2019年04月21日公開
2024年09月12日更新
フライパンでのパンの作り方!フライパンとポリ袋の「ポリパン」が超簡単!
パンを焼くときには通常オーブンなどで焼くことがほとんどでしょう。ですがフライパンでもパンを焼くことができるのです。しかもフライパンとポリ袋だけでパンを作る「ポリパン」というものもあるというのです。もし本当にフライパンでパンを焼くことができれば、もっとパンを作るのも楽になります。フライパンでパンを焼く方法や、ポリ袋を使って作る「ポリパン」という謎のパンの他、ポリパンのアレンジレシピやパンを焼くのに適したフライパンについてまで、フライパンでのパン作りについてまとめてみました。
目次
フライパンのパンの作り方
パン作りというとパンの生地を作るための広いスペースや、パンを焼くためのオーブンなど、道具やスペースが必要で手間もかかるイメージがあることでしょう。ですがパン作りは非常に簡単で、フライパンがあればいつでも手軽にパン作りができるのです。
フライパンを使ったパン作りは、捏ねるのから発酵、焼くまでの工程全てをフライパンだけですることができます。そのためオーブンなどの特別な調理器具も必要なく、フライパンなら普段使いも利くため、無駄がないのも利点の一つです。
フライパンさえあればいつでもパン作りができるのであれば、パン好きならまずは作るしかありません。フライパンを使ったパンの作り方とそのレシピを紹介します。
材料
- 強力粉250g
- ドライイースト大さじ1/2
- 溶き卵1/2個分
- 牛乳(溶き卵と合わせて)140cc~150cc
- 砂糖大さじ2.5
- バター25g
- 塩小さじ1/2
手順①材料を混ぜてこねる
フライパンで生地を作るために、まずは下準備をします。バターを冷蔵庫から出して30分~1時間ほどおいて、室温まで柔らかく戻します。指で押すと軽くへこむくらいまで柔らかくなれば大丈夫です。溶き卵と牛乳は混ぜ合わせておきます。
下準備が終わったら材料を混ぜ始め、本格的に作る工程に入ります。フライパンに混ぜ合わせた溶き卵と牛乳を入れて、弱火にかけて人肌くらいまで温めます。温まったら火を止めて、砂糖を加えて溶かします。強力粉とドライイーストを加えたら、木ベラなどで水分が粉に吸収されるまで混ぜ合わせます。
水分が粉に吸収されたらバターと塩を加えて、粉っぽさがなくなるまで木ベラか手で混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなったら、フライパンを安定した台の上に置いて、側面に付いた生地を集めるようにして、手のひらを使って押し伸ばすようにして捏ねます。
捏ね始めたばかりのころは手にくっつきやすく捏ねにくいですが、捏ねているうちに段々手から離れてきて滑らかになってきます。約10分ほど捏ねていると段々弾力が出てきます。捏ねているうちに生地が冷たくなってきたら、フライパンを約5秒間弱火にかけて、人肌ほどまで温めなおしてよく捏ねます。
捏ね終ったら生地の表面を張るようにして滑らかになるように丸め、集めた合わせ目をしっかりとつまんで閉じます。生地の表面が荒れていると、そこから発酵したガスが抜けてしまうため注意しましょう。合わせ目を下にしてフライパンの中央に生地を置いたら次の工程に移ります。
手順②発酵させる
フライパンで生地の種を作ったら、一次発酵させます。フライパンに蓋をしたら約5秒間弱火にかけて、フライパンの内部の鍋底が人肌程度になるまで温めて火を止めます。これで発酵に適した温度になります。そのままの状態で生地が約2.5倍に膨らむまで放置します。時間の目安として約30分~40分くらいです。
寒い時期にはフライパンも生地も冷めやすくなるため、発酵時間が長くなります。発酵途中に温度を確認してフライパンを約5秒弱火にかけて温めなおしたり、日当たりの良い場所やコタツ、ホットカーペットの上に置くと温度を保ちやすくなります。
