2020年04月14日公開
2024年10月16日更新
焼き味噌の基本レシピ!酒のつまみやご飯のお供に!簡単活用レシピも
焼き味噌の特徴や基本的な作り方や美味しく作るコツ、おすすめの食べ方についてまとめました。また酒のつまみや、ごはんのお供になる簡単で活用しやすいレシピも解説!ご飯もお酒も進む美味しい焼き味噌の作り方を紹介します。
焼き味噌のレシピを紹介!
昨日のzoom飲みのあては #高円寺テイクアウト
— tomo (@tomo91184522) April 12, 2020
高円寺駅近くのチーズ喫茶吾輩ハ山羊デアルのチーズおにぎり4種🧀🍙どのおにぎりも美味しかったけど自分的にはブルーチーズの焼き味噌おにぎりがめちゃくちゃおいしかった!値段は一個280円〜 pic.twitter.com/V8VamsBy9a
酒のつまみでも料理の調味料として使っても美味しい焼き味噌。おにぎりの具材としても焼き味噌は人気の食材です。口に入れると焼けた味噌の香ばしさが際立ち、ついつい食が進んでしまいます。
そんな高い人気を誇る焼き味噌は、家庭で簡単に作ることができるということを知っていますか?この記事では基本的な焼き味噌のレシピや焼き味噌を使った食べ方を紹介します。
焼き味噌の特徴
まずは焼き味噌とは、どういう味噌なのかを知っていきましょう。ここでは焼き味噌の特徴や便利さ、その歴史などについて紹介していきます。
焼き味噌とは?
おひるごはん
— FluffyRanShama@🤔 (@8kumoran) April 11, 2020
高遠そば三昧
玄:二八
ぬき:手引十割
いなか:5回篩
焼き味噌と辛子大根、藻塩で食べる#ふもたび #ふもめし pic.twitter.com/QzGRi7Usvl
焼き味噌は鍋に味噌と調味料を入れ火にかけながら混ぜ合わせたものです。焼き味噌の歴史は古く、歴史上の三大武将・織田信長や豊臣秀吉・徳川家康も好んで食べていた戦国時代の料理のひとつと言われています。また当時の行軍の携帯食としても活躍しました。
その後さまざまな変化を経て現在では、主に蕎麦屋などで提供されることが多くなっています。蕎麦屋や居酒屋などで焼き味噌を注文すると、しゃもじに焼き味噌が乗って出てくることが多いです。これは、調味料と混ぜた味噌をしゃもじに塗って、オーブンなどで焼いて焼き味噌を提供するためです。
災害時にも便利
【三休】さんの、一度素揚げされている蕎麦の実がたっぷりと乗った「焼き味噌」は、さっくさくの食感も楽しめて、とても美味しいです♪https://t.co/0BilTdal9a#蕎麦 #蕎麦前 #日本酒 #グルメ #ブログ https://t.co/fxeggBiQUp pic.twitter.com/Dnqkbs4LX5
— 蕎麦屋de上機嫌 (@sobaya_jyokigen) April 6, 2020
東日本大震災のとき満足に食事ができたのは、最初の3日だけだったといわれています。災害時には生活インフラが満足に使えませんし、十分な栄養を摂取することも難しくなります。そのようなとき活躍するのが焼き味噌です。
味噌にはタンパク質をはじめ、大豆イソフラボンやカルシウムなどが含まれています。焼き味噌はさらに調味料が加わっているため、栄養価がアップします。そのため災害時に焼き味噌を湯で溶き、味噌汁などを作れば具材でビタミンなどの摂取も期待できるのです。また、ご飯があれば焼き味噌を乗せて食べることもでき災害時に重宝します。
農林水産省が発表している災害時のガイドブックのひとつ、食品ストックガイドには、さまざまな食材が記載されていますが、その中にも味噌は推奨食品として記されています。
焼き味噌の基本レシピ
続いては、焼き味噌を家庭で作るときの基本レシピを紹介していきます。作り方はとても簡単で、フライパンか鍋があればあっという間に出来上がります。
