運動会のお弁当はそうめんが簡単!容器やつゆ・前日の準備を解説!
運動会のお弁当となると、たくさんのおかずを作って持っていかなければならない気持ちになり前日というよりも2日から3日前から食材を買い集めたりあれこれレシピを考えたりと大忙しになっているお母さんは多いと思います。ところが、お弁当にそうめんにしてしまえば簡単ですし手間もそんなにかかりません。今回は、そうめんをお弁当にして運動会に持っていくときの準備や、ちょっとの工夫でそうめんもおしゃれにしたり豪華にしたりする方法を紹介していきますので参考にしてみてください。
目次
運動会のお弁当はそうめんで決まり!
運動会のお弁当となると、どうしても親戚だったりおじいちゃん、おばあちゃんも見に行くことになったりして大人数になりがちなので何日も前から準備をしたり大量に作らなければならない場合があります。しかし、そのお弁当自体をそうめん主体にしてしまえば、あれこれ悩まずに済みますし、冷たいそうめんは運動会のお弁当としては非常によく合います。
それに、運動会でのそうめんのお弁当は簡単で手間のかからないちょっとした工夫で、とてもおしゃれにも豪華にもなってただのそうめんからいくらでもパワーアップさせることが可能なのです。そして何より人数が増えても、その分のそうめんを茹でればいいだけですので、とても楽ちんです。これは、もう運動会のお弁当はまさにそうめんで決まりと言ってもいいです。
運動会のそうめん弁当の前日の準備とは?
ただ、そうめんをお弁当にして持っていくにはいくつかの準備が必要になりますが、何日も前から準備することはなく、前日でいいのです。まず、真っ先に思うのはつゆをどうやって持っていけばいいのかということや容器をどんなものにしたらいいのかということに尽きると思いますので、その方法を順番に紹介していきます。
そうめん弁当の容器を用意しよう
まず、一番に考えなくてはならないのは運動会のお弁当用としてそうめんをどんな容器に入れたらいいのかということです。運遣いなどのお弁当で食べるそうめんなので、そうめんを入れた容器に直接つゆをかけるぶっかけそうめんタイプがやはり定番です。もちろんぶっかけにせずに食べたい人もいますが、基本的には深めのタッパーにそうめんをいれることをお勧めします。深めにしておけばどんな食べ方にも対応できます。
つゆをペットボトルに入れて凍らせる
運動会のお弁当用としてのつゆの持ち運び方法ですが、ストレートタイプでそのまま使えるつゆの場合はつゆをペットボトルに入れて前日から冷凍庫で凍らせておくと良いです。がちがちに凍らせておけば、食べる頃にちょうど良く溶けてキンキンに冷えたつゆでそうめんを食べることができます。また、保冷剤の役割も果たしてくれますので、冷やしておきたいそうめんの容器の下にペットボトルを横にしておくのも一つの手です。
つゆを製氷皿に入れて凍らせる
あと、大きめの魔法瓶があればつゆを前日から製氷皿に入れて凍らせておいて、当日魔法瓶にキューブ状になった氷つゆを入れて、さらにそこにつゆを流し込んでおけば食べる頃にも冷たい状態なので便利になります。また、濃縮されている梅雨の場合はただの水氷を魔法瓶に入れてそこに濃縮タイプのつゆを流しておくという手もありますが、調整が少々難しいのが難点です。
運動会のお弁当のそうめんの茹で方とは?
運動会のお弁当に持っていくためのそうめんは、少し気を付けなければならないことがあります。経験があると思いますがそうめんは時間がたつと、そうめん同士がくっついて塊になってしまうことがあります。お弁当となるとどうしても時間がたつわけですからそうなってしまうのは必至だと思われますが少しの工夫でそれを、軽減することができますので紹介していきます。
そうめんを短めの時間で固く茹でる
そうめんを茹でるときの茹で時間運動会のお弁当用ならば通常よりも30秒~40秒ほど短めにするということが大事になってきます。柔らかく茹でてしまうとどうしても、くっつきやすくなってしまうからです。いくら短くと言っても芯が残ってしまってはだめですが、持ち運び時間や食べるまでの時間を考えたら固めにしておいた方がとても美味しく食べることができます。
そうめんのぬめりをきちんと洗い流す
そうめんは茹でると、でんぷん質があるので余計にくっつきやすくなるのです。なので、茹で上がったらしっかりとでんぷん質を落とす作業が必要になります。ただ水でさっと洗うだけではなく、しっかりもみ洗いをするくらいきちんとでんぷん質であるぬめりを落としておくと、時間がたってもくっつきにくくなります。
茹でたそうめんはしっかりと水気を取る
そうめんに、水気が残っていてもくっつきやすい原因になるので、しっかりともみ洗いしたあとのそうめんの水気をザルにあげてしっかりととることも大事です。ここでも少々気を付けなければならないことがあり、ザルにあげる際にそうめんが一塊になっていると、水を切っても中の水分まで切れてないことがよくありますので、ザルの中でそうめんを広げて水切りをした方がしっかり水気を取ることができます。
重曹を入れて茹でるともちもちに!
