アガーの人気レシピ!簡単につるりんなめらか食感のゼリーやプリンを!

アガーの人気レシピについて解説します。アガーとはゼリーなどを作るときに使う凝固剤です。そのアガーを使ったゼリーやプリンなどの簡単レシピを紹介! アガーの特徴や使い方、寒天やゼラチン、ペクチンなどとの違いについても詳しく説明します。

アガーの人気レシピ!簡単につるりんなめらか食感のゼリーやプリンを!のイメージ

目次

  1. 1アガーの簡単人気レシピを紹介!
  2. 2アガーの特徴と使い方
  3. 3アガーの簡単人気レシピ
  4. 4アガーの簡単人気レシピまとめ

アガーの簡単人気レシピを紹介!

ゼリーやプリンなど、プルプルしたものを作るとき、何を使って固めているでしょうか?ゼラチンや寒天などと同様の凝固剤に、アガーという商品があります。

アガーを使ったゼリーやプリン、ババロアなどの手作りおやつのレシピは簡単ですが、見栄えよく仕上がりますので、ぜひ作ってみてください。この記事では、アガーを使ったデザートの人気で簡単なレシピを紹介します。

アガーの特徴と使い方

ゼラチンや寒天は認知度が高いですが、アガーはまだまだ認知度が低い食材です。原料や特徴、使い方と併せてゼラチン、寒天との違いを踏まえた上で、上手にアガーを使ってください。

アガーとは?

アガーは凝固剤の一種で、海藻類から作られています。ゼラチンと寒天の間くらいの硬さで、ぷるっとした独特の食感が特徴の一つです。また、アガーは透明度が高いので、水を固めて作る水ゼリーなど、透明感を出したいデザートを作るのに最適です。

アガーは30~40度で固まるので、真夏でなければ常温でも緩んでくることがないです。お弁当の中に入れたり、外に持ち運びすることもできます。

アガーの主原料

アガーはスギノリやツノマタなどの海藻から抽出されるカラギーナンという物質や、ローカストビーンガムというマメ科の植物の種からの抽出物からできています。メーカーによって材料が少しずつ変わり、どこのアガーを使うかによって、仕上がりが異なるようです。そのため、お気に入りのメーカーのものを探してみると良いでしょう。

アガーの使い方

アガーは寒天やゼラチンのように、ふやかして使う訳ではありません。アガーは砂糖とよく混ぜて、沸騰した水に溶かします。90度くらいで溶けて、30〜40度で固まります。液体の総量に対して、1~2%程度のアガーを使用してください。

アガーをお湯に溶かす時にはダマになりやすいので、砂糖と一緒に使うことをおすすめします。また、酸味の強いものと一緒に煮ると、固まらないことがありますので注意してください。

アガーとその他の素材の違い

アガーと寒天、ゼラチンなどの凝固剤の違いはどこにあるのでしょうか?それぞれ原料が違うので、食感も違えば香りも色も違います。また、固まる温度も違いますので、それぞれの特性を理解してデザートにあった凝固剤を選びましょう。

寒天との違い

寒天の原料は天草やオゴノリになります。色は白濁していて凝固力が強いため、少量でも液体物を固めることができます。食感はアガーに比べて固く、歯切れが良いため滑らかです。一方、アガーやゼラチンのようなぷるぷるの弾力性はありません。そのため、水ようかんや牛乳寒天などのレシピによく使われます。

ゼラチンとの違い

ゼラチンの原料は牛や豚の骨から抽出されたコラーゲンです。アガーと同様に透明感はあるものの、色は黄色がかっています。食感はぷるぷるとして、アガーよりも柔らかく口どけが良いのが特徴です。そのため、ゼリーやプリン、ムースなどのレシピでよく使われます。

ゼラチンは40度ほどで固まるアガーとは違い20度以下に冷やす必要があるので、冷蔵庫で冷やし固めることが必須です。また、常温に放置しておくと溶けてしまいますので、持ち運ぶときは保冷剤が必要です。

ペクチンとの違い

ペクチンはジャムに入っていることが多い食材で、とろみをつけることに使われます。原料は果物由来の食物繊維です。アガーと違い水に溶け、糖や酸と一緒に煮込むととろみがつきます。

アガーの簡単人気レシピ

アガーについて説明してきましたので、その特性に合う人気のデザートやお菓子のレシピを紹介します。

アガーのフルーツゼリー

【材料】

  • アガー 2袋(10g)
  • お好みのカットフルーツ
  • 砂糖 50g
  • 水 500ml

【手順】
  1. アガーと砂糖をよく混ぜます。
  2. 水をお鍋に入れて中火で加熱します。
  3. 1を2に少しずつ入れてかき混ぜ続けましょう。
  4. 沸騰してきたら火を止め、粗熱をとります。
  5. 型にカットフルーツを彩りよく並べます。
  6. 5に4を流し入れてください。
  7. 冷蔵庫で3時間以上冷やし固めれば出来上がりです。お皿を型の上に乗せ、ひっくり返しましょう。

