チーズを使った離乳食レシピまとめ!食べさせてOKな時期や種類も解説!

チーズを使った離乳食の人気レシピをお届けします。開始時期をはじめ、赤ちゃんにチーズを与える時のポイントや注意点、簡単に作れるレシピなどをまとめました。与えられるチーズの種類も、離乳食の時期別に解説します。

チーズを使った離乳食レシピまとめ!食べさせてOKな時期や種類も解説!のイメージ

目次

  1. 1チーズを使った離乳食レシピを紹介!
  2. 2チーズを使った離乳食のポイント
  3. 3チーズを使った離乳食の簡単人気レシピ【中期】
  4. 4チーズを使った離乳食の簡単人気レシピ【後期】
  5. 5チーズを使った離乳食の簡単人気レシピ【完了期】
  6. 6チーズを使った離乳食を作ってみよう!

チーズを使った離乳食レシピを紹介!

チーズは美味しいだけでなく、栄養価の高い食品としても人気があります。そんなチーズを赤ちゃんに食べさせてあげたいと考えるパパ、ママも多いのではないでしょうか?本記事では、離乳食にチーズを使う際のポイントとレシピをまとめました。おすすめの種類や与え方をしっかり学んで、赤ちゃんに美味しい離乳食を作りましょう。

チーズを使った離乳食のポイント

いつから使える?

チーズは、生乳に乳酸菌やレンネット(凝乳酵素)を加え、タンパク質を固めて作る乳製品の一種です。原料や発酵方法によってさまざまな種類があり、大きく分けるとナチュラルチーズとプロセスチーズの2つに分類されます。

ナチュラルチーズとはカビなどの活性が残っていて発酵し続けるもの、プロセスチーズとはナチュラルチーズを溶かして乳化剤を加え、成形したもののことです。種類によってスタート時期は異なりますが、一般的には離乳食中期(生後7~8か月)から与えられます。

離乳食に使えるチーズの種類

離乳食に使えるチーズは、時期によってさまざまです。離乳食中期からはリコッタチーズ、カッテージチーズ、離乳食後期(生後9~11か月)からはモッツァレラチーズ、離乳食完了期(1歳~1歳半)からはプロセスチーズ、クリームチーズが使えます。

種類ごとに含有する脂肪分や塩分が異なるため、離乳食期や赤ちゃんの成長に合わせて進めていきましょう。

注意点

チーズは乳製品で、原料である乳は食物アレルギー7品目食品です。

乳製品であるチーズは、アレルギーに注意が必要な食品です。原料の乳は特定原材料7品目に該当しており、牛乳アレルギーは3大アレルゲンのひとつでもあります。加熱や発酵でアレルゲンの力が弱まることはないため、牛乳アレルギーの赤ちゃんは特に気をつけてください。

初めて離乳食に使う際は、耳かき1杯ほどの少量から始めましょう。体に異変があった場合にすぐ対応できるよう、病院の開いている平日の午前中に与えるのがおすすめです。

保存方法

チーズの賞味期限は長めですが、1度封を開けたら長持ちはしません。また、冷蔵庫内の他の食材の匂いがうつることもあるので、保存容器やジッパー付きの袋に入れて保存することをおすすめします。

チーズは、種類別に冷蔵保存と冷凍保存に分けられます。冷蔵保存が向いているのは、カッテージチーズやモッツァレラチーズなどのフレッシュタイプです。カッテージチーズは乾燥しないように密閉容器に入れ、モッツァレラチーズは浸かっていた乳清に浸した状態で冷蔵庫で保管します。

一方、冷凍保存が向いているのは、スライスやピザ用などのプロセスチーズです。ジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いた状態で冷凍庫で保存しましょう。その際、なるべく平たくしておくことがポイントです。

