ココアを使ったとっておきレシピ！格段に美味しく飲める飲み方も！

ココアは粉を溶かすだけで簡単に美味しいドリンクが作れて、子供から大人にまで人気があります。しかし、ココアパウダーは溶かしてドリンクとして飲むだけでなく、色々なお菓子作りに活用できる優れものでもあります。

また、ドリンクとして飲む場合にも、ちょっとしたコツでいつもより格段に美味しいココアドリンクを作ることができます。本記事では美味しいココアドリンクの作り方や、ココアを使った様々なお菓子レシピを紹介していきます。

美味しいココアドリンクを作るためには、無糖のココアパウダーにきび砂糖を入れるのがおすすめです。上白糖でも良いのですが、きび砂糖のほうがココアに深いコクが出て美味しく作れます。

おすすめの分量は無糖のココアパウダー小さじ5杯に、きび砂糖が小さじ2杯です。あとはココアを練るための水が大さじ2杯と、牛乳300mlあれば作ることができます。

まずは小さめの鍋にココアパウダーだけ入れて、弱火で30秒ほどかき混ぜながら炒ります。そこへ水を少しずつ加えて、ココアの色が濃くなってツヤが出るまで混ぜます。さらにきび砂糖を加えて、牛乳を少しずつ加えながらその都度混ぜていきます。

牛乳を全部入れて鍋肌に細かい泡が出てきたら火をとめます。温まったココアを茶こしでこしながらカップにうつしたら完成です。

ココアパウダーをそのまま煎ることで、粉がダマになりにくくカカオの風味が増します。また、温める際に牛乳を沸騰させないことも大切です。牛乳は沸騰させてしまうとタンパク質が固まってしまうため、口当たりが悪くなってしまいます。最後に茶こしでこすことで、余計な膜や泡を取り除いてさらに口当たりを良くすることができます。

【材料】

• 純ココアパウダー スプーン1杯
• 牛乳 適量
• マシュマロ 好きなだけ
• チョコレートソース 適量

1. 耐熱用のマグカップにココアパウダーを入れて、少量の牛乳でよく練ります。
2. ココアにダマがなくなったら好みの濃さになるくらい牛乳を入れます。
3. レンジで牛乳が温まるくらい加熱します。
4. 一度カップを取りだして、マシュマロを好きなだけのせます。
5. レンジで20～30秒ほど加熱したら完成です。

マシュマロを使って作る、とても甘いココアドリンクのレシピです。普通のココアドリンクにマシュマロをのせるだけの簡単レシピで、仕事帰りなどの疲れた時にでもさっと作れてしまいます。マシュマロをココアに溶かしながら飲むのがおすすめです。

【材料】

• A ハイカカオココア 大さじ6
• A きな粉 大さじ1
• A 黒すりごま 大さじ2
• 牛乳 400cc
• はちみつ 大さじ1
• 塩 少々

1. Aをボウルに入れて混ぜ合わせます。
2. 牛乳をあたためて、少しずつボウルに加えます。
3. Ａが牛乳で溶けたらはちみつと塩を加えてよく混ぜます。
4. 残りの牛乳を全部入れて混ぜます。
5. カップに注いで、お好みできな粉と黒ごまをふったら出来上がりです。

黒ごまときな粉が入った、美容と健康に嬉しいココアドリンクレシピです。黒ごまときな粉には、美肌効果や抗酸化作用を促してくれる栄養素が豊富に含まれています。ココアの原料であるカカオにももともと美容効果などがあり、黒ごまときな粉を加えることでさらにアンチエイジングに効果的なドリンクになります。

【材料】

• ココアパウダー ティースプーン 2杯分
• 水 少量
• 牛乳 マグカップ 2杯分
• ブラックチョコレート 2枚
• 生クリーム 1パック

1. ココアパウダーをボウルに入れて、水少量で溶かしていきます。
2. 牛乳を半量入れて、よく混ぜたらさらに半量加えて混ぜます。
3. 2を鍋に入れてあたためます。
4. 3にチョコを割り入れて、混ぜながら溶かします。
5. 生クリームをハンドミキサーで泡立てホイップを作ります。
6. 4をカップにうつして上にホイップをのせ、お好みでココアパウダーをふりかけたら出来上がりです。

