2020年04月24日公開
2024年10月18日更新
南蛮味噌の作り方を紹介!ピリ辛で美味しい人気アレンジレシピも!
南蛮味噌の作り方と人気のアレンジレシピをまとめました。南蛮味噌の基本レシピや美味しく作るポイントを解説しています。おすすめの食べ方やアレンジのアイディアも満載です。基本をマスターして多彩な料理を楽しみましょう。
南蛮味噌を活用した人気レシピを紹介
この季節作る南蛮味噌☝️
— まゆ姐 (@MAYU_neee) July 24, 2018
青唐辛子と万願寺唐辛子🔥
元気出る🙌
肴にも茶漬けにも1番旨いのは焼きおにぎりですッ😆😆#今年もコレ#お盆帰って来たら神楽南蛮 pic.twitter.com/w20tQv5ot0
ピリっとした辛味が食欲をそそる、南蛮味噌が人気を集めています。南蛮味噌は、冬の保存食として、青森や長野などの寒い地域で食されてきました。仙台名物の牛タンにも、付け合わせとして欠かせません。本記事では、南蛮味噌を家庭で作る方法を紹介します。簡単にアレンジできるレシピも掲載していますので、参考にしてください。
南蛮味噌の基本レシピと食べ方
南蛮味噌の材料
南蛮売ってたから南蛮味噌作るよーヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
— 菜月りんりん (@natumoro) July 4, 2019
これあればおかずいらないぜー☆(貧乏性 pic.twitter.com/leeiK9m3YX
- 青唐辛子、ピーマン 適量
- 味噌 150g
- 中ザラメ 50g
- 酒 100cc
- みりん 100cc
- サラダ油 適量
基本的な南蛮味噌に必要な材料は、上記の通りです。青唐辛子だけだと辛味が強すぎるため、ピーマンを加えています。ピーマンの代わりにシシトウを使ってもかまいません。みりんやザラメの量は、好みで調節してください。旨みやコクの素になる素材ですので、減らしすぎには注意しましょう。
南蛮味噌の作り方
- ボウルに味噌、中ザラメ、酒、みりんを入れて混ぜておきます。
- 青唐辛子を半分に切って、中の種を取り除き、好みの大きさに切ります。
- ピーマンも種を取り、青唐辛子と同じ大きさに切ります。
- フライパンにサラダ油を入れ、刻んだ野菜を軽く炒めます。
- 油が回ったら、1を入れて煮詰めます。
- フライパンの底に木べらで線が書けるくらいまで煮詰めたら完成です。
調味料と合わせて煮詰めるだけの、南蛮味噌の簡単レシピです。青唐辛子の辛味が手に付くと痛いので、切る時は手袋を使いましょう。あまり煮詰めすぎないことが大切なポイントです。冷めると固くなりますので、少し緩いと感じるところで火を止めます。粗熱が取れてから密閉容器に入れます。
作った南蛮味噌は、冷蔵庫で保存してください。冬は1か月程度、夏は2週間程度で使い切るようにしましょう。南蛮味噌を冷凍保存する場合は、1回で使う量を小分けにしておくと便利です。冷凍した南蛮味噌は、2か月程度日持ちします。
南蛮味噌のおすすめの食べ方
∬(_c||^ヮ^|| 『牛タン定食』
— ∫∫( c||^ヮ^|| しうまい (@mizu_gorilla) October 21, 2019
∬(_c||^ヮ^|| 左奥はネギ塩タレと南蛮味噌、どちらも手作りです♪
∬(_c||^ヮ^|| 南蛮味噌は良いね...辛いけどパワーが湧いてくる味がするよ!#晩ごはん pic.twitter.com/j6Rif8Phkc
仙台の牛タンには、付け合わせとして必ず南蛮味噌が添えられています。南蛮味噌が無くては牛タン定食ではないと言われるほどに、愛される存在です。また、青森や長野の家庭では、南蛮味噌が食卓に欠かせません。南蛮味噌をご飯に乗せたり、そのまま酒のつまみにしたりと日常的に食されています。
南蛮味噌は、旨味がぎっしり詰まった万能調味料です。おにぎりや生野菜に南蛮味噌を少し付けるだけで、美味しく食べられます。ご飯のおかずなら、野菜たっぷりの炒め物に使うのがおすすめです。特に茄子やピーマンなど、夏野菜との相性が抜群です。強火でさっと炒めて、南蛮味噌の香りと辛味を楽しみましょう。
南蛮味噌のアレンジレシピ
鶏肉の南蛮味噌漬け
酸味と辛味が食欲をそそる、鶏肉の南蛮味噌漬けのレシピです。鶏肉は、小麦粉をしっかりとまぶしましょう。肉にまんべんなく油がまわり、香ばしく焼き上がります。タレとの絡みも良くなるので、弁当のおかずに最適です。鶏肉だけでなく、豚肉や厚揚げを使ったアレンジも可能です。豚肉は脂肪の少ないロース肉を使うと、さっぱりと仕上がります。
