2020年10月16日公開
2024年11月02日更新
便秘を解消する離乳食レシピまとめ!おすすめの食材や対策は?
便秘解消に役立つ離乳食の人気レシピをお届け!食物繊維が豊富なさつまいもやりんごなどを使った離乳食の簡単レシピをピックアップしました。赤ちゃんが便秘になる原因とその対策方法についても、あわせて解説します。
目次
便秘を解消する離乳食レシピを紹介!
今月の便秘解消離乳食 さつまいもとにんじんのポタージュ
— イチジク製薬株式会社 (@ichijikuseiyaku) November 30, 2018
今月の便秘解消離乳食は「さつまいもとにんじんのポタージュ」。さつまいももにんじんも、ゆっくり煮てやわらかくすると甘みたっぷり。多めに作って冷凍しておくと便利です。https://t.co/EEgNaI1L1G pic.twitter.com/9Peiawydhd
赤ちゃんのうんちが何日も出ないと「もしかして便秘かも」と不安になるのではないでしょうか?赤ちゃんが便秘になる原因にはさまざまなものがあります。本記事では、便秘解消に役立つ離乳食レシピを集めました。便通が悪くなる理由と、その対策方法もあわせて紹介しています。コロコロウンチになってしまった時にも、ぜひ参考にしてください。
便秘を解消する離乳食の簡単人気レシピ【初期・中期】
かぼちゃのオートミールヨーグルトがけ
【材料】
- オートミール:大さじ2
- かぼちゃペースト:10g
- ヨーグルト:少々
- 湯:適量
【作り方】
- 耐熱容器にオートミールを入れ、湯をたっぷり注いでよく混ぜます。
- かぼちゃペーストを加え、レンジで熱々になるまで加熱します。
- 水分を湯で調整し、全体を混ぜ合わせます。
- 食べやすい温度まで冷まし、さらに湯を加えて固さを調整します。
- 冷ました4に、ヨーグルトを添えたら完成です。
離乳食初期から使えるオートミールの人気レシピです。離乳食初期の赤ちゃんに与える際は、ミルサーなどで細かく砕いてから与えましょう。湯を足してレンチンするだけと簡単に作れるのがポイントです。オートミールには、精白米の約20倍もの食物繊維が含まれています。栄養摂取のためにも、毎日の離乳食にぜひ活用してみてください。
しらすとわかめのうどん
【材料】
- しらす:10g
- 乾燥わかめ:1g
- 茹でうどん:40g
- だし汁:150ml
- 湯:適量
【作り方】
- うどんはみじん切りにします。
- しらすは湯に浸けて塩抜きし、みじん切りにします。
- わかめは湯で戻し、みじん切りにします。
- 鍋にうどん、だし汁、2、3を入れ、火にかけて5分ほど煮ます。
- 器に盛り付けたら完成です。
離乳中期の赤ちゃんに、しらすとわかめ入りのうどんを作ってみませんか?だし汁で煮込むだけの簡単レシピです。食物繊維が豊富なわかめは、赤ちゃんにとって噛み切りにくい食材です。湯で戻した後は、細かくなるまでしっかり刻みましょう。
塩分のあるしらすは、湯に浸けて塩抜きしてから使います。魚の旨みと磯の香りで、赤ちゃんもパクパク食べてくれるでしょう。
にんじんりんご
【材料】
- 人参(茹でたもの):15g
- りんご:1/8玉
【作り方】
- りんごは芯を取り除き、皮をむいてすりおろします。
- 容器に入れてふんわりとラップをかけ、500Wのレンジで30秒ほど加熱します。
- すり鉢に茹でた人参を入れ、つぶします。
- 2と3をよく混ぜ合わせたら完成です。
りんごの甘みで人参が食べやすい離乳食の人気レシピです。りんごは生でも食べられますが、離乳食には必ず加熱したものを使用しましょう。人参ペーストの冷凍ストックがあれば、短時間でパパッと作れます。
離乳食がスタートしたばかりの赤ちゃんに与える際は、裏ごしした人参を用いてください。食物繊維の多いりんご×人参は、赤ちゃんの便秘解消にももってこいです。
便秘を解消する離乳食の簡単人気レシピ【後期~完了期】
さつまりんごきんとん
【材料】
- さつまいも:8cm(120g)
- りんご:1/4個(60g)
- 調整した粉ミルク:大さじ1
【作り方】
- さつまいもとりんごは皮をむき、角切りにします。
- ボウルに全ての材料を入れ、ラップをせずにレンジで3分加熱します。
- マッシャーでつぶします。
- ラップに適量のせて絞り、巾着型に包みます。
- ラップを外し、皿に盛り付けたら完成です。
さつまいもとりんごをレンチンしてマッシュし、巾着型に成形しました。離乳食後期の赤ちゃんから使える栄養たっぷりの人気おやつです。さつまいもには不溶性食物繊維、りんごにはペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
栄養のバランスも良いので、安心して赤ちゃんに与えられるでしょう。食べやすい大きさに成形すれば、手づかみ食べの練習にもなります。
もずくつくね
【材料】
- 木綿豆腐:60g
- 鶏むねひき肉:50g
- もずく:30g
- 片栗粉:大さじ1