焼き味噌の作り方
根津釜竹のこれが一押し。大好物。社長からのサービスありました。あまりに美味しくて、しつこく作り方を聞いたことがあるわけで。ぜひ、釜竹行った際には召し上がっていただきたいです。焼き味噌です。ありがとうございました。 pic.twitter.com/BMmzGPLCfA
— 清水 淑子 (@garibaldiwine) February 23, 2017
- 味噌 大さじ3
- 長ネギ 1/2本
- ごま油 小さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ネギをみじん切りにする
- フライパンにごま油を入れてネギがしんなりするまで炒める
- 火を止めて味噌、砂糖を加え砂糖が溶けるまで混ぜる
- 弱火にし味噌が香ばしくなるまで炒めたら出来上がり
この基本レシピの焼き味噌は材料を混ぜて炒めるだけなので、とても簡単に出来上がります。基本の作り方では長ネギを使っていますが、好みでナッツ類を砕いて加えても美味しくなります。
美味しく作るコツ
秋田の阿櫻と大洗の月の井
— お酒の弱い人になりたい人 (@likes7_kazu) April 11, 2020
季節の葉生姜と焼き味噌
小海老の唐揚げ
チビチビ晩ごはん。 pic.twitter.com/yqPswMub9F
焼き味噌を美味しく作るコツのひとつは、調味料です。甘めが好きな人は砂糖やみりんの量を増やすなどして、好みの味に仕上げることで美味しく出来上がります。
また味噌とほかの調味料をしっかり混ぜあわせて、焦げない程度に香ばしい香りが出るまでじっくり炒めることも大切です。焦げてしまうと、焼き味噌の香ばしい風味が損なわれてしまいます。焼き味噌に焼き色を付けるときは弱火を心がけましょう。
おすすめの食べ方
塩すら足さないふつーのおにぎりに赤味噌で作った焼き味噌を塗っただけ。
— みどり (@3i_dori) October 16, 2019
焼き味噌がとても美味しい。焦がせば立派な酒のアテ。
焼き味噌レシピはリプ欄にて#OnigiriAction #OnigiriAction2019 pic.twitter.com/jOtzU2kIML
焼き味噌は作り方を見てもわかるように、さまざまな食材を混ぜ合わせています。そのため焼き味噌をそのまま、つまみとして食べてもいいですし、焼きおにぎりとして焼き味噌を塗って食べても美味しくいただけます。またラーメンのスープをはじめ、肉や魚に塗って焼くという食べ方もおすすめです。
焼き味噌の簡単活用レシピ
焼き味噌の基本レシピや食べ方がわかったら、次は焼き味噌を使った簡単な活用レシピを見ていきましょう。小腹が空いたときや、酒のつまみとしても活用できる簡単な作り方を紹介します。
ネギ味噌焼きおにぎり
【材料】
- おにぎり 3個
- 白ねぎ 1本
- にんにくすりおろし 小さじ2
- 白ごま 大さじ1
- ごま油 大さじ2
- サラダ油 大さじ1
- A水 100cc
- A砂糖 小さじ2
- A醤油 小さじ2
- A生姜すりおろし 大さじ1
- A和風だし 小さじ2
- Aコチュジャン 大さじ2
【作り方】
- 白ねぎは縦半分に切り薄い小口切りにする
- フライパンに、ごま油を大さじ1を引き、にんにくすりおろしと白ねぎを入れ炒める
- Aの材料を加えて水気を飛ばす
- ごま油大さじ1と白ごまを加えて軽く混ぜネギ味噌を完成させる
- おにぎりを作って片面にネギ味噌を塗る
- フライパンにサラダ油を引き、おにぎりのネギ味噌を塗った面を下にして焼く
- もう片面にもネギ味噌を塗ることを何度か繰り返す
- 両面に焼き色が付いたら出来上がり
焼き味噌を使った手軽に作れる焼きおにぎりのレシピです。焼き味噌だけでも十分美味しいのですが、ネギを加えることで甘味とピリリとした辛味が加わり味に幅が出てきます。焼きおにぎりは焼き味噌を使ったレシピの中でも、手軽な食べ方のひとつです。朝食でも夜食でも美味しくいただけます。
