余った卵白は冷凍保存がおすすめ！簡単にメレンゲを作る方法も！

料理やお菓子作りで卵白が余って、使い道に困ったことはないでしょうか？すぐに卵白を使わない場合は、捨てずに冷凍保存するのがおすすめです。実は卵白は冷凍することが可能で、解凍することで生卵と同じように使用できるのです。正しい保存方法を知れば、無駄にすることなくお菓子作りや料理に活用できます。

簡単にメレンゲを作る方法や、メレンゲ作りのコツも紹介しますので、本記事を参考にしてください。

カスタードクリームやケーキ、プリンなど、卵の卵黄だけを使った料理は以外に多く、卵白だけが残ってしまうことがあります。卵白が残ってしまい、使い方に困ったときはすぐに冷凍しておきましょう。冷凍すると品質や食感が悪くなるのでは？と心配になりますが、解凍すれば生卵と同じように使えます。

まず、深めの容器とラップ、輪ゴムを用意します。容器は卵白が入る深さの物であればコップでもお皿でも何でもOKです。その容器にラップを大きめに被せ、くぼみを作ります。

そこに卵白を流し入れて茶巾のように口を閉じて、輪ゴムで縛ります。輪ゴムが無ければテープで止めても大丈夫ですが、中身がこぼれないようしっかり閉じてください。凍った卵白はフリーザーバッグに入れて密閉しておきましょう。

冷凍した卵白の賞味期限はおよそ1ヶ月です。期間内であっても霜がついたり、匂い移りしてしまうので早めに使い切るようにしましょう。ラップに日付を書いておくと、古いものから使い切ることができます。

冷凍した卵白は冷蔵庫で自然解凍するのがおすすめです。初めはカチカチに凍っていますが、すぐに溶けます。急いでいるときは電子レンジで解凍することもできますが、加熱しすぎると煮えてしまうので注意してください。レンジ解凍する場合は300wで30秒ほど加熱します。固い場合は様子を見ながら少しづつ、追加加熱してください。

ふわふわのパンケーキやシフォンケーキを作るときに欠かせないのが、卵白を泡立てたメレンゲです。メレンゲ作りはとても根気がいる作業で、電動ミキサーが無ければかなり時間がかかります。しかし、冷凍した卵白を使えばメレンゲが驚くほど簡単に作れるのです。

メレンゲを上手に手早く作るポイントは、卵白を半解凍状態で泡立てるということです。とろとろではなく、シャーベットのような固さの残る状態で泡立てましょう。塊を崩すように泡立て器でかき混ぜると、すぐに溶けて白く泡立ってきます。

ピンと角が立った状態のメレンゲになるまで、わずか1分ほどかき混ぜるだけです。お菓子作りに砂糖を入れる場合は、2～3回に分けて加えてください。

たった1分で驚くほど簡単にメレンゲが作れますが、上手く作るにはコツがあります。まず、ボウルや泡立て器に水分や油分を付けないということです。メレンゲ作りに使う道具は、乾いた状態の物を使いましょう。使う道具だけでなく、ラップの内側にも水分や指の汚れが付かないようにしてください。

さらにかき混ぜるときは空気を含ませるよう、上下左右に泡立て器を動かしましょう。卵白は完全に解凍してしまうとなかなかメレンゲにならないため、まだ溶けきっていないうちにかき混ぜます。最初は固いかな？と思ってもすぐに溶けるので問題ありません。

料理やお菓子作りで卵白が残ってしまったら、ラップに包んで冷凍保存しましょう。冷凍することで1ヶ月は日持ちするので、無駄にすることなく使えます。凍った卵白を使えばメレンゲも簡単に作れますので、さまざまな使い方で活用してください。