白パンの基本レシピとコツ!チョコやクリームチーズのアレンジレシピも!

白パンの基本のレシピを詳しく解説します。白パンを作る際にはいくつかの工程が必要になるため、それぞれのポイントも説明!ホームベーカリーを使用した簡単レシピから、人気のある白パンのアレンジレシピまで紹介します。

白パンの基本レシピとコツ!チョコやクリームチーズのアレンジレシピも!のイメージ

目次

  1. 1白パンの基本レシピが知りたい!
  2. 2白パンの基本レシピ
  3. 3ホームベーカリーで簡単白パンレシピ
  4. 4白パンを上手に作るコツ
  5. 5白パンの人気アレンジレシピ
  6. 6白パンを自宅で作ってみよう!

白パンの基本レシピが知りたい!

白パンは現在日本にも浸透しており、多くの人が自分で作ったり市販のものを購入しています。白パンは小麦粉のみで作るパンになり、ライ麦を含む黒パンの反対の意味を指しています。見た目が真っ白になりふわふわとした食感が特徴で、人気は衰えることを知りません。

アルプスの少女ハイジにも登場したことから、ハイジの白パンと呼ばれることもあり、知っている方も多いでしょう。

白パンを自分で作ってみたいと思う方も多いですが、作る工程が難しいのでは?と思う方も少なくありません。この記事では、人気の高い白パンの基本のレシピやホームベーカリーを使用した手軽なレシピに加えて、コツと簡単なアレンジレシピまで紹介します。

白パンの基本レシピ

材料

  • 強力粉…250g
  • インスタントドライイースト…2.5g
  • 砂糖…10g
  • 塩…3g
  • 牛乳…180cc
  • バター…12g

白パンの基本のレシピに使用する材料は、シンプルな素材ばかりです。白パンにアレンジを加える場合には、食材をプラスしますが基本のレシピでは無駄なものは使用しません

バターを使用しないレシピも人気になるため多く展開されており、牛乳をスキムミルクに変更するなどのレシピがあります。そのため、焼き上がりを食べてみた上で、自分好みの白パンの柔らかさと味にしていくのが良いでしょう。

作り方①生地作り

生地を作る際の手順として、まずは粉ものをボウルに入れて混ぜ合わせます。牛乳もしくは水を加えながら混ぜ合わせていき、一つのまとまりになるようにしていきます。一つのまとまりになったら、台の上に移して生地を伸ばすようにして捏ねていきましょう。

このときに、生地を切り離したりなどしないように注意するのが、仕上がりを左右します。生地がまとまってきたところでバターもしくはショートニングを加えて、艶やかな表面になるまで捏ねましょう。艶やかな丸い形にまとめたところで、ボウルに入れて一次発酵を行ないます。

作り方②一次発酵

パン作りで欠かすことができないのが、発酵させる工程です。白パンの基本レシピでも、発酵は欠かすことができないでしょう。発酵をする際はボウルに生地を入れて、室温もしくは30度の前後の温度で発酵を行ないます

発酵の目安は倍くらいの大きさになったのを確認したら、一次発酵は完了です。一次発酵を終えたら形成をする前に、ガス抜きを行なって捏ねましょう。

作り方③形成

ガス抜きと捏ねる作業を終えたら、パンの形に整えていきます。生地の表面を張るようにして形成していきましょう。このとき、生地の表面にはつなぎ目がなくなるように意識すると、綺麗な丸い形に仕上げることができます。

形を変えて作る場合も同様に、生地の表面は艶やかな状態で最終発酵に繋げていきます。形成した生地は、オーブンの天板上に並べていきましょう。

作り方④最終発酵

最終発酵は一次発酵とは違い、時間が少々短くなります。電子レンジの発酵機能で最終発酵を行ないましょう。季節や室温でも時間が異なってきますが、基本的には35~40度で30分前後を目安に行ないます。生地が二倍に膨らんだら最終発酵は完了しますので、オーブンを予熱して焼いていきましょう。焼きあがったら取り出して完成です。

ホームベーカリーで簡単白パンレシピ

【材料】6人分

  • ドライイースト…3g
  • A強力粉…200g
  • A水あめ…15g
  • Aショートニング…20g
  • A水…135g
  • A塩…3g

【作り方】
  1. ホームベーカリーの中にあるケースにAの材料を全て入れる
  2. ドライイーストを投入口にセットする(無い場合は1と一緒に入れる)
  3. 生地のコースを選択してスタートさせる
  4. 生地が出来上がったら取り出して、6等分に分ける
  5. ガス抜きをしながら丸く成形して、濡れ布巾をかぶせて8分程寝かせる
  6. 生地の中央にめん棒などを使用して溝を作り、生地を伸ばして丸めてを繰り返す
  7. 形が整ったらオーブンの天板に乗せて、40度で30分オーブンで発酵を行なう
  8. 7の途中で乾燥を防ぐために、霧吹きで水分を与える
  9. パンの表面に強力粉(分量外)を茶こしなどでまぶす
  10. 160度に予熱したオーブンで13分程焼いて、粉をはらい落としたら完成