野菜はタレに漬けるとしんなりするので、多過ぎると思うくらいが丁度良い量です。メインのおかずで野菜も豊富に採れる、南蛮味噌のヘルシーレシピです。
南蛮味噌の大葉巻き
南蛮味噌の大葉巻きは、東北や新潟で昔から食されてきた郷土料理です。大葉の爽やかな香りと南蛮味噌が溶け合い、食が進む人気メニューです。南蛮味噌は、水分が少ないほうが包みやすいです。冷蔵でもトロトロしている時は、一度火にかけて水分を飛ばします。包んだ大葉は、5~6個を串に刺してまとめると、焼く時の手間が省けます。
焼き時間は30~40秒です。長く焼くと味噌が溶けてしまうので、手早く焼き上げましょう。大葉の水分が抜けてパリっとしたら完成です。冷凍保存が可能ですので、大葉が手に入ったら多めに作っておきましょう。
茄子とピーマンの南蛮味噌炒め
彩り豊かで栄養満点な、南蛮味噌の炒め物のレシピです。家に2~3種類の野菜があれば、すぐに作れます。南蛮味噌が旨味を効かせてくれるので、肉類は無くてもかまいません。入れる場合は、豚ひき肉がおすすめです。南蛮味噌と良く絡み、野菜全体に味を行き渡らせます。豆腐と合わせたチャンプルー風のアレンジも人気です。
茄子は包丁を使わず手で割くと、南蛮味噌の味が染みやすくなります。長く炒めると紫色が抜けやすくなりますので、短時間で火を通すのがポイントです。また、野菜は、油で調理することによってビタミンが吸収されやすくなります。たっぷりの油で強火で炒めましょう。新鮮な米油を使うと、ベタつかずさっぱりした仕上がりになります。
大豆ハンバーグ
肉を使わず食べ応えを感じられる、大豆と南蛮味噌のハンバーグです。淡白になりがちな味に、南蛮味噌がピリリと効いています。人参やひじきなどを加えると、よりヘルシーなおかずになります。タネがまとまりにくいときは、少量の卵をつなぎとして混ぜ込みます。
大豆は木綿豆腐に置き換えることも可能です。作り方は同じですが、豆腐は水分をしっかり抜いておきましょう。南蛮味噌で濃いめに味付けすると、ソース無しで弁当のおかずになります。
長芋とチーズの春巻き
南蛮味噌とチーズの組み合わせが癖になる、メインおかずのレシピです。パリっとした皮とホクホク長芋の食感も楽しい一品です。そのままでも食べられますが、好みで酢醤油などを付けて食べましょう。コチュジャンやナンプラーなど使うと、ひと味違った深みが出ます。
具は全てしっかりと水分を拭き取ってから、春巻きの皮で包みます。南蛮味噌は、具の端まで偏りなく塗りましょう。長芋のホクホク感を出すためには、じっくりと揚げるのがコツです。ハムやベーコンを加えると、よりボリュームのあるおかずになります。
マーボー豆腐
南蛮味噌があれば、特別な調味料を買わなくてもマーボー豆腐が作れます。辛味をおさえたコクのある味で、年齢問わず食べられます。辛味は南蛮味噌の加減で調整します。辛くしたいときは、醤油の量をひかえめにして南蛮味噌を増やしましょう。
紹介しているレシピは、5人分約300円の材料で作ることができます。ボリュームがあって財布にも優しいのがおすすめポイントです。作り方が簡単で節約にもなる、優秀レシピです。
くらげの中華風サラダ
細切りした野菜と南蛮味噌と和えるだけの、時短レシピです。くらげの食感とピリ辛の南蛮味噌が、口をすっきりさせてくれます。箸休めとしておすすめの一品です。野菜はレシピ以外に、切り干し大根や水菜がおすすめです。切り干し大根は軽く湯がき、水気をしっかり取ってから和えます。水菜もさっと湯通しした方が、味なじみが良くなります。
トッピングに白髪ねぎ、白ごまを乗せると風味が増します。あともう1品という時に、すぐ作れる南蛮味噌の簡単メニューです。
インゲンのナムル
冷凍インゲンでも簡単に作れる、南蛮味噌を使ったナムルです。ニンニクとごま油の香りが、食欲を刺激します。作り方は簡単ですが、インゲンの食感を良く仕上げるのが大切なポイントです。インゲンは少し柔らかめに茹でたほうが、冷やしてからの食感が良くなります。時間が経つと水分が出て味が薄くなります。インゲンと調味料は食べる直前に和えましょう。
南蛮味噌の使い方まとめ
秋に収穫して作った南蛮味噌。
— しものり (@shimo_nori) March 10, 2018
春になっても美味しく頂けるのはうれしい。#家庭菜園 #手作り #南蛮味噌 #保存食 #札幌 pic.twitter.com/RjIsvFRBTV
南蛮味噌の作り方と、人気のアレンジレシピを紹介しました。南蛮味噌は、素材の味を引き立て、料理を美味しくしてくれます。炒め物や揚げ物、サラダなど様々な料理に活用できます。紹介した人気レシピを参考にして、南蛮味噌の風味を堪能してください。