卵白を使ったスープの人気レシピ！余った食材を活用したふわふわ料理！

料理やお菓子作りで卵黄だけを使い、卵白が余る場合があります。透明で生の状態の白身をよく溶きほぐして、汁物に加えるだけでも具材の一つになります。丁寧に泡立てれば、ふわふわとしたメレンゲになり、食感の楽しいスープになるでしょう。余った卵白を活用できるスープの作り方をみていきましょう。

【材料】

• かぼちゃ：1/8個
• 水：大さじ1
• 小麦粉：小さじ2
• 牛乳：300ml
• コンソメ：小さじ1
• 卵：1個
• 塩こしょう

1. 卵は黄身と白身に分けて、白身は冷凍庫で10分冷やして半冷凍に、黄身は溶きほぐしておきます。
2. 耐熱容器に一口サイズに切ったかぼちゃと水を入れて、ラップをかけて600Wの電子レンジで5分加熱します。
3. 2の熱いうちに木べらでつぶし、小麦粉を混ぜ、牛乳を2回に分けて入れてよく混ぜます。
4. 3を鍋に移して火にかけ、コンソメを加え弱火で6分ほど加熱し、卵黄を加えて混ぜます。
5. 4の粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
6. 冷やした白身を、ツノが立つまで泡立てます。
7. 5の冷やしたスープを器に盛り、6のメレンゲをのせてパセリを飾って出来上がりです。

かぼちゃのしっとりとしたスープに、ふわふわとしたメレンゲをのせたおしゃれな冷製スープです。卵白は、よく冷やしておくと泡立てが簡単にできます。牛乳に代えて生クリームを加えるとより濃厚な味になり、ジャガイモやコーンスープにもアレンジ可能です。野菜が苦手な子どもでも、口当たりがなめらかで、人気な冷製スープになるでしょう。

カルボナーラスパゲッティを作る時に卵黄だけを使い、余った卵白を活用できるスープレシピです。余った卵白の使い道に迷った時に、コンソメさえあれば作れます。泡立てた卵白を加える場合は、加熱をしていると膨らみます。汁が噴き出さないように、蓋は外して加熱しましょう。調理中は鍋から目を離さず、静かにかき混ぜながら加熱してください。

濃い緑の野菜と卵白を使った、ふわっとした口当たりのスムージーのような汁物です。余った卵白を活用し、泡立てて、野菜のスープと混ぜてオーブン加熱調理します。鍋料理やお弁当作りで、少しずつ余ってしまった白菜やほうれん草、じゃがいもなどの野菜の活用にもおすすめです。

冷凍したイチゴと赤ワインを使った甘くひんやりとしたスープに、卵白をしっかりと泡立てたメレンゲをトッピングしています。大人向けの料理で、ホームパーティーなどで透明な器に盛り付けると、テーブル上の彩りにもなります。余った卵白だけでなく、飲み残してしまったワインの使い道にもなる一品です。

【材料】

• 溶き卵：2個分
• えのき：1袋
• 長ねぎ：1/4本
• A鶏ガラスープの素：小さじ1
• A醤油：小さじ1
• A塩こしょう：少々
• A水：400cc
• 片栗粉：大さじ1/2
• 水：大さじ1/2

1. えのきは根元を切り落とし3等分に切り、長ねぎは斜め薄切りにしておきます。
2. 鍋にAを入れて煮立たせます。
3. 2にえのき、長ねぎを加えて再び煮立たせたら、水溶き片栗粉を加えてよく混ぜ合わせます。
4. 溶き卵を回し入れて、全体を混ぜて出来上がりです。

鶏ガラベースを使い、簡単に作れるスープです。作り方では全卵を溶いて加えていますが、卵白だけを加えても優しい味わいになります。水溶き片栗粉を少し多めにして、とろみを強めにするとチャーハンやラーメンなどのあんかけのあんにもなります。白菜、しいたけなどを具材に加えるのもおすすめです。

