ごぼうで作る離乳食レシピまとめ!アク抜きや保存方法も解説!
ごぼうを使って作る離乳食のレシピをまとめました。ごぼうはいつから与えて良いのか?アク抜きの方法は?といった、疑問について詳しく説明します。ごぼうを使った離乳食の簡単人気レシピも「後期」と「完了期」の2つに分けて紹介します。
目次
ごぼうを使った離乳食の人気レシピを紹介!
🍚きょうの赤子ごはん🍚
— パニャン@ウーバーイーツ配達員 (@panyan_police) November 8, 2016
ほうれん草を混ぜたおかゆ
ごぼう入り味薄め肉じゃが
野菜スープ
わたしはおかゆのみ
3時間後 おなかが空いて
ジャガビーを食べる予報が出ております pic.twitter.com/LGao5V1EdY
ごぼうは繊維質な上にクセも強く、小さい子供には少し食べにくい野菜です。しかし、しっかりとアク抜きをしたり柔らかく茹でたりすれば、赤ちゃんでも美味しく食べられる離乳食を作ることができます。
本記事では、ごぼうを離乳食に使う時のポイントやおすすめの簡単人気レシピをまとめました。アク抜きなどの下処理の方法も解説しているので、ごぼうを使った離乳食作りの参考にしてください。
ごぼうを離乳食で使う時のポイント
ごぼうを離乳食で使えるのはいつから?
須坂にお越しの際は、お土産に林檎も良いけど、村山早生ごぼうがオススメ。アク抜きしなくて食べれて美味い。 pic.twitter.com/GcuUXPsfX0
— しのびー🍜 (@_shinobee) October 19, 2018
ごぼうを離乳食として使う場合は、離乳食の後期から完了期あたりに与えるのがおすすめです。このくらいの時期になると食材をしっかりと噛めるようになってくるので、繊維質が多いごぼうでも柔らかく茹でてあげれば自分の力で噛んで飲みこめるようになります。
ごぼう自体は中期あたりから与えても大丈夫ですが、その場合はポタージュのようにドロドロにするか、かなり柔らかく煮た上に細かく刻む必要があります。そこまで下ごしらえするのはとても手間がかかるので、少し大きいサイズでも食べられるようになる後期あたりから使ったほうが無難です。
もちろん後期に入ったからといって、すぐに大きなものを食べられるようになるわけではないので、小さめのサイズから始めて様子を見ながら徐々に大きくしていきましょう。
ごぼうの下処理とアク抜き方法
今日は1人でお留守番なので、泥ごぼうをアク抜きしている pic.twitter.com/jpGp3gahzO
— せんべろオヤジ✨ (@Senbero_oyaji) November 4, 2019
まずはごぼうの皮ですが、皮には栄養がたっぷりと含まれているためそこまでしっかりとむく必要はありません。タワシや包丁の背を使ってこそげ落とすくらいで十分です。アルミホイルを丸めて、タワシ代わりとして使うこともできます。
ごぼうは切るとすぐに変色してしまうため、切ったらすぐに水にさらしてアク抜きをします。ごぼうを水にさらすと水がすぐに濁るので、濁った水はすぐに変えてもう一度新しい水に変えましょう。そのまま2~3分水にさらしておけば、ごぼうのアク抜きは完了です。
ただし、水に漬けすぎると風味や栄養分も落ちてしまうため、長時間水にさらしすぎないように気を付けてください。アク抜きの際、水に少量の酢を入れると変色防止効果がさらにアップします。
ごぼうの断面の変色を防ぎたい場合は水に少量の酢を加えたり、包丁で薄く削るように切るささがきをしながら水を入れたボウルに落としていくという方法もあるようです。
すりおろして冷凍保存が便利
手間のかかる #ごぼう はまとめて冷凍保存!
