2020年11月09日公開
2024年11月03日更新
離乳食向きチャーハンレシピまとめ!いつから食べさせて大丈夫?
離乳食に使えるチャーハンのレシピをまとめました。チャーハンはいつから子供に与えて良いのかわかりにくいメニューですが、いつから離乳食として使えるのかといったポイントを解説!冷凍や取り分けもできる便利な離乳食向きのチャーハンレシピも紹介します。
目次
離乳食向きチャーハンのレシピを紹介!
チャーハンも取り分けしてくれました。楽! pic.twitter.com/LM6gQDtazi
— さくや🌸 (@mumu_k5) February 24, 2017
チャーハンは家でも簡単に作れる中華料理のひとつで、少ない具材でも立派な主食になる主婦の味方ともいえるメニューです。ただ油を使って作るため「子供にはいつから食べさせて良いのか?」と疑問に思う人もいるのではないでしょうか。
本記事では離乳食に使えるチャーハンのレシピを紹介するとともに、チャーハンをいつから子供に与えて良いのかといった離乳食向きのチャーハンのポイントを説明します。子供用に取り分けができるチャーハンなど、日々の献立に役立つレシピが満載です。
離乳食向きチャーハンのポイント
いつから食べられる?
#ちびにゃランチ
— あさにゃ@10/18たきロケ! (@asanyaa21) August 11, 2018
じゃこと卵のチャーハン(取り分け) pic.twitter.com/8zzQ8FopSd
チャーハンをいつから食べられるかというと、大人が食べているようなチャーハンは離乳食完了期から与えることができます。離乳食も完了期になれば、ある程度大人と同じような普通食を食べられるようになるため、チャーハンのような炒め物を食べさせても問題ありません。
しかし、完了期まで待たなくても、離乳食用に作ったチャーハンであれば中期から後期でも食べさせることができます。中期や後期にチャーハンをあげる時はお粥を使ってご飯を柔らかくしたり、油を使わずに作るなど小さい子供でも食べられるような工夫をしましょう。
まだ卵を食べられない子には卵なしのチャーハンにしたり、具材を細かく刻むなどの気配りも必要です。
注意点
お昼ゴハンに☆
— めぐみ (@tmyxmgm) June 26, 2019
.
納豆とコーン卵の取り分けチャーハン✨
.
自分用には、
納豆のタレとウェイパーコショウで
味付けした😋 pic.twitter.com/fabogclO8L
離乳食用のチャーハンは大人用のものを取り分けできるのが最大の利点ですが、大人用を取り分ける場合にはいろいろと注意する点もあります。まず、一般的なチャーハンには油をたっぷりと使うものが多いですが、離乳食用に取り分ける場合は油は使っても極少量にとどめておくようにしましょう。
また、ハムやウインナーなどの加工品はできるだけ避け、タンパク質は肉の赤身やひき肉、納豆やしらすなど子供に負担の少ない素材を使ってください。塩や醤油などの調味料も少なめにして、コショウなどの刺激物は子供には使わないようにしましょう。
チャーハンを作る際に一番注意したいポイントは、具材に卵を使う場合です。チャーハンには卵を使うことが多いですが、卵はアレルギーが出やすい食材としても知られています。すでに卵が食べられる子供の場合でも、完全に火を通して半熟にならないように注意しましょう。
保存方法
何かと大変な事態の世の中😥大学生の次男も大変そうだが取り分け食事の支度が…って事であっためて直ぐに食べられる「おやじチャーハン」作ったよ😁米や麺類と合わせたら1ヶ月位はイケるかなっと⁉️😄 pic.twitter.com/FIFW4KLzXK
— きなり食堂 (@kinarishokudo) May 13, 2020
チャーハンは一度に大量に作ったほうが楽ですが、食べきれなかった分は冷凍して保存しておくことができます。1食分ずつラップに包んだら、ジップロックなどのジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で凍らせましょう。ラップに包む時はできるだけ平らにして包むことで、中まで急速に冷凍させることができます。
もしお粥のようなドロドロした状態のチャーハンの場合は、製氷皿を利用して冷凍することもできます。製氷皿を使った場合はラップに包まなくても良いので、凍ったら取り出して保存袋に入れて保管しておきましょう。
離乳食向きチャーハンの人気レシピ【中期】
まぐろチャーハン
余った刺身をリメイクした、まぐろチャーハンのレシピです。子供用に取り分けてから大人用に味付けをすれば、家族で同じメニューを一緒に楽しむことができます。卵はしっかりと火が通ったかどうか確認するためにも、先に卵だけで炒めておくほうがおすすめです。まだ固いご飯が食べられない子供には、お粥を使って作ることもできます。
しらすチャーハン
しらすだけでなく、肉や野菜もたっぷりと使った栄養満点なチャーハンを紹介します。野菜はどのようなものでも合うので、冷蔵庫に余っている野菜などをいろいろと入れてみましょう。
醤油とごま油は入れたほうが風味が良くなりますが、まだ使いたくない場合は省いてしまってもかまいません。大人が食べる場合は、子供の分を取り分けてから調味料を加えましょう。
鮭チャーハン
鮭の刺身を使った鮭チャーハンを紹介します。刺身以外にも鮭の切り身やフレークでも作れますが、塩気がある場合はあらかじめ塩抜きしておきましょう。お粥は炒めている間に水分が抜けて固くなっていくので、柔らかく仕上げたい場合は途中で水を加えてください。
離乳食向きチャーハンの人気レシピ【後期】
