肉味噌の簡単レシピ！万能調味料をストックすればアレンジも簡単自在！

担々麺や麻婆豆腐などの四川料理に欠かせない肉味噌は、これら四川料理以外にもさまざまなモノにアレンジすることができる万能調味料です。辛い物が苦手な方からすると肉味噌は避けて通りたい代物かも知れませんが、これは肉味噌そのものが辛いわけではありませんのでご安心を。

ということで、本記事では肉味噌を使った簡単おすすめレシピや、人気のアレンジレシピなどを紹介します。肉味噌の美味さをたっぷりと堪能することができる絶品レシピをまとめてみました。とびきり美味しい肉味噌レシピをマスターしましょう！

【材料】

• 豚挽き肉…200g
• にんにく…1片
• 白いりごま…大さじ2
• ごま油…大さじ1
• 味噌…大さじ3と1/2
• 砂糖…大さじ2
• 塩…小さじ1/5～1/6
• こしょう…適量

1. フライパンでニンニクのみじん切りとごま油大さじ1を合わせる。
2. フライパンを中火に掛けて、ニンニクの香りが出てきたら挽き肉を加えて焼いていく。
3. フライパンを振り混ぜながら肉を焼き、5分程してから一度火を止める。
4. 味噌、砂糖、塩、こしょうを加え、再び火を付けて混ぜ合わせていく。
5. 火を止め、白ごまを振りかけたら出来上がり。

こちらは一般的な肉味噌のレシピです。レシピとその工程を見て頂ければ分かるように、豚挽き肉と幾つかの調味料さえあれば誰でも簡単に肉味噌を作ることができます。特に難しい手順もなく、ただ混ぜながら材料を炒めていくだけです。

作った肉味噌は保存するすることができます。冷蔵なら4〜5日、冷凍なら最長で1ヶ月程度と、割りと長めに保存することが可能です。保存方法も特に難しいことは何もありませんので、ここでしっかりと覚えておきましょう。

肉味噌は冷めてしまうと脂が固まってしまいます。ですので、保存の際はそのまま再加熱することができる様な容器に入れて保存するのがおすすめです。勿論加熱する際に別の容器に移しても構わないのですが、あまり大量に作ってもそれはそれで消費が大変です。

もし多めに作ってストックしたいのであれば、冷凍保存することをおすすめします。肉味噌の冷凍保存にはラップとジップロックが必至です。まずは1食分ずつ肉味噌を小分けにしてラップで包みましょう。その肉味噌をジップロックに入れて冷凍庫に保存してください。こうして保存しておくと使用時に手間が省けるので大変便利です。

決まった食べ方は何もありませんので、好きな様に食べて頂いて結構です。レタスで巻いて食べても美味しいですし、そのままご飯に乗せて食べてもOKです。ジャージャー麺の具材として使用したり、野菜と共にラードで炒めて味噌ラーメンの具材として食す方法も人気があります。

勿論この他にもさまざまな食べ方があります。本記事で紹介させて頂く人気レシピの他にも、ネットで検索すると簡単で美味しい人気のレシピは幾らでも見つかります。気になる調理法やレシピがあれば、どんどん試してみるとよいでしょう。きっとお気に入りのアレンジレシピを見つけることができる筈です。

【材料】

• お好みの中華麺…1玉
• 豚挽き肉…80g
• サラダ油…小さじ2
• ニンニク…1かけ
• 豆板醤…小さじ1/2
• 甜麺醤…大さじ1
• 紹興酒…小さじ2
• 赤唐辛子(粉末)…小さじ2
• 鶏ガラスープ(顆粒)…小さじ1
• 五香粉…少々
• 醤油…小さじ2
• 酢…小さじ1/2
• ラー油…大さじ3
• 練りゴマ(白)…小さじ2
• 白いりごま(お好みで)…適量
• 水菜…適量
• 花椒粉(お好みで)…適量
• 糸唐辛子(お好みで)…適量

1. フライパンにサラダ油とみじん切りのニンニクを入れ、香りが出たら豚挽き肉を入れて炒める。
2. 色が変わったら豆板醤と甜麺醤、紹興酒と唐辛子を加えて更に炒める。
3. ボウルに鶏ガラスープ・五香粉・醤油・酢・ラー油・練りゴマを入れて混ぜ合わせる。
4. 鍋にお湯を沸かして中華麺を茹でる。
5. 茹で上がる1分前に50mlの熱湯を3のボウルに注いでよく混ぜる。
6. 湯切りをした中華麺を5に入れて、タレと麺を絡める。
7. 麺を器に盛り、2のひき肉・白いりごま・水菜・花椒粉・糸唐辛子を乗せて出来上がり。

ピリリと辛い本格的な汁なし担々麺のレシピです。担々麺には通常の担々麺と汁なしの担々麺がありますが、一般的には汁なし担々麺の方が辛さが強いと言われています。辛い物が得意という方はぜひこの汁なし担々麺にチャレンジしてみましょう！

【材料】

• ご飯…1合
• 豚挽き肉…150g
• 玉ねぎ…1/4個
• ごま油…小さじ1
• いりごま…適量
• 温泉卵…1個

• 醤油…大さじ1
• 豆板醤…大さじ1
• 味覇…小さじ1
• オイスターソース…小さじ1
• 砂糖…1つまみ
• にんにくすりおろし(チューブ可)…少々
• 生姜すりおろし(チューブ可)…少々

