2020年05月06日公開
2024年10月19日更新
あんこの手作りレシピ!あんこを使ったおすすめスイーツの作り方も!
あんこの手作りレシピについて解説します。基本の粒あんの作り方やコツ、こしあんの作り方など、あんこを手作りする方法を詳しくまとめました。また、あんこを使ったおすすめの簡単人気スイーツレシピも同時に紹介しています。
あんこの手作りレシピと活用スイーツの作り方を紹介!
低糖質手作りあんこ!これでぜんざい作るのが最近のブーム。 pic.twitter.com/SPiibh7RhU
— noh (@__nohcha) May 3, 2020
あんこは生クリームなどに比べてもカロリーが低く、甘いもの好きな女性からも人気の高い食材です。スーパーなどでも簡単に手に入りますが、実は小豆と砂糖さえあれば家でも簡単に作ることができます。
本記事ではあんこの基本的な作り方やコツをまとめました。粒あんから作るこしあんのレシピや、あんこを使った人気のお菓子レシピも紹介しています。
あんこの手作りレシピ
材料
【材料】
- 小豆 200g
- 和三盆糖 200g
あんこ作りに必要な材料は、小豆と砂糖だけです。あとは水を用意するくらいで、特別に必要なものはありません。こちらのレシピでは和三盆糖を使用していますが、上白糖やグラニュー糖を使ってもかまいません。小豆はできるだけ無農薬のものを使ったほうが安心です。
作り方
【手作りつぶあん】
— catmint (@catmint160) April 7, 2020
*
手作りつぶあん作ってみました。時間はかかりますがとても美味しいつぶあんが出来ました😊
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残ったあんこは小分けにして冷凍しました。
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パンにつけたり、おしるこにして食べました😋
*#おうちカフェ #手作りお菓子 #今日のおやつ #シンプルライフ #つぶあん #手作りつぶあん pic.twitter.com/mZSpjtzsSL
【作り方】
- 小豆をよく洗います。
- 小豆を大きめの鍋に入れて、たっぷりのお湯を沸騰させます。
- 沸騰したら火を止め、蓋をして20分ほど放置して渋切りします。
- 小豆をザルにあけます。
- 再び小豆を鍋に入れて、小豆がひたひたに浸るくらいの量の水を加えます。
- 沸騰したら弱火で60~90分ほど煮ます。
- 小豆が8~9割方煮えたら火を止め、蓋をして20分ほど蒸らします。
- 蒸らし終えたら小豆をザルにあけます。
- 鍋に砂糖を入れて、水70mlを加えます。
- 弱火で砂糖を溶かすように混ぜます。
- 10に小豆を加え、強火で小豆を焦がさないよう混ぜながら煮つめます。
- 好みの固さになったら鍋から取りだし、冷めたら完成です。
作り方は特に難しいことはなく、基本的には煮た小豆と砂糖を混ぜれば完成します。小豆は水に入れると膨らむため、できるだけ大きめの鍋で作るようにしましょう。砂糖と混ぜる時はあんこがはねやすくなるので、ヤケドにも注意が必要です。
あんこは冷めると固くなるため、好みの固さよりも少し柔らかいくらいのところで火を止めましょう。冷めるまで鍋に放置してしまうと砂糖が変質して味が落ちてしまうので、できたらすぐに別容器にうつしましょう。完成したあんこは冷蔵庫や冷凍庫で保存が可能です。
作り方のコツ
パーソナル筋肉トレーニングの2時間前に、羊羹を食べてくるように指示が出ました。羊羹やういろうが苦手なので、小豆を煮るところからつぶあんを手作り〜 pic.twitter.com/3KanU5uvYr
— こころ (@kokkoroh) March 5, 2019
美味しいあんこを作るためには、まずは「渋切り」と呼ばれるあく抜きをすることが大事になってきます。この渋切りをしっかりしておくことで、クセのないすっきりとした味わいのあんこが作れます。
また、火加減も重要で、小豆が踊らない程度の弱火で煮るようにしましょう。火加減が強いと小豆が水の中で踊ってしまい、小豆が潰れる原因となってしまいます。
煮込む時間が長いので火にかけたまま放置したくなりますが、様子を見ないで放っておくとだんだん鍋から水分が蒸発してしまいます。そのまま放置してしまうと水から出てしまった小豆が固くなってしまうため、必ずこまめに水を追加するようにしましょう。
大量の小豆を一度に煮るとどうしてもムラが出て、固い小豆がいくつか混ざってしまうことがあります。鍋いっぱいの小豆に均等に熱を通すためにも、煮た後にしばらく蒸す工程も重要なポイントとなります。
こしあんの作り方
【材料】
- 小豆 250g
- 中ざら糖 250g前後
- 塩 ひとつまみ
