桜ユッケの基本的な作り方・アレンジレシピ紹介！名前の由来も！

牛肉を使ったユッケは、朝鮮の伝統的な料理で焼肉店でもよく見られていましたが、最近では見かけることがなくなってきました。代わりに、今馬肉を使った桜ユッケが人気を高めています。この記事では、気になる名前の由来や、どんな味わいなのかを調査しました。また、家庭でも美味しく食べられるおすすめのアレンジレシピも紹介します。

名前に桜とついていますが、桜の花などが使われているわけではありません。桜とは、馬肉の別名のことで、桜肉とも呼ばれます。桜肉を使ったユッケであるため、桜ユッケと呼ばれています。では、なぜ桜肉と呼ばれるのでしょうか？

有力説は、江戸時代は獣の肉を食べることが禁じられており、馬肉と呼ぶことが憚られたため、花の名前を使ったという説です。他にも、猪肉は牡丹、鹿肉は紅葉と呼ばれていました。また、切り身の色が桜色であることから、桜と名付けられたともいわれています。

そのほか、桜が咲く頃に食べ頃となるから、高村幸太郎の詩や、動揺の中で馬を桜と表現している部分があるからといった説もあります。

馬肉を使った桜ユッケは、牛肉を使ったユッケよりも、甘味が合って臭いやクセが少なく食べやすいのが特徴です。桜ユッケには、柔らかく濃厚な味わいのあるモモ肉が主に使われます。口に入れた瞬間とろけるような口当たりが絶品で、噛むとコクのある甘みが口の中に広がります。

また、馬肉は脂肪が少なく筋肉が多いため、あっさりとしています。サシもコラーゲンが多く脂肪分が少ないので、食べても胃もたれしません。初めてユッケを食べる人には食べやすくておすすめです。

【材料】

• 馬肉…100g
• コチュジャン…10g
• ごま油…3g
• 醤油…5g
• 甘醤油…5g
• 砂糖…2g
• おろしにんにく…2g
• 白ごま…少々
• 卵黄…1個
• 大葉、玉ねぎなど…お好みで

1. 馬肉を細かめに食べやすいように切る
2. ボウルにたれの調味料を入れて混ぜる
3. たれに馬肉を加えて和える
4. 皿に盛り、卵黄を乗せて完成

基本的な作り方は、馬肉を食べやすく細かく切り、たれで和えるだけですので、簡単です。動画のレシピではピリッと辛いコチュジャンと甘めの醤油で甘辛く食欲が進むたれで和えています。おつまみにも良いですし、ご飯に乗せて丼にする食べ方もおすすめです。

甘醤油はなくても、みりんと砂糖を加えて代用しても良いです。生姜を加えるとよりさっぱりするので、お好みで加えてみても良いでしょう。

とろけるような口当たりの馬肉と、シャキシャキした長芋の食感のコントラストが美味しい、桜ユッケのレシピです。長芋を切って入れるだけで、簡単な食感のアレンジになり、ボリュームもアップできます。すりおろした長芋も馬肉とよく絡み、食べ応えがあって美味しいので、お好みで試してみてください。

甘辛い醤油に酢を加え、さっぱりした味わいの桜ユッケのレシピです。馬肉といえば、醤油に砂糖を加えてとろりとした甘醤油で食べるのがほとんどですが、酢や薬味のきいたあっさりめのタレで食べるのも美味しいです。絶妙な味がやみつきになります。簡単に味変できるので、基本の桜ユッケに慣れ、味を変えてみたい時におすすめです。

桜ユッケに納豆を加えた、簡単アレンジレシピです。まろやかな口当たりの馬肉と納豆のねばねば感は相性が良く、食が進みます。また、こちらのレシピでは玉ねぎやきゅうり、キムチも入れており、シャキシャキ感がアクセントになっています。濃いめのタレを使ってキムチでピリ辛感を出しているので、ご飯に乗せて丼にする食べ方がおすすめです。

柔らかくて甘味のある馬肉を使った桜ユッケ。馬肉とたれを作る調味料さえあれば、簡単に家庭で絶品の桜ユッケが作れます。また、山芋を加えてとろっとした食感にしたり、さっぱりした味にするなどアレンジもおすすめです。いつもと変わったおつまみを作りたい時に、本記事で紹介したアレンジレシピをぜひ参考にしてみてください。