2020年05月18日公開
2024年10月20日更新
牡蠣鍋の人気レシピ!味噌や醤油にキムチなど色々な味付けで楽しもう!
牡蠣鍋の人気レシピを解説します!牡蠣の下処理や作る際のポイントなど基本情報を詳しく紹介します。家庭にある調味料を使った簡単なレシピから、プロがおすすめする本格的なレシピまで牡蠣鍋を紹介するので、ぜひ作ってみてください。
牡蠣鍋の人気レシピを紹介
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— 稲村 香奈 (@inmr0414) May 2, 2020
海のミルクと呼ばれる牡蠣は、冬の食べ物というイメージが強いかもしれません。真牡蠣の産卵期が5~8月というのもありますが、冬よりも味が落ちやすいことが理由として挙げられます。しかし、今は全国で夏でも美味しい真牡蠣が採れるようになり、夏が旬の岩牡蠣もあります。
本記事では、牡蠣鍋としめの人気レシピを紹介します。最後の一口まで食べられる牡蠣鍋をぜひ作ってみてください。
牡蠣鍋の基本のレシピ
牡蠣の下処理方法
ボウルに水と塩、牡蠣を入れて数回かき回します。ひだの汚れを取り水を替えます。2回洗い流して、ざるに上げます。牡蠣は袋やパックに入った状態で販売されています。水の中に入っていても汚れがついているので、念入りに洗ってください。
他にも、片栗粉や小麦粉を入れて揉み込み、洗い流す方法もあります。牡蠣鍋を作る際は、料理方法に分けて下処理をしましょう。
レシピ
【材料】
- 牡蠣:100g
- 生椎茸:3個
- 白菜:1/2
- 長ネギ:1本
- えのき:1袋
- 焼き豆腐:1丁
- 三つ葉:1束
- A酒:50cc
- Aみりん:50cc
- A醤油:50cc
- A本だし:大さじ1
- A味の素:少々
- 水:600ml
【作り方】
- 白菜をざく切りします。
- えのきの石づきを取り、バラします。
- 生椎茸は石づきを取り、飾り包丁を入れます。
- 長ネギを斜め切りにします。
- 三つ葉は根を切って、6等分にします。
- 焼き豆腐を食べやすい大きさに切ります。
- 牡蠣に塩を振り、ぬめりを洗い流します。
- Aの調味料を入れ、沸騰直前まで温めます。
- 白菜を敷き詰めます。
- 焼き豆腐、えのき、生椎茸、長ネギを入れます。
- 真ん中に牡蠣を入れて、蓋を閉めます。
- 10分ほど煮込んだら、三つ葉をのせて、出来上がりです。
牡蠣鍋の基本レシピです。だし汁は、本だしで簡単に作ることができます。野菜は好みの物を選びましょう。焼き豆腐がない場合は、木綿豆腐や絹豆腐でもおいしく作ることができます。次の「作るときのポイント」を確認して、美味しい牡蠣鍋を作ってください。
作るときのポイント
こう!#牡蠣鍋 pic.twitter.com/GhGohGaYjO
— あんざい (@a9tb5010) May 9, 2020
牡蠣は下処理をしっかりとしましょう。煮込むとアクが出る可能性があるので、おたまで取ってください。具材は、全部一斉に入れるのではなく、火の通りにくい物から鍋に入れるようにしましょう。牡蠣は、火を通しすぎると、身が小さくなり固くなってしまいます。火は通し過ぎないように注意が必要です。
牡蠣鍋の人気レシピを紹介
牡蠣鍋の人気レシピを紹介します。家庭にある野菜や調味料で気軽に作ることができるレシピです。定番の味噌味や辛い物好きにおすすめのキムチ鍋など食欲がそそられるものばかりです。ぜひお好みの牡蠣鍋レシピを見つけて、作ってみてください。
