離乳食を冷凍保存する方法・注意点まとめ!メリット・デメリットも!

離乳食を冷凍保存する方法を詳しく解説します。離乳食の冷凍保存時の注意点から、解凍時の注意点までまとめています。離乳食を冷凍することによって得られるメリットと知っておきたいデメリットまで、役立つ情報を紹介します。

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目次

  1. 1離乳食の冷凍保存方法を紹介!
  2. 2離乳食の冷凍保存と解凍方法
  3. 3離乳食を冷凍するメリットとデメリット
  4. 4離乳食を冷凍保存する時の注意点
  5. 5離乳食の冷凍保存方法まとめ

離乳食の冷凍保存方法を紹介!

離乳食は毎日手作りをしているという方も多いですが、一番に挙げられる声は「面倒くさい」です。通常の食事とは別に作らないといけない点や、初期・中期・後期と分かれている作業工程に四苦八苦している方も少なくないでしょう。手間を省くためにも数日分の離乳食をまとめて、冷凍保存している方も多いのではないでしょうか?

この記事では、離乳食の正しい冷凍方法を知りたいという方やこれから離乳食が始まる赤ちゃんを持つママが参考にできる内容を詰め込んでいます。離乳食の冷凍を上手く利用して、赤ちゃんとの生活を楽しく過ごしてください。

離乳食の冷凍保存と解凍方法

冷凍保存の手順

まずは離乳食を通常通りに調理しましょう。新鮮な食材を使用して、月齢に合った食事をいくつか作ります。その後、清潔にした容器に平らになるようにそれぞれ入れていきます。このときに、1回分ごとで小分けにすると、使用時に便利に取り出すことができるでしょう。

ここで注意点として、熱が残ったままの状態で凍らせると味が大きく落ちる可能性がありますので注意してください。必ず粗熱が取れた状態で、冷めたのを確認してから凍らせましょう。このとき、冷凍庫に急速冷凍機能がある場合は、そちらを使用してください。

使用する容器は密閉ができるものを使用して、冷凍室の匂い移りがしないように気を付けてください。

保存期間の目安

冷凍した離乳食の保存期間は、1週間を目安に食べ切るようにしましょう。1週間以上凍らせてしまうと、味の質は落ち食感も悪くなります。赤ちゃんの舌は大人の舌に比べてとても敏感なため、好まない味と食感の場合には食べないという可能性も出てくるでしょう。

作り置きする場合には1週間分をしっかり作るのではなく、5日分程を作っておいて手作りと掛け合わせるのがおすすめです。また、凍らせて保存が効かないものの作り置きの場合、冷蔵での保存は日持ちはせず2日程となるので注意してください。

保存期間内で食べ切れなかったものは、解凍をして大人の料理に混ぜたりなどの用途ができます。捨てるのが勿体ないと思う場合は、大人の食事に加えてみてください。

フリージングもおすすめ

フリージングも冷凍を行なうので、大きく変化があるものではないです。しかし、近年注目されている方法になるので、取り入れているという方も多いのではないでしょうか?フリージングは下ごしらえをした食材を、製氷機のような量が分かる容器に入れて凍らせます。

あらかじめ15ml~50ml程までの容器が販売されているので、月齢に合った容器を購入するのがおすすめです。長い目で見て使いやすいとされるのは、中間にあたる25mlの容器になるのでチェックしてみてください。

中には下ごしらえの状態ではなく、出来上がったものを入れる方も居るのでこちらは食材に合わせて機転を利かせてみてください。毎日の離乳食作りが少し楽になるフリージングは、赤ちゃんも美味しく食べられるのでおすすめです。

正しい解凍方法

離乳食は赤ちゃんが食べる食事のため、解凍方法は正しい方法で行なうようにしましょう。まず注意してほしいのが、自然解凍は行なわないということです。自然解凍を行なってしまうと、細菌の繁殖に繋がりかねません。解凍方法でおすすめになるのは、鍋に凍った食材を入れてそこへ水がだしを入れます。

そのまま加熱をしていき、凍った塊が無くなったら弱火で適度にまんべんなく火を通しましょう。
少し冷ましたら、そのまま赤ちゃんに与えることが可能です。早く解凍したいからと電子レンジを使用する方も居ますが、べちゃっとした仕上がりになってしまう可能性があります。そのため、時間に余裕があるのであれば鍋で調理を行ないましょう。