【材料】

• A卵白：2個分
• A酢：小さじ1
• A塩：ひとつまみ
• カニ缶：1缶
• タケノコの水煮：30g
• 長ねぎ：1/2本
• 生姜：小さじ1
• 塩こしょう
• 鶏ガラスープ：200cc
• ごま油：大さじ1
• 水溶き片栗粉：大さじ1/2分

1. ボウルにAの材料をいれて、ツノが立つまで卵白を泡立てます。
2. フライパンにごま油と長ねぎと生姜のみじん切りを入れて熱し、香りがたったらタケノコの細切りとカニ缶を加えます。
3. 2に鶏ガラスープ、塩こしょうを加えて沸かし、水溶き片栗粉を加えます。
4. 1の卵白の半量を3に加えてよく混ぜ合わせ、全体がなじんだら残りの半量を加えて出来上がりです。

カニとタケノコの人気な中華スープに、しっかりと泡立てた卵白を加えています。メレンゲの量を多めにして、とろみを強くすると、ふんわりとした淡雪仕立てのおかずにもなります。ラーメンやそうめんにのせて、味わうのもおすすめです。

【材料】

• 鶏そぼろ：80g
• 水：200cc
• 中華だし：2g
• 醤油：小さじ1
• ごま油：少々
• 卵白：1個分
• A片栗粉：大さじ1/2
• A水：大さじ1/2

1. 鍋にごま油を入れて鶏そぼろを炒めます。
2. 1に水、中華だし、醤油を加えて沸かします。
3. Aで水溶き片栗粉を作り、2の鍋に少しずつ加えます。
4. スープにとろみがついたら、よく溶いた卵白を少しずつ加えて出来上がりです。

とろみをつけた、介護が必要な人への食事にもおすすめなスープです。市販の大根と鶏そぼろの煮物を使うと、より簡単に作れます。卵白が鍋の中でひとかたまりにならないように、よくときほぐしてから、とろみのついたところに少しずつ加えてください。

中華だしで調味し、卵白をよく溶きほぐして加えたスープです。具材にはニンジン、わかめなどを使っていますが、ほうれん草やきくらげ、白菜などの野菜でも作れます。仕上げに白ごまだけでなく、ごま油を少し加えると香りが良くなります。

【材料】

• 卵：1個
• 和風だし汁：250ml
• みりん：小さじ1
• 醤油：小さじ1/2
• 塩：ひとつまみ

1. 鍋にだし汁、みりん、醤油、塩を加えて加熱します。
2. 沸騰したら火を止めます。
3. 卵は卵黄と卵白に分け、卵白に塩を少しくわえて泡立てます。
4. 卵黄をときほぐしたところに2の汁を少し加えてまぜます。
5. 3に4を加えて混ぜ、2の鍋を再沸騰させたところに加えます。
6. 卵がふんわりとしてきたら出来上がりです。

卵が1つと和風だしがあれば簡単に作れる汁物です。卵白だけが余っていれば、卵黄なしでもふんわりとしたスープが作れます。和風だしを使い和風に、コンソメを使えば洋風、鶏ガラベースで中華風へと簡単に変更も可能です。汁が沸騰したところに、泡立てた白身を加えるとふんわりと仕上がります。

めんつゆを使った簡単に作れる和風スープです。卵白はよく溶きほぐしておき、めんつゆベースの汁が沸いているところに加えるのがポイントです。具材に春雨やそうめんを加えると、これだけで主食になるスープにアレンジできます。

長芋、玉ねぎ、豆腐などの白い具材に、余った白身を加えた味噌汁です。白い具材に限らず、余った卵白の使い道に迷った場合には、味噌汁に加えるのがおすすめです。白身は、具材やだしの味をじゃませずに、ふんわりとした食感を汁物に加えてくれます。

卵白を使った簡単スープの作り方をみてきました。白身はよく溶きほぐして、沸いた出汁に加えるれば、かき玉汁になります。ツノが立つまで泡立てから加えれば、ふんわりとした具材の一つになります。洋風、中華風、和風それぞれのレシピを参考に、卵白入りのスープを作ってください。