2020年05月17日公開
2024年10月21日更新
鯖の煮付け人気レシピ!黄金比で簡単プロの味!臭み取りのコツも
鯖の煮付けの人気レシピをまとめました。材料や調理法、味付けの黄金比について説明しています。また劇的に美味しくなる、臭み取りのコツにも注目してみてください。自宅で、美味しい鯖の煮付けを作ってみましょう。
鯖の煮付けのレシピを紹介!
お肉最近よく使った気がしたのでお魚で!!!
— ゆい♡Menkoiガールズ (@YuiMenkoi) May 7, 2020
『鯖の煮付け』です🐟✨
たまにはお魚も良いですよねっ😊🙌#ゆいの料理日記【No.37】#Menkoiガールズ #MenkoiGirls #かわゆい pic.twitter.com/A4hcxuq7Dm
日本の代表的なサバ料理のひとつに、鯖の煮付けがあげられます。和食の定番のおかずであり、甘辛く煮付けられたサバは、白米がよく進みます。しかし、実際に作ってみると、味付けや臭み取りが上手くできなかった人もいるでしょう。
この記事では、鯖の煮付けが美味しく仕上がる調味料の黄金比や、失敗しない臭み取りのコツを解説していきます。また、簡単に作れる鯖の煮付けの人気レシピも、多数紹介しています。
鯖の煮付けの基本レシピ
鯖の煮付けの材料
【材料】
- 鯖…1切れ
- 生姜…1片
- 塩…小さじ1
- 砂糖…大さじ2
- 醤油…50㏄
- みりん…大さじ1
- 酒…50㏄
- 水…50cc
初めに、基本となる鯖の煮付けのレシピを紹介します。美味しく作るコツとして、調味料の黄金比や臭み取りを説明するので参考にしてみてください。
鯖の鮮度は、目を見ればわかると言われています。透明で透き通った目をしている鯖は新鮮な証です。鮮度が落ちてくると目が濁ったり、白っぽくなってきます。選ぶ際は目に注目してみてください。
鯖はとてもヘルシーで、100gあたり200kcalほどです。カロリーは低いですが、栄養価の高さは魚類トップクラスなので、とても体によくダイエットにもおすすめな食材です。
鯖の煮付けの作り方
【作り方】
- 鯖の表面に塩をまんべんなく振り、15分おきます。
- 鯖から出てきた水分をキッチンペーパーで拭き取り、表面に熱湯をかけます。
- 鍋に〔生姜・水・酒・砂糖・みりん・醤油〕を入れてひと煮たちさせます。
- 鯖をいれて、落し蓋をしたら10分間煮ます。
- 10分間煮たら、表面に煮汁をかけながら煮詰めます。
- ほどよく煮詰めたら鯖の煮付けの完成です。
短時間で作れる、鯖の煮付けの人気レシピになります。お好みで、長ネギと一緒に煮込んだり、針生姜をトッピングしても構いません。
美味しく作るコツ①調味料の黄金比
鯖の煮付けの味付けに欠かせない、調味料の黄金比について解説します。これを覚えれば、誰でも簡単に美味しい、鯖の煮付けを作ることができます。
鯖を煮付ける際、水・酒・みりん・醤油の比率を、それぞれ4:1:1:1の割合で煮付けてみましょう。たったこれだけで、プロ顔負けの美味しい鯖の煮付けを作ることができます。この黄金比は鯖の煮付けの基本ですが、鯖以外の魚でも同様の割合でOKです。
この黄金比を守ることで、鯖の煮付けの味のブレをなくすことができます。味付けの際に失敗することがほぼなくなるので、ぜひとも参考にしてみてください。
余ったら冷凍保存がおすすめ
青魚は赤身魚に比べて傷みやすいのが特徴ですが、その中でも鯖は鮮度が落ちるのがとても速いです。購入後はすぐに調理するのが望ましく、調理後もできるだけ早く食べる必要があります。
2日以内に食べるのであれば、冷蔵保存でも構いませんが、2日以上保存する場合は冷凍保存がおすすめです。また、あらかじめ冷凍保存をする場合は、鮮度の良いうちに調理してください。細菌が付着した状態で調理をし冷凍保存すると、解凍した細菌が繁殖する原因となります。