ただし加熱しすぎると火が通ってしまってイーストが死んでしまうため、火加減と加熱時間に注意してください。あくまで人肌を目安にして温度管理をするのがおすすめです。
フライパンの中で生地が十分に膨らんだら、フィンガーテストをします。フィンガーテストでは十分に発酵したかを確認するため、強力粉(分量外)を指につけて生地に差し込んだらそっと抜きます。穴が戻らなければ発酵は完了です。
もし戻ってしまった場合はもうしばらく発酵させて様子を見ます。発酵不足だと目の詰まった固くて重いパンになってしまいます。逆に発酵させすぎるときめが粗い味の悪いパンになってしまうため、時間になったらフィンガーテストをしましょう。
発酵が終わったら生地全体を軽く抑えて、ガスを抜きます。ガス抜きによって発酵でできたガスを微細にして生地の中に再分布させ、イーストと新鮮な酸素とを触れさせます。生地が元の厚さに戻るくらいまで、優しく押さえてガス抜きします。
その後生地を傷めないように、ナイフなどで生地を6等分に切り分けます。手で引っ張ったりちぎったりすると生地が傷むので、必ずナイフなどで切るようにします。6等分にした生地を捏ねないよう気をつけながら軽く丸めて、フライパンに蓋をして生地を回復させるベンチタイムとして10分おきます。
生地のひとつを手のひらに乗せて、軽く押さえてガス抜きをします。生地の表面を張るように前後左右と生地の縁を下へ丸め込んで、合わせ目をきっちりつまんで閉じます。合わせ目を下にしてフライパンに並べます。好みの形に成型することもできますが、捏ねたり触りすぎるときれいに膨らまなくなります。
次に二次発酵をします。フライパンに蓋をして約5秒弱火にかけて、フライパンの内部の鍋底が人肌程度になるまで温めます。再び生地が約2.5倍に膨らむまでそのまま置いておきます。目安の時間は約30分~40分です。これで発酵は終わりです。
手順③焼く
フライパンでの発酵が終わったら、いよいよパンを焼く作業に入ります。フライパンに蓋をしたまま弱火にかけて、約35分間焼くようにします。途中でフライパンの蓋の内側に水滴が溜まるので、焼く作業に入って20分経ったころに一度ふき取ります。
表面に焼き色を付けたいときにはパンを裏返して、フライパンの蓋をはずしたまま約5分間焼くようにします。各家庭の熱源によって火力もまちまちなので、発酵の際にフライパンを暖める場合も火力は心持ち弱めを心がけると失敗が少なくてすみます。
焼くフライパンによっても変わりますが、焼きたてのパンは水分を多く含んでいることがあります。その場合熱いうちに切るとつぶれてしまうことがあるので、金網などに乗せて自然に冷ましてから切ると、適度に水分も抜けてつぶれずに切れるようになります。
フライパンとポリ袋で作る「ポリパン」とは?
フライパンで焼くパンに、「ポリパン」というものがあるというのを聞いたことがありますか?このポリパンは、ポリ袋とフライパンだけを使ってパンを作る方法だというのです。フライパンだけを使って焼くパンも魅力ですが、このポリパンも少ない手間でパンを作ることができるというのです。
このポリパンは最近メディアでも取り上げられることが増え、徐々に認知されてきているパンの作り方です。そんなポリパンがどんなパンなのか、興味のある人も多いことでしょう。ポリ袋とフライパンだけで作るパン・ポリパンについて調べてみました。
ポリ袋で作るから「ポリパン」
ポリパンの名前の由来は、ポリ袋を使って作ることから来ています。そしてその名前の由来どおり、ポリパンを作るのに必要なのは、ポリ袋とフライパンがあれば十分なのです。
ポリパンはポリ袋に原料を入れてシャカシャカ振って作るのが特徴です。そのためポリパン作りは後片付けも簡単で汚れ物も少なくてすむため、手軽な作り方も手伝ってポリパン人気が上昇しているのです。そんな画期的なポリパンを考案したのは一体どんな人物なのでしょうか?