ほうれん草としらすのチャーハン
【材料】
- ご飯 40g
- 水 40cc
- ほうれん草40g
- しらす 5g
- 溶き卵 10g
【作り方】
- 耐熱容器にご飯と水を入れてラップをし、レンジで2分加熱します。
- 1をラップをしたまま蒸らします。
- ほうれん草をラップで包み、レンジで30秒加熱します。
- 3をラップごと水にさらし、水の中でラップを外します。
- ほうれん草を3~4mm幅に切ります。
- しらすは水でゆすいで塩抜きをします。
- 2に材料をすべて入れて混ぜ、ラップをしてレンジで1分加熱したら完成です。
レンジだけで簡単に作れる、ほうれん草としらすのチャーハンのレシピです。ほうれん草も茹でずにレンジで加熱しているため、水溶性の栄養素が流出するのを防げます。まだ卵を使えない子供にはしらすとほうれん草だけでも大丈夫ですし、卵白が心配な場合は卵黄だけ取り出して使っても良いでしょう。
ツナとレタスのチャーハン
【材料】
- ツナ缶(水煮) 60g
- レタスの葉先 3/4枚
- にんじん 30g
- だし汁 小さじ6
- 5倍粥 3人分
【作り方】
- ツナは水気を切って細かくほぐしておきます。
- レタスはさっと茹でて、1cmの細切りにします。
- にんじんはみじん切りにして柔らかく茹でます。
- フライパンを弱火で温め、1、2、3、とだし汁を順に加えます。
- 最後に5倍粥を加えて炒め、ふつふつとしてきたら完成です。
ツナとレタスのチャーハンは、5倍粥で作る柔らかくて食べやすい一品です。野菜が苦手な子供でも、だし汁とツナの旨みで美味しく食べることができます。レシピの分量だと一度に3人分作れるので、食べきれない分は小分けにして冷凍しておきましょう。卵なしのチャーハンですので、卵アレルギーの子供でも安心して食べることができます。
炊飯器でチャーハン
炊飯器ひとつで作れるお手軽なチャーハンのレシピです。ご飯と具材を入れて炊飯するだけで、簡単にチャーハンを作ることができます。卵はご飯が炊けた後に加えて蒸すことで、ふんわりとした柔らかい食感に仕上がります。一度に大量に作れるので、1食分ずつ分けて冷凍しておきましょう。
離乳食向きチャーハンの人気レシピ【完了期】
納豆チャーハン
【材料】
- ご飯お茶椀 2杯分
- 卵 1個
- ひきわり納豆 1パック
- ノンオイルツナ缶 1缶
- 小松菜 2株
- にんじん 1/5本
- しらす 大さじ3
- 鶏がらスープの素 小さじ1
【作り方】
- 小松菜とにんじんは粗みじん切りにしておきます。
- 卵を溶いて、ご飯とツナ缶と納豆の付属のタレを加えて混ぜておきます。
- フライパンを中火で熱し、小松菜とにんじんを炒めます。
- 3に2を加えて切るように炒めます。
- しらすと鶏がらスープの素を加えて混ぜたら完成です。
大人と子供のご飯をいっぺんに作れる、便利な納豆チャーハンを紹介します。納豆以外にも小松菜やしらすなどの具材がたっぷりで、栄養バランスが良い体にも嬉しい一品です。完了期の子供だけでなく、鶏がらスープの素を入れる前に取り分ければ離乳食後期の子供でも食べることができます。
大人が食べる場合は、味を見ながら塩コショウや醤油などの調味料を加えてみましょう。最後にごま油加えると風味も豊かになっておすすめです。
いろどりチャーハン
【材料】
- 軟飯 80g
- 豚肉 15g
- ほうれん草 15g
- しらす 5g
- 卵 1/2個
- 醤油 少々
- ごま油 少々
【作り方】
- 豚肉は1cm大に切ります。
- ほうれん草は茹でて水にさらしてアクを抜き、細かく切ります。
- 卵は溶いて、しらすは塩抜きをします。
- フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒めます。
- 肉の中まで火が通ったら卵を加えます。
- ほうれん草、しらす、軟飯を加えて全体を炒めたら、醤油で味をととのえて完成です。
豚肉を使った食べ応え抜群のいろどりチャーハンを紹介します。ある程度の大きさに切った豚肉はしっかりと噛む練習にもなりますが、子供の発達具合によってはひき肉やツナなどの食べやすい素材を使っても良いでしょう。大人用に作って取り分ける場合は、普通のご飯で作ってから子供の分だけ水を加えてレンジで加熱すると便利です。
あんかけチャーハン
レトルトのベビーフードを利用したあんかけチャーハンのレシピです。余ってしまったベビーフードや食べてくれなかったベビーフードを再利用できる一品で、簡単にいつもより少し豪華なチャーハンを作ることができます。ベビーフードにいろいろな具材が含まれているため、チャーハンの具は少なくてもバランスの良い食事を摂ることができます。
離乳食向きチャーハンを作ってみよう!
初めて息子へ取り分けごはん🍚
— えがみん® (@ooegaminoo) November 4, 2020
と言っても味付け前に取り分けて、息子が食べれるように米ベチャベチャやしチャーハンにダシ入れたの初めてwww
少しでも食べてくれたらいいけど(--;) pic.twitter.com/T9xntKuRCM
いつからチャーハンを離乳食に使えるのかといったポイントや、離乳食に使えるチャーハンのおすすめレシピをまとめました。チャーハンは大人向けに作ったものを離乳食用に取り分けられるため、わざわざ子供の分だけ作る手間が省けて時短になります。
多めに作って冷凍しておくことも可能で、食べたい時にすぐに使うこともできて便利です。チャーハンは簡単なだけでなく栄養バランスも良いので、ぜひ毎日の離乳食作りに活用してください。