レシピではカットフルーツになっていますが、缶詰のものでも作ることができます。また、型がなければバットや深めの鉢でも構いません。いろいろな入れ物に入れて作ってみてください。

生クリームたっぷりの贅沢コーヒーゼリー

【材料】

  • アガー 10g
  • グラニュー糖 120g
  • インスタントコーヒー 5g
  • 水 600ml
  • ブランデー 小さじ1
  • 牛乳 100ml
  • 練乳 15g
  • 生クリーム 120ml
  • グラニュー糖 12g
  • ミントの葉

【手順】
  1. 大きめのボウルにアガー、グラニュー糖、インスタントコーヒーを入れてよく混ぜます。
  2. ここに熱湯を入れながらよく混ぜましょう。
  3. 2にブランデーを入れて混ぜたら、大きめのバットやタッパーに移し替えます。
  4. ラップや蓋をして、粗熱が取れたら冷蔵庫で5.6時間冷やします。
  5. 別のボウルで牛乳と練乳を混ぜ、冷蔵庫で冷やしてください。
  6. 生クリームをボウルに入れグラニュー糖を加えたら撹拌し、ホイップクリームを作っておきましょう。
  7. その後、4を取り出し、スプーンなどですくって透明なグラスに盛りつけます。
  8. グラスの半分くらいまで入ったら、5を上からかけます。
  9. さらにその上に6をきれいにしぼり、コーヒーの粉をかけたり、ミントの葉を飾れば出来上がりです。

コーヒーのほろ苦さとブランデーの香る大人のデザートです。レシピにはありませんが、オレオクッキーや缶詰のさくらんぼを飾ってもいいです。

アガーで作る水信玄餅風2色ゼリー

【材料】

  • アガー 2袋(5g×2)
  • ミネラルウォーター 150ml
  • サイダー 150ml
  • かき氷シロップ(ブルーハワイ) 適量
  • きな粉 適量
  • 黒蜜 適量

【手順】
  1. ボウルにミネラルウォーターとアガー1袋分を入れてよく混ぜます。
  2. これを鍋に入れて沸騰させます。
  3. 沸騰してきたら弱火にし、かき混ぜながら2分煮立ててください。
  4. その後、粗熱を取りましょう。
  5. 丸い氷を作る容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めます。
  6. 別のボウルにサイダーとアガー1袋分を入れてよく混ぜます。
  7. 6にかき氷シロップを入れ色をつけます。
  8. これを鍋に入れて沸騰させます。
  9. 沸騰してきたら弱火にし、かき混ぜながら2分煮立ててください。
  10. その後、粗熱を取りましょう。
  11. 丸い氷を作る容器に入れて冷蔵庫で冷やし固めます。
  12. その後お皿に5と11を取り出し、黒蜜ときな粉をかければ出来上がりです。

透明感のあるアガーならではの水信玄餅です。簡単な割に見た目がきれいで、夏のおもてなしのレシピに加えてみてください。

なめらか杏仁豆腐風ミルクプリン

市販のアーモンドミルクを使った人気の杏仁豆腐風プリンのレシピです。材料を混ぜて加熱して冷やせば出来上がりの簡単レシピになります。クコの実を飾るときれいに仕上がります。

アガーでなめらか杏仁豆腐風ミルクプリン by irharuka 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが324万品

ふわとろあったか生姜豆花

アガーで作る台湾デザートの豆花のレシピです。すりおろし生姜が入っているので、冬はホットで食べれば体の中から温まってきます。三温糖の優しい甘さとコクにほっこりします。

ふわふわとろとろ!絶品生姜豆花♪ by ☆ゆう姉さん☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが324万品

あずきの缶詰とアガー作る水ようかん

アガー、砂糖、水、あずきの缶詰の4つがあれば出来る簡単レシピです。アガーはすぐ固まってしまうので、素早く鍋から容器に移し変えることがポイントです。夏に食べたくなる和のレシピで、甘党にはおすすめのデザートになります。
 

ゆで小豆缶とアガーで簡単♪水ようかん by sawako☆ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが324万品

アガーで作るお弁当に便利な冷凍ゼリー

こちらのゼリーは常温で溶けないアガーならではの、お弁当に入れられるゼリーのレシピです。冷凍しておけば、保冷剤代わりにもなるという優れものです。お好みの缶詰フルーツやカットフルーツを使って作ってください。簡単レシピですが、多めに作って冷凍保存しておいても良いでしょう。

お弁当に冷凍アガーゼリー by さゆな★ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが324万品

アガーの簡単人気レシピまとめ

アガーは海藻や植物の種から作られる凝固剤の一種で、ゼラチンより硬く、寒天よりは柔らかく仕上がります。特性としては90度近いお湯に溶けて、30〜40度で固まりますので、常温でも溶けません。そのため常温での持ち運びも可能です。また、透明度が高いので、透明感を出したいレシピにはおすすめです。

アガーを使ったレシピは、材料を混ぜてアガーと入れて冷やせば出来上がりになり簡単です。その割に見栄えがよく仕上がりますので、おもてなしの時にチャレンジしてみてください。お子さんにも喜ばれるデザートにもなります。

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