2019年03月18日公開
2024年09月08日更新
ボーンブロスの効果効能5選と作り方!アレンジレシピ7選も紹介
ボーンブロスとはどんな物なのか知っていますか?その名の通り骨から取った出汁の事だそうです。近年ニューヨークで大流行しているというボーンブロスですが、実は昔からある伝統的な料理方法の1つになります。ダイエット効果があるので、主に女性たちの間で流行しているようですが、実はボーンブロスの栄養による効能効果はダイエット以外にもたくさんあります。そこで、今回の記事ではボーンブロスについて紹介します。記事の中では、アレンジ豊富なボーンブロスのレシピも紹介しますので、気になった人は是非参考にしてみて下さい。
目次
ボーンブロスに若返りの効能がある?
ニューヨークでは専門店が出来る程、ボーンブロスは大流行しているようです。それでは何故そんなに人気なのでしょうか。それは、ボーンブロスには若返りの効能があるのではないか、と言われているからのようです。それでは実際に若返りの効能があるのか、ボーンブロスについて調べてみたのでチェックしてみましょう。
ボーンブロスについて
ボーンブロスと聞いても、あまりピンとこないという人も多いのではないでしょうか。そこで、まずボーンブロスとは一体どんな物なのか、何故流行っているのかを簡単に紹介したいと思います。
ボーンブロスとは?
ボーンブロスは、牛や鶏、魚などの骨を煮出して完成したスープになります。日本でも鶏ガラや牛骨でスープを作る事がありますが、ボーンブロスは日本でいうスープとは少しだけ違います。
日本で飲まれているスープは、塩や醤油で味付けされている事が多いと思います。その点ボーンブロスはほとんど味付けをしていません。その為、塩分などを気にしないで飲む事が出来るようです。
医師も絶賛の理由
ボーンブロスは天然のサプリと言われる事があり、医師も絶賛のスープのようです。その理由は、骨から染み出した栄養による効能効果がたくさんあるからではないでしょうか。ダイエットに関して言えば、実際に医師がボーンブロスを飲んでダイエットに成功した、という本も出版されているようです。
古代から飲まれていた
ボーンブロスは最近出て来た新しいスープと思う人もいるかもしれませんが、実は昔からある伝統的な料理方法の1つになります。調べてみると、なんと石器時代からこの調理方法はあったようです。
ボーンブロスの効果効能5選
ボーンブロスは古代から飲まれており、医師もおすすめするような栄養満点のスープである事が分かりました。それでは、ここからは実際にボーンブロスの効能効果を5選紹介したいと思います。一体どんな効能効果があるのか早速チェックしてみましょう。
自己免疫疾患の緩和
ボーンブロスに含まれる栄養にはは、体の炎症や関節の痛みなどを和らげる効能があります。その為、自己免疫疾患の緩和の効果があると言われています。リウマチや線維筋痛症などの自己免疫疾患がある人には、ボーンブロスはおすすめです。
整腸作用
ボーンブロスを飲む事で整腸作用にも効果があるようです。ボーンブロスには、腸内の傷を修復するだけでなく腸内の環境を整える働きがある栄養が含まれています。腸内環境の悪化は病気の引き金にもなりますので、腸内環境が気になる人はボーンブロスを飲んでみるといいでしょう。
風邪予防
ボーンブロスは免疫力をアップする効果もあります。その為、風邪の予防にもいいと言われています。欧米では風邪を引いた時にチキンスープをよく飲むそうです。これも古くから飲まれていたボーンブロスが所以なのかもしれません。
睡眠の質を高めてくれる
ボーンブロスに含まれている栄養成分には、睡眠の質を高めてくれる効果もあります。その栄養成分を就寝前に摂取する事によって、寝つきがよくなるそうです。その結果、睡眠時間が長くなるだけでなく質のいい睡眠を取る事が出来るようです。
健康な皮膚と髪の毛、爪を維持する
骨を煮込んで出来たボーンブロスを飲む事で、コラーゲンを上手に摂取する事が出来ます。皮膚や髪の毛、爪などはコラーゲンを主にして作られています。年を重ねる毎に自分の体で出来るコラーゲンの量は減っていきます。健康な皮膚や髪の毛、爪を維持していく為にもボーンブロスはとてもいいスープになります。