チョコレートをココアに溶かすだけでできる、簡単なホットチョコレートのレシピです。チョコレートはミルクだと甘すぎるため、ブラックのものを使うようにしましょう。

上にのせたホイップクリームがボリュームたっぷりで、ドリンクというよりはスイーツを食べているような感覚になります。鍋で煮詰める時間を増やせば増やすほど、チョコレートの濃厚さが増していきます。

ココアにミントティーを加えた、すっきりとした味わいのココアドリンクです。ミントティーは茶葉がなくても、ティーパックで手軽に作ることができます。ミントティーを濃い目に抽出しないとココアの味に負けてしまうため、ミントティーを作る時は普段より濃く作りましょう。ココアは甘すぎて苦手だという人にはおすすめのレシピです。

甘酒を使って作るココアドリンクのレシピです。砂糖は使わずに甘酒と牛乳の甘味だけで作っているため、ほんのりとした甘さが美味しいドリンクです。甘酒はアルコールが入っていないものを使えば、子供でも安心して飲むことができます。

【材料】​​​​​​

• 塾したバナナ（小さめ）1本
• 卵（Lサイズ）1個
• グレープシードオイル 50g
• きび砂糖 40g（グラニュー糖でも可）
• A 薄力粉 60g
• A アーモンドプードル 20g
• A ベーキングパウダー 3g
• A ココアパウダー 20g
• 飾りつけ用バナナ 2本

1. オーブンは180度に温めておきます。
2. ボウルにバナナ、砂糖、オイルを入れて、バナナを潰しながらよく混ぜます。
3. 2によく溶いた卵を加えてさらによく混ぜます。
4. Aをふるって加えて混ぜます。
5. オーブンペーパーを敷いた型に生地を流し込み、縦半分にスライスしたバナナをのせます。
6. 予熱しておいたオーブンで22分焼きます。
7. 冷めたらお好みで粉糖をふって出来上がりです。

バナナをたっぷりと使ったココアバナナケーキのレシピです。熟しすぎて黒くなってしまったバナナは、見た目は悪くても甘くて栄養満点です。熟しすぎてしまったバナナの使い道に困った時にもおすすめのレシピです。出来立てよりも、ひと晩置いたものを食べる方がバナナがしっとりとして美味しくなります。

【材料】

• ココア 大さじ8
• お湯 小さじ8
• 片栗粉 小さじ8

1. ボウルにココアとお湯を入れて、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜます。
2. 1に片栗粉を入れて、さらによく混ぜます。
3. 耐熱容器に型紙を敷いて、2を流し込みます。
4. 600wのレンジで2分加熱します。
5. 粗熱を取って型から外したら出来上がりです。

ココアと片栗粉があれば作れてしまう、とても簡単なココアケーキのレシピです。初めから耐熱素材のマグカップなどに材料を入れて混ぜれば、型を用意する必要もありません。作るのが難しくて今までお菓子作りをあきらめていた人でも、このレシピなら手軽に挑戦できるでしょう。

【材料】

• 卵 5個
• 上白糖 60g
• 水 100cc
• サラダ油 60cc
• 薄力粉 125g
• ココアパウダー 20g

1. オーブンを180度に予熱しておきます。
2. 卵を卵白と卵黄に分けて、卵白に砂糖の半量を加えたらハンドミキサーでメレンゲを作ります。
3. 卵黄に残り半量の砂糖を混ぜて、白っぽくなるまでハンドミキサーで混ぜます。
4. 3に油を加えて、油が分離しないようにハンドミキサーでよく混ぜます。
5. 4に薄力粉とココアを加えて、さらによく混ぜます。
6. 5を2に加えてゴムベラでよく混ぜます。
7. 6をシフォン型に流し込み、型を何回か叩きつけて空気を抜いたら予熱しておいたオーブンで30分焼きます。
8. 逆さにして冷ましたら型から外して完成です。

ふわふわなシフォンケーキが簡単にできると人気のレシピです。ココアは加糖であることを想定して、レシピでは砂糖の量は少なめにしてあります。無糖のココアを使ったりもう少し甘さが欲しい場合は、砂糖の量をもう少し増やしてみましょう。

炊飯器まかせで簡単に作れる、ブラウニー風のココアケーキです。材料を混ぜて炊飯器に入れるだけで、しっとり美味しいケーキが作れます。炊飯器の種類によっては生地がパサついてしまう場合もありますが、その場合はサラダ油を追加するとパサつきをおさえることができます。

