青唐辛子のレシピおすすめまとめ！気になる保存方法も解説！

ピリッとした辛さが特徴的な青唐辛子。日本はもちろん、韓国料理やメキシコ料理など世界的にもポピュラーな食材として知られています。本記事では青唐辛子の特徴と人気レシピ、保存方法を紹介します。定番の柚子胡椒をはじめ、自家製タバスコやワカモレなど気になるレシピが満載です。辛いもの好きの方はぜひチェックしてみてください。

青唐辛子は赤唐辛子になる前の若いうちに収穫した唐辛子です。実は生食も可能で、みじん切りにしたり斜め切りにしたものを料理に添えると味にアクセントをつけることができます。

ちなみに青唐辛子で一番辛いのは果肉の真ん中にある胎座（種の周りについている白い部分）です。生で食べる際、辛みが強い場合は胎座を取り除くことで辛さの調節が可能となります。

見た目がそっくりな青唐辛子とししとうですが、実は食べてみると辛さが全く違います。辛みの強いものが青唐辛子、辛みの少ないものがししとうと覚えておくとよいでしょう。

【材料】

• 豚肉切り落とし適量
• にんにく1片
• オリーブオイル少量
• 豆板醤適量
• 豆鼓醤適量
• 酒適量
• 青唐辛子適量

1. にんにくは薄切りにします。
2. 豚肉は食べやすい大きさに切ります。
3. フライパンでオリーブオイルを熱し、豚肉を入れて弱火で炒めます。
4. 15分ほどかけて火を通し、脂が出てきたら1、豆板醤、豆鼓醤を加えて更に炒めます。
5. 酒を加えてにんにくがキツネ色になるまで炒めましょう。
6. 穴を開けた唐辛子を加えて火が通ったらレシピの完成です。

中国湖南地方で作られる家庭料理、豚肉の唐辛子炒めの人気レシピです。揚げ焼きのようにしてじっくり炒めた豚肉は、旨みがあってカリッとした食感がやみつきになります。青唐辛子は加熱すると辛みが和らぐため、辛いものが好きな方は多めに加えてください。

【材料】

• 青唐辛子150g
• 長ねぎ1本
• 卵4個
• にんにく2片
• 生姜1片
• サラダ油適量
• 塩小さじ1
• こしょう小さじ1
• 酢小さじ1
• 砂糖小さじ1/2
• 醤油小さじ1/2
• ごま油小さじ1/2

1. ボウルに卵、塩小さじ1/2、こしょう小さじ1/2、酢小さじ1/2を入れてよく混ぜます。
2. 青唐辛子はヘタを取って縦半分に切り、種を取り除きます。
3. 2を水洗いして水気を拭き取り、斜め切りにします。
4. ねぎは縦半分に切り、2に合わせて斜め切りにします。
5. にんにく、生姜は粗みじん切りにします。
6. フライパンにサラダ油を入れて強火で熱し、1を入れて揚げ焼きのように火を通します。
7. 6がある程度固まったら弱火にし、火が通ったらザルに上げます。
8. 同じフライパンにサラダ油を入れて強火で熱し、4を入れて香りを出します。
9. 2、3を加えて炒め、残りの塩、胡椒、砂糖、酢、醤油で調味します。
10. 5を戻し入れ、ごま油を加えたらレシピの完成です。

ふんわり卵が美味しい青唐辛子の炒め物です。青唐辛子は台座と種を取ってから料理に使うため、カレーでいうと中辛くらいの辛さに仕上がります。多めの油を使って強火で炒めると卵がふわふわ、野菜がシャキシャキになりとても美味しく作れます。簡単に作れるのでもう一品おかずが欲しい時にも作ってみてください。

【材料】

• 豚肉薄切り300g
• もやし一握り
• 玉ねぎ1/2個
• にんにく（スライス）2片
• 赤唐辛子適量
• 青唐辛子適量
• 長ねぎ（小口切り）1/4本
• オイスターソース大さじ2
• A醤油大さじ2
• A砂糖大さじ2
• Aみりん大さじ1
• A刻みにんにく大さじ1
• Aごま油少々
• A塩こしょう少々

1. ボウルに豚肉、Aの材料を入れて混ぜ合わせます。
2. フライパンにサラダ油を熱し、玉ねぎ、にんにくを入れて炒めます。
3. 玉ねぎが透明になったら1を入れて強火で炒めます。
4. 肉に火が通ったら長ねぎ、オイスターソースを加えて炒めます。
5. もやしは熱湯で茹でてザルに上げます。
6. 皿に盛り付け、5、小口切りにした赤唐辛子、青唐辛子をのせたらレシピの完成です。