考案したのは「happyDELI」の梶晶子さん
ポリパンを考案したのは、西荻窪善福寺の天然酵母のパン工房「happyDELI」の梶晶子さんです。「happyDELI」ではパン教室も開催していて、ポリパン作りも習うことができます。「happyDELI」のパン教室は、パン作りの力量に合わせてさまざまなコースが揃っているのも魅力です。
そんな「happyDELI」の梶晶子さん考案のポリパンは、アウトドアでもポリ袋とフライパンがあれば作れるパンとあって、作る場所を選ばないパンとしても人気のパンなのです。
フライパンのパン作り「ポリパン」の基本レシピ
フライパンとポリ袋があれば作れるポリパンは、作り方を覚えておけばキャンプでも作ることができます。ポリパンはどこでも手軽に焼きたてパンを味わえるレシピでもあるのです。そんなポリパンの作り方を基本的なレシピとともに紹介します。
材料
- 強力粉300g
- 水160g
- 砂糖大さじ2
- 塩小さじ2/3
- 天然酵母(ドライイーストでも可)大さじ2
- ポリ袋(丈夫なもの)1枚
- クッキングシート
- 蓋付きのフライパン
一次発酵まで
ポリパンの名前の由来でもあるポリ袋にポリパンの材料を全て入れて、ポリ袋の中の空気はそのまま抜かないでシャカシャカと振って混ぜ合わせます。途中で生地を何回か捏ねたら、再びポリ袋に空気が入った状態で、生地が丸くなるまで良く振ります。
ポリパンの生地が丸くまとまったら、ポリ袋の空気を抜いてから上のほうで縛って、ポリ袋の口を閉じます。そのままタッパーなどの容器に入れて、ポリパンの生地が2倍くらいに膨らむまで発酵させます。気温によって必要な時間が変わりますが、通常は1時間~2時間ほどで一次発酵が終わります。
二次発酵から焼き方まで
ポリパンの生地の一次発酵が終わったら、生地を切り分けてからそのまま丸く成型しても良し、好きな材料を包みながらひとつずつ成型しても大丈夫です。ポリパンの生地の成型が終わったら、フライパンにクッキングシートを敷いて、成型したポリパンの生地をフライパンの中に並べていきます。
フライパンの中にポリパンの生地を並べ終わったら、フライパンに蓋をして生地を二次発酵させます。フライパンに入れたまま30分~50分ほど放置します。ポリパンの生地が大きく膨らんだら、フライパンの蓋をしたまま強火で2分、その後ごく弱火で13分~15分焼き上げます。ひっくり返して同じようにもう片面を焼いたらポリパンの完成です。
フライパンでパンを焼くのに適したのは?
フライパンで焼くパンの中から、フライパンだけを使って作るパンと、ポリ袋を使って作るポリパンを紹介しました。ですがフライパンだけを使って作るパンもポリパンも、発酵に使うのもフライパン、焼くのに使うのもフライパンです。
つまりフライパンはフライパンでも、パンを焼くのに適したフライパンが望ましいということになります。ポリパンも含め、パンを焼きやすいフライパンとはどんなフライパンなのでしょうか?パンを焼きやすいフライパンを検証してみました。
深型のフライパン
フライパンだけを使って作るパンも、ポリパンも、フライパンの中で発酵を行います。さらに焼くのもフライパンです。そのためパンを焼くのに必要な高さがある、深型のフライパンが望ましいということになります。さらにフライパンの程よい深さは、フライパンだけでパン作りをするときに、材料が飛び散るのも防いでくれます。
このほかでは専用の蓋がついたフライパンが望ましいです。専用の蓋ならずれもないため、発酵や焼くときに熱漏れなどの弊害が起こりにくいためです。さらにフライパンの蓋は耐熱ガラス製の蓋なら中の様子が見えるため、発酵や焼いているときの状態を確認しやすいのでおすすめです。
コーティングされている
出典: https://wowma.jp
