピーマンと玉ねぎはあらかじめレンチンし、お肉が固くならないように手早く炒めましょう。調味料を先にはかっておけば、味付けにも手間取りません。炒め油にごま油を使うと、より風味がアップします。
牛肉を使った離乳食でレパートリーを増やそう!
💗中央保育園💗
— 和会 中央保育園・おしかた保育園 (@nagomikai_2005) February 14, 2020
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離乳食(^^)/
軟飯・牛肉としらす干しの甘辛煮・すまし汁・いちご
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牛肉を使った離乳食の作り方を紹介しました。牛肉はタンパク質やビタミン、鉄分などが豊富に含まれる食材です。鶏肉に慣れ、離乳後期に入ったら少量から始めてみましょう。脂肪分が多いと体に負担がかかるため、赤身肉を使うことがポイントです。ぜひいろいろな料理に牛肉を活用して、美味しい離乳食を作ってみてください。