賞味期限の長いものも多くありますが、基本的にどれも封を開けると日持ちはしません。それぞれに合わせた最適な保存方法で、早めに食べ切ることを心がけてください。

チーズを使った離乳食の簡単人気レシピ【中期】

みかんのカッテージチーズ和え

【材料】

  • みかん:1/2個
  • カッテージチーズ:10g

【作り方】
  1. みかんは薄皮をむき、食べやすい大きさに刻みます。
  2. ボウルに全ての材料を入れ、混ぜ合わせたら完成です。

材料2つで作る簡単和え物のレシピです。みかんの薄皮は離乳食に不向きなため、手で綺麗に取り除きましょう。ミルキーなコクと甘酸っぱさに、赤ちゃんも喜んで食べてくれるはずです。みかん缶を使う場合は、シロップを洗い流してから使ってください。甘みをプラスしたい時にはさつまいもや人参、かぼちゃを組み合わせてもよいでしょう。

豆腐ポテトグラタン

【材料】

  • 豆腐:30g
  • じゃがいも:30g
  • 鶏むねひき肉:10g
  • 粉チーズ:少々

【作り方】
  1. 鍋にじゃがいも、ひき肉、水(分量外)を入れ、茹でます。
  2. 水気を切ってビニール袋に入れ、揉んでつぶし、耐熱容器に入れます。
  3. ビニール袋に豆腐を入れ、もんでつぶし、2にのせます。
  4. 粉チーズを散らし、トースターで5分焼いたら完成です。

離乳食中期から与えられるポテトグラタンの人気レシピです。豆腐とじゃがいもをメインに使用しているため、なめらかな口あたりが楽しめるでしょう。粉チーズは脂肪分や塩分が多いので、少量をアクセントに使うことがポイントです。ビニール袋を使えば、手が汚れず後片付けも少なくて済みます。

りんごのカッテージチーズ和え

【材料】

  • りんご:1/10個
  • カッテージチーズ:10g

【作り方】
  1. りんごは芯を除いて皮をむき、すりおろします。
  2. 1にラップをふんわりとかけ、500Wのレンジで30秒ほど加熱します。
  3. カッテージチーズを加え、混ぜ合わせたら完成です。

忙しい時でもパパッと作れる人気レシピを紹介します。すりおろしたりんごをレンチンし、カッテージチーズと和えたらできあがりです。すっきりとした甘みがあるので、赤ちゃんも喜んで食べてくれるでしょう。時間に余裕がない日のお助けレシピとしても、レパートリーに加えてみてください。

人参とひじきのカッテージチーズ和え

栄養豊富なひじきを使って離乳食を作ってみませんか?カルシウムや食物繊維、鉄分などが一度に摂れる、人気のレシピです。ひじきと人参は柔らかく茹で、赤ちゃんの成長に合わせて細かく刻みましょう。ひじきの煮物を使えば、大人用のおかずも簡単に作れます。

離乳食中期☆人参ヒジキのカッテージチーズ by たぬきーまうす 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが341万品

チーズを使った離乳食の簡単人気レシピ【後期】

トマトとしらすのリゾット

【材料】

  • 5倍粥:大さじ5
  • トマトソース:大さじ2
  • 野菜スープ:大さじ2
  • ブロッコリー(小房):1個
  • しらす:小さじ1
  • 粉チーズ:小さじ1

【作り方】
  1. しらすは湯通しし、塩抜きをします。
  2. ブロッコリーは柔らかく茹で、みじん切りにします。
  3. 鍋に5倍粥、トマトソース、野菜スープを入れ、よく混ぜます。
  4. 弱火にかけ、全体が温まったら粉チーズを加え、火を止めます。
  5. 器に入れ、ブロッコリー、しらすをのせたら完成です。

離乳食に人気のブロッコリーやしらすを使い、おしゃれなリゾットにアレンジしました。ポイントは、具材を混ぜ込まずにトッピングすることです。口に入れる度にいろいろな味が楽しめるため、最後まで飽きずに食べてくれるでしょう。離乳食後期の赤ちゃんに、ぜひ作ってみてください。

餃子の皮のミニラザニア

【材料】

  • トマトホール缶(食塩無添加):1/2缶
  • 玉ねぎ:1/4個(50g)
  • 鶏ひき肉:30g
  • オリーブオイル:小さじ1/2
  • 塩:ひとつまみ
  • 餃子の皮:2枚
  • 絹ごし豆腐:30g
  • 塩:ひとつまみ
  • ミートソース:大さじ3
  • 粉チーズ:適量