フライパンは最近はさまざまなコーティング技術が増えています。そんな中でも素材がくっつきにくく、傷のつきにくいコーティングがされたフライパンが、パン作りにはもっとも向いています。パン生地をこねるときに生地が付きにくいだけでなく、生地を切り分けるときに傷が付きにくいことは大切なポイントになります。
特に捏ねるときや焼くときに素材がくっつかないようにコーティングされていれば、焼くときにもクッキングペーパーや油も必要ありません。普段使いはもちろん、パン作りも兼ねてフライパンを買い換えるときには、チェックしたいポイントです。
焦げにくい鋳物タイプがおすすめ
フライパンの中でもしっかりした厚みがあり、ちょっと重めのいわゆる鋳物タイプのフライパンは、火の当たりが柔らかく、焦げにくい特徴があります。鋳物とは溶かした金属を型に流しいれて作る製品のことで、その中でも自然の重力を利用する「グラビティー(重力)鋳造」のフライパンがパン作りには最適です。
グラビティー鋳造のフライパンは全体的に熱が伝わりやすいだけでなく、火の当たりがより柔らかなため、火加減の失敗が減る特徴があります。そのためフライパンに蓋をして焼けば、生地の水分蒸発が防がれるため、水分を保ちつつじっくりムラなく均一に焼きあがるのです。
フライパンのパン作り「ポリパン」のアレンジレシピ
ポリパンはフライパンを使って作るパンの中でも、さまざまなアレンジレシピに向いているパンです。そのため通常作れるパンのレシピはポリパンでも作ることができます。基本的な作り方の中でも具を包んでも大丈夫であると紹介したように、簡単にさまざまなパンレシピを試せるパンなのです。
そんなポリパンならではのお手軽でありながら美味しい、おすすめのアレンジレシピをいくつか紹介していきます。
フォカッチャ
出典: https://belcy.jp
- 強力粉200g
- 砂糖小さじ1
- 塩小さじ1/2
- 水150cc
- ドライイースト小さじ1
- オリーブオイル大さじ1
- コーンの缶詰1個
- 枝豆適量
- コーンの缶詰はしっかりと水切りをしておきます。
- コーンと枝豆以外の材料を全部ポリ袋に入れて、シャカシャカと振って混ぜ合わせます。
- 生地がまとまったら、一次発酵のためポリ袋のまま1時間~2時間休ませます。
- 生地が2倍に膨らんだら袋から取り出して、コーンと枝豆を練りこみます。
- 生地がまとまったら、クッキングシートを敷いたフライパン一杯に伸ばします。
- フライパンに蓋をしてから30分~40分おいて二次発酵させます。
- 蓋をしたまま強火で1分焼き、その後弱火にして10分間焼いたら裏返してもう10分焼いたら完成です。
ポリ 塩ぱん
- 強力粉150g
- 水80g
- 砂糖大さじ1/3
- 塩小さじ1/3
- ドライイースト1袋
- オリーブオイル大さじ1
- 材料を全てポリ袋に入れてよい感じに固まってくるまで振ります。
- 固まってきたところで少し揉みます。
- ダマがなくまとまったところで、少し空気を入れて放置し、2倍くらいに膨らむまでおいておきます。
- ほぼ2倍まで膨らんだらキッチンバサミで食べやすい大きさに切り分けます。フライパンに並べて少し放置しておきます。
- ぷっくりと膨らんできたら、オリーブオイル(分量外)と塩(分量外)を軽くかけて、弱火で裏表7分ぐらいずつ焼き上げて完成です。
コーンパン
出典: https://belcy.jp
- A・強力粉200g
- A・砂糖小さじ2
- A・塩小さじ2/3
- A・水100cc
- A・ドライイースト2g
- A・サラダ油大さじ1
- B・コーン(缶詰の水気を切ったもの)適量
- コーンの缶詰1個
- マヨネーズ大さじ1/2
- プロセスチーズ2個
- Aをポリ袋に入れたらシャカシャカ振って混ぜ合わせます。
- ポリ袋の口を閉じて、常温で1時間~2時間ほどおいて、2倍の大きさに発酵させます。
- チーズを細かく切ったら、コーンの缶詰の水気をよく切ったものと一緒に、マヨネーズで和えます。