牡蠣の土手鍋
【材料 1人分】
- 牡蠣:120g
- A塩:大さじ1
- A片栗粉:大さじ1.5
- A水:50c
- 3%の塩水:適量
- 昆布:1枚
- 水:500cc
- 生椎茸:2個
- しめじ:50g
- 長ネギ:1/2本
- 春菊:1/2束
- 白菜:5枚
- 豆腐:1/2丁
- にんじん:1/4本
- みりん:大さじ1
- 酒:大さじ2
- 八丁味噌:30g
- 味噌:40g
【作り方】
- 昆布を水に漬けます。
- 鍋に入れて弱火にかけます。
- 沸騰直前に昆布を出します。
- 牡蠣にAを入れて優しく揉みます。
- 牡蠣を取りだして、3%の塩水で洗います。
- 生椎茸は、石づきを取ります。
- 生椎茸の石づきをスライスし、本体には飾り包丁をします。
- しめじは、石づきを取り、房を分けます。
- 長ネギは、4等分にしてから浅く切れ目を入れて、フライパンで焼き目をつけます。
- 春菊は根と葉に分けて、茎を食べやすい大きさに切ります。
- 白菜は葉と芯に分けて、葉はざく切り、芯はそぎ切りにします。
- 豆腐を4等分に切ります。
- にんじんは、切り抜いて3分ほど下茹でします。
- 土鍋に、みりんと酒を入れ、火をつけます。
- アルコールが飛んだら、八丁味噌と味噌を入れてよく溶きます。
- 香ばしくなるように弱火で加熱をします。
- 火を止めて、鍋の周りに土手を作ります。
- くりぬいた残りのにんじん、椎茸の石づき、春菊の茎を入れます。
- 白菜、しめじ、長ネギ、しいたけ、にんじん、豆腐をのせます。
- だし汁を入れて、火にかけます。
- 8分ほど煮込んだら、牡蠣を入れて数分煮込みます。
- 春菊を入れて、火が入ったら出来上がりです。
土鍋に八丁味噌を塗って、溶かしながら食べる人気の牡蠣鍋レシピです。広島県の郷土料理で、土手焼きとも呼ばれています。牡蠣鍋の材料である味噌は、八丁味噌と好みの味噌を合わせましょう。牡蠣は、火が入りすぎると固くなるので注意が必要です。
牡蠣の味噌鍋
【材料】
- 牡蠣:100g
- えのき:1/2房
- 長ネギ:1/3本
- 豆腐:1/2丁
- 白菜:3~4枚
- しらたき:1/2袋
- 水:300cc
- A白味噌:大さじ2
- Aみりん:小さじ1
- A醤油:小さじ1
- A生姜(チューブ):小さじ1
【作り方】
- えのきは、石づきを取ってほぐします。
- 長ネギは、斜め切りにします。
- 豆腐は、4等分にします。
- 白菜は、ざく切りにします。
- しらたきは、3~4cmの長さに切ります。
- 土鍋に水を入れます。
- Aの調味料を入れて、かき混ぜます。
- 火を入れて、沸騰させます。
- えのき、長ネギ、豆腐、白菜、しらたきを入れます。
- 最後に牡蠣を入れます。
- 具材に火が通ったら、出来上がりです。
味噌と調味料を混ぜて作る牡蠣鍋のレシピです。土鍋に味噌を塗るタイプではなく、土鍋の中で白味噌を溶いて作ります。好みの野菜を入れて食べましょう。だし汁を使いたい方は、本だしを使うと簡単に作ることができるのでおすすめです。
麻辣カキ鍋
【材料】
- 牡蠣:100g
- 豚バラ肉:4枚
- キャベツ:3~4枚
- 長ネギ:1/2本
- 輪切り唐辛子:適量
- ラー油:適量
- A濃口醤油:大さじ1