【材料】

• クーベルチュールチョコ（スイート） 150g
• 生クリーム 90g
• 無塩バター 20g
• 無糖ココアパウダー 適量

1. チョコレートは細かく刻んでボウルに入れます。
2. 鍋に生クリームを入れて、沸騰直前まで温めます。
3. 1に2を注ぎ、そのまま少し置いてからゆっくりとかき混ぜてチョコを溶かしていきます。溶け切らない場合は湯せんにかけます。
4. 3にバターを加えて、なめらかになるまでよく混ぜます。
5. クッキングシートを敷いた型に流し込み、上を平らにならしたら冷蔵庫で2～3時間冷やします。
6. 完全に固まったら冷蔵庫から取り出して、包丁で適当な大きさにカットします。
7. 6にココアアウダーをまぶしたら完成です。

しっとりと美味しい、ココアを使った濃厚生チョコのレシピです。基本的には材料を混ぜるだけで簡単に作れるお菓子ですが、配合を間違えてしまうとチョコが固まらなくなってしまうため、分量だけはきっちり計るようにしましょう。時間がたって周りのココアパウダーが湿ってきた場合は、もう一度表面にココアパウダーをまぶせば元通りになります。

【材料】

• 豆乳（または牛乳） 90cc
• 砂糖 60g
• ココア 70g
• ココア（仕上げ用） 適量

1. レンジで温めた豆乳に砂糖を入れて、よく混ぜてとかします。
2. ココアを入れてよく混ぜたら、ラップをして冷蔵庫で2時間以上冷やします。
3. 固まったら適当な大きさに丸めて、ココアをまぶして完成です。

ココアパウダーをたっぷりとまぶした、見た目も可愛いココアトリュフのレシピです。材料も少ない上に作り方も簡単で、子供でも一人でお菓子作りに挑戦することができます。おしゃれにラッピングすれば、バレンタインなどのプレゼントにもぴったりです。

【材料】

• A 牛乳 400cc
• A 砂糖 60g
• A 純ココア 45g
• 生クリーム 150cc
• 粉ゼラチン 8g

1. 耐熱ボウルにAを入れて、泡だて器でさっと混ぜます。
2. 600wのレンジで2分30秒～3分ほど加熱して、泡だて器で混ぜながら完全に溶かします。
3. 2を一度こしたら、氷水にあてて時々混ぜながら粗熱をとります。
4. 別のボウルに生クリームを入れて、ハンドミキサーで8分立てになるまで混ぜます。
5. 3の粗熱がとれてとろみがついたら、4とあわせて混ぜます。
6. クッキングシートを敷いた型に流し込み、冷蔵庫で冷やしたら出来上がりです。

電子レンジだけで簡単に作れる、ココアを使ったチョコレートムースのレシピです。出来上がったものにココアパウダーをふりかけると、さらに見た目もおしゃれになります。生クリームとココアを溶かしたものを混ぜる時はとろみがついていないと固まらなくなるため、必ずとろみがついていることを確認してから混ぜましょう。

【材料】

• A 薄力粉 100g
• A 砂糖 大さじ3
• A ココア 大さじ1
• サラダ油 大さじ3
• 粉糖 適量

1. Aをポリ袋に入れて、よく振って混ぜます。
2. 1に油を入れて、揉むようにして生地をひとまとまりにします。
3. 2を一口大に丸めて、クッキングシートの上に並べます。
4. 600wの電子レンジで3～4分加熱します。
5. しっかりと冷ましたら、お好みで粉糖をまぶして出来上がりです。

レンジで数分加熱するだけでできてしまう、とても簡単なココアクッキーのレシピです。レンジの加熱時間は機種によっても異なり、3分くらいすると焦げてくる場合もあります。そのため、2分を過ぎたあたりから様子を見ながら加熱していきましょう。加熱直後は柔らかいクッキーですが、しっかり冷めるとサクサクの食感に変わります。

【材料】

• 卵白 1個分
• ココアパウダー 5g
• 砂糖 40g

1. ボウルに卵白を入れて、砂糖を数回に分けて入れながらハンドミキサーで混ぜて固めのメレンゲを作ります。
2. 1にココアパウダーをふるい入れて、ゴムベラでさっくりと混ぜます。
3. 2を絞り袋に入れて、クッキングシートの上に絞りだします。
4. 100度に予熱したオーブンで約60分焼いたら完成です。