- 発酵が終わったら6等分にして、Bのコーンをつぶさないようにパン生地に混ぜ込みます。
- パン生地が薄くなりすぎないよう伸ばして、コーンマヨを真ん中に乗せたら、外側から包んで丸めます。
- クッキングシートを敷いたフライパンに並べたら、蓋をして40分~50分おいておきます。
- 蓋をしたまま火をつけて、強火で1分焼いたら弱火にして10分、裏返してもう10分焼いて完成です。
スコーン
出典: https://belcy.jp
- 薄力粉100g
- 砂糖小さじ1
- ベーキングパウダー小さじ1
- バター大さじ2
- 牛乳大さじ2
- 塩少々
- 全ての材料をポリ袋に入れて、まとまるまで振ったり揉んだりします。
- 8等分して形を整えたら、クッキングシートを敷いたフライパンに並べます。
- フライパンに蓋をしたら、弱火で10分焼き、裏返してもう10分焼いて出来上がりです。
フライパンで簡単パン
- 強力粉300g
- ドライイースト3g
- 砂糖20g
- 塩小さじ2/3
- 水160cc
- コーン大さじ3
- マヨネーズ大さじ1
- チョコレート(ダース)8粒
- ポリ袋に具材以外を入れたら、空気を入れて口をしっかりと絞り、一塊になるまで振ります。
- 袋の口を閉じて倍くらいに膨らむまで放置します。
- コーンにマヨネーズを入れて混ぜておきます。このとき余分な水分が残らないように注意します。チョコレートは1個を4等分くらいに切っておきます。
- パン生地を8等分したら手のひらで伸ばし、それぞれコーンやチョコレートを包んでしっかり口を閉じます。
- フライパンに隙間を開けて並べて、蓋をしたら30分ほど放置します。
- 蓋をしたまま強火で30秒火にかけたら、弱火にして10分焼き、さらに裏返して10分焼いたら完成です。
フライパンのパンレシピでポリパン以外は?
フライパンでのパンレシピはポリパンに限ったものではありません。ポリパン以外でも普通に手で捏ねてからフライパンで焼くパンレシピも数多くあります。手で捏ねる手間はあるものの、フライパンで美味しく焼けるおすすめのパンレシピをいくつか紹介していきます。
フライパンで焼ける簡単ちぎりパン
- A・ドライイースト
- A・砂糖30g
- A・強力粉300g
- A・塩3g
- 牛乳200g
- バター(オリーブオイルでも可)20g
- ボウルにAを入れてざっと混ぜ合わせておきます。
- 1に牛乳を加えて、ヘラやゴムベラなどで混ぜます。粉っぽさがなくなり、まとまってくるまで混ぜ合わせます。
- 2に湯銭で溶かしたバターを入れて混ぜ合わせます。
- バターが良くなじんできたら手で捏ねます。最低でも2分以上捏ねます。
- フライパンを弱火で1分ほど温めたら、その上にクッキングシートを敷きます。生地を乗せて蓋をしたら、1時間~2時間放置します。
- 発酵して倍くらいの大きさになったら一度取り出して、8等分~9等分に切り分けます。
- フライパンの上に敷いたクッキングシートの上に、切り分けた生地を丸めながら乗せていきます。
- 弱火で蓋をして10分ほど焼き、ひっくり返して反対側も10分ほど焼いたら完成です。
フライパンでココアちぎりパン
- 強力粉山盛り大さじ20
- 砂糖山盛り大さじ3
- 塩小さじ1
- ココアパウダー大さじ3
- イースト2袋(6g)
- オリーブオイル大さじ2
- ぬるま湯150ml
- ボウルに材料を入れて、イーストのあたりにぬるま湯が当たるように溶かしながら、全体にツヤが出るまで混ぜ合わせ捏ねます。
- フライパンに水大さじ1(分量外)を入れてクッキングペーパーを敷いたら、火にかけて1分間温めます。
- フライパンの中に4等分した生地を乗せて、蓋をして30分発酵させます。
- さらに生地を2等分して最終的に8等分にします。そのまままた30分発酵させます。