【作り方】
  1. 玉ねぎはすりおろします。
  2. 耐熱容器に1、ひき肉を入れてラップをかけ、600Wのレンジで1分加熱します。
  3. トマトホール缶、オリーブオイル、塩を加え、つぶしながら混ぜます。
  4. ふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで6分加熱します(ミートソースの完成)。
  5. ボウルに絹ごし豆腐、塩を入れ、フォークなどでなめらかになるまで混ぜます。
  6. 耐熱容器にミートソース、5のホワイトソースを順に広げます。
  7. 水にくぐらせた餃子の皮をのせ、ミートソース、ホワイトソースの順に重ねます。
  8. 同じ作業を繰り返し、最後に粉チーズをかけます。
  9. 500Wのオーブントースターで10分ほど焼いたら完成です。

子供から大人まで人気のラザニアを餃子の皮で簡単に作っています。赤ちゃんに与える際は、スプーンなどで少しずつ切り分けながら与えてください。ホワイトソースとミートソース、プルプルの餃子の組み合わせに、食も進むこと間違いなしです。

余ったミートソースは、お粥に混ぜたり家族用のパスタにしたりしても美味しく食べられます。ヘルシーで食べやすいので、調味料をプラスしてパパ、ママのダイエットに取り入れてもよいでしょう。

ブロッコリーのチーズサラダ

【材料】

  • ブロッコリー:15g
  • さつまいも:15g
  • トマト:10g
  • 水:100ml
  • 粉チーズ:小さじ1/4

【作り方】
  1. ブロッコリーは柔らかくなるまで中火で4~5分茹でます。
  2. 茹でたブロッコリーは、細かく切ります。
  3. さつまいもは皮をむき、7~8mm角に切ります。
  4. トマトは皮と種を取り除き、7~8mm角に切ります。
  5. 鍋にさつまいも、水を入れ、柔らかくなるまで中火で7~8分茹でます。
  6. ボウルにブロッコリー、さつまいも、トマト、粉チーズを入れ、和えます。
  7. 器に盛り付けたら完成です。

ブロッコリーの緑とトマトの赤が綺麗なサラダの離乳食レシピです。さつまいもとブロッコリーは柔らかく茹で、食べやすい大きさに切りそろえましょう。赤ちゃんが食べやすくなり、見た目も綺麗に仕上がります。程よい塩気があるので、野菜の旨みと甘みがアップするのも嬉しいポイントです。いろいろな野菜でアレンジしてもよいでしょう。

じゃが鮭ボール

【材料】

  • じゃがいも:中1個(130~150g)
  • A鮭:1/2切れ
  • A粉チーズ:小さじ1
  • B粉チーズ:適量
  • B青のり:適量

【作り方】
  1. じゃがいもは柔らかく茹で、マッシャーでつぶします。
  2. 鮭は茹で、皮や骨を取り除いてほぐします。
  3. じゃがいもを入れたボウルにAの材料を加え、混ぜます。
  4. 3を適量手に取り、ボール状に成形します。
  5. クッキングシートを敷いた天板に4を並べ、Bの材料を散らします。
  6. トースター、または170℃に予熱したオーブンで5分ほど焼いたら完成です。

マッシュポテトとつぶした鮭を丸め、こんがりと焼き上げました。赤ちゃんの手づかみ食べにぴったりな人気おかずです。鮭はあらかじめ火を通し、手でほぐしながら小骨を取り除きましょう。

おやつ感覚で食べやすく、魚が入っているとは思えないほど美味しく仕上がります。見た目が変わるので、魚嫌いの赤ちゃんも喜んで口にしてくれるでしょう。

チーズを使った離乳食の簡単人気レシピ【完了期】

レンジでチーズケーキ

【材料】

  • クリームチーズ:100g
  • ヨーグルト:300g
  • 卵:1個
  • 砂糖:大さじ2
  • 薄力粉:大さじ2
  • レモン汁:大さじ1/2

【作り方】
  1. ヨーグルトは水切りしておきます。
  2. ボウルにクリームチーズを入れ、レンジで30秒加熱して柔らかくします。
  3. 他の材料を全て加え、泡立て器で混ぜ合わせます。
  4. 耐熱容器にラップを敷き、3の生地を流し入れ、表面をならします。
  5. レンジで6分加熱し、冷蔵庫で冷やします。
  6. 食べやすい大きさに切り分けたら完成です。

