デトックスダイエットに効果的なのは脂肪燃焼スープ?やり方や効果を紹介!

デトックスダイエットというのをご存知ですか?ダイエットはともかく、デトックスというのは、初耳という方もいるかもしれません。いま、巷ではダイエットに関心がある人々を中心に、デトックスダイエットなるものが噂の的になっています。そこで、デトックスの意味や由来、効能などを詳しく調べて、デトックスダイエットのやり方や効果も紹介したいと思います。キーポイントとなる、脂肪燃焼スープの材料や作り方も併せて紹介します。

デトックスダイエットに効果的なのは脂肪燃焼スープ?やり方や効果を紹介!のイメージ

目次

  1. 1デトックスダイエットで脂肪燃焼スープを作ろう!
  2. 2デトックスダイエットについて
  3. 3デトックスダイエットの効果
  4. 4デトックスダイエットの方法
  5. 5デトックスダイエットで体の内側から効果を引き出そう!

デトックスダイエットで脂肪燃焼スープを作ろう!

デトックスという考え方の中で、いくつかの方法があります。いちばん素朴なものとしては、水分をたっぷり摂る方法です。毒素をできるだけ摂取しないことを心がける方法もあります。無農薬野菜を選択したり、魚の内臓部分をしっかりと除去したり、肉類のアクは丁寧に取り除く方法などです。次には、毒素を排出する食材を摂る方法です。野菜類の食物繊維は、毒素を排出する役割をもっています。

後は、運動をしたり、リラックスを心がける方法などです。なかでも、デトックスにとって大切なのは、毒素を排出する食材を摂る、という方法です。この考え方を積極的に進めると、デトックスダイエットのために脂肪燃焼スープを作って、それを計画的に摂取することで、デトックスもダイエットも図ろうというものになります。

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デトックスダイエットについて

デトックスとは?

人の体内には有害な物質である毒素が、さまざまな形で蓄積されています。また、自らも活性酸素という有害物質を生成するようなこともあります。デトックスとは、これらの有害な物質つまり毒素を、体内から排出することを指しています。自然には、便や尿、汗、毛髪、爪などから排出されますが、これを意図的、意識的に効率を高めようとするのが、デトックスダイエットと言ってよいかと思います。

有害物質の多くが脂溶性のために、脂肪に蓄積されやすいことからも、低脂肪を目指すダイエットとデトックスは、ドッキングする要素を内包していたようです。

蓄積された毒素を排出しないとどうなる?

人の体内に蓄積される毒素(有害物質)には、幾種類かがあります。食品添加物(人口保存料や人工着色料etc)、残留農薬(カドニウムやヒ素etc)、栄養分の残りかす等の老廃物、環境汚染物質(車の排気ガスやダイオキシンetc)、水道水に含まれる鉛やトリハロメタン、薬品に含まれる化学物質など、けっして少なくありません。こうした毒素の蓄積は、じわじわと体調不良につながっていきます。

新陳代謝の低下によって、シミや肌荒れなど皮膚のトラブルや太りやすくなったり、腸内環境の乱れによって便秘がちになったりします。体がダルイとか頭痛、肩こり、冷え、のぼせなどの症状も引き起こします。

デトックスダイエットの由来と問題点

デトックスダイエットは、アメリカで手術に耐えられないくらい肥満した患者を、短期間で強制的に減量させたことが始まりのようです。その際、減量プログラムの重要なポイントになったのが、野菜スープなのです。その由来の真偽よりも、この話から学ぶべき点があります。デトックスダイエットの期間は、1週間というのが主流になっています。そしてその結果、痩せたのかどうかに大きな関心が集まっています。

そのあたりに、デトックスダイエットなるものに対する、勘違いや誤解が生まれる要因がありそうです。つまり、アメリカの手術の例で言えば、手術に耐えられるだけの減量さえ果たせば、極端に言うなら後の患者の体重はどうでもよいことになります。1週間で痩せたかどうかだけに関心が集まって、その後のダイエットやデトックスはどうするのか、どうなるのかが問われていないのは問題だと、思います。

デトックスダイエットの効果

デトックスダイエットで腸内環境を整える

デトックスというのは、有害物質を排出することである、と言いました。その毒素の内の有害金属は、大半が便から排出されています。排出全体の75%が便です。尿からは20%、汗からが3%、毛髪からが1%です。デトックス効果の高い便とは、食物繊維を含んだ便ということになります。周知のように、デトックスダイエットの脂肪燃焼スープに用いられる野菜類には、食物繊維が豊富に含まれています。