今晩のおかずに豚肉ともやしの炒め物はいかがでしょうか？にんにくと生姜をたっぷり加えた一皿はガツンとパンチのきいた味わいでご飯が進みます。もやしのみずみずしい食感がアクセントになって程よい青唐辛子の辛さもたまりません。

青唐辛子は魚料理にもよく合います。しいたけとカジキマグロの炒め物は、梅干しの酸味と青唐辛子の辛みで疲れが吹き飛ぶ美味しさです。干ししいたけは戻し汁も利用して旨みたっぷりに仕上げましょう。調味料の準備を事前にしておけば簡単に作れるのも嬉しいポイントです。

エスニック料理が食べたくなった時はエビの青唐辛子炒めに挑戦してみませんか？フライパンで食材を順番に炒め、黒こしょうとナンプラーで味を調えます。エビを加えたらサッと火を通してプリプリに仕上げましょう。青唐辛子の辛さとエビの旨み、ココナッツオイルのふんわりとした香りが食欲を刺激する一皿です。

青唐辛子をたっぷり加えた麻婆茄子の人気レシピです。豚肉の旨みが染み込んだなすがとろけるように柔らかく、ピリ辛の味つけにご飯もお酒も止まりません。なすは火が通りやすいように斜め切りにし、青唐辛子は種ごと使って辛みを活かしています。

【材料】

• 青唐辛子100g
• A醤油200cc
• Aみりん100cc
• A酒100cc
• A砂糖70g
• ごま油適量

1. 青唐辛子は水洗いしてヘタを切り取り、輪切りにします。
2. 鍋にごま油を入れて熱し、1を炒めます。
3. しんなりしてきたらAの材料を加え、砂糖が溶けたら火を止めます。
4. 粗熱を取ったらレシピの完成です。煮沸した瓶に2を詰め、冷蔵庫で保存しましょう。

激辛万能調味料、青唐辛子の醤油漬けの人気レシピです。炒めて調味料を合わせるだけで簡単に作れるため、唐辛子が余っている時にもおすすめです。和え物に使ったりチャーハンの仕上げに加えたりといろいろな使い方を楽しんでみてください。

【材料】

• 青ゆず10個
• 青唐辛子70g（20本程度）
• 粗塩16g（ゆずの皮と唐辛子の重量の20%）

1. 青ゆずは皮をおろし金ですります。
2. 青唐辛子はヘタと種を取り除き、みじん切りにします。
3. すり鉢に2を入れてすり混ぜ、1と粗塩を加えて全体がなじむまで更にすり混ぜたら完成です。
4. 清潔な瓶に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

青ゆずと青唐辛子が手に入ったら人気の柚子胡椒を手作りしてみませんか？丁寧にすり鉢ですり混ぜた柚子胡椒は、市販のものと香りが全く異なります。冷蔵庫で3か月保存ができるため、おでんに添えたり刺身につけたりとゆっくり楽しめるのも嬉しいポイントです。

【材料】

• 青唐辛子100g
• 黒酢50cc
• 塩3g

1. 青唐辛子は水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2. ミキサーに1を入れて軽く攪拌します。黒酢を加えて更に攪拌します。
3. なめらかになってきたら塩を加えます。再度攪拌して綺麗な瓶に入れたら完成です。

青唐辛子、黒酢、塩で作る自家製タバスコの人気レシピです。材料を順に加えてミキサーで攪拌すると綺麗な緑色をしたタバスコが簡単に作れます。サルサソースやワカモレなどに加えれば、どんな料理もあっという間に本格的な味に仕上がるでしょう。

【材料】

• アボカド2個
• ライム1/2個
• 玉ねぎ1/4個
• トマト1/2っ子
• コリアンダー（パクチー）1束
• 青唐辛子1本
• にんにく1片
• 塩小さじ1/3
• こしょう少々
• クミンパウダー少々
• トルティーヤチップス適量

1. 玉ねぎ、種を取り除いたトマト、コリアンダー、青唐辛子をみじん切りにします。
2. にんにくはすりおろします。
3. アボカドの果肉にライムを振りかけ、フォークでつぶします。
4. 3に1と2を加え、塩、こしょう、クミンパウダーで味付けをします。
5. 全体を混ぜて冷蔵庫で30分ほどなじませ、トルティーヤチップスと一緒に盛り付けたらレシピの完成です。

