余った卵白を使った人気レシピ！美味しいお菓子やスープも紹介

余った卵白を消費する時に、いつもと同じパターンのお菓子や料理になりがちです。本記事では、余った卵白を使ったおすすめの人気レシピを、お菓子やスープ、おかずなどのジャンルに分けて紹介しましょう。また、冷凍保存の仕方や注意点、日持ち期間なども説明するので、ぜひ参考にしてください。

冷蔵保存をする場合は、サルモネラ菌などの繁殖を防止するためにも、2～3日以内に食べ切る方が良いです。すぐに使い切れない場合は、冷凍保存をするのがおすすめです。冷凍保存方法は、まずラップと輪ゴムを用意してください。容器にラップを敷いて、その上に白身を入れます。巾着のようにラップを包んで、輪ゴムで上部を縛りましょう。

それをフリザーバッグなどに入れて冷凍します。冷凍用の適当な袋がなければ、タッパーでも構いません。卵白はまとめて冷凍するよりも1個ずつの方が、調理をする時に何個分の卵を使ったのか分かりやすいのでおすすめです。冷凍保存した卵白は、なるべく1ヶ月以内には使い切りましょう。

冷凍保存をした卵白を解凍する方法は、冷蔵庫で自然解凍をするのがベストです。すぐに使いたい場合は、レンジで解凍することも可能ですが、加熱しすぎると火が通ってしまうため、充分注意してください。

また、メレンゲを作りたい場合は、解凍中に発生する水が卵白に入らないようにしましょう。水分を含んでしまうと、泡立ちが悪くなることがあるからです。メレンゲは卵白が半解凍の状態でも、きれいに作ることができます。

【材料】

• 卵白：1個分(35g)
• 薄力粉：35g
• バター：35g
• グラニュー糖：35g
• ココアパウダー：小さじ1

1. 冷蔵庫から出したバターをボウルに入れます。
2. 1を500Wのレンジで20～30秒ほど加熱します。
3. 泡立て器で1を混ぜねっとりさせたら、砂糖を加えます。
4. 全体を混ぜ合わせます。
5. ふるいにかけながら薄力粉を加えて混ぜます。
6. 卵白を2回に分けて、混ぜながら加えます。
7. 5の生地を半分に分けて、1つはココアパウダーを加えて混ぜます。
8. しぼり袋にそれぞれの生地を入れます。
9. 天板にクッキングシートを敷いて、生地を絞り出します。
10. 180℃のオーブンで8～10分焼いて完成です。

サクサクした食感が美味しい、ラングドシャのお菓子レシピです。生地を天板に絞り出す時は、膨らむことを想定して、1～2cmくらい間隔をあけておきましょう。また、焼き上がった後にサクサク感が足りないと感じたら、温度を下げて5分ほど追加で加熱してみてください。焦げそうな場合は、上からアルミホイルを被せると良いです。

【材料】

• 卵白：60g(約2個)
• 砂糖：20g
• コンスターチまたは片栗粉：10g
• バニラエッセンス：少々

1. ボウルに卵白を入れて砂糖をひとつまみ加え泡立て、7分立てにします。
2. 1にコンスターチを加え、さらに泡立てます。
3. 2に残りの砂糖を2回に分けて加え、角がしっかり立つまで泡立てます。
4. 天板の上にクッキングシートを敷き、3をのせて形を整えます。
5. 160℃に余熱したオーブンで、25～30分ほど焼いて完成です。

素朴ですがクセになる美味しさの、人気お菓子レシピです。身近にある材料で簡単に作ることができます。香りづけのバニラエッセンスは、なくても美味しいです。ポイントはメレンゲをしっかり泡立てることになります。

すぐにしぼんでしまうため、焼き立てのふわふわの時に食べてください。優しい味わいですので、子供から年配の方まで食べやすい、おすすめのお菓子です。

卵白を消費したい時にピッタリな、スフレチーズケーキのお菓子レシピです。クリームチーズとメレンゲを組み合わせて、口の中でシュワッととろけるような食感に仕上げました。

クリームチーズは、30秒ほどレンジで加熱して裏ごしをしてから、メレンゲと混ぜるのがコツです。焼き上がりは少し割れてしまうかもしれませんが、冷蔵庫で冷やすと生地が落ち着きます。