【作り方】
- 小豆を良く洗って水気を切り、たっぷりの水でひと煮立ちさせます。
- 火を止めて10分放置したら煮汁を捨てます。
- 鍋に小豆を入れてひたひたに浸るくらいの水を入れます。
- はじめは強火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間以上煮込みます。
- 小豆が水面に出ないように水をさしながら、こまめにアクをとります。
- 小豆が柔らかくなったら火を止め、蓋をして30分蒸らします。
- 小豆をザルにあけたら全体が潰れるように軽く潰します。
- 小豆が浸る程度の水を入れて、手ですり潰しながら小豆の中身を取りだします。
- 煮汁を切って皮を捨てます。
- 煮汁を目の細かいふるいなどでこします。
- こした煮汁を大きめのボウルに移して15分放置し、上澄みを取り除きます。
- 水を足してよく混ぜたら再び15分放置して上澄みを捨てます。
- 12をもう一度繰り返し、計3回上澄みを捨てます。
- 布でこしてしっかりと絞って生あんを作ります。
- 鍋に水と砂糖100mlを入れて加熱します。
- ひと煮立ちしたら火を止めて、砂糖を溶かしながら混ぜます。
- よくほぐした生あんを加え、なめらかになるまで混ぜます。
- 中火から強火で加熱し、焦げないようにゆっくり混ぜながら練っていきます。
- 底が見えるくらいもったりしたら火を止めます。
- 塩をひとつまみ加え、よく混ぜてなじませます。
- 別容器に移して冷ましたら完成です。
手作りこしあんの基本レシピです。何回もこす必要があるため、粒あんに比べると工程が多く面倒な作業が増えます。しかし、やはり作りたてのこしあんは格別で、市販のものとはひと味違った美味しさがあります。休日などの時間のある時にじっくりと取り組むと良いでしょう。
砂糖は中ざら糖でなくても、上白糖やグラニュー糖でも大丈夫です。砂糖は一応レシピに分量が載っていますが、その時の生あんの量によっても適量が変わってきます。砂糖はだいたい生あんの半量を目安に使うようにしましょう。
あんこを使った人気スイーツレシピ
絶品おはぎ
【材料】
- うるち米ともち米 あわせて1升
- あんこ 500g
【作り方】
- 米を炊いたらべちゃっとならない程度に潰します。
- 1を適当な大きさに丸めます。
- あんこを平らに潰し、その上に2をのせます。
- あんこをまんべんなく伸ばして米を包んでいきます。
- できたおはぎをグラシンカップに入れたら完成です。
あんこを使った代表的な人気スイーツと言えばやはりおはぎです。あんこをたっぷりと使えるので、あんこ好きにはたまらないレシピとなっています。うるち米がない場合はもち米と白米で作ることもできます。他にもきな粉やごまなど、色々お好みのものをまぶして楽しみましょう。
水まんじゅう
【材料】
- A 片栗粉 大さじ5
- A 砂糖 大さじ3
- A 水 350cc
- あんこ 適量
【作り方】
- 小鍋にAを入れて泡だて器で混ぜます。
- 鍋を弱火にかけ、ゴムベラなどで混ぜ続けます。
- だんだん固まって透明になってきたら火を止めます。
- 丸い型に3を入れてあんこを真ん中にのせ、さらに上から3をのせます。
- 冷蔵庫で30分ほど冷やしたら完成です。
ヒンヤリもちもち食感が美味しい水まんじゅうのレシピです。作るのが難しい水まんじゅうが簡単に作れるとあって、多くの人から人気を集めています。ただ、冷蔵庫に長時間入れていると白っぽくなり味が落ちてしまうので、できるだけ出来立てを食べるようにしましょう。
抹茶のもちどら焼き
【材料】
- 切り餅 2個(100g)
- 水 100cc
- 抹茶 大さじ1
- ホットケーキミックス 50g
- A 卵 1個
- A 牛乳 100cc
- A はちみつ 大さじ1
- 粒あん 200g
- サラダ油 小さじ1
【作り方】
- 切り餅は小さく切り、耐熱容器に入れます。
- 水を加えてふんわりとラップをし、600wのレンジで2分加熱して混ぜます。
- ボウルにAを入れて混ぜ、2を加えて混ぜます。
- ホットケーキミックスと抹茶を振るいながら加えて混ぜます。
- フライパンに油を弱火で熱し、直径10cmの円になるように生地を流し入れます。
- 焼き色がつくまで焼いたら裏返し、生地に火が通るまで焼いて粗熱をとります。
- 粒あんを等分にのせて半分に折りたたみます。
ホットケーキミックスを使って簡単に作る抹茶どら焼きのレシピです。生地に切り餅を混ぜ込んでいるため、もちもちの食感に仕上がります。抹茶と粒あんの組み合わせが人気で、お茶請けにもぴったりです。抹茶を抜けばプレーンのどら焼きができるので、抹茶が苦手な人でも安心です。
あんこもちパイ
【材料】
- パイシート 1枚(18cm×18cm)
- あんこ 適量