ビールやテキーラのおつまみに本格ワカモレはいかがでしょうか？ワカモレは、青唐辛子の辛さとアボカドの濃厚な口あたりが人気のメキシコ料理です。緑色が映えるディップをトルティーヤチップスにのせて食べれば、ピリッとした辛さにお酒がどんどん進みます。

【材料】

• 青唐辛子10本
• アンチョビ2～3枚
• モッツァレラチーズ1個
• マッシュルーム3個
• オリーブオイル適量
• 餃子の皮10～15枚

1. 青唐辛子、アンチョビはみじん切りにします。
2. モッツァレラチーズは1cmほどの輪切りに、マッシュルームは薄切りにします。
3. フライパンに餃子の皮を敷き詰めるようにして並べます。
4. その上にアンチョビ、マッシュルーム、青唐辛子、チーズの順にのせます。
5. オリーブオイルをさっとまわしかけ、蓋をして5分ほど弱火で焼きます。
6. 餃子の皮がこんがりと色づいたらレシピの完成です。

餃子の皮を使ったアレンジピザの紹介です。フライパンで焼き色がつくまで加熱すると皮がカリカリ、チーズがとろとろに溶けてその食感にやみつきになります。青唐辛子の刺激的な辛さも相まって喉ごしのよいビールが手放せなくなるでしょう。

【材料】

• 水400ml
• 豚肉150g
• 長ねぎ1/2本
• 豆腐1/2丁
• 熟成キムチ300g
• 玉ねぎ1/2個
• ごま油大さじ1
• こしょう少々
• 唐辛子の粉大さじ1
• 韓国ダシダ大さじ1
• おろしにんにく小さじ1
• みりん大さじ1
• 青唐辛子1個
• 薄口醤油大さじ1
• 料理酒大さじ1

1. 長ねぎ、青唐辛子は斜め切りに、玉ねぎは薄切りに、豚肉は小さめのひと口大に切ります。
2. フライパンにごま油を熱し、豚肉を炒めます。
3. みりん、酒、こしょうを加え、肉に火が通ったらキムチ、にんにくを加えて炒め合わせます。
4. 長ねぎ、玉ねぎ、残りの調味料を全て入れます。
5. 軽く炒めたら水を加え、スープが沸騰したらひと口大に切った豆腐と青唐辛子を加えます。
6. 豆腐に味が染み込むまで煮込んだらレシピの完成です。

日本でも大人気のキムチチゲのレシピです。スープをグツグツ煮込むと豚肉と野菜の旨みが豆腐に染み込み、一段と味わい深くなります。美味しく作るコツは酸っぱくなった熟成キムチを使うことです。キムチの酸味がスープのアクセントになり、得も言われぬ美味しさが楽しめるでしょう。意外と簡単に作れるのでぜひ自宅でも挑戦してみてください。

大葉で甘辛い味噌と唐辛子をくるくる巻けば、ご飯やお酒に合う一品があっという間に作れます。味噌の香ばしさに青唐辛子の辛さが加わり、刺激的な味わいにお箸が止まりません。

チゲなどの韓国料理と一緒に味わいたいチヂミの簡単レシピです。生地の材料を混ぜ合わせ、エビと青唐辛子を加えたら多めのごま油でカリッとするまで焼き上げます。一から手作りしたチヂミはサクサク、モチモチとした食感でエビの旨みが際立ちます。甘酸っぱいタレをたっぷりつけていただきましょう。

たまにはスリランカ風のカレーに挑戦してみませんか？日本で手に入る材料を使っているので簡単かつ手軽に作れるのが嬉しいところです。ココナッツの甘い香りと青唐辛子の辛み、スパイスの香りに一度食べるとやみつきになります。

豆腐をピリ辛スープで煮込んだ人気おかずです。柔らかい豆腐とコリコリとした生きくらげが対照的で、味はもちろん食感も楽しめる一皿です。旨みがたっぷり染み出た中華風のスープをご飯にかけても美味しくいただけます。

【材料】

• オリーブオイル適量
• パスタ適量
• 青唐辛子適量
• 塩こしょう適量
• 赤唐辛子適量
• ねぎ（刻み）適量
• 鶏肉適量
• ベーコン適量

1. 小さめのひと口大に切った鶏肉、塩こしょうをボウルに入れて揉み込みます。
2. にんにくは薄切りに、青唐辛子は小口切りに、ベーコンは細切りにします。
3. 熱湯でパスタを茹で始めます。
4. フライパンにオリーブオイルを熱し、にんにく、赤唐辛子を炒めます。
5. にんにくが色づいたらベーコン、鶏肉を加えその都度よく炒めます。
6. 青唐辛子、ねぎを加え、茹で上がったパスタを入れて炒め合わせたらレシピの完成です。