冷凍保存できる離乳食の食材

凍らせるのに向いている食材には、まず主食となるおかゆとうどんが挙げられます。おかゆは炊いたものをそのまま保存容器に入れて、粗熱を取ってから凍らせましょう。うどんは茹でたものを食べやすい大きさに切り、同様に粗熱が取れたら凍らせてください。

その他にも凍らせることができる食材として、人参やほうれん草といったペーストになる野菜、しらすや白身魚も凍らせて便利に使用できます。また、鶏ささみや納豆といった変わり種もおすすめになります。

その反対に、凍らせない方が良いものもあります。レタスやキュウリのように水分を多く含む野菜、牛乳、豆腐といったように、水分系の食材は不向きといえるでしょう。

離乳食を冷凍するメリットとデメリット

作り置きができて便利

離乳食を凍らせることにより、通常の食事でも現在注目されている作り置きができます。作り置きは調理する時間が長くはなるものの、まとめて作ることによりその後の調理がとても楽になります。赤ちゃんとの生活は日々が忙しいものになるので、離乳食に時間を費やすことができない方も多いという統計が出ています。

そのため、中にはパウチなどの市販を利用する方も居るでしょう。手作りの食事を赤ちゃんに与えたいと考えるのであれば、作り置きをして凍らせておくのが便利です。初期の場合は食材をすりつぶした状態のものが多いですが、後期に近づくにつれて料理そのものの冷凍も可能になります。

初期の場合は離乳食を与える度に食材をなめらかに攪拌したりなど、意外にも時間がかかり大変です。そのような時は水分を加えて解凍のできる冷凍離乳食が役立ちます。

後期になるとハンバーグやポテトサラダ、おやきなど食べられるものも増えてくるので、バリエーションを多めにして離乳食にメリハリをつけてみてください。その際には、凍らせられない食材を含んでいないかなど、注意して確認するようにしてください。

味が落ちてしまう

離乳食を凍らせることで引きおこる大きなデメリットは、味が落ちる点が挙げられます。やはり、一度冷凍をして解凍をすることにより、出来立ての味をそのまま残すことは不可能に近いでしょう。そのため、出来立ての離乳食を常に食べていた赤ちゃんが、解凍後の同じ食事を嫌がる可能性もあります。

特に素材そのものの味を覚えさせる初期の場合は、このような事例が当てはまることがあるでしょう。しかし、味は落ちても栄養はそこまで変わりありません。そのため、凍らせても大丈夫な食材であれば、安心して与えられるので活用する方は多いのです。

離乳食を冷凍保存する時の注意点

衛生面に気をつける

赤ちゃんに与える離乳食で最も注意したいのが、衛生面ではないでしょうか?どれだけ食器やテーブルを綺麗にしても、食材自体の衛生面を見落としてしまうと意味がありません。凍らせた離乳食の衛生面は、どこに注意するべきなのか解説します。まずはじめに、食材を入れる容器はしっかりと洗浄をしたものを使用してください。

容器に汚れが付着していると、汚れごと凍らせることになります。その後、冷凍庫に入れる際もゴミなどが付着しないように、封をしたり蓋をして保管してください。解凍時は常温で自然解凍するのではなく、正しい解凍方法で行なうようにしましょう。一つ一つの工程を丁寧に行なうことで、不衛生から赤ちゃんを守ることができます。

再冷凍しないこと

少し多めに解凍をしたものの、余ってしまった場合はそのまま廃棄するようにしてください。再冷凍することで味が落ちるだけではなく、雑菌も繁殖してしまいます

雑菌が繁殖した離乳食を赤ちゃんに与えるのは、とても怖いことでしょう。そのため、冷凍をする際は必ず1回分づつに小分けにしましょう。食べ残しは勿体ないと思わずに、清く処分するようにしてください。

新鮮な食材を使う

こちらは冷凍をするしないに関わらず、離乳食を作る上で心がけるべき事項です。新鮮な食材はやはり色味も味も良いため、赤ちゃんも喜んで食べてくれることでしょう。新鮮ではない野菜は味に変化も出てきますし、あまり与えたくないという親心も出るはずです。その時期に美味しい食材で、離乳食を彩ってください。

離乳食の冷凍保存方法まとめ

離乳食の冷凍保存方法は、作り置きになるため日々の生活を支える一部にもなります。解凍時に注意が必要ですが、正しく調理することで安心して与えることができるでしょう。時間のかかる離乳食作りを冷凍保存で、少し楽にしてみてはいかがでしょうか?注意点を守って、赤ちゃんの食のスタートを支えてください。

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