ハンバーグの作り置きレシピ!冷凍保存方法と解凍方法のコツも紹介
ハンバーグを作り置きしておくと便利です。ハンバーグの調理は手間も時間もかかってしまいますが、作り置きしておくことで時間のかかるハンバーグも手軽に食べることができます。お弁当用に作り置きハンバーグを作っておけば、朝の忙しい時間にも時短で作ることができますし、お弁当の主役にもなります。今回は作り置きハンバーグの冷凍保存方法、解凍方法、作り置きレシピを紹介していきますので活用してみてください。
ハンバーグを作り置きするメリット
ハンバーグを作りおきするメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?作り置きするメリットにはいろんなものがあります。作り置きするメリットをまずは見ていきましょう。
好きなときに食べられる
ハンバーグは手軽につくれるものではありません。ハンバーグをつくるまでの工程も多いですし、玉ねぎをみじん切りして炒めて粗熱がとれるのを待ち、ハンバーグの中までしっかりと火を通すのにも時間がかかります。手間も時間もかかるハンバーグですが、ハンバーグを冷凍保存しておけば好きなときに食べることができます。
一からつくるには手間がかかるものの、冷凍しているものならサッと調理をするだけになりますので時短にもなります。一人暮らしのご飯としてもいいでしょう。
お弁当のおかずに便利
ハンバーグを冷凍保存しておけばお弁当などに使いたいときにも便利で重宝します。お弁当にハンバーグを入れることで主役のおかずにもなりますし、もう少しおかずがほしいと思ったときにも冷凍ハンバーグが便利でしょう。小さめのハンバーグを小分けにしてから保存しておけば手軽に使うことができます。
冷凍で長期保存が可能
ハンバーグは他の傷みやすいです。ひき肉を使用していますし、その他の具材の玉ねぎなどを混ぜて作りますので傷みやすいです。特に冷蔵庫で保存する場合には長期保存はできません。冷蔵庫で保存する場合には1日以内に食べたほうがいいです。
ハンバーグを冷凍保存することによって、傷みやすく冷蔵保存では長期保存できないハンバーグも長期間保存できるようになります。ハンバーグを作りすぎてしまったりお弁当に使いたいという場合には冷凍保存をしておくことで無駄なく長期的に使えるようになります。傷みやすいハンバーグは冷凍保存がおすすめです。
ハンバーグの作り置きおすすめレシピ
ハンバーグの作り置きをしておけばお弁当にもご飯のおかずにも活躍します。ハンバーグの作り置きレシピを紹介していきます。作り置きを活用すれば朝の忙しい時間にも時短になります。
煮込みハンバーグ
- 牛豚合いびき肉350g
- 塩小さじ1/2弱
- パン粉大さじ3
- 牛乳大さじ2
- 卵1個
- 玉ねぎ中1/3個(70g)
- ケチャップ大さじ4
- 中濃スース大さじ3
- しいたけ大3枚
- まいたけ1/2パック
- 水100cc
- パン粉に牛乳を入れてふやかしましょう。ボウルに牛豚合いびき肉と塩を入れてこね、卵とパン粉をいれてこねます。
- 玉ねぎをみじん切りにしてからボウルのお肉などと混ぜます。
- 形を楕円形にしてフライパンの上に並べていきます。テフロン加工のフライパンなら油は不要です。
- 強火よりの中火で2分ほど焼いて片面がこんがりになったら裏返しましょう。裏返したらフタをして3分~4分中火で焼きます。煮込むので完全に火を通してなくても大丈夫です。
- ハンバーグを焼いている間に、ケチャプ・中濃ソース・水を混ぜておきます。しいたけは石づきを取って薄切りにして、まいたけは手でほぐします。
- 混ぜたソースときのこを入れてフタをして10分ほど中火で煮込み、きのこが柔らかくなったら作り置きハンバーグの完成です。
簡単お弁当用ハンバーグ
- 合いびき肉300g
- すりおろし玉ねぎ1個分
- パン粉大さじ3
- 塩コショウ少し
- Aケチャップ大さじ3
- Aみりん・ソース大さじ2
- A砂糖・醤油・油大さじ1
- 油大さじ1
- Aの材料を混ぜ合わせておきます。
- A以外の材料をこねあわせておきます。
- ハンバーグの形をととのえて油をしいたフライパンに並べて中火で焼きます。
- 焦げ目がついたら裏返してフタをして蒸し焼きにします。
- 火が通ったらソースを入れて絡めます。ソースが絡んだらフタをして1~2分蒸し焼きにしましょう。
- 味がしみたら完成ですので、粗熱をとってから小分けにして冷凍保存しましょう。