脂肪燃焼スープで摂るデトックスダイエットは、豊富な食物繊維によって腸内環境が整えられ、快適な便通につながるわけです。多寡の違いはあっても、脂肪燃焼スープに使用される野菜には食物繊維がかならず含まれています。食物繊維スープと呼んでも差し障りありません。

デトックスダイエットで免疫力アップ

脂肪燃焼スープは、その食材にアレンジを利かせることが可能です。糖質が含まれる芋類は除外されますが、あとはそれぞれの栄養素に応じて、どんな野菜を組み合わせてもOKなのです。そんな野菜のなかで、マイタケは免疫機能をアップさせたり、腫瘍の増殖を防止する働きをもっています。しかし、免疫力にこだわる野菜なら、ダントツ1位はレタスになります。免疫力は緑黄色野菜よりも淡色野菜や茸類のほうが強いのです。

レタスを摂取すると、「TNF-α」という免疫細胞を活性化させる成分を体内に生成します。また、レタスには「βカロテン」が含まれていて、強い抗酸化作用もあり、活性酸素の働きを抑制する効能があるため、風邪予防にも有効です。もちろん、食物繊維も豊富です。

デトックスダイエットで抗酸化作用

人は呼吸をすることで酸素を取り入れ、体内で栄養素と結びつくことでエネルギーを作り出します。取り入れた酸素の2%は、活性酸素というものになります。活性酸素は体に入った病原菌と戦うような、生命活動を維持する重要な善玉の役目もありますが、酸化還元のバランスが崩れると体を酸化させ、これが老化や病気の原因となる悪玉の役目ももっています。抗酸化力とは、この参加を防ぐ力です。

抗酸化力をもつ野菜は、免疫力とは逆に緑黄色野菜となります。トマトやピーマン、ニンジン、パプリカ、ホウレン草、ブロッコリーなどです。いずれも脂肪燃焼スープに登場させることができる、野菜たちになります。

デトックスダイエットで脂肪燃焼作用

脂肪燃焼作用に有効なのは、どの食材を摂るにしても運動することが必須条件です。運動する前提で、デトックスダイエットを試みることが肝心です。その脂肪燃焼作用に高い効力をもつのは、ブロッコリーです。ブロッコリーに含まれる、グルコシノレートや葉酸、ビタミンCが脂肪をうまく燃焼させ、発がん性物質である活性酸素を除去します。マイタケに含まれるナイアシン(ビタミンB3)にも、強い脂肪燃焼作用があります。

唐辛子の辛み成分である、カプサイシンも脂肪燃焼作用に有効な成分です。カプサイシンの入った唐辛子を摂ることで、脂肪の分解が助長されます。脂肪燃焼スープを作る場合に、唐辛子をアクセントとしてだけではなく、こういった効果も含めて使用して欲しいものです。この場合にも、同時に運動をすることが大切です。

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デトックスダイエットの方法

デトックスダイエットと一口に言っても、けっこういろいろな方法があります。簡単に言ってしまえば、ファスティングつまり断食を、スマートな言い方で表現したわけです。そこから、「週末断食」「プチ断食」「酵素断食」など、さまざまなファスティングの方法が登場しています。それらの中には、たとえ短い期間であろうとも、水及びそれに類した物以外を口にしないファスティングもあります。

酵素を摂ることで、デトックス効果を高めようというものもありました。これから紹介するのは、脂肪燃焼スープというものを積極的に摂取して、デトックス効果を最大限に高めようというダイエット方法です。

脂肪燃焼スープでデトックスダイエット

脂肪燃焼スープとは、野菜スープのことです。どんなスープか?というと、それはデトックスダイエットを始める人みずからが決めればよいのです。野菜なら何をスープに仕立ててもOKなわけですが、ひとつだけ、イモ類のように糖質をふくんだ野菜は除きます。素材だけでなく、調味料としても糖分を含んだものは避けなければなりません。油の使用も不可となっている方法です。

前章で紹介したように、腸内環境を整えるのに良い食物繊維を多く含む野菜や、免疫力をアップさせる淡色野菜、抗酸化作用の強い緑黄色野菜、脂肪燃焼効果のある野菜など、それぞれの野菜の特徴を把握して、自分好みのスープを組み合わせて作ればよいのです。デトックスダイエットスープは、元の名が「キャベツスープダイエット」と、呼ばれていたようで、キャベツを加えるのが基本の方法になっています。

デトックスダイエットのいくつかの方法

デトックスダイエットには、いくつかの方法があります。1週間をメドにある程度の減量を目指すもの。毎日の3食のうちの1食を脂肪燃焼スープに置き換えるもの。毎日の3食の前菜として脂肪燃焼スープを摂るもの、などです。当然のこととして、やや過激な減量と、ゆっくりとした穏やかな減量とに分かれてきます。どの方法を選択するかも、個々人の考え方しだいとなります。