豚ロース味噌焼き
【材料】
- 豚ロース 2枚
- A酒 適量
- Aみりん 適量
- A白みそ 12ml
- A八丁味噌 3ml
- Aしょうゆ 適量
- A砂糖 大さじ1+1/2
- A生姜 小さじ1
【作り方】
- 豚ロースは味が染みやすいようフォークなどで穴をあけておく
- ボウルにAの材料を入れよく混ぜる
- 熱したフライパンで豚ロースを両面焼く
- 軽く焼き色がついたら混ぜ合わせたAの材料を流しいれる
- 豚ロース全体にAの材料が絡まったら皿に盛りつけ出来上がり
自衛隊の駐屯地で、人気が高い豚ロースの味噌焼きレシピです。通常の焼き味噌より水分が多いのですが、豚ロースと味噌の風味が絡まり、食欲をそそります。焼き味噌の材料を混ぜてしまえば焼くだけになるので、作り方はとても簡単です。
大根の甘辛味噌焼き
【材料】
- 大根 200g
- サラダ油 大さじ1
- 刻みネギ 適量
- A味噌 大さじ1+1/2
- Aみりん 大さじ2
- A酒 大さじ1
- A一味唐辛子 小さじ1/2
【作り方】
- 大根は1cmほどの厚さの半月切りにする
- 熱したフライパンにサラダ油を入れ大根を並べて焼く
- ボウルにAの材料を入れ混ぜ合わせる
- 大根が半透明になったらAの材料を回しいれて絡める
- 焼きあがった大根を皿に乗せ刻みネギを散らして出来上がり
大根の辛味と味噌の甘じょっぱさがマッチし、つまみでもおかずでも美味しく食べられるレシピです。辛いのが苦手な人は一味唐辛子の量を減らしてください。
やみつき極太上州ねぎの仙台味噌焼き
【材料】
- 上州ねぎ 2本
- A仙台味噌 大さじ2
- Aみりん 大さじ2
- A砂糖 大さじ2
- A白だし 小さじ1
- A醤油:小さじ1
【作り方】
- ボウルでAの材料を混ぜ合わせる
- ネギを3~5cmmくらいの長さに切ってフライパンで素焼きにする
- 焼き色が付いたらアルミホイルを敷いた鉄板に並べAの材料を塗る
- オーブントースターで7~8分ほど焼いたら出来上がり
レシピのネギは食べやすい長さに切りましょう。フライパンで焼き色をつけ、オーブントースターで焼くことによりネギはトロトロになり、焼き味噌の香も高くなります。日本酒や焼酎のつまみにおすすめです。
油揚げのネギマヨ味噌焼き
【材料】
- 油揚げ 2枚
- ネギ 60g
- 味噌 大さじ1
- マヨネーズ 大さじ1
【作り方】
- ネギは薄めの輪切りにしボウルなどに入れる
- そこに味噌をマヨネーズを加えよく混ぜる
- 油揚げを開いて袋状にし、混ぜ合わせたネギを入れる
- 油揚げの口をつまようじで止め熱したフライパンに入れる
- 両面に焼き色がついたら出来上がり
焼き味噌を塗るのではなく、油揚げの巾着の中にネギと混ぜ焼くタイプのレシピです。油揚げが長方形の場合は真ん中から二つに切りましょう。正方形タイプは一か所を開いて巾着状にすれば大丈夫です。もともと時短の作り方ですが、さらに時短にしたい場合はスーパーなどで売っているスライスネギを購入して使ってください。
焼き味噌のレシピまとめ
焼き味噌うま過ぎ#しょぼい居酒屋murameshi pic.twitter.com/0hmfFNSUkq
— 炭酸珈琲★ (@jammvx) April 5, 2020
作り方も簡単で味わい深い焼き味噌は、さまざまな料理に活用できます。また古く戦国時代の武将たちにも愛されていた焼き味噌は、現代も調味料やお酒のつまみとして愛されているだけでなく、災害時にも活躍する食品でもあります。
いつもと違う味わいの味噌汁を作りたいとき、時短で食事を作りたいときなどに活躍する焼き味噌。ぜひ家庭の定番メニューのひとつに加えてみてください。