一人分から作れる簡単ペペロンチーノの人気レシピです。唐辛子をダブル使いしたペペロンチーノは刺激的な辛さとにんにくの風味が絶品です。材料は全て適量ですが、いろいろな食材を組み合わせることで複雑な味わいに仕上がります。何度か作っていると自分好みの分量がわかるようになるでしょう。

【材料】

• 鶏もも肉（1～1.5cm角）250g
• にんにく（粗みじん切り）3片
• 赤唐辛子（種ごとみじん切り）5本
• 玉ねぎ（粗みじん切り）1玉
• 青唐辛子（種を取って1～1.5cm角に切る）5本
• ピーマン（1～1.5cm角）5個
• 赤パプリカ（1～1.5cm角）1/2個
• バジルの葉（ちぎって軽く揉む）1袋
• ごま油適量
• Aナンプラー大さじ1と1/2
• Aオイスターソース大さじ1と1/2
• A醤油小さじ1
• A砂糖小さじ2
• ライス適量
• 目玉焼き

1. フライパンにごま油を熱し、鶏肉を入れて白っぽくなるまで炒めます。
2. にんにく、赤唐辛子を加えて炒め、玉ねぎ、青唐辛子を順に加えて炒め合わせます。
3. ピーマン、赤パプリカを加えて更に炒め、Aの材料を入れて汁気がなくなるまで炒めます。
4. バジルの葉を加えてさっと混ぜ合わせたら火を止めます。
5. 皿に盛り付けたご飯の上に4、目玉焼きをのせたらレシピの完成です。

タイの人気料理、ガパオライスの紹介です。ナンプラーと生バジルを加えた本格派のガパオライスは、タイ料理好きの方も納得の辛さと美味しさが楽しめます。かなり辛みが強いため、辛くない方がよければ唐辛子の量を調節するとよいでしょう。

夏に食べたいそうめんのアレンジレシピです。ピリ辛のつけだれが食欲を刺激してそうめんがするすると食べられます。疲労回復に効果的な豚肉を合わせているので、夏バテ予防やスタミナをつけたい時にもおすすめです。

いつもとひと味違う麺料理が食べたい時はピリ辛うどんを作ってみませんか？豚肉の旨みと青唐辛子の辛みが楽しめる焼きうどんはランチにもぴったりです。ごま油の風味やにんにくの香りもよく、モチモチのうどんが食べ応えのある一皿に仕上がります。

手作りのサルサソースで味わう冷製パスタのレシピです。トマト、酢、レモンの酸味がきいていて暑い季節でもさっぱりと食べられるのが嬉しいところです。ぜひカッペリーニを使って食感よく仕上げてみてください。

青唐辛子は正しい方法で保存するだけで風味や辛みを長続きさせることができます。ここでは冷蔵、冷凍、乾燥の3つの保存方法を解説しているので、用途や保存期間によって使い分けてみてください。

青唐辛子を冷蔵保存する場合は一回の使用量をラップで包むかビニール袋に入れ、それをジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫で保管します。空気に触れると風味や辛みが飛んでしまうため、できるだけ密閉して保存するのがポイントです。冷蔵保存した青唐辛子は1週間を目安に使い切りましょう。

冷凍保存の場合は青唐辛子を水洗いして水分を拭き取り、1本ずつラップで包んでからジッパー付き保存袋に入れます。水気が残っていると腐敗や品質低下の原因になるため、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取るようにしましょう。

冷凍した唐辛子の保存期間は3か月が目安です。なお変色したものは使用せずに廃棄してください。料理に使う際は解凍せずにそのまま使うことができます。

青唐辛子は乾燥させると赤く色づいて赤唐辛子になります。青色をそのまま保つことは難しいので、色味を活かしたい冷蔵保存か冷凍保存がおすすめです。乾燥させる場合は雨の当たらない場所で天日干しにし、水分が抜けたものから乾燥剤を入れた瓶で保存します。乾燥保存させた唐辛子の保存期間は1年ほどです。

本記事では青唐辛子の特徴、レシピ、保存方法を紹介しました。夏が旬の青唐辛子は、1年でわずかな期間しか楽しめない魅力的な食材です。新鮮な青唐辛子が手に入ったら、香辛料に使ったり調味料にアレンジしたりといろいろな方法で楽しむとよいでしょう。紹介したレシピを参考にぜひ刺激的な青唐辛子料理も作ってみてください。