離乳食完了期から与えられるチーズケーキの人気レシピを紹介します。材料を混ぜ合わせてレンチンし、粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やしましょう。タンパク質やカルシウムが手軽に摂れるため、栄養不足の解消にもおすすめです。

パパやママが食べる際は、フルーツソースやはちみつを添えてもよいでしょう。簡単に作れるので、お菓子作り初心者の方もトライしてみてください。

おかかチーズごはん

【材料】

  • Aプロセスチーズ(5mm角に切る):10g
  • A鰹節:2g
  • A醤油:小さじ1/4
  • ご飯:60g

【作り方】
  1. ボウルにAの材料を入れ、スプーンでよく混ぜます。
  2. ご飯を加え、混ぜ合わせながら丸く成形します。
  3. 器に盛り付けたら完成です。

鰹節と醤油の香りが食欲をそそる、おかかごはんの簡単レシピです。ひとつのおにぎりにするほか、ラップを使って小さく丸めてもよいでしょう。冷めても美味しいので、お出かけのお弁当に作るのもおすすめです。醤油は入れ過ぎると辛くなるため、鰹節の風味を活かして作ってみてください。

いちごとクリームチーズのサンドイッチ

【材料】

  • サンドイッチ用食パン:1枚
  • ベビーいちごジャム:大さじ1
  • Aクリームチーズ(室温に戻したもの):小さじ1
  • Aヨーグルト:小さじ2

【作り方】
  1. ボウルにAの材料を入れ、クリーム状になるまで練り混ぜます。
  2. 食パンに1といちごジャムを塗ります。
  3. ラップの上に食パンをのせ、端からくるくる巻いて両端をねじります。
  4. 3分置いてなじませ、食べやすいように5等分に切ったら完成です。

離乳食完了期の赤ちゃんに、サンドイッチを手作りしてみませんか?フィリングを塗って巻くだけの簡単レシピです。上手に作るコツは、巻き終わりの部分にジャムを塗らないことです。

また、食パンと具材がなじむまでしばらく置くと、カットした時に崩れにくくなります。いちごジャムの赤色が可愛らしく、食べムラのある赤ちゃんもパクパク食べてくれるでしょう。

かぼちゃのチーズボール

【材料】

  • かぼちゃ:40g
  • プロセスチーズ:10g

【作り方】
  1. かぼちゃは皮をむき、1cm角に切ります。
  2. 鍋にかぼちゃと水適量(分量外)を入れ、柔らかくなるまで中火で7~8分茹でます。
  3. すり鉢にかぼちゃを入れ、すりこぎですりつぶします。
  4. プロセスチーズは5mm角に切ります。
  5. 3に4を入れ、混ぜ合わせてスプーンで丸く形を整えます。
  6. 器に盛り付けたら完成です。

黄色と白のコントラストが綺麗なかぼちゃボールのレシピを紹介します。動画では柔らかくなるまで茹でていますが、レンチンで簡単に済ませてもよいでしょう。甘みと塩気のバランスが良いので、おかずにもおやつにもおすすめです。手づかみ食べはもちろん、スプーンを使う練習にも役立ててみてください。

チーズを使った離乳食を作ってみよう!

チーズを使った離乳食の簡単レシピをお届けしました。タンパク質やミネラル、ビタミンなどを豊富に含むチーズは、離乳食に人気の食品です。ただし、使い過ぎると脂肪分、塩分過多になるため、適量をアクセントに使うことがポイントです。

いつもの離乳食に少量加えるだけでも、十分に風味や旨みが楽しめるでしょう。上手く使いこなして、赤ちゃんが喜ぶ離乳食を手作りしてください。

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