- 青のり:少々
- サラダ油:少々
【作り方】
- 木綿豆腐は水切りをします。
- もずくは細かく刻みます。
- ボウルに豆腐、ひき肉、もずく、片栗粉を入れ、豆腐をつぶしながらこねます。
- 3をひと口大に丸めます。
- フライパンにサラダ油を熱し、4を入れて転がすように焼きます。
- 器に盛り付けたら完成です。
パクッとつまめるつくねはいかがでしょうか?もずくを加えた栄養バランスばっちりの一皿です。木綿豆腐はキッチンペーパーなどに包み、水切りしてから使いましょう。もずくが苦手な赤ちゃんも、こちらの離乳食なら喜んで食べてくれそうです。余った離乳食は冷凍してもよいでしょう。
おからとさつまいものヨーグルトおやき
離乳食後期から離乳食完了期にかけておすすめの一品です。便秘解消に効果的なおからパウダーを加え、柔らかい口あたりのおやきに仕上げました。蒸したさつまいもが入っているので、優しい甘みも楽しめます。生地がパサつく場合は、水を加えて調整してください。便秘予防だけでなく、いつもと違う離乳食が作りたい時にも重宝します。
赤ちゃんが便秘になる原因
便秘の原因①水分が不足
#離乳食
— おこもち1y8m (@oko_mochi) January 2, 2020
1/2夜 11m9d 172日目
鳥ひき胡麻味噌ごはん40g/しらす入焼きおにぎり/ブロッコリー人参コンソメスープ/バナナ/大豆しらすキャベツお好み焼き風
完食…ではなくスープ飲まない…半分くらい?50mlくらい。顔背けて怒る
水分不足心配で、食後の授乳量はかってみた。100ml。 pic.twitter.com/6efAjGL5Mp
離乳食を始めて間もない赤ちゃんは、母乳やミルクを飲む量が減り、便の水分量が足らず便秘になりやすいと言われます。
離乳食がスタートして授乳量が減ると、水分不足から便秘になることがあります。3日以上うんちが出ない、お腹が張っている、うんちが硬い、量が少なくコロコロしているなどの症状があった時は、便秘の可能性を疑いましょう。1~2日うんちが出ない場合でも、元気に食事を摂り、排便が滞りなく行えていたら問題はありません。
便秘の原因②食物繊維が不足
離乳食にも使えるオートミール
— うーまま (@umama0905) December 2, 2019
私も朝食にしてます。
食物繊維が豊富なので息子も私もお通じが良くなりました。
そして生後9ヶ月頃から不足する鉄分も豊富。
オートミール、あなどれない。 pic.twitter.com/o2rprA3yhz
離乳食が始まる前の赤ちゃんの腸内細菌は、そのほとんどが善玉菌です。しかし、母乳やミルク以外の食事を摂るようになると、腸内環境が変化していきます。善玉菌の他に住みつくようになるのが、悪玉菌と日和見菌です。
食物繊維が足りない場合、腸内フローラのバランスが崩れて悪玉菌が増えます。その結果、有害物質が増加して便秘が起こります。
便秘の原因③肛門が切れて痛む
鮪ではなく近海で撮れるトンボシビの刺身を蒸して潰してあげるけど、ぱさつき「おえー」ってたまになる。
— bataco (@ymkwchi3) January 17, 2020
長芋を加熱して混ぜてあげるとよく食べるが、次の日💩モリモリです。便秘赤ちゃんに長芋良さそう。#離乳食 #私の離乳食 pic.twitter.com/S2fFfXPUMW
便秘が続くと、うんちに含まれる水分が体内に再吸収されてコロコロウンチになります。この硬いうんちを無理やり出そうとすると、肛門が切れ、出血や痛みが起こることがあります。痛みから逃れよう排便を我慢すればするほど、便秘が悪化するという悪循環に陥ります。赤ちゃんが便秘かもと感じたら、早めに対策を取るように心がけましょう。
離乳食を止めないで便秘対策
便秘対策①水分を摂る
たまには離乳食を!
— げ ー ま ゆ (@WANIMAYU_gei) July 27, 2017
今日は
ほうれん草玉ねぎしらす人参おかゆ&コーンスープにかぼちゃ さつまいもを一緒にしたもの。
基本いろいろ混ぜてあげちゃってます🤗量は適当🤘🏽
便秘ちゃんにならないように水分補給もしっかりと🙆1回の離乳食で50目安であげてます pic.twitter.com/VpZuVORSyf
離乳食が便秘の原因になると聞くと「便秘のあいだは離乳食をお休みした方がいいの?」と心配になるかもしれません。しかし、離乳食は授乳やミルクでまかなえない栄養摂取のためにも大切なものです。離乳食を控えるこはせず、他の対策で改善を促しましょう。
便秘対策として、まずおすすめしたい方法が水分摂取の習慣づけです。水分は腸の働きを活発にし、排便を促す作用があります。夏場はもちろん、冬場にも水分補給を忘れないようにしましょう。
便秘対策②食物繊維や乳酸菌を摂る
今月の#便秘解消離乳食 #納豆そうめん
— イチジク製薬株式会社 (@ichijikuseiyaku) September 27, 2019
納豆には赤ちゃんの成長に必要な栄養素がたっぷり!