- 発酵がすんだら蓋をしたまま、弱火で片面5分ずつくらい焼いて完成です。
フライパンで作れるナン
- 強力粉250g
- はちみつ大さじ1
- 塩小さじ2/3
- 無糖ヨーグルト(常温に戻したもの・ぬるま湯でも可)160cc
- ドライイースト小さじ1
- 大き目のボウルに材料を全て入れて菜箸などで混ぜます。粉がダマになり始めたら、手で捏ね始めます。
- 生地に弾力とツヤが出るまで5分~10分ほど捏ねます。生地が滑らかになったらひとつにまとめます。
- ボウルにラップをかぶせたら、生地が2倍に膨らむまで暖かい場所で90分ほど一次発酵させます。
- 生地を4等分にして丸めなおし、濡れ布巾をかぶせて10分間ベンチタイムを取ります。
- 4等分しておいた生地をしずく型に伸ばしていきます。フライパンを油をひかずに中火で温めておきます。
- 熱したフライパンを弱火にして、5の生地を1枚~2枚ずつ焼いていきます。両面がふっくらこんがりとするまで焼いたら完成です。
イースト不要のフライパンで簡単なパン
- A・強力粉300g
- A・ベーキングパウダー10g
- A・砂糖15g
- A・塩3g
- 水180cc
- ベーコン2枚
- スライスチーズ2枚
- こしあん適量
- くるみ5個
- バター大さじ1
- Aをボウルに入れたら最後に水を入れて、手から離れるようになるまで1分~2分かき混ぜます。
- 生地をひとまとめにしてラップで包み、さらにビニール袋に入れて常温で10分~15分おきます。
- ベーコンとチーズは細く短めにカットします。あんの中に軽く砕いたくるみを入れて、4等分してひとつずつラップで丸めます。
- 2の生地を袋から出して8等分に切り分けます。
- ひとつを手にとって軽く丸めたら、手のひらサイズまで生地を伸ばして具材を入れ、しっかり口を閉じます。ベーコン&チーズ入りを4個、あん&くるみ入りを4個作ります。
- フライパンに間隔を開けて並べ、中火にかけて手のひらで軽く押して表面を平らにします。
- バターを4つに分けて4ヶ所に入れ、弱火にして3分ほど焼きます。
- ひっくり返して蓋をして4分~5分焼きます。またひっくり返して蓋をして4分~5分焼き目が付くまで焼き上げて完成です。
フライパンでパン
- A・薄力粉100g
- A・強力粉100g
- A・ベーキングパウダー大さじ1
- 砂糖小さじ2
- 塩小さじ1/4弱
- スキムミルク大さじ2
- 牛乳3/4カップ
- サラダ油大さじ1
- 白ごま適量
- ジャム(冷凍したもの)適量
- Aを合わせてふるいにかけたら、砂糖、塩、スキムミルクを加えて混ぜ合わせます。
- 1に牛乳を加えて捏ね、全体に水分が回ったところでサラダ油を加えてさらに捏ねます。
- 生地がまとまったらラップに包んで、30分ほど休ませます。
- 生地を8等分したら、ごまパンは丸めてごまを付ける表面と裏面に薄く水を塗ります。さらに入れたごまに押し付けて、パンにごまを付けます。ジャムパンは凍らせたジャムを生地で包んだら、少し平たくなるように軽く押さえて形を整えます。
- 生地にジャムを包んだときの継ぎ目が残らないよう、しっかりつまんで継ぎ目をなくし、表面を滑らかにします。
- フライパンを熱したら4の生地を間隔を開けて並べ、平たくなるように手で押し付けます。蓋をして弱火で10~12分ほど焼いたら裏返し、また軽く押さえつけてからさらに10分ほど、蓋をして弱火で焼きます。
- 焼きあがったら金網の上などで冷まして完成です。
フライパンでパンを手軽に焼いてみよう!
フライパンでもポリパンなどさまざまなパンを焼くことができ、さまざまなレシピが生まれています。フライパンという使いやすい道具ならではの長所を活かし、捏ねることから発酵までこなすことができます。焼きたての美味しいパンが食べたくなったら、時には自宅のフライパンで手作りパンのレシピを楽しんでみませんか?