2020年11月22日公開
2024年11月04日更新
離乳食におすすめのゼリーレシピ!食べさせる時期や注意点も解説!
離乳食におすすめのゼリーレシピをまとめました。赤ちゃんでも安心して食べられる、離乳食に使えるゼリーの簡単人気レシピを紹介します。ゼラチンや片栗粉など、材料によって異なる食べ始めの時期や離乳食にゼリーを使う時の注意点も解説します。
目次
離乳食におすすめのゼリーレシピを紹介!
子供に手作りゼリーを作ってみたが、果汁100%だとすっぱいようで、一口だけ食べて、あとは拒絶された😅
— ダル (@Dallffy) November 17, 2020
まだ、ダッフィー1、シェリーメイ2、ジェラトーニ2体分いるのに、親が食べるしかないか😭 pic.twitter.com/5NTPr58qeq
ゼリーは冷たくてプルプルとした食感が美味しく、子供からも人気の高いお菓子です。本記事では、離乳食に使えるゼリーの簡単人気レシピを集めました。ゼリーを子供に食べさせても良い時期や注意点など、離乳食にゼリーを与える際のポイントもまとめてあるので、ぜひ参考にしてください。
離乳食向きゼリーのポイント
いつから食べられる?
【レモンのゼリー】ゼラチン5gを熱湯50ccでふやかす。鍋に水150、きび砂糖好量を煮たてて火を止め、粗熱が取れたらふやかしたゼラチンとレモン汁大匙1強を加え、レモンのスライスとミントを浮かべて冷蔵庫へ。1歳の子供もぱくぱく食べた。 pic.twitter.com/j6OORAXMoi
— 寿木けい (@140words_recipe) April 26, 2015
市販のゼリーにはゼラチンが使われていることがほとんどですが、手作りする場合はゼラチンの他に寒天やアガー、片栗粉などで作ることができます。どの材料を使うかによっても離乳食に使える時期は変わってくるので、離乳食にゼリーを使いたい場合は原材料に注目するようにしましょう。
一番使い勝手の良いゼラチンですが、ゼラチンは牛や豚の皮や骨から作られている動物性タンパク質です。まだ消化器官が発達していない赤ちゃんに使うことはできないので、使うとしたら離乳食完了期以降にしましょう。
寒天はテングサやオゴノリといった海藻からできているため、離乳食後期になれば使えるようになります。アガーもカラギーナンという海藻の抽出物やマメ科の種子の抽出物を使ったものですので、同じく離乳食後期から使うことができます。
最も早く使い始めることができるのは片栗粉です。片栗粉はとろみづけのために離乳食によく使われる食材ですが、原材料がじゃがいもですので離乳食の初期から使うことができます。ゼリーとして使う場合は、2回食に慣れてきた頃から少量ずつ与えてみましょう。
注意点
デザートは寒天パパの赤ぶどう🍇ゼリー😊🎶手軽に作れるし美味しっ❗️コンビニのスパークと乾杯🥂✨ pic.twitter.com/vNVQlHjwyO
— アドル (@addoru_) November 16, 2020
離乳食にゼリーを使う時に最も注意しなければならない点が、ゼリーの固さです。固くて弾力のあるゼリーは喉につまる可能性があるため、そのまま与えるのはとても危険です。特に寒天で作ったゼリーはゼラチンなどで作ったものよりも固さがあるので、細かく切るなどして喉につまらないように工夫してください。
柔らかいゼリーでも一度に多量に口に入れると危険ですので、スプーンで少量ずつすくって口に入れるようにしましょう。また、ゼリーは甘いスイーツのひとつですが、離乳食期の赤ちゃんにはまだ砂糖などの甘さは必要ありません。ゼリーを作る時は砂糖などの甘味料は極力使わずに、素材の甘さを活かしたゼリー作りをするように心がけましょう。
甘さだけでなく、ゼリーを出す頻度にも気を付ける必要があります。ゼリーなどのデザートは子供が喜ぶのでついつい与えたくなってしまいますが、毎食あげてしまうとデザートがなしでは満足できなくなってしまいます。ゼリーなどのデザートは与えすぎず、特別な日やたまのお楽しみとしてあげるようにしましょう。
最後の注意点は、ゼリーを食べることによって引き起こされるアレルギーです。特にゼラチンはアレルギーを起こしやすい特定27品目のひとつに挙げられており、食べる時は注意が必要となります。どの食品でも初めて食べる時は小さじ1杯くらいから様子を見て与えるのが基本ですが、中でもゼラチンを使ったゼリーには特に気を付けましょう。
保存方法
ここ何日か娘お茶飲まへんくなったから麦茶寒天作ってみた〜!
