カッテージチーズの離乳食レシピまとめ！手作りや保存の方法も！

カッテージチーズは一般的なチーズに比べて塩分や脂肪分が少ないため、離乳食に使うチーズとして人気を集めています。市販の商品も売られていますが、自宅でも簡単に作れるため手作りのカッテージチーズを楽しんでいる人もたくさんいます。

本記事では、カッテージチーズを使った離乳食の簡単人気レシピをまとめました。カッテージチーズを自分で簡単に作る方法も紹介しているので、少量だけ欲しい場合や離乳食をすべて手作りしたい人は 参考にしてください。

カッテージチーズは牛乳とレモン汁だけで簡単に作ることができます。牛乳250mlに対してレモン汁を大さじ1杯用意したら、鍋に牛乳を入れて火にかけます。牛乳が沸騰する前に火を止めたら、レモン汁を入れて混ぜ10分放置しましょう。

牛乳がだんだん固まってきたら、きれいな布巾やキッチンペーパーを敷いたザルに入れて水分を取り除きます。最後にギュッと絞ったらカッテージチーズの完成です。出てきた水分はホエイと呼ばれるもので栄養がたっぷり含まれているので、スープやドリンクなどに活用しましょう。

牛乳とレモン汁がない場合は、ヨーグルトを使って作ることもできます。ヨーグルトで作る場合はキッチンペーパーでヨーグルトを包み、受け皿のある耐熱用のザルに入れて蓋をして加熱してください。レンジでの加熱を2～3回繰り返したら、あとはしばらく放置しておくだけで完成します。

カッテージチーズは冷蔵保存が基本です。密閉できる保存袋か容器に入れて、冷蔵庫で保管しましょう。冷蔵保存したカッテージチーズは2日～1週間ほどもちますが、離乳食に使う場合は作りたてのものや開封したてのものを使ったほうが良いでしょう。余ってしまったものは大人用の料理など、離乳食以外のメニューに使ってください。

また、あまりおすすめはしませんが、カッテージチーズは冷凍して保存することもできます。裏ごしした滑らかなカッテージチーズを密閉できる保存袋に入れて、平らにならしてから凍らせましょう。凍らせるとどうしても味が劣化してしまうカッテージチーズですが、流水解凍することで味の劣化を抑えることができます。

カッテージチーズは離乳食の中期から食べることができます。まずは初期の段階で豆腐や白身魚などのタンパク質に慣らしておき、それをクリアしたら中期過ぎにカッテージチーズに挑戦してみましょう。

カッテージチーズは離乳食でもそのまま使うことができますが、心配な場合は加熱して使ってみてください。ただ、加熱するとチーズが固くなってしまうこともあるので、加熱しすぎには注意が必要です。

【材料】

• りんご 1/4個
• カッテージチーズ 10g

1. りんごの皮をむいて芯を取り除き、すりおろします。
2. 1にふんわりとラップをかけ、500wのレンジで30秒ほど加熱します。
3. レンジから出してカッテージチーズを加えて混ぜたら完成です。

りんごのカッテージチーズ和えは、カッテージチーズが初めての赤ちゃんでも挑戦しやすい人気のメニューです。りんごの自然な甘みで食べやすく、チーズの酸味もまろやかになります。

ただ、りんごと和えただけのシンプルな離乳食ですので、チーズの食感も感じやすくなります。チーズの粒々した食感を嫌がる場合は、あらかじめ裏ごしして滑らかにしてから与えてみましょう。

【材料】

• オートミールがゆ 大さじ1
• A かぼちゃペースト 小さじ1
• A ブロッコリーペースト 小さじ1
• A カッテージチーズ 小さじ1/2

1. 器にオートミールがゆを入れます。
2. その上からAをのせたら完成です。

オートミールがゆに野菜のペーストとカッテージチーズをのせただけの、お手軽な離乳食メニューです。かぼちゃペーストとブロッコリーペーストは他の野菜でもかまいませんし、作って冷凍しておいたものや市販のものでも大丈夫です。

カッテージチーズのコクが加わった洋風のおかゆで、いつものおかゆに飽きてしまった時などにおすすめです。オートミールを使ったおかゆではなく、お米から作ったおかゆにのせても美味しく食べられます。