ボーンブロスの注目すべき栄養素
ボーンブロスの効能効果を知った所で、どんな栄養素が含まれているのか具体的に見ていきましょう。本当にたくさんの栄養素が含まれており、天然のサプリと言われる理由がよく分かります。
アミノ酸が豊富
ボーンブロスにはアミノ酸が豊富に含まれています。必須アミノ酸の1つでもあるアルギニンは、成長ホルモンを分泌し脂肪の代謝を促進する働きがあります。また、筋トレ中の人が積極的に摂取しているグルタミンや、質のい睡眠に役立つグリシンやコラーゲンの生成をアシストする働きのあるペプチドというアミノ酸も含まれています。
ビタミンやミネラル
ボーンブロスにはビタミンやカルシム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれているようです。骨付き肉の種類を何にするかで多少は変わりますので、自分の目的に合わせてメインの骨付き肉を変えるといいでしょう。また、ボーンブロスに含まれるミネラルは消化吸収されやすくなっているので、効率よく摂取する事が出来ます。
ゼラチン
先ほどアミノ酸で紹介したグリシンが素になって出来るゼラチンには、腸内環境を改善する働きがあるそうです。傷が付いた腸壁を修復し、腸内に良い最近を増やしてくれます。ボーンブロスを飲む事で腸内環境が良くなり、その結果免疫力がアップする事もあるようです。
ヒアルロン酸
化粧水や美容液に使用される事があるヒアルロン酸がボーンブロスには含まれています。美容で言うと肌のキメやハリを保つのに役立ちます。ボーンブロスを飲む事で、体の外からだけでなく内側からも肌にアタックする事が出来ます。
コンドロイチン硫酸とグルコサミン
関節に関する悩みを持っている人にもボーンブロスはおススメです。健全な関節を維持するのに役立つコンドロイチン硫酸や、関節の痛みを和らげるのに役立つグルコサミンも含まれています。ボーンブロスは維持にも緩和にも手助けしてくれるようです。
ボーンブロスの基本的な作り方
栄養豊富で体にメリットのあるボーンブロスを飲んでみたい。と思った人は多いのではないでしょうか。ここからは、実際にボーンブロスの作り方について紹介したいと思います。材料や作り方だけでなく保存方法なども紹介します。ぜひ参考にしてボーンブロスを作ってみましょう。
材料と作り方
ボーンブロスは、いたってシンプルな材料で作る事が出来ます。メインは牛骨や鶏ガラ、手羽元などの骨付き肉を好きな量、ネギの青い部分1本、生姜ひとかけになります。あとは水と塩、酢があれば大丈夫です。あとは、お好みで野菜の切れ端や昆布などを入れてもいいようです。
作り方は、骨付き肉の臭みや汚れを落とす為に熱湯をかけて洗います。鍋に骨付き肉と残りの材料を入れ、水と調味料を入れてコトコト煮込んでいきます。お手軽なボーンブロスであれば、普通の鍋1時間くらい圧力鍋であれば30分くらい煮込めば完成と言われています。しかし本格的なボーンブロスであれば、8時間から24時間煮込む事もあるようです。
ポイント
ボーンブロスを作る際はポイントがいくつかあります。まず、材料を出来るだけオーガニックの物を使う事です。わざわざ体の為に時間をかけて作るのであれば、材料もいい物を使用した方がいいでしょう。しかしオーガニックでなければいけない。という訳ではありません。
また、鶏手羽などを使用する際は、キッチンバサミなどを使用して骨までカットしてから鍋に入れましょう。次に長時間煮込む事です。長時間煮込む事でミネラルが豊富なボーンブロスになります。また酢を入れる事もポイントです。酢を入れる事でグルタミン酸の濃度が高いボーンブロスになります。
保存方法
ボーンブロスの保存方法ですが、基本的には冷蔵庫か冷凍庫になります。冷蔵庫の場合は数日しか保存する事は出来ません。冷凍庫であれば1ヵ月くらいは保存する事が出来ます。
ボーンブロスは1回で結構な量を作る事が出来るので、数日で使い切れないようであれば冷凍庫で保存しましょう。その際はケーキを作る際に使うシリコンモールドや製氷皿に入れて冷凍するといいでしょう。
ボーンブロスのアレンジレシピ7選