- A醤油:大さじ1
- Aみりん:大さじ1
- A酒:大さじ1
- A創味シャンタン:適量
- 水:適量
【作り方】
- 牡蠣を塩で洗います。
- キャベツは、ざく切りにします。
- 豚バラ肉は、4等分に切ります。
- 生椎茸は、石づきを取ります。
- にんにくをスライスします。
- 鍋に、水とAの調味料を入れて火をつけます。
- キャベツ、豚肉、長ネギ、生椎茸を入れます。
- 輪切り唐辛子とラー油を入れます。
- にんにくと牡蠣を入れて煮込んだら、出来上がりです。
唐辛子とラー油を使った辛さがクセになる麻辣カキ鍋のレシピです。豚バラ肉や野菜をたっぷり入れることで、美味しいだしが出ます。牡蠣は下処理をしっかりするようにしましょう。辛さが苦手な方は、唐辛子とラー油の量を調整してください。
牡蠣キムチ鍋
大根と相性の良い牡蠣を使ったピリ辛の牡蠣鍋レシピです。スライサーを使って、大根をヒラヒラさせる見た目も華やかさがある牡蠣鍋です。キムチの味が染みこみやすいので、簡単に作ることができます。辛さが好きな方はキムチの量を多くしましょう。レシピにある春雨を戻す際は、水で戻さす乾燥のまま入れてください。
牡蠣の豆乳鍋
市販のごま豆乳鍋のつゆを使った簡単な牡蠣鍋のレシピです。市販の鍋つゆを使えば簡単に牡蠣鍋を作ることができます。具材は、牡蠣やまいたけ、白菜、豆苗などを使っていますが、自宅にある野菜で手軽に作ってみましょう。
牡蠣は火を通し過ぎないように、最後に入れてください。豆苗はシャキシャキ感を残すために、あまり煮すぎないように注意が必要です。
ポン酢で食べる白菜たっぷり牡蠣鍋
冬が旬の牡蠣と白菜をたっぷり使った牡蠣鍋レシピです。豚バラ肉を使い、2回に分けて鍋を作ります。1回目は野菜と豚バラ肉を重ねてミルフィーユ鍋を作ります。
食べ終わる直前に、牡蠣とほうれん草を入れて煮立て牡蠣鍋を作ります。どちらもさっぱりしたポン酢で食べましょう。豚バラ肉を入れることでコクが加わります。一度で二度美味しい牡蠣鍋を作ってみましょう。
牡蠣の白だしレモン鍋
【材料】
- しめじ:100g
- えのき:100g
- 白菜:1/4個
- 春菊:1/2束
- レモン:1個
- にんじん:1/2本
- ぶり(切り身):4切れ
- 牡蠣:12個
- 片栗粉:少量
- 水:800cc
- 白だし:120cc
- こしょう:少々
【作り方】
- しめじは石づきを取り小房に分けます。
- えのきは石づきを取り小房に分けます。
- 白菜はざく切りにします。
- 春菊は半分に切ります。
- レモンは薄くスライスします。
- にんじんはピーラーでスライスします。
- ぶりの切り身を半分に切って塩をふりかけ、そのまましばらく置きます。
- ぶりの水分を拭き取り、茹でて軽く水洗いをします。
- 牡蠣に片栗粉を入れて揉み込み水で洗います。
- 土鍋に水と白だしを入れて火にかけます。
- 白菜、にんじん、えのき、牡蠣、ぶり、しめじ、春菊を入れます。
- 中火にしてひと煮立ちさせます。
- 最後にレモンと黒胡椒を入れて出来上がりです。
ぶりっとした食感の牡蠣とレモンの酸味が楽しめる牡蠣鍋です。冬だけではなく、夏にも食べられる爽やかさが人気の鍋です。白だしで作ることで、あっさりとした牡蠣鍋に仕上がっています。ぶりや野菜が入っているのでボリュームがあり、見た目も華やかです。