空気が入らないようにして、鯖の煮付けをジッパー付きのパックやタッパーに汁ごと入れてください(保存期間は約3週間を目安に)また、食す際には冷蔵庫に一度移し、自然解凍を行った上で温めましょう。正しく保存することで、鯖の煮付けの鮮度や風味を保ったまま、長期間に渡る保存が可能となります。
美味しく作るコツ②鯖の臭み取り
鯖の煮付けを作るときは、必ず「下処理」を行ってください。鯖は癖の強い魚なので、臭み取りを行わずに調理すると魚特有の生臭さが料理に残ってしまいます。これを防ぐためにも、しっかりと臭み取りを行いましょう。ほんの僅かな一手間を加えることで、より鯖を美味しく食べることができます。
鯖の煮付けの人気レシピ
鯖の味噌煮
【材料】
- 鯖…2~4切れ
- ★生姜…小さじ1
- ★味噌…60g
- ★水…150㏄
- ★酒…100㏄
- ★みりん…50㏄
- ★砂糖…大さじ3
【調理法】
- 鯖の切り身を用意します。
- 臭みを取るために、表面にお湯をかけます。
- 鍋に材料★をすべて入れ、ひと煮たちさせます。
- 調味料が煮立ったら鯖をいれます。
- 火を弱めたら、落し蓋をいれて20〜30分煮詰めます。
- 裏返して煮込み、全体に火が通ったら完成です。
一般的な煮付けレシピの醤油を味噌に変えるだけで、簡単に鯖の味噌煮を作ることができます。基本の煮付けよりも濃いめの味付けなので、白米がよく進む一品です。
鯖のみぞれ煮
【材料】
- 鯖水煮缶…2缶
- 大根…250g
- 醤油…大さじ2
- 酒…大さじ1
- みりん…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- 和風顆粒だし…小さじ1/3
- 水…150㏄
【調理法】
- 大根をすりおろし、水気を切ります。
- 鍋に、醤油、酒、みりん、砂糖、和風顆粒だし、水を入れてひと煮たちさせます。
- 沸騰したら、鯖の水煮缶を缶汁ごと加えます。
- 落し蓋をして弱火で3分煮ます。
- 3分経ったら、落し蓋を外し、大根おろしを加えます。
- 弱めの中火で5分煮てください。
- お皿に盛り、お好みでネギ散らして完成です。
鯖の下処理が必要ないので、簡単に作ることができます。大根おろしをいれることで、あっさりとした鯖の煮付けに仕上がっています。食欲がない時にもおすすめです。
圧力鍋で作る鯖の味噌煮
圧力鍋を使用することで、骨までたべられる柔らかい鯖の煮付けを作ることができます。美味しい上に時短にもなるので、ぜひ試してしてみください。
定食屋さん風な鯖の煮付け
定食屋さんの鯖の煮付けを再現した人気レシピです。梅干しを一緒に煮ることで、サッパリとした風味に仕上がります。家庭でプロの味を楽しみたい方におすすめです。
鯖のピリ辛煮付け
唐辛子がアクセントになったピリ辛な鯖の煮付けです。白米はもちろん、お酒にもピッタリな一品です。唐辛子の量を調節することで、お好みの辛さに調整できます。
鯖の煮付けのレシピまとめ
鯖の煮付け
— しー (@shi3pu10) May 16, 2020
鶏とシメジの炊き込みご飯
生姜の匂いがふわっとしてる照り照りな煮付け…うまそー😊 pic.twitter.com/q1pUzYLrWG
魚の中でも身近な鯖を使った、鯖の煮付けの人気レシピを紹介してきました。合わせる食材や調味料を変えるだけで、全く違った風味へとアレンジすることもできます。本記事では、簡単にできる臭み取りのコツや、味付けのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。自宅で簡単に美味しい鯖の煮付けを作ってみましょう。