ブロッコリーの茎で作る簡単ザーサイの作り方！栄養満点の茎を有効活用！

ブロッコリーの茎を捨てている人も多いでしょう。しかし、ブロッコリーの茎は栄養が豊富で食感も良く、捨ててしまうのはもったいない食材です。捨ててしまいがちなキャベツの芯を使い、料理愛好家の平野レミさんが、ザーサイのような味わいを楽しめるレシピを発表して話題になりました。

キャベツの芯だけではなく、ブロッコリーの茎でもザーサイのような食感を楽しめます。この記事では、ブロッコリーの茎で作るザーサイ風のレシピを集めました。またザーサイについてや、ブロッコリーの茎の栄養についても解説していきます。

ザーサイはアブラナ科の植物で、からし菜の仲間です。ちなみに、ブロッコリーも同じくアブラナ科の植物になります。ザーサイはボコボコとした形が印象的な野菜です。日本で一般的にザーサイと呼ばれるものは、ボコボコとした茎の部分を、塩や唐辛子などの調味料に漬け込んだ漬物のことです。

ザーサイの漬物は中国で発祥しました。中国ではザーサイを漬物だけでなく、野菜としてさまざまな料理に使っています。ザーサイは、カリウムや食物繊維などの栄養が豊富な食材です。

ブロッコリーの茎は、たっぷりの栄養を蓄えています。そのため、つぼみよりも栄養価が高いのです。ビタミンCや鉄分、葉酸、カリウムなど、さまざまな栄養素が多く含まれています。特に美肌効果やむくみ解消に一役買う栄養素が豊富なため、女性には嬉しい食材です。育ち盛りの子供にも積極的に食べさせてください。

ブロッコリーの茎は日持ちしません。時間が経つにつれて栄養価も減っていきますので、新鮮なうちに調理することをおすすめします。

ブロッコリーの茎はザーサイと食感が似ています。そのため、簡単にザーサイ風の料理が作れます。ブロッコリーの茎で作るザーサイ風のレシピをまとめました。

【材料】

• ブロッコリー…1株

• 鶏がらスープの素…小さじ1弱
• 醤油…小さじ1弱
• ラー油…適量

1. ブロッコリーの房を切り落とす。
2. ブロッコリーの茎を横向きにおいて、包丁で薄切りにする。
3. 耐熱容器に2を入れて、ラップをしてから600Wのレンジで1分半加熱する。
4. 3にAの調味料を加えて混ぜ合わせれば完成。

ブロッコリーの茎をレンジで加熱しているため、簡単に作れるレシピです。調味料と和えるだけですので、すぐに食べられます。時間を置いて味を染み込ませても美味しく食べられますので、作り置きにしても良いでしょう。ラー油の量はお好みで調節してください。

辛味が苦手な人や子供が食べる時には、ラー油の量を控えめにした方がおすすめです。ピリ辛な味付けで、ご飯が進むこと間違いありません。お酒にも合う一品です。

【材料】

• ブロッコリーの茎…1本分
• ごま油…大さじ1
• 白ごま…適量
• ラー油…適量

• 醤油…小さじ1
• 砂糖…小さじ1
• 酒…小さじ1
• みりん…小さじ1
• 鶏ガラスープの素…小さじ1/2

1. ブロッコリーの茎を3～5mmの厚さに切る。
2. フライパンにごま油をひいて温める。
3. 1を入れて中火で2～3分炒める。
4. Aの調味料を混ぜ合わせたものを加えて、全体に馴染むまで炒める。
5. 白ごまとラー油を加えて、軽く炒めたら完成。

フライパンで炒めて作る、ザーサイ風のレシピです。ごま油で炒めたブロッコリーの茎は香りが良く、食欲が増します。お酒のおつまみにもぴったりです。ブロッコリー茎の側面がゴツゴツしている場合には、カットしてください。固い部分を残したままだと食感が損なわれますので、取り除いた方が良いでしょう。

ブロッコリーの茎で作るザーサイの作り方について解説しました。ブロッコリーの茎はつぼみよりも栄養があります。ザーサイ風にすると美味しく食べられますので、捨てずに有効活用してください。

ブロッコリーの茎で作ったザーサイはそのまま食べても美味しいですが、細く切ってからもやしなどと和えて、ナムルにアレンジしても楽しめます。ご飯のお供やおつまみにもぴったりですので、紹介したレシピを参考に挑戦してみてください。