手間暇かけて完成するボーンブロスですが、ずっと同じ飲み方では飽きてしまうと思います。そこで、ボーンブロスのアレンジレシピも紹介したいと思います。アレンジレシピを参考にして、積極的にボーンブロスを料理に取り入れてみましょう。
ボーンブロスで炊き込みご飯
最初に紹介するアレンジレシピは、炊き込みご飯です。必要な物は、お米と出し醤油とボーンブロスだけになります。お米1合に大さじ1杯の出し醤油とボーンブロスを入れて炊けば完成です。鶏肉や人参、キノコ類を一緒に炊けばさらに美味しく食べる事が出来ます。
ボーンブロス雑炊
通常、だし汁などを使い作る雑炊をボーンブロスを使い作るだけになります。一緒に溶き卵を入れたりすれば、卵のタンパク質も一緒に摂取する事が出来ます。水分を含んで膨らんだお米であれば、少量で満腹感を感じる事が出来ます。
とりスープパスタ
ボーンブロスを使ってスープパスタを作る事も出来ます。少し味が薄いようであれば、少量のコンソメなどをプラスしましょう。具材はお好みの物を使い、アツアツのボーンブロスに茹でたパスタを入れれば完成です。
チキンカレー
鶏肉などの具材をいため、水の代わりにボーンブロスを使用してカレールーを入れて煮込めば、チキンカレーの完成です。元々、肉や野菜の出汁が出ているボーンブロスを使うので、コクのある美味しいカレーを作る事が出来ます。
コク旨マーボー豆腐
ひき肉をフライパンで炒めボーンブロスを入れます。そこへ、甜面醤と豆板醤で味付けして課とした豆腐を入れます。水溶き片栗粉でとろみをつければ、マーボー豆腐の完成です。豆板醤の唐辛子成分で代謝もアップする事でしょう。
とり塩うどん
ボーンブロスを作る時に使用した鶏肉も具材の1つとして使用しましょう。また、冷凍うどんを使用すれば簡単に作る事が出来ます。ボーンブロスに少量の塩をプラスして味を調え、うどんを入れれば完成になります。一味や七味唐辛子をかければ、体も温まり代謝アップの効果もプラスで得る事が出来るかもしれません。
とり鍋
アレンジレシピで最後に紹介するのは、とり鍋です。鍋のベースにボーンブロスを使用します。塩をプラスして塩鍋にしてもいいですし、味噌をプラスして味噌鍋もいいかもしれません。たくさんの野菜を食べる事が出来るので、ダイエット中の人にもオススメになります。
ボーンブロスでダイエット
ボーンブロスの効能効果は様々ですが、特に女性が気にしているダイエットにも効果があります。それでは、ボーンブロスがどうしてダイエットに効果があるのかや、ボーンブロスダイエットのやり方を具体的に紹介したいと思います。
ダイエットに適している理由
ボーンブロスがダイエットに適している理由は、その栄養価になります。ダイエット中はカロリーや糖質を考え、つい栄養が不足しがちになります。その点、このボーンブロスであれば1杯に豊富な栄養が含まれているのでその心配もありません。
また、ボーンブロスはコラーゲンやヒアルロン酸も摂取する事が出来ます。ダイエットにありがちな美容に関する心配もなく、腸内環境を改善しダイエットが出来るので、ボーンブロスはダイエットに適しているようです。
ダイエットのやり方
ボーンブロスダイエットの期間は基本的に3週間になります。また、1週間のうち2日間だけボーンブロスだけ飲むプチ断食をします。あとは、NGな食材を避けて3食きちんと食べましょう。NGな食材は豆類や穀類・砂糖や乳製品、アルコールになります。また、プチ断食の日以外でもボーンブロスは積極的に飲むようにしましょう。
効果的に痩せるポイント
ボーンブロスをいつもの生活にプラスしただけで、体の変化を感じた人もいるようです。しかし、もっと効果的に痩せる方法もあります。それは、やはり運動を取り入れる事です。激しい運動でなくてもいいので、軽い運動を取り入れるようにしましょう。
ボーンブロスの効能で身体を美しく保とう!
ボーンブロスが健康な体作りやダイエットに適しているという事が分かりました。自分で作ると手間はかかりますが、お湯で溶かして飲むだけの簡単な粉も販売しています。それを使えば作るよりコストはかかりますが、保存の心配も必要ありません。アレンジレシピもたくさんあるボーンブロスを飲んで、美しい体を維持しましょう。