— 裏ワザ★レシピ (@urawaza_recipe) January 13, 2020
凍ったまま使えるから便利💖
👇#保存テクhttps://t.co/uby15K0XXU
1.使いやすい大きさに切り、5分ほど水にさらしてアク抜き
2.「ジップロック フリーザーバッグ」に入れて #冷凍 保存
⚠️水にさらす時間が長すぎると風味やうま味が逃げてしまうので注意 pic.twitter.com/yPbLk993oY
ごぼうを冷凍保存する時は、十分に茹でたものをすりおろして凍らせておくと便利です。柔らかく茹でたごぼうが冷めたらすりおろし、ラップの上に細長く広げます。それをくるくると巻いて冷凍しておけば、使いたい時に使いたいだけポキっと折って使うことができます。
もちろん製氷皿や離乳食用の小さいタッパーに入れて冷凍することも可能です。蓋のない製氷皿で冷凍する場合はラップをして凍らせ、凍ったらジッパー付きの保存袋に移し替えて保存するようにしましょう。凍らせたものを使う場合はレンジで再加熱して使ったり、そのまま煮込み料理などに使うことができます。
アレルギーの心配は?
今日のごぼう豆知識 其の34
— ごぼう球菌【紡絆、珠羽、鳴響】 (@Return_gobou) March 22, 2020
ゴボウにはポリフェノールであるクロロゲン酸が豊富に含まれている。クロロゲン酸は、ゴボウを水にさらしたときに出てくる茶褐色の成分であり、コーヒーにも含まれ、抗酸化作用がある。ゴボウを長く水にさらすとクロロゲン酸が失われてしまいます。#ごぼう豆知識 pic.twitter.com/FdksKjBqNh
あまり一般的には知られていませんが、ごぼうにもアレルギーが起こる可能性はあります。アレルギー反応としては他の食材同様、肌の赤み、発疹、かゆみ、口内の痛み、下痢、嘔吐などです。
初めてごぼうをあげる場合は他の食材と混ぜず、病院が開いている平日の午前中にあげるようにしましょう。まずは小さじ一杯くらいから与えて、食べてから30分程度様子を見てるようにしてください。
ごぼうのアク抜きが不十分な場合にも、赤ちゃんが不調を訴えることがあります。赤ちゃんにアクは刺激が強いので、しっかり抜いて使いましょう。
ごぼうを使った離乳食の人気レシピ【離乳食後期】
ごぼうそうめん
【材料】
- ごぼうのピューレ 20g
- にんじん 10g
- そうめん 80g
- 出汁 150cc
- しらす 3g
- 水溶き片栗粉 少々
【作り方】
- そうめんとにんじんは柔らかく煮て、しらすはあらかじめ塩抜きしておきます。
- そうめんは1cmくらいの食べやすい長さに切り、器に盛りつけます。
- にんじんをみじん切りにします。
- 煮立った出汁ににんじん、しらす、ごぼうピューレを入れます。
- 4に水溶き片栗粉を加えてとろみをつけます。
- そうめんの上から5をかけて、軽く混ぜたら完成です。
カルシウムと食物繊維が同時に摂れる、栄養満点のそうめんレシピです。しらすとごぼうピューレのおかげで、出汁が深みのある味になります。水溶き片栗粉でとろみをつけているので、そうめんにかけずにそのままでも美味しく食べられます。うどんやご飯にかけて食べても美味しいので、子供の好みに合わせてアレンジしてみましょう。
鶏ごぼうおやき
鶏肉のミンチとごぼうを合わせた、手づかみ食べにぴったりなおやきを紹介します。ごぼうの風味が苦手な子でも、鶏肉と一緒に混ぜてしまうことで食べやすくなります。調味料は醤油だけですが、鶏肉がメインとなっているのでしっかりとした味に仕上がります。豆腐の量で固さを調節できるので、豆腐を少しずつ入れながら固さを確認しましょう。
牛肉とごぼうの炊き込みご飯
牛肉とごぼうの炊き込みご飯は、材料を切って炊飯器で炊くだけでできる人気の簡単メニューです。牛肉と干ししいたけの旨みがきいた炊き込みご飯で、子供だけでなく大人でも美味しく食べられます。