たんぱく質、ビタミンK、カルシウムなど。食物繊維も豊富なので便秘予防・解消にも役立ちます。https://t.co/B8FJN92YRv#イチジク浣腸#イチジク製薬 pic.twitter.com/TgdcaWlNhG
食物繊維は、野菜類・いも類・きのこ類・豆類・海藻類・穀類・果物に多く含まれています。だんだん野菜嫌いになることが多い時期ですが、根気よく食卓に出し続け、少しずつ慣れてくるのを待ちましょう。いも類、きのこ類、豆類、海藻類も、1日のうち1回は少量でも食卓に出すようにしていきます。
食物繊維には、悪玉菌や体内の有害物質を減少させる働きがあります。腸内環境を整えるためにも、食物繊維を多く含む食品を積極的に取り入れましょう。芋類だと里芋やさつまいも、じゃがいもなど、海藻類だとわかめやもずく、ひじきなどがおすすめです。果物やきのこ類、豆類にも食物繊維が豊富に含まれています。
善玉菌である乳酸菌を含むヨーグルトも、便秘対策におすすめの食品です。食物繊維の多いさつまいもやりんご、バナナなどを混ぜて与えてもよいでしょう。
便秘対策③お腹をマッサージする
生後1ヶ月〜1歳半まで出来るベビーマッサージ💕
— 岡本夏和 ベビーマッサージ教室ステップ (@step_0507) November 4, 2019
大好きなママの手に触れられて、赤ちゃんはリラックスして眠りにつく子も!!
ベビーマッサージは良いこと尽くし💕
・便秘解消
・成長促進
・免疫力アップ
・親子のコミュニケーション
などなど😍💕 pic.twitter.com/2cXDlQafdX
離乳食の他には、お腹のマッサージも効果的です。赤ちゃんの下腹部に手をあて、おへそ周りを「の」の字を書くようにして優しくマッサージしましょう。おむつ替えやお風呂上がりなどに何度も繰り返すことで、腸が刺激されて排便が促されます。
便秘対策④綿棒で肛門を刺激する
#6ヶ月 #離乳食 ●トマトとりんごの野菜スープリゾット風大さじ2●おさかな●かぼちゃ+さつまいも●ほうれんそう+小松菜小さじ2●バナナ+緑のベビーダノン小さじ2
— むらさきは松3期はじまるヨ~ン (@42color24) August 20, 2019
土曜日から便秘が続いていたのでワセリン付綿棒でこちょこちょしたらワッと出て、ほ。なるべく食べ物と水分で出たらうれしいなあ、 pic.twitter.com/U1XXhrt56e
ワセリンをつけた綿棒で肛門を刺激してもよいでしょう。肛門に綿棒を1cmほど入れ、10秒ほどかけて内壁をこするように優しく動かします。引き抜く時も焦らず、ゆっくりと綿棒を取り出してください。
腸の動きが活発化する食後30分を目安に行うのがおすすめです。朝、昼、晩の3回を目安に行いましょう。綿棒を入れることに抵抗のある方は、肛門周辺を指で押してマッサージしても便意が促せます。
便秘対策⑤排便リズムを作る
今月の便秘解消離乳食 ノンシュガーあんこ
— イチジク製薬株式会社 (@ichijikuseiyaku) September 27, 2018
今月の便秘解消離乳食は「ノンシュガーあんこ」。砂糖の代わりに果物で甘みをプラスしたやさしい甘みが特徴のあんこ。赤ちゃんはもちろん大人のおやつにもおすすめです。https://t.co/C9Zpf0RAz2 pic.twitter.com/UXCTpy5uw0
規則正しい食事は排便リズムも整えてくれます。可能な限り、決まった時間に離乳食を与えるようにしましょう。毎日同じ時間に食事を摂ると、おのずと便秘も改善されていきます。
便秘を解消する離乳食レシピを取り入れよう!
今月の便秘解消離乳食レシピ かぼちゃのキッシュ
— イチジク製薬株式会社 (@ichijikuseiyaku) November 29, 2017
便秘解消離乳食2017年11月「かぼちゃのキッシュ」は。たんぱく質源とビタミン・ミネラルが一緒に摂れる栄養たっぷりのおかずです。https://t.co/iZLZdYFo5S pic.twitter.com/Blbo8H06iy
便秘解消に役立つ離乳食の人気レシピをお届けしました。赤ちゃんの便秘はさまざまな原因が元で起こります。まずは水分補給や離乳食作り、お腹のマッサージなどできる範囲の対策を取ってみてください。それでも1週間以上便秘が続く、嘔吐や血便、発熱がある場合は、すぐに医師へ相談しましょう。
便秘対策として、日頃から栄養バランスを考えた離乳食作りを心がけるのも効果的です。ぜひチェックやケアを習慣的に行い、赤ちゃんの健康をサポートしましょう。