作り置きハンバーグの冷凍保存方法
作り置きハンバーグの冷凍保存方法を紹介していきます。作り置きハンバーグを作っておけば便利です。
焼く前に冷凍する方法
ハンバーグをタネのまま作り置きする場合には、ハンバーグを1つずつラップで包んでから金属トレイに並べて冷凍庫で保存します。ハンバーグのタネの状態で作り置きしておくことで、ハンバーグ以外にもロールキャベツや肉団子などにアレンジできる作り置きにもなります。
金属トレイに重ならないようにして冷凍庫で保存することで急速冷凍をすることができます。手早く冷凍保存して作り置きすることで、ドリップがでるのを防ぎ旨味を逃がしにくくなります。ハンバーグの冷凍が完了したら、フリーザーバッグなどに空気をできるだけ抜いてから保存しましょう。保存期間は2週間が目安になります。
焼いた後に冷凍する方法
ハンバーグを焼いてから作り置きしておくとアレンジはできません。ハンバーグ以外にも使える作り置きにしたい場合には、タネのまま作り置きした方がいいでしょう。そうでない場合には、ハンバーグとして作り置きしておいた方が保存期間の目安が1ヶ月となりますのでおすすめです。
焼いたハンバーグの作り置きの方法は、まずハンバーグを焼いてから粗熱をとっておきます。金属トレイに重ならないようにして冷凍庫で保存し急速冷凍をしましょう。ハンバーグの冷凍が完了したら、フリーザーバッグなどに空気をできるだけ抜いてから保存しましょう。
焼いたハンバーグを作り置きする場合にも、金属トレイを使うことでドリップが流出して旨味を逃がしにくくなります。また、ハンバーグを焼いてから作り置きすることで、焼くときにジューシーさを保ちやすいです。
最初に紹介したようにハンバーグが傷みやすくなっていますので、はじめから作り置きを目的としている場合には調理の際のこまめな手洗いや、ハンバーグに直接触れないように調理用手袋を使ったりして雑菌が入らないように気をつけましょう。
作り置きハンバーグの解凍方法
作り置きハンバーグの解凍方法を紹介していきます。作り置きハンバーグを作っておけば便利です。解凍せずに作り置きハンバーグを焼くこともできます。
ハンバーグを解凍する方法
焼いたハンバーグを解凍する際には、食べる1日前に冷蔵庫にうつして自然解凍をおこないましょう。電子レンジの解凍の機能を使うこともできます。その後は電子レンジで加熱したりフライパンで焼いたりしましょう。時間がないという場合には解凍せずに冷凍で加熱調理をすることもできます。
ですが、冷凍のまま調理をするとドリップがでてきてパサパサの仕上がりになる場合があります。水や白ワインを使って蒸し焼きにすると、ふっくらとした仕上がりにすることができます。
冷凍のままハンバーグを焼く方法
作り置きしたハンバーグを冷凍のまま焼く場合はパサッとした仕上がりになる場合があります。なるべく美味しく焼くには、まずフライパンに油をしいてから冷凍ハンバーグを入れてから火をつけます。霜などがついていると油がハネてしまいますので、落としておきましょう。
先に表面を焼くことで肉汁を閉じ込めますので、強火で両面に焼き色を入れます。その後蒸し焼きにしますので、水か白ワインを入れてフタをしましょう。水分量は、冷凍ハンバーグ1個あたり50~60mlになります。フライパンの水分がなくなってきたら、フタを取って火が中まで通っているかを確認しましょう。竹串などを刺して肉汁がでてきたら大丈夫です。
冷凍のまま作り置きしておいたハンバーグは焼くときに解凍をしていないので、火が通るまで時間がかかってしまいます。しっかりと火が通っているのか確認して生焼けになっていないか確認しましょう。最後は焼き色を強火でつけたら完成です。
お弁当なら自然解凍でも大丈夫?
お弁当用に作り置きしておいたハンバーグは、夏場であれば自然解凍でお弁当に入れることもできます。夏場なら保冷剤の代わりにもなりますので、他のお弁当の食材の傷みを防ぐことにもつながります。冬場の作り置きハンバーグは、自然解凍では中心が解凍できていない場合がありますので、電子レンジやトースターで熱を入れてからお弁当に入れたほうがいいでしょう。
ハンバーグは作り置きでいつでも楽しめる!
今回は作り置きハンバーグについて紹介していきました。ハンバーグを作り置きしておけば時短にもなりますし、手間のかかるハンバーグも手軽に食べることができます。作り置きレシピを活用してみてください。