1週間をめどに行うデトックスダイエット方法を紹介します。1日目は、脂肪燃焼スープ飲み放題と果物食べ放題、2日目は、脂肪燃焼スープ飲み放題と野菜食べ放題、3日目は、脂肪燃焼スープ飲み放題と野菜、果物食べ放題、4日目は、脂肪燃焼スープ飲み放題とバナナ3本にスキムミルク、5日目は、脂肪燃焼スープ飲み放題と肉350~700gにトマトMAX6個、6日目は、脂肪燃焼スープ飲み放題と肉350~700gに野菜食べ放題、

最後の7日目は、脂肪燃焼スープ飲み放題と玄米、野菜食べ放題と、なります。カロリーを抑制しながら、脂肪は燃焼させるが蛋白質である筋肉は落とさせない、という理にかなったダイエット方法になっています。5日目に肉を食べるのは、その表れでしょう。脂肪燃焼スープについては、どんな食材を組み合わせても、この作り方であるならば煮み放題にしたとしても成人男性の1日基礎代謝量には、とても届きません。つまり、痩せます。

このデトックスダイエットの方法には、望む減量を達成したとして、その後の食生活をどうするのかという問題が、どうしても付きまといます。穏やかなデトックスダイエットの方法にしても、脂肪燃焼スープ以外の料理にどんなものを摂るのかが、重要な問題となります。また、いつまでデトックスダイエットを続けるのかも、無視することはできません。自分の性格やライフスタイルをよく考えたうえで、決めねばなりません。

脂肪燃焼スープで使う野菜

脂肪燃焼スープは、つまるところ野菜だけで作られるわけです。そして、デトックスダイエットは1週間の勝負ということになります。1週間は長いようで短く、短いようで長い時間です。したがって、脂肪燃焼スープは、デトックスダイエットのための栄養価が高いばかりではなく、できるかぎり美味しいものでなければなりません。たとえば、脂肪燃焼スープの基本にはキャベツの存在がありますが、その対比として大根を考えてみます。

キャベツは、ほとんどが水分で約92%にもなります。老廃物運搬の役目からもデトックスダイエットには欠かせません。しかも、キャベツは調理することにより、デトックス効果が5倍アップすることも知られていて、脂肪燃焼スープに適した食材なのです。野菜スープ料理にキャベツが多くみられるのも、偶然ではありません。これに対して大根はと言えば、おろし大根にすることでイソチオシアネートという成分が生成されます。

このイソチオシアネートが優れものでして、抗酸化作用や殺菌作用、解毒作用、老廃物排出効果などの役割をもっています。そのままの存在で、デトックスフードといえます。けれども、キャベツとは逆の特徴が大根にはあります。加熱に弱いことです。今回のテーマである脂肪燃焼スープという料理には、正直言って向きません。大根のもつ栄養素は熱で壊されてしまいます。大根おろしをみぞれ風にスープにのせる手があるかもしれません。

同じ解毒力が強い野菜と言えば、玉ねぎです。有害物質である毒素を捕まえ、運搬し、排出して肝臓を元に戻すという役割を、玉ねぎは果たしてくれます。そして、キャベツ同様に加熱されることで甘味を増し、旨い煮込み素材になることです。脂肪燃焼作用や抗酸化作用のほか、美容にも良いトマトも加熱することで旨味が出てくる野菜です。ニンジンも、またそうです。ペクチンやカロチンなどの成分も豊富で、外せない野菜になります。

大根と言えば、切干大根を思い出しましたが、切干大根のほかにもキノコ類の干したものも、脂肪燃焼スープの良い食材になると考えられます。天日干しした野菜は、元の素材よりも栄養価が高く豊富になっています。特に大根などは先ほど触れてたように熱に弱いのだから、同じ大根なら切干大根を流用すべきでしょう。同様に栄養価の高いキノコも干しマイタケ、干し椎茸、干しシメジを活かしたいものです。

干した野菜は、栄養価もさることながら旨味もグンとアップしています。脂肪燃焼スープとして煮込めば、それらの野菜からも良い出汁が期待できます。最初に述べたように、ここに紹介した野菜はごく一部になります。要するに、脂肪燃焼スープとして摂ることのできる野菜は、数限りなくあるといっても過言ではありません。ここで紹介した説明を参考に、美味しい野菜をチョイスするのはあなたです。

