カレールーは組み合わせると絶品になる？人気のブレンドを紹介！

カレーはもともと多くのスパイスを使って作る料理ですが、日本には手軽に作れる市販のルーが数多く売られています。基本的には好みのルーを1種類だけ使って作りますが、違う種類のルーと組み合わせることでさらにおいしい味になることを知っていますか？

組み合わせるパターンはさまざまですが、中でもおすすめのおいしい組み合わせを紹介します。カレールーを販売しているメーカー別の特徴もまとめてあるので、ルーを選ぶときの参考にしてください。

ハウスといえば、バーモントカレーを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか？バーモントははちみつの甘さとりんごのフルーティーなおいしさを活かし、子供でも食べやすい甘めの仕上がりになっています。

同じくハウスから発売されているこくまろカレーも、どのような年代でも楽しめるまろやかな味わいです。また、甘くてまろやかなルーだけではなく、ジャワカレーやザ・ホテル・カレーのようなスパイシーな商品もあります。

特定の味にこだわらず、さまざまなニーズに合わせた商品が揃っているのがハウス食品の大きな特徴です。また、ハウス食品の商品はどの店にもだいたい置いてあるので、買いたいと思ったときにすぐに買えて便利です。

S＆Bからもいろいろなルーが発売されており、ハウス食品に負けないくらいのシェアを誇っています。S＆Bにはゴールデンカレーやディナーカーレなどがあり、多くのスパイスを使った本格的な味わいを楽しめる商品が目立ちます。

とろけるカレーやこいとろけるカレーなどとろみに特化したルーもあり、これらは特に子供からの人気が高い商品です。甘すぎず辛すぎないバランスの良い商品が多く、家族全員で楽しむことができます。

グリコと聞くとお菓子のイメージが強いですが、プレミアム熟カレーやZEPPINなどの人気商品が多くあります。グリコの商品は多くのスパイスを何百時間もかけて熟成させるなど、加工時間が長く濃厚な味わいがするという特徴があります。

プレミアム熟カレーは辛さごとに材料が異なり、同じシリーズでありながら違った味を楽しむことが可能です。ZEPPINは少し苦みがあるところが特徴で、子供よりは複雑な味わいを好む大人におすすめです。

ハウス食品やS＆B、グリコ以外にも、カレールーを販売しているメーカーはあります。例えば焼肉のタレで有名なエバラは、横濱舶来亭というフレーク状のルーを販売しています。

伝統の直火製法で作られた贅沢な味わいで、固形のルーよりも溶けやすいところが特徴です。安くてたっぷりと食べたいのであれば、神戸物産の業務カレーがおすすめです。

他社のルーはだいたい1箱8皿分の分量ですが、こちらは1箱で10皿分作ることができます。程良いな辛さと、とろみの少ないさらりとした食感が特徴です。

市販のルーはそのままでもおいしく食べられるように作られているので、組み合わせなくても十分満足のいく味になります。しかし、商品ごとに材料やスパイスのブレンドなどが異なり、味や食感もさまざまです。

これらの特徴の違うルー同士を組み合わせることによって、さらに深みのあるおいしい味を作り出すことができるのです。組み合わせ方によっては、本格的なレストランにも負けないような味を出すことができます。

2種類使うだけでも十分おいしいですが、もちろん3種類混ぜてもかまいません。また、ルー以外にカレー粉やスパイスを加えると、さらに香りや風味が豊かになります。

スパイシーなジャワカレーと甘みのあるバーモントカレーを合わせると、バランスの良いおいしい一品を作ることができます。子供が小さいうちは甘みのあるルーを使うことも多いでしょうが、少し物足りないというときはジャワカレーを加えるのがおすすめです。

2つの割合を変えることで辛さの調節もできるので、少しずつ試しながらお好みの味を探ってみてください。子供が成長するに従って、少しずつジャワカレーの配分を増やしてみても良いでしょう。

本格的な欧風味を楽しみたい人には、こちらの組み合わせがおすすめです。少し苦みのあるZEPPINに別添ブイヨンペーストがついているザ・カリーを組み合わせることで、風味とコクがある大人向けの味に仕上がります。

また、ZEPPINはもともとコクのあるデュクセルソースを使っていますが、ブイヨンと合わせることでさらに深みのある味になります。さらに洋食屋のような一品にしたい場合は、豚肉ではなく牛肉を使うのがおすすめです。

スパイシーな風味が好きな人には、ZEPPINとジャワカレーの組み合わせがおすすめです。辛みの強いジャワカレーとスパイシーな香りのZEPPINを組み合わせることによって、辛みと苦みのバランスが良い本格的な味に仕上がります。

まるで専門店で食べるような味が楽しめるので、いつもと違う一品が食べたくなったときに利用してみましょう。

この2つの組み合わせは、まろやかで甘みがあり子供に人気の味です。とろみが強く濃厚な味わいが特徴で、野菜やりんごの甘味をしっかりと感じることができます。

両方甘口だと物足りない場合は、どちらかのルーを中辛にすることでちょうど良い辛さになります。さらにまろやかにしたい場合は、水に牛乳をプラスするのもおすすめです。牛乳を加えることで、まろやかなだけでなくコクのある深い味になります。

全体的にバランスの良いゴールデンカレーに辛みの強いジャワカレーを組み合わせることで、辛さが際立った味にすることができます。ゴールデンカレーは甘みや香りもしっかりとしており、それがさらにジャワカレーの辛さを引き立ててくれます。

スパイシーで本格的な味に仕上がるので、市販のルーで専門店のような味を出したいときにおすすめです。少し辛さをおさえたいときは、チーズを加えてみても良いでしょう。

市販のカレールーのおいしい組み合わせを紹介しました。市販のルーにはそれぞれ異なった特徴があり、それらを組み合わせることによって1種類だけでは出せなかったおいしさを味わうことができます。

おすすめのルーの組み合わせを紹介しましたが、これ以外にも組み合わせ方は無限にあります。自分の好みやルーの特徴をふまえながら、おいしい組み合わせを探してみてください。