1. 玉ねぎをみじん切りにする。
2. 器に豚挽き肉、玉ねぎ、〈タレ〉を入れてよく混ぜる。
3. ラップをしてレンジ500wで2分間加熱する。
4. 全体をよく掻き混ぜて再度1分ほど加熱する。
5. 挽き肉にごま油といりごまを混ぜ、ご飯の上に盛り付ける、
6. 温泉卵を乗せたら出来上がり。

坦々麺をアレンジし、ご飯ものにしたのが坦々飯です。坦々飯の残りにご飯を入れて提供するお店がありますが、それをメインとして再現したレシピがこちらです。肉味噌の濃厚な味わいとピリッとした辛さが堪らない一品です。

【材料】

• 豚ひき肉…170g
• ごはん…400g
• サラダ油…大さじ1弱
• ごま油…小さじ1
• 塩こしょう…適量

• ねぎ…40g
• にんにく…1片
• しょうが…1片

• 甜麵醬…小さじ1
• 豆板醤…小さじ1/2
• コチュジャン…小さじ1/3
• オイスターソース…大さじ2
• しょうゆ…小さじ1

1. 【A】をみじんぎりにする。
2. 【B】の材料を合わせる。
3. フライパンにサラダ油、ごま油をひく。
4. にんにくと生姜を炒め、ひき肉を加えて塩こしょうをする。
5. 全体に火が通ったらネギを加え、(2)を加えて水分をしっかり飛ばす。
6. ご飯を加えて手早く混ぜ合わせる。
7. 皿に盛り付けたら出来上がり。

鉄板人気の組み合わせである肉味噌とチャーハンのタッグレシピです。肉味噌をチャーハンに入れただけの極めてシンプルなアレンジですが、その味わいはスプーンが止まらないほどの美味さです。

【材料】

• 中華麺…5玉
• トマト…2個
• 胡瓜…2本
• 水溶き片栗粉…適量

• ネギ…1/2本
• ニンニク…2片
• 豚ひき肉…250g
• 筍…100g
• 干し椎茸…3～4枚
• 生姜…1片
• 甜麺醤…大さじ5
• 豆板醤…小さじ1
• 醤油…75cc
• 砂糖…大さじ2
• 紹興酒…75cc
• 鶏ガラスープ…200cc
• ラー油…大さじ2
• 胡椒…少々

1. 干し椎茸は水で戻しておく。
2. ネギ、ニンニク、生姜、椎茸、筍を微塵切りにする（筍は5mm角位で）
3. 付け合わせのトマトはくし切りにする。胡瓜は粗塩で板ずりし、3mm幅の千切りにする。
4. 鍋を温めてサラダ油をひいて、挽き肉を炒めていく。
5. 挽き肉に火が入ったら微塵切りにした野菜を加え、香りよく炒める。
6. 野菜が炒まったら甜麺醤と豆板醤を加えて更に炒めていく。
7. 鶏ガラスープを鍋肌から投入し、砂糖と紹興酒と醤油を加えて煮込む。
8. 水溶き片栗粉を数回に分けて入れ、仕上げにラー油を回しかける。
9. 茹でた麺を冷水で洗い、ヌメリを落とす。
10. ゴマ油を回しかけて器に盛り、肉味噌や具材を盛り付けたら出来上がり。
11.  

肉味噌を使った麺料理としては極めて王道の一品であるジャージャー麺。お隣韓国では非常にポピュラーなこの麺料理も、肉味噌があれば簡単に作ることができます。

【材料】

• もやし…1袋
• 豚挽肉…100g
• 白ねぎ…30g
• おろしショウガ…小さじ1
• サラダ油…小さじ1
• 赤みそ…30g【A】
• 酒…25cc【A】
• さとう…10g【A】
• 甜麺醤…小さじ1【A】
• 水溶き片栗粉…適量
• 七味や糸唐辛子…お好みで

1. もやしを茹で、ザルにあけて水をよく切る。
2. フライパンにサラダ油を入れて、ねぎ、しょうが、豚挽肉を炒める。
3. 火が通ってきたら【A】を加える。
4. 一煮立ちしたら水溶き片栗粉を加えて餡にする。
5. もやしの上に3の肉味噌を乗せ、お好みで七味や糸唐辛子を乗せて出来上がり。

節約レシピとしても人気の高いもやしの肉味噌あんかけのレシピです。茹でたもやしと肉味噌相性が抜群で、白飯がすすみます。

【材料】

• なす… 4本
• 豚ひき肉…100～150g【A】
• にんにくみじん切り…1片分【A】
• 生姜みじん切り… 1片分【A】
• 酒… 大2【B】
• 焼肉のたれ… 大3【B】
• 砂糖… 大1【B】
• 豆板醤…小1【B】
• 醤油… 小1【B】
• オイスターソース… 小2
• 片栗粉… 小1
• 水… 小2

1. 茄子に隠し包丁を入れ、水につけて灰汁抜きする。
2. 170度の油で3分揚げる。
3. フライパンに【A】を入れて炒める。
4. 火が通ったら【B】を加え、1〜2分程煮込む。
5. 水とき片栗粉でとろみをつけ、揚げなすに掛けたら出来上がり。

なすの肉味噌は家庭料理の中でも鉄板のレシピです。揚げたなすに肉味噌を掛けるだけの簡単レシピなので、ストックした肉味噌の消費レシピとしてもおすすめです。

肉味噌の基本およびアレンジレシピをまとめてみました。紹介したレシピはどれも手間いらずで美味しい料理ばかりですので、この機会にぜひともマスターしておきましょう！