濃厚なバナナとふわふわの食感が美味しい、バナナムースのお菓子レシピです。卵白で作ったメレンゲを活用しました。メレンゲはひっくり返しても落ちないぐらいに、しっかりと泡立てるのがおすすめです。完熟ではないバナナを使う場合や甘めに作りたい場合は、砂糖をお好みで加えると良いでしょう。

【材料】

• 卵白：1個分
• 鶏がらスープの素：小さじ1/2
• 水：200ml
• 味噌：小さじ1/2

1. 鍋に水と鶏がらスープの素を入れ、火にかけます。
2. 沸騰してきたら、味噌を加えます。
3. アクが出てきたら、取り除きます。
4. 溶きほぐした卵白を、ゆっくり回し入れます。
5. 卵白が固まりきる前に火を止めて完成です。

シンプルであっさりとしたスープですので、どのようなメイン料理にも合わせやすいです。卵白は半熟程度になった時点で、火を止めるのがポイントになります。そうすると、柔らかくてふんわりとした食感に仕上がります。味にインパクトが欲しい場合は、ごま油や七味唐辛子をトッピングすると良いでしょう。

ふわふわツルツルとした食感を楽しめる、新感覚スープの人気レシピです。メレンゲと豆乳、ほうれん草のペーストを組合わせました。中華スープの素をベースに味付けしています。こんにゃく麺を加えているので、ヘルシーながらも食べ応えのある一品です。余った卵白があれば、ぜひ作ってみてください。

野菜と春雨をたっぷり使った、中華スープの人気レシピです。野菜は家にあるものでアレンジしても構いません。カニカマは良い味が出るので、ぜひ入れてください。水溶き片栗粉でとろみをつけても美味しいでしょう。その場合は水溶き片栗粉を入れてから、卵白を加えます。仕上げにごま油を垂らすのもおすすめです。

【材料】

• 鶏もも肉：300g
• メレンゲ：卵白2～3個分
• A胡椒：小さじ1
• A塩：小さじ2
• A片栗粉：大さじ2
• A刻みニンニク：1片
• サラダ油：鍋底から2～3cm

1. 鶏もも肉は食べやすい大きさにカットします。
2. フリーザバッグに1とAを入れて封をし、シェイクして全体に味を馴染ませます。
3. 角が立つ程度のメレンゲを作ります。
4. 油を190℃に温めます。
5. 油が準備できてから、鶏肉をメレンゲの衣に付けて揚げます。
6. メレンゲの衣がきつね色になったら取り出し、油を切って完成です。

メレンゲを衣として活用した、美味しいチキンフリットの人気レシピです。鶏肉はひと口大くらいの大きさにカットすると、火が通りやすくなります。低めの温度でじっくり揚げることがポイントです。

メレンゲの水分が出て跳ねることがあるので、火傷に注意してください。お好みでケチャップやマヨネーズを付けて食べても、美味しいです。メレンゲの衣がふわっとなる独特の食感を、ぜひ味わってみてください。

卵白を使った真っ白なオムレツにカラフルなミックスベジタブルを散りばめて、彩り良く仕上げました。白と黒胡椒だけでシンプルに味付けしています。また、卵白は塩味を感じやすいので、ほんの少しだけ加えるようにすると良いです。複数の場合も1人分ずつ作るようにした方が、失敗しないでしょう。

卵白を使った、見た目もきれいな真っ白い茶碗蒸しの人気レシピです。牛乳と卵白を混ぜて濾し器でこし、まろやかな食感に仕上げました。蒸し過ぎるとすが入ってしまうので、注意してください。めんつゆは薄めずにかけてOKです。わさびは多めに添えると、美味しいでしょう。夏は冷やして食べるのもおすすめです。

卵白消費のレシピはお菓子が多いですが、美味しいおつまみにも変身します。フライパンに卵白を入れてキムチと一緒に炒め、お好みソースとかつお節で味付けしました。混ぜて炒めるだけですので、簡単に作れます。おつまみはもちろんのこと、白ご飯もどんどんすすむ、おすすめの一品です。

余った卵白を使ったおすすめ人気レシピを紹介しました。卵白を使うと、ふわふわとした食感やまろやかな口当たりの料理に仕上がります。余った卵白があれば冷凍保存をしておくと、お菓子にも料理にもいつでも活用できるので、とても便利です。

冷凍する際は1個分ずつ分けておくと、調理する時に分量が分かりやすいでしょう。余った卵白を無駄なく活用して、さまざまな料理を作ってみてください。