ぶりをほたてやえびに変えても、おいしく食べることができます。レモンは、最初から入れてしまうと柔らかくなりすぎるので最後に入れましょう。
牡蠣しゃぶ
プロがおすすめする本格的な牡蠣鍋のしゃぶしゃぶレシピです。長ネギや水菜、白菜など家庭にある具材を使います。牡蠣の味を存分に味わえるように、肉類は入れないようにしましょう。だし用昆布と生姜、日本酒を加えてだし汁を作ります。たれはさっぱりとしたポン酢にしてください。青ネギやもみじおろしを薬味にして食べましょう。
赤だしの牡蠣鍋
コクのある赤だしが楽しめる牡蠣鍋のレシピです。昆布と本だしでだし汁を作ります。味噌はお好みの赤味噌を使いましょう。牡蠣は片栗粉か小麦粉で汚れを落とします。野菜や豆腐をたっぷり使いましょう。にんにくを入れることで、香りが深くなるので作ってみましょう。
牡蠣鍋のしめのおすすめレシピ
おすすめの牡蠣鍋レシピを紹介しました。次は、牡蠣の旨味が出ただし汁で作るしめを解説します。雑炊やうどん、ラーメンなどを使ったおすすめレシピです。最後の一滴まで牡蠣のおいしさを楽しんでください。お好みのしめを作ってみましょう。
牡蠣雑炊
【材料】
- ご飯:適量
- 卵:2個
- 醤油:適量
- 塩:少々
【作り方】
- だし汁が入った鍋に、ご飯と醤油、塩を入れて火にかけます。
- ダマにならないようによくかき混ぜます。
- 沸騰直前に、溶いた半分の卵を回すように入れます。
- 蓋をして1分ほど蒸らします。
- 残りの溶き卵を入れて出来上がりです。
牡蠣鍋の具を食べ終わった後の、だし汁にご飯を入れて作る卵雑炊のレシピです。牡蠣鍋にご飯をまとめて入れてしまうとダマになりやすいので、かき混ぜるのを忘れないようにしましょう。薬味に長ネギや七味唐辛子、柚子胡椒などを入れて食べてください。牡蠣が余っている場合は、一緒に入れて食べるとワンランクアップした雑炊になります。
牡蠣ラーメン
牡蠣鍋のだし汁にラーメンを入れて煮込んだ卵とじラーメンのレシピです。牡蠣鍋のしっかりした味わいの深みがあるラーメンに仕上がります。片栗粉でとろみをつけているので、とろとろのラーメンが楽しめます。余っている具材などを入れると、栄養バランスが良くなるのでおすすめです。
牡蠣味噌煮込みうどん
メイン料理としても使える味噌煮込み風の〆うどんのレシピです。かまぼこや油揚げをトッピングした具だくさんのうどんです。卵とチーズを入れることで、コクが加わり、まろやかな牡蠣鍋を楽しめます。お好みで牡蠣を加えましょう。味噌が煮詰まった場合は、だし汁や水で薄めてください。
牡蠣鍋チーズリゾット
牡蠣鍋にご飯とチーズを入れて作るチーズリゾットのレシピです。とろけるチーズで簡単に作ることができます。とろっとしているだけではなく、コーンのつぶつぶ食感がアクセントになっています。チーズをブルーチーズなどに変えると本格的な牡蠣鍋のしめを楽しめます。
牡蠣鍋のおすすめレシピまとめ
牡蠣の土手鍋も、
— きょうすけ (@itsukakitto0421) February 6, 2020
いーなぁ🎶 pic.twitter.com/FC5k9nLtvZ
牡蠣鍋の人気レシピと〆のレシピを紹介しました。牡蠣の下処理をしっかりすることで簡単にいろいろな味の牡蠣鍋を楽しむことができます。牡蠣のだしがたっぷり出た残りの汁に、ご飯や麺類を入れることで最後の一滴まで食べきることができます。お好みの牡蠣鍋を作ってみましょう。