ホームベーカリーで白パンを作る際には、工程がとても簡単です。そのため、よくパン作りをするという方は、ホームベーカリーの購入を検討するのも良いでしょう。ホームベーカリーは捏ねる作業を主に手助けしてくれるので、捏ね足りないといった事態を招く可能性が低くなります。

捏ねる作業はパン作りには欠かすことのできない工程になり、尚且つ力も要りますし失敗ポイントにもなりえます。そのため、ホームベーカリーを使用することで、失敗ポイントを克服できる可能性もあるのでチェックしてみてください。

ホームベーカリーは現在さまざまな種類が販売されており、とても便利に使いこなすことができます。パン以外にも使える製品も多いので、ホームベーカリーの機能にも注目してみましょう。

白パンを上手に作るコツ

手ごねの方法

パンを捏ねる作業は仕上がりを左右するともされており、非常に重要な工程です。ホームベーカリーを使用するのであれば気にする必要はないですが、全てを自分の手で作る場合にはポイントを押さえておきましょう。パンを捏ねる際には二つの動作が必要になります。一つ目は「のばす」動作、二つ目は「たたく」動作です

まず、のばす作業の際は台の上で生地の材料を混ぜ合わせるようにして、台に生地をこすりつけましょう。生地が千切れないようにして、圧力をかけてのばしていきます。

二つ目のたたく動作は、水分調整を行なうために必要な作業です。ふんわりしたパンを仕上げるためには、たたく動作が重要になるので白パンを作る際にも取り入れてみてください。

発酵時のチェック

発酵時のチェック方法として、一番大切になるのが一次発酵のチェックです。一次発酵のチェックはフィンガーチェックともいわれており、指を使用して発酵を確認します。

指に強力粉をつけて、生地の中心に差し込みます。指を抜いたときに生地が少し戻る程度が、発酵がしっかり済んでいる合図です。穴が閉じてしまうようであれば、発酵が足りていませんので参考にしてみてください。

ガス抜き

ガス抜きは白パンを作るのに欠かすことのできない作業になり、ガス抜きを行なうことでふんわりとしたパンに仕上がります。ガス抜きとは生地にできている気泡を潰す作業になり、生地のキメを細かくする働きを持っています。ガス抜きの方法は、手のひらで優しく生地をたたくだけです。気泡を抜いていくイメージで、ポンポンと叩きましょう。

丸め方

白パンの醍醐味でもある美しい丸い形は、形成するときの丸め方が関係してきます。パンを丸めると聞くと、どのような動作を思い浮かべるでしょうか?手のひらでクルクルと丸めるイメージを持つ方が多いですが、実際は異なります。パンを丸める際には丸めるのではなく、折りたたむ動作が正解です。

中心に向かって折りたたむように丸めていき、手のひらでこするようにして形を整えましょう。表面にハリが出ているのを確認したら、焼きの作業に入りましょう。

白パンの人気アレンジレシピ

くまのちぎりパン

【材料】16個分

  • 強力粉…250g
  • 塩…小さじ1/3
  • 無塩バター…20g
  • A牛乳…170cc
  • Aドライイースト…3g
  • A砂糖…30g
  • B純ココア…小さじ1
  • Bお湯…大さじ1/2
  • チョコペン(ホワイト)…1本
  • チョコペン(ピンク)…1本
  • チョコペン(ブラック)…1本
  • サラダ油…適量

【作り方】
  1. 耐熱容器に牛乳とドライイースト、砂糖を入れてラップをする
  2. 600Wのレンジで30秒程加熱したら混ぜておく
  3. 別の耐熱容器にココアと湯を入れて混ぜる
  4. ボウルに強力粉、塩、バターを入れたら2を加えてひとまとめになるまで混ぜる
  5. 10分程こねたら2等分にして、1つは丸めてボウルに入れたら40分程常温で発酵させる
  6. もう一つは3を加えてこねたら5と同様に発酵させる
  7. (しろくま用)5の空気を抜き、耳用の生地を取り分けたら8等分にする
  8. 分けた生地を丸めて、耳用の生地は16等分にして丸める
  9. (くま用)6の空気を抜き、耳用の生地を取り分けたら8等分にする
  10. 8と同様に分けたら丸めておく
  11. 油を薄く塗った型に8と10の大きい生地を交互に並べて、耳をそれぞれ付ける
  12. ラップをして一回り大きくなるまで寝かせたら、170度に予熱したオーブンで8分程焼く
  13. 再度アルミホイルをかぶせて7~10分様子を見ながら焼く
  14. 粗熱が取れたら型から外して、チョコペンで顔をそれぞれ書いたら完成