そうめんを茹でるときに、なんと重曹を入れると麺がもちもちになりコシが出てちょっとした中華麺風のようになります。しかも、しっかりコシがでるので当然くっつきにくくなるという優れものです。のびにくくもなるので、まさにお弁当に持っていくときのそうめんには重曹が欠かせないアイテムの一つになります。入れる分量とすれば、水5カップに対して重曹が大さじ1.5を基準とします。
運動会のお弁当のそうめんに合うトッピング
そうめんと言えば、トッピングもまた重要です。普通は、オーソドックスに薬味としてネギが思い浮かぶと思いますが、実はこのそうめんのトッピングはネギだけではなく他にも運動会のお弁当用でたくさんベストマッチするトッピングがあるので、紹介していきます。また、これらのトッピングも前日にさっと準備できるものばかりですので、当日に忙しい思いを軽減できるのも嬉しいポイントの一つです。
そうめん弁当にぴったりな薬味
まず、運動会でのそうめんのお弁当のトッピングの中でも代表的な薬味としてはネギが挙げられますがその他にもそうめんの薬味として非常に合うのは大葉やミョウガ、ショウガなどがあります。大葉やミョウガは千切りで、ショウガはすりおろしたものを入れるのが一般的です。あとは、梅干や白ごまなども合わせてトッピングすると非常に美味しいです。
トッピングでそうめん弁当をアレンジ
定番の薬味だけだと、少し寂しいのと主役は運動会を頑張る子供なので、子供が喜ぶトッピングもとてもたくさんあります。例えば、ハムや薄焼き卵を作ってそれをハート形や星型などの型抜きでくり抜いたものをそうめんにちりばめたりすると運動会用の豪華で子供が喜ぶそうめんに早変わりします。やはり運動会のお弁当としてなので特別感を出したいときにも、手間いらずの工夫で豪華なお弁当にできるのは嬉しいです。
また、その他のアレンジとしてはキュウリの千切りとカニカマを細く割いたものをトッピングにしてもいいです。その他にも、茹でた海老や、揚げ玉やコーンやシーチキンなどをそうめんにのせてもいつものそうめんよりもおしゃれで豪華になります。やはり運動会ということで少しは特別感があるそうめんだと子供が大喜びすること間違いなしです。
運動会において、そうめんをお弁当にすると意外とトッピングの幅が広いことによって子供から大人までそうめんを楽しく食べることができるのが何より一番、運動会に向いてると言っても過言ではありません。コーンやハム、シーチキンなどは子供向けですし、ミョウガやショウガなどは大人向けですのでみんながそうめんを美味しく食べることができるのです。
運動会のそうめん弁当を上手に詰めよう!
では実際に、運動会に持っていくそうめんのお弁当をどのように詰めて持っていったらよいのか気になります。前日から、つゆは凍らせておいたりそうめんの茹で方も気を付けて、容器も深めのものを用意したまではいいですが、いざ詰めるとなった時にどうしたら、より効率よく、食べる際に手軽に食べやすいように詰めることができるのかを紹介していきます。
保冷剤を容器に敷き詰めて下敷きにする
先ほど記載した、運動会でのお弁当用の容器としては深めの容器がいいと言ったのは、ここで活きてきます。つゆもせっかく氷にして冷たくする工夫をしたなら、そうめんもちゃんと冷たい状態で食べたいものです。そこで、まず最初に容器の底に保冷剤を敷き詰めます。容器の大きさにもよりますが、小さめの保冷剤なら何個か敷き詰めたらうまい具合に平らになると思います。
その上にサランラップを敷いてからそうめんを詰めていくと、食べるときも冷たい状態を維持することができます。また、サランラップを下に敷いてから上まで余るように長めにとるとその余った部分はそうめんにかぶせておくことで乾燥も防ぐことができるのでまさに運動会のお弁当用としては一石二鳥になります。
フォークで巻きつけながら一口サイズに!