牛肉の薄切り肉がまだ食べづらい場合は、ひき肉を利用すると良いでしょう。一度に大量に作れるので、作り置きして冷凍保存しておくと忙しい時にすぐに使えて便利です。
大根とごぼうの煮物
作り置きにも便利な、大根とごぼうの煮物を紹介します。出汁と調味料を少量しか使わない薄味のメニューですが、鶏肉とごぼうの旨みで美味しく仕上がります。副菜の一品としても使えますし、ご飯やうどんに乗せて使うのもおすすめです。そのままで食べにくい場合は、水溶き片栗粉などでとろみをつけてあげても良いでしょう。
ごぼうを使った離乳食の人気レシピ【離乳食完了期】
鶏ごぼうのお好み焼き
【材料】
- ごぼうピューレ 15g
- キャベツ 30g
- 小麦粉 大さじ2
- 出汁 大さじ1
- 卵 1/2個
- 鶏むねひき肉 5g
- 青のり 適量
- 鰹節 適量
【作り方】
- きゃべつをみじん切りにします。
- ボウルに小麦粉、出汁、卵、ごぼうペーストを入れて混ぜ合わせます。
- 2にひき肉をほぐしながら入れて混ぜたら、キャベツを加えてさっくり混ぜます。
- フライパンに3を流し入れて両面を焼き、食べやすい大きさに切ります。
- お好みで鰹節と青のりをかけたら完成です。
ごぼうとキャベツを使った、食物繊維たっぷりのお好み焼きのレシピです。生地にごぼうピューレを練りこんであるので、ごぼうの味がしっかりと感じられます。大人食とほぼ同じ固さに焼き上がるので、ある程度しっかりと噛めるようになってから与えましょう。
離乳食用のお好みソースなどを少しつけてあげると、さらに美味しく食べられます。キャベツの他にもいろいろな野菜を混ぜることができるので、冷蔵庫の余り野菜などでアレンジしてみてください。
きんぴらごぼう
ごぼうとにんじんを薄くスライスした、小さな子供にも食べやすいきんぴらごぼうを紹介します。スライサーを使うため包丁で野菜を切る手間がなく、柔らかいきんぴらごぼうが簡単に作れて便利です。
薄くスライスしてあるおかげでごぼうのクセも弱くなり、ごぼうが苦手な子供でも食べやすいきんぴらが出来上がります。ただ焼くだけでなく蓋をして蒸し焼きにしているので、野菜がさらに柔らかくなり味も染み込みやすくなります。
筑前煮
野菜がたっぷりと食べられる、人気の筑前煮を紹介します。離乳食用のため調味料はほんのわずかしか使っていませんが、しいたけと鰹節の旨みで風味豊かな味に仕上がります。
離乳食を卒業した子の幼児食としても使えるので、子供の成長に合わせて調味料を少し増やしたりしましょう。里芋を大根に変えたり鶏肉をひき肉に変えたりと、具材はお好みでいろいろと変えることができます。
魚とごぼうの米粉おやき
魚とごぼうの米粉おやきは、お菓子感覚で食べられる栄養たっぷりの一品です。小麦粉ではなく米粉を使っているので、小麦粉で作るおやきとはまた違った食感を楽しむことができます。もし赤ちゃんが食べにくいようであれば、醤油をほんの少しだけ垂らしてハケなどでのばしてあげると食べやすくなります。
ごぼうを使った離乳食の人気レシピを作ってみよう!
娘の炊き込みおかゆはよく作ってるけど、大人用の炊き込みは久しぶり。鶏とごぼうだけじゃ寂しい気がしていつもモリモリ人参を入れてしまう。やっと悪阻落ち着いてきた感じ😎料理する気力がいくらか湧いてきたぞ。 pic.twitter.com/y00dw6x9Vt
— あらぶる、いりお®︎🍣(+1y11m👧+7m👶) (@1rio7Ag) July 20, 2019
ごぼうを使った離乳食の簡単人気レシピや、ごぼうを離乳食に使う時のポイントなどをまとめました。ごぼうは食物繊維がたっぷりと含まれているので、特に便秘気味の子におすすめの食材です。しっかりとアク抜きをして柔らかく煮れば、小さな子供でも美味しく食べることができます。
下処理が面倒な場合は、市販のごぼうペーストなどを使うのもひとつの手です。ここで紹介したレシピ以外にもごぼうを使った離乳食メニューは数多くあるので、いろいろなレシピを参考にして離乳食に上手にごぼうを取り入れてみましょう。