子どもから人気のあるちぎりパンは、かわいらしいキャラクターをモチーフに作るのがおすすめです。白パンとココアを含んだ白パンの二種が出来上がるので、味の変化も楽しめるでしょう。

レシピ工程は少々難しいですが、コツを掴むといつでも作ることができます。離乳食を食べる赤ちゃんにも取り分けることができるので、おすすめの白パンレシピです。

はちみつ梅干しパン

【材料】6個分

  • ドライタイプのはちみつ梅干し…40g
  • A強力粉…300g
  • Aドライイースト…5g
  • Aきび砂糖…50g
  • A塩…適量
  • Aぬるま湯…200ml

【作り方】
  1. 梅干しは細かく刻む
  2. ボウルにAの材料を入れて混ぜたら、1を加えて混ぜこむ
  3. 生地をまとめたらラップをして、1時間程発酵させる
  4. ガスを抜いて丸く成形したら、再度ラップをして一晩冷蔵庫で寝かせる
  5. 取り出したらガスを抜いて丸く成形して、常温に戻るまで置く
  6. 6等分に切り分けて、1つづつ成形して強力粉(分量外)を振りかける
  7. 天板に6を均等に並べる
  8. オーブンを170度に予熱して、150度で20分程焼いたら完成

女性から人気の高い梅干しを使用した白パンレシピは、調理工程が簡単かつシンプルです。梅干しの酸味と少しの甘さが際立ち、大人に人気の白パンに仕上がります。ランチにもおすすめの白パンレシピになるので、手作りの白パンをランチのお供にしてみてはいかがでしょうか?

きなこ白パン

【材料】

  • ホットケーキミックス…150g
  • 絹ごし豆腐…100g
  • こしあん…少々
  • 薄力粉…適量
  • きな粉…適量

【作り方】
  1. 豆腐はしっかりと水切りをする
  2. ホットケーキミックスを入れたボウルに、細かくちぎった豆腐を入れて混ぜ合わせる
  3. ひとまとめにしたら4等分にして、中にこしあんを加えて丸める
  4. 菜箸で3の真ん中にくぼみをつけたら、薄力粉を全体にまぶす
  5. クッキングシートを敷いた天板に4を並べる
  6. 200度に予熱したオーブンで12分程焼く
  7. 焼きあがったらきな粉を振って完成

豆腐を使用したヘルシーな白パンも、人気が高い傾向にあります。白パンを食べたいけれど、カロリーが気になるという方も多いでしょう。

そのような時は、豆腐を使用した白パンレシピを取り入れてみてください。ふんわりと仕上がるので、美味しく食べることができます。また、ホットケーキミックスを使用することにより、工程も簡単な点がポイントです。

黒豆とチョコチップのふわふわお花白パン

白パンに黒豆とチョコチップを加えて作るこちらのレシピは、見た目も可愛らしいことから人気です。黒豆は栄養価も高く、健康志向の方には堪らないレシピでしょう。

また、チョコチップを使用することにより、味を愉しむことができます。アレンジ方法として、チョコマーブルにするのもおすすめです。調理工程も難しくなく、簡単に作ることができるので挑戦してみてください。

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クリームチーズ入り白パン

白パンの中に食材を加えるレシピは多く展開されており、クリームチーズはその中でも人気が高いです。シンプルな味わいの白パンに、濃厚なクリームチーズを足すことで満たされるパンに仕上がるでしょう。

焼き立ては絶品になるので、手作りならではの愉しみでもある焼き立てを堪能してみてください。白パンの基本のレシピの形成時にクリームチーズを入れるだけになるので、簡単に取り入れることができます。

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白パンを自宅で作ってみよう!

人気が高い白パンの基本レシピからホームベーカリーを使用したレシピ、アレンジ方法まで紹介しました。白パンは自分でも美味しく作ることができますし、シンプルな材料という点も魅力です。自分で作る際のポイントを踏まえて、美味しい白パンを作ってみてください。

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