そうめんのお弁当を実際に容器に詰めるときですが、ザルにあげた状態のそうめんを盛るのではなく、食べやすさを考慮してフォークに巻き付けて一口大ほどの大きさにしてから容器に詰めていくと見た目もオシャレになりますし、巻き付けた上にワンポイントのトッピングをするなどしても豪華になります。例えば、梅干などを少しのせると色合いもよく、傷み対策にもなるのでおすすめです。
あと、フォークで巻き付けて一口大にしておくことで、くっつきにくくなり運動会のお昼にみんなが箸を伸ばして取る際に非常に便利です。確かに、茹でる段階でくっつきにくくなるような茹で方や工夫もしていてもこの詰め方でも更に工夫することで、そのくっつきにくさは最大限に効果を発揮します。この工夫をしておけば、そうめんですら前日に茹でて詰め込みを完了しても何ら問題はないです。
100均カップで小分けに詰めてもおしゃれ
更に、一口大に巻き付けたそうめんを100均などで売っている小さなカップに小分けにすることで見た目もカラフルになり、そうめん同士がくっつくことが最初からないので非常におすすめです。大きくて深めの容器にたくさんの100均カップを並べて、そこにそうめんを詰めていくといつものそうめんとはまるで別物になり、運動会という特別な場合において、おしゃれで豪華なお弁当になること間違いなしです。
そうめんのつゆの持ち運び方法
運動会のお弁当で、そうめんを持っていく際につゆの持ち運び方法がいろいろあります。一番手間がかからないのは、ストレートタイプのつゆを前日からペットボトルに入れて、凍らせておいてそのまま冷やしておきたい他のもののそばに置いて持ち運ぶという方法です。これは凍ったペットボトルが保冷材の役割も果たしてくれるために非常に便利で手軽な持ち運び方法となります。
それ以外にも、運動会で冷たいそうめんのお弁当を食べるためにはつゆを製氷皿で前日に凍らせておいて魔法瓶に当日に入れるほうほうです。この場合は濃縮タイプのつゆの場合でも使うことができるのが特徴です。その場合は、水を製氷皿に凍らせておいて当日に濃いめの濃縮タイプのつゆを魔法瓶に入れてそこに水氷を入れておくと、運動会のお昼時にちょうど良く薄まって冷たいままで食べることができます。
運動会のお弁当にそうめんを持って応援しよう!
どこの家庭でも、子供の運動会という一大イベントではお弁当を何にするか迷ったり見に来る人のことも考えたら大量に作らなければならないことも多々あります。あと、おかずを当日にたくさん作っても、ある程度冷ましてからじゃないと傷む原因になったりしてかなり気も使います。まさに運動会の日の朝は、早くから世の母親たちにとっては台所が戦場のようになることがほとんどでした。
しかし、近年になって運動会でのお弁当にそうめんを持っていくということがブームになってからは、あれこれおかずで悩まずに済むようになり、おかずが傷むかもしれないという気もそんなに使わなくてもよくなったのです。主食をそうめんにすることでトッピングさえ少し工夫すれば一気に豪華なお弁当に早変わりもして、手間もかからず、前日の下準備もつゆを凍らせておくという作業だけでこんな楽なことはありません。
つゆの下準備以外にも、前日にそうめんを茹でておいて詰めても問題はないですし薬味くらいは刻んでおいてもいいわけですので、当日の朝に早起きしなくてもいいわけです。トッピングの種類を増やしても実際にかかる手間はほとんどありません。調理するということがほとんどないからです。シーチキンもコーンもハムもそのまま使えますし、エビは茹でたりしなければなりませんがどれをとってもほとんど時間もかからないのです
時短で手間いらずでも、決して手抜きというわけでもなくトッピングを少し工夫するだけでとてもおしゃれにもなりますし、特別感も出るので子供も大満足なこと間違いないですし、大人も特別なそうめんのお弁当を楽しむことができます。そうめんは、トッピングというものだけでおかずの役割を果たしているのでそれだけでもう十分なお弁当になるところもまたそうめんのお弁当の魅力の一つです。
もし、それだけでは足りないのでは?と思ったらちぎったレタスとマヨネーズを持っていけば、サラダ風そうめん弁当にもなりますし、から揚げくらい足しても子供はなお喜びます。そうめんにおいてアレンジの幅は無限大に広がりますので、各家庭で、子供の好きなものをトッピングに入れたりとオリジナルの清涼感溢れる冷たいそうめん弁当を持って、運動会でめいっぱい応援してください。