- 切り餅 1/2個
- 卵黄 1個分
【作り方】
- 切り餅を4等分に切ります。
- パイシートを半解凍の状態で1/4の正方形に切ります。
- 1をさらに三角形になるように半分に切ります。
- 片方のシートにあんこと切り餅を入れて、もう1枚のシートをかぶせます。
- パイシートの端をフォークで閉じて、表面にナイフで切りこみを入れます。
- 5の表面に卵黄を塗ります。
- 210℃に予熱したオーブンを180℃に下げ、10~15分加熱したら完成です。
和菓子と洋菓子が合体したあんこもちパイのレシピです。市販のパイシートを使っているため、オーブンで焼くだけで簡単にサクサクのパイが作れます。サクサクともちもちの両方の食感が人気で、一度食べたらやみつきになる美味しさです。あんこを入れすぎるとパイ生地が破れてしまうので、入れる量には気を付けましょう。
餃子の皮で生八ツ橋風
【材料】
- 餃子の皮(大判) 10枚
- あんこ 80g
- 生クリーム 50g
- 砂糖(クリーム用) 小さじ1
- A きなこ 大さじ2
- A 砂糖 大さじ1
- A シナモン 小さじ1/2
- A 塩 ひとつまみ
【作り方】
- フライパンにお湯を沸かし、餃子の皮を30~40秒茹でます。
- 1を取りだしたら氷水で冷まします。
- 冷めたらペーパータオルの上に広げてのせ、水気を吸わせます。
- ボウルにAを入れて混ぜます。
- 別のボウルに生クリームと砂糖をいれて、ツノがたつまで泡立てます。
- 餃子の皮の真ん中にあんことクリームをのせます
- 餃子の皮を半分に折って平らにし、さらに半分に折って包んだら4をつけて完成です。
餃子の皮を利用して作る簡単八つ橋のレシピです。八つ橋は和スイーツとして人気の商品ですが、京都近辺に住んでいないとなかなか目にする機会がありません。しかし、餃子の皮とあんこさえあれば、家で手軽に八つ橋もどきが作れてしまいます。他にもチョコやクリームなどを入れて、色々な八つ橋風スイーツを楽しんでみましょう。
あんこマフィン
マフィンの中にあんこを混ぜ込んだ、あんパンのような味わいのあんこマフィンです。ホットケーキミックスを使っているため作り方も簡単で、ワンボウルでできてしまいます。甘さをおさえた生地とあんこの味がよくマッチしていて、お茶やミルクとの相性もばっちりです。
あんこクッキー
材料3つだけで作れてしまう、簡単あんこクッキーのレシピです。こしあんを使うことで生地がまとまりやすく、クッキーが作りやすくなります。優しい甘さが人気で、ほっとひと息つけるようなスイーツに仕上がります。
あんド-ナツ
あんこの消費にも役立つあんドーナツのレシピです。揚げたあとは冷凍しておけるので、朝ごはんに子供のおやつにと大活躍します。あんこを生地の中に包み込むのが難しい場合は、生地そのものに練りこんでしまってもかまいません。砂糖を入れなくても、あんこの甘みだけで十分美味しいスイーツに仕上がります。
簡単おしるこ(ぜんざい)
おしることぜんざいは地域によって呼び方の定義が違いますが、作り方は基本的には一緒です。あんこと水を1:1で混ぜて、あとは焼いたお餅を入れるだけです。
こしあんで作ってさらさらの汁にしても良いですし、粒あんを使ってあんこぎっしりの汁にしても良いでしょう。あんこの種類や水分量を調節して、自分の好きなおしるこやぜんざいを作ってみましょう。
あんこバタートースト
昨日作ったあんこであんバタートーストしてみた。あんこをもっと弛めに仕上げとけば良かったな。でも甘さ控えめで塩味きいてて美味しい。 pic.twitter.com/Kc6ixG3pWh
— 二日@星鋼京 (@queen_elicca) April 26, 2020
食パンにあんこをのせて焼くだけの、簡単あんこバタートーストです。ぱぱっと作ることができるので、スイーツとしてだけでなく朝食にもおすすめです。あんことバターの組み合わせが人気のレシピで、粒あんでもこしあんでも美味しくいただけます。このレシピではバターをあとからのせていますが、先にパンに塗っておいても大丈夫です。
手作りあんこで色々なスイーツを作ってみよう!
ぜんざい
— きどら (@kidora0310) April 27, 2020
あずきを圧力鍋で煮て
餡を作り、お餅を焼いて
ぜんざい作りました。#ぜんざい#手作り#お餅#餡 pic.twitter.com/umhL96dAtY
あんこの作り方や、あんこを使った人気スイーツのレシピをまとめました。あんこは作るまでに少し時間はかかりますが、出来立てのあんこは市販のものでは味わえない美味しさがあります。
また、あんこは色々なレシピにアレンジしやすいので、一度作っておくとスイーツのレパートリーがぐっと増えます。絶品の手作りあんこで、ぜひ色々なスイーツ作りに緒戦してみてください。