脂肪燃焼スープの作り方

脂肪燃焼スープの作り方は、とても簡単です。ここで問題になるのは、スープを作る頻度と量です。自分が毎食ごとにスープを作ることを厭わないタイプか、それほど味にはこだわらないので一度に大量のスープを作って、小分けして摂取していくタイプかを、見極めなければなりません。そういう意味で、ここで紹介する脂肪燃焼スープの作り方では、食材の量は示しません。調味料も含めて各自の好みに仕上げてください。

まずは、前章でいろいろ紹介した野菜の中から、基本的なものとしてキャベツ、トマト(缶詰でも可)、ニンジン、玉ねぎです。この4つの野菜は、脂肪燃焼スープの必須野菜と言って差し支えないでしょう。これに、セロリ、レタス、ピーマン、マイタケ(干しマイタケがベター)などのキノコ類です。こちらの4つの野菜は準必須野菜と呼ぶことにしましょう。作り方は、肉類なしのポトフをイメージしてください。

厚手の鍋に水と必須野菜と準必須野菜を入れて煮込むだけです。本来は、煮込む前にオリーブオイルなどで野菜を炒めて旨味を引き出すのですが、脂肪燃焼スープでは油の使用を禁じられています。干しキノコや切干大根などを使用するのなら、その戻し汁をある程度加えるのも旨み強化になります。しっかり煮込んだら、コンソメを加えてさらに煮込みます。塩、コショーで調味して完成です。脂肪燃焼スープは温かいこともメリットです。

味付けは、コンソメの洋風味に限定されません。中華風なら鶏ガラスープの素と鷹の爪などを加え、和風だしを使用するなら野菜に生姜も加えると風味が増します。唐辛子や生姜の殺菌作用や抗酸化作用も期待できます。前にも述べたように、野菜ならなんでも良いのです。必須野菜や準必須野菜にこだわる必要はまったくありません。ブロッコリーやホウレン草、小松菜なども、その高い栄養価とともにデトックス効果も期待できます。

言うまでもなく、脂肪燃焼スープを作る過程では大量といってもよいほどの、野菜の切りくずが発生します。この切りくずを活かさない手はありません。一般的に、野菜のなかで一番栄養価も高く旨味もあるのは、切りくずとなって捨てられている部分です。デトックス効果も高い部分です。この切りくずだけを水に投入してしっかりと煮込みます。単なる水が、立派な出汁に変わります。脂肪燃焼スープの味がランクアップします。

最後に、必須野菜の中の玉ねぎだけはアメ色に炒めたい方に、油不使用の裏ワザを紹介しておきます。ただし、テマヒマが少々かかりますが、それを厭わない方だけ続きをお読みください。薄切りにした玉ねぎを耐熱容器に入れて水を少々振りかけます。電子レンジで7~8分(玉ねぎの量にもよります)加熱します。この玉ねぎをフライパンで空煎りしていきます。焦げつかないように、ヘラでていねいに玉ねぎを剥がしながら炒めます。

炒める過程で数回、水を玉ねぎに回しかけながら行ってください。玉ねぎにアメ色が見え始めたら火を止めて別の容器に移します。ここから先は、玉ねぎが一気に焦げやすくなるうえに、フライパンの予熱でも焦げ付く可能性があるからです。アメいろの玉ねぎは、これとコンソメだけでも立派なオニオンスープとして、味わうことができます。油不使用のアメ色たまねぎは、脂肪燃焼スープを数段上の味に引き上げてくれるでしょう。

どんなデトックスダイエットの方法を取るにしても、脂肪燃焼スープを飲むことは不可欠です。その脂肪燃焼スープが少しでも美味しいものであれば、少しでも楽しく長くデトックスダイエットを継続できるに違いありません。

デトックスダイエットで体の内側から効果を引き出そう!

極論を言えば、ダイエットというのは食べなければ達成できます。デトックスは食べなければ達成できません。脂肪燃焼スープは、その矛盾したダイエットとデトックスを、デトックスダイエットという形で調和させるキーポイントなのです。これまでみてきましたように、デトックスダイエットにもいくつかの方法がありました。同時に、デトックスもダイエットも「継続」が大切なキーワードであることもわかりました。

脂肪燃焼スープの材料や作り方も紹介しました。作り方はごくシンプルなもの、材料もほとんど限定はありません。つまり、デトックスダイエットをする人が決めればよいのです。考えてみれば、これは当然のことです。デトックスダイエットをする人に好まれない脂肪燃焼スープで、デトックスダイエットを継続させることはムリがあります。あなた好みの脂肪燃焼スープであなたのデトックスダイエットを成し遂げてください。

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