— てち®︎10m(12/27)*妊娠糖尿病でした (@techimaternity) November 19, 2020
娘パクパク食べていい感じ☺️
これ果物の汁とお水でゼリーとかにしても美味しそうやなぁ🤔 pic.twitter.com/YeLXrAqeMa
ゼリーは冷蔵保存が基本です。雑菌を繁殖させないためでもありますが、ゼラチンで作ったゼリーは溶けやすいので常温保存には向きません。食べる時も冷蔵庫から出したらすぐに食べるようにしましょう。また、ゼリーは冷凍することもできますが、解凍してしまうとベチャベチャになって美味しくなくなるためあまりおすすめはしません。
半解凍でシャーベットのように楽しむことは可能ですが、離乳食期の赤ちゃんにはあげないほうが良いでしょう。ゼリーを作ったら冷蔵庫で保存し、その日のうちか遅くても翌日には食べ切ってしまいましょう。アガーは商品によっては解凍しても美味しく食べられるものがあるので、冷凍できるかどうかパッケージを確認してみてください。
離乳食向きゼリーの簡単人気レシピ【ゼラチン・片栗粉】
にんじんのゼリー
【材料】
- にんじん 1本
- オレンジジュース 150cc
- 粉ゼラチン 5g
- 水 適量
【作り方】
- にんじんを1cm程度の輪切りにカットし、鍋で柔らかくなるまで煮ます。
- ミキサーに1とゆで汁を加え、滑らかになるまで撹拌します。
- 再び鍋に戻し、50~100ccくらいの量になるように水を加えます。
- オレンジジュースを加えて弱火で温めます。
- 温まったらゼラチンを加えてよく混ぜます。
- 粗熱が取れたら型に流し込み、冷蔵庫で1時間冷やして完成です。
にんじん嫌いの子供でも美味しく食べることができるゼリーのレシピです。にんじんは柔らかくなるまで茹でることで苦みがなくなり、自然な甘みを楽しめるようになります。
ジュースを加えることで一段と食べやすくなりますが、ジュースでなくても果物を絞った果汁を使っても良いでしょう。オレンジジュースの酸味を嫌がるようなら、酸味の少ないりんごジュースを使うのがおすすめです。
桃とミルクのぷるぷるゼリー
【材料】
- 桃ピューレ 大さじ2
- 溶いた粉ミルク 大さじ3
- 水溶き片栗粉 小さじ1
【作り方】
- 耐熱容器にすべての材料を入れてよく混ぜます。
- ふんわりとラップをし、500wのレンジで40秒~1分加熱します。
- レンジから取り出し、スプーンでよくかき混ぜたら完成です。
桃とミルクのぷるぷるゼリーは、片栗粉を使うことで比較的早い時期から食べさせることができます。材料を混ぜてレンジで加熱するだけですので、忙しい時でもあっという間に完成します。
片栗粉の量で固さも変わってくるので、子供の成長具合によって分量を調節しましょう。桃のピューレ以外にも、他の果物や野菜のピューレを使っても美味しく食べられます。
かぼちゃのミルクゼリー
おやつとしてだけでなく、おかず感覚でも食べられる人気のかぼちゃのミルクゼリーを紹介します。かぼちゃとミルクの自然な甘みで、砂糖を入れなくても美味しく食べることができます。
ミルクが熱いうちに冷蔵庫に入れると分離してしまうので、しっかりと熱が取れてから冷やすようにしましょう。かぼちゃの代わりにさつまいもを使っても良いですし、アレルギーがなければ牛乳で作るのもおすすめです。
離乳食向きゼリーの簡単人気レシピ【寒天・アガー】
トマト寒天ゼリー
【材料】
- トマトペースト トマト1個分(約50g)
- リンゴジュース 100ml
- 粉寒天 2g
【作り方】
- 鍋に材料をすべて入れてかき混ぜます。
- 鍋を中火にかけて、混ぜながら粉寒天を溶かします。
- 沸騰させないように混ぜながら2分ほど加熱します。
- 粗熱が取れたら容器にうつします。
- 冷蔵庫で冷やして固まったら完成です。
りんごジュースにトマトを合わせた、さっぱり味のゼリーのレシピです。りんごジュースの甘みでトマトの酸味が和らぐので、トマトが苦手な子供でも美味しく食べることができます。寒天を使った少し固めのゼリーですので、食べさせる時は粗めに潰すなどして子供に合った大きさにしてください。
キラキラあじさいゼリー
【材料】
<ぶどうゼリー>
- ぶどうジュース(常温) 120ml
- 砂糖 15g
- 粉寒天 2g
- 水 120ml
- りんごジュース(常温) 80ml
- 砂糖 12g
- 粉寒天 1.5g
- 水 80ml
【作り方】
- 鍋にぶどうゼリー用の水と粉寒天を入れて、沸騰させて溶かします。
- 寒天が溶けたらぶどうジュースと砂糖を入れて、砂糖が溶けるまで軽く混ぜます。
- バットに流し、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固めます。
- りんごゼリーもぶどうゼリーと同様に作ります。
- ぶどうゼリーとりんごゼリーをそれぞれ角切りにします。
- 5を混ぜて器に盛りつけたら完成です。
保育園でも人気の高い、キラキラあじさいゼリーを紹介します。ぶどうとりんごの2種類のゼリーを使った、まるであじさいのような色鮮やかなゼリーです。ゼリーはあらかじめ角切りにしておくことで、子供一人でも簡単に食べることができます。角切りの大きさは子供の成長具合によって変えましょう。
野菜ジュースゼリー
野菜ジュースゼリーは、アガーと野菜ジュースを使った栄養たっぷりのゼリーです。アガーは常温でも固まるため、冷たいゼリーが苦手な子供に使ってあげると良いでしょう。ただ、完全に沸騰させないときちんと固まらないため、火にかける時はしっかりと沸騰しているかを確認するようにしましょう。
離乳食におすすめのゼリーレシピを作ってみよう!
今日はバレンタインと言うことで、炭酸水入りみかんゼリーを作りました🍊
— ニャータ*ツバキ* (@tsubaki_catlove) February 14, 2020
まだ1歳になってない娘の分は、普通の水でゼリーです🍊
美味しく出来てるといいなー💕 pic.twitter.com/kuOfCCblqG
離乳食に使えるゼリーの簡単人気レシピをまとめました。ゼリーは果物だけでなく野菜を使っても美味しく作れるため、普段野菜を嫌がる子供にも美味しく食べさせることができます。
作り方も簡単ですので、時間がない時にも手軽に作ることができて便利です。紹介したレシピを参考に、お好みの具材でアレンジしたオリジナルの離乳食ゼリーを作ってみましょう。