【材料】（2人分）

• じゃがいも 1/2個
• カッテージチーズ 小さじ2
• 青のり 少々

1. じゃがいもは皮をむいて1cm角くらいに切り、水にさらします。
2. 水を切ったじゃがいもと水を鍋に入れて、指で潰せるくらいになるまで茹でます。
3. 2をザルにあけてボウルにうつし、カッテージチーズと青のりを加えます。
4. 全体を混ぜ合わせたら完成です。

モグモグ期にぴったりのカッテージチーズポテトを紹介します。青のりの風味とまろやかなカッテージチーズがじゃがいもと良く合い、余計な味付けをしなくても赤ちゃんが美味しく食べることができます。まだ上手にモグモグできない子には、じゃがいもを潰してからチーズと青のりを混ぜてあげましょう。

【材料】

• 10倍がゆ 大さじ1
• 海苔ペースト 小さじ1
• 小松菜ペースト 小さじ1
• カッテージチーズ 小さじ1

1. 10倍がゆに海苔ペーストを入れてよく混ぜます。
2. 1の上に小松菜ペーストとカッテージチーズをのせたら完成です。

カルシウムがたっぷりと摂れる、栄養満点な海苔とチーズのおかゆを紹介します。赤ちゃんが苦手な葉物のペーストも、海苔とカッテージチーズを一緒に混ぜることで食べやすくなります。レシピでは10倍がゆを使用していますが、成長度合いによっておかゆの固さは変えましょう。

【材料】

• カッテージチーズ 大さじ2
• トマト 1/6個
• アボカド 1/6個
• 青のり 適量

1. トマトは皮と種を取り除いてみじん切りにします。
2. アボカドも皮と種を取り除き、細かく刻みます。
3. 器にトマトとアボカドを盛りつけ、上からカッテージチーズをのせます。
4. 青のりを少々トッピングしたら完成です。

カッテージチーズのカプレーゼは、トマトとアボカドにチーズをのせただけのお手軽メニューです。トマトとアボカドは加熱しなくてもそのまま食べられるため、下ごしらえの手間もなく簡単に作ることができます。アボカドが入っているため味がまろやかになり、酸味が苦手な子供でも食べやすい味に仕上がります。

野菜とツナのチーズリゾットは、具材を混ぜるだけのおかゆに飽きてしまった時に活躍してくれる離乳食です。コンソメスープとツナの旨みでしっかりとした味になるので、普通の白いおかゆが嫌いな赤ちゃんでも喜んで食べてくれます。カッテージチーズを加熱して使っているので、チーズをそのまま使うことが心配な人にもおすすめです。

食物繊維がたっぷりと摂れる、バナナとさつまいものカッテージチーズグラタンを紹介します。バナナとさつまいもの甘みが赤ちゃんに人気で、カッテージチーズだけだと食べてくれない子でもグラタンにすることでパクパクと食べてくれます。野菜に粉ミルクを混ぜて使っていますが、ない場合は豆乳や牛乳で代用しても大丈夫です。

子供だけでなく大人も一緒に楽しめる、ほんのりチーズ味のパンケーキレシピです。美味しく手軽にタンパク質が摂れるので、おやつや朝ごはんのメニューにぴったりです。一緒にバナナや野菜スープなどを添えてあげると、栄養バランスも良くなります。

1歳を過ぎる頃になると少し大きめのものでも食べられますが、手づかみ食べを始めたばかりの子にはひとつひとつを小さめにして作ってあげましょう。

離乳食後期の手づかみ食べにぴったりな鶏つくねを紹介します。卵を使わなくてもふわふわの美味しいつくねが作れるため、卵アレルギーの子にもおすすめです。赤ちゃんが苦手な野菜でもつくねにすることで美味しく食べられるので、カッテージチーズと一緒にいろいろな食材を混ぜ込んでみましょう。

カッテージチーズを使った、離乳食の簡単人気レシピをまとめました。カッテージチーズはおかゆやおかず、デザートにまで利用できる便利な食材です。また、カッテージチーズを入れるだけでコクが増すので、なかなか離乳食を食べたがらない子でも喜んで食べてくれることが増えます。

本記事で紹介したレシピ以外にもカッテージチーズはさまざまな場面で使うことができるので、ぜひいろいろな離乳食に合わせて使ってみてください。