小さいクッキーが大量にできるため、子供のおやつやバレンタインのお菓子作りにも役立つココアメレンゲクッキーです。作り方はとても簡単なのに、まるでお店で売られているお菓子のような味に仕上がります。乾燥しやすいため、保存する時は乾燥材と一緒に密閉容器に入れて保存しましょう。

中にマシュマロが入った甘いココアクッキーのレシピです。焼くとマシュマロがとろりとして美味しく、甘いものが好きな人にはたまらないお菓子です。あまり焼きすぎるとマシュマロが溶けだしてしまうため、焼き加減には注意しましょう。翌日まで置いておくとしっとりしてしまいますが、トースターで焼くとサクサク感が戻ります。

ストロベリーパウダーとココアパウダーを使った、とても可愛らしいストライプ模様のクッキーです。3色の生地を作るのに少し手間がかかりますが、見た目がおしゃれでプレゼント用のお菓子としても活躍してくれます。ストロベリーパウダーがない場合は、ココアパウダーだけでもしましま模様のクッキーが作れます。

【材料】

• 切り餅 1個
• スイートチョコレート 25g
• 牛乳 40g
• グラニュー糖 10g
• ビターチョコレート 50g
• 生クリーム 25g
• ココアパウダー 適量

1. 耐熱容器にチョコを割り入れて、温めた生クリームを上からかけて数分そのまま置いておきます。
2. 1を滑らかになるまでゆっくりと混ぜます。溶け切らない場合は湯せんにかけます。
3. 氷水にボウルをつけて、丸めやすい固さになるまで冷やします。固くなったら4分割にして丸めておきます。
4. 餅を小さめに切り、耐熱容器に入れます。
5. 4にチョコを割り入れて、牛乳も加えたらラップをして600wのレンジで1分加熱します。
6. 一度取りだしてよく混ぜたら、再びラップをして1分加熱します。
7. レンジから取りだしたら混ぜて、グラニュー糖を加えてさらによく混ぜます。
8. ココアをふったバットに7を置いて、上からさらにココアをふって4糖分します。
9. ラップにココアをふって、その上に8を置いたら3をのせてラップごときれいに丸く包みます。
10. ラップの上を輪ゴムでとめて、冷凍庫で15分ほど冷やしたら出来上がりです。

ココアと残った餅を利用して作ることができるチョコ餅のレシピです。冷やす時間は15分くらいでちょうど良い固さになりますが、もっと柔らかいものを食べたい場合は出来立てを食べると良いでしょう。逆に、できたチョコ餅をレンジで10～15秒加熱するとトロトロのチョコ餅になります。

【材料】

• 加糖ココア 25g
• ゼラチンパウダー 2g
• 牛乳 100ml
• お湯 20ml

1. 耐熱容器にゼラチンパウダーとココアパウダーを入れて、お湯でとかします。
2. 1に温めた牛乳を加えてよく混ぜます。
3. 2を冷蔵庫で冷やして、しっかりと固まったら出来上がりです。

材料がたった3つだけで作れる、簡単なプルプル食感のココアプリンです。作り方も材料を混ぜて冷蔵庫で冷やすといった工程しかなく、子供でも簡単に作ることができます。そのため、子供の初めてのお菓子作りにもおすすめのレシピです。

ホットケーキミックスを使って作る、簡単なココアマフィンのレシピです。基本的に材料を混ぜてオーブンで焼くだけでできるため、誰でも簡単に作ることができます。バナナなどの果物をトッピングしても良いでしょう。レシピ通りだと甘さ控えに仕上がるため、もっと甘い味が好きな場合は砂糖を加えると良いでしょう。

たった3つの材料で作ることができる、ふわふわのココア蒸しパンです。ホットケーキミックスを利用するため味付けをする必要もなく、朝食や子供のおやつにも手軽に作ることができます。中にチョコチップや甘納豆など、色々なものを入れても美味しくいただけます。

ココアを使って作るお菓子やドリンクのレシピを紹介しました。ココアはチョコレートの代わりとして使ったり、外側にまぶすだけのわき役として使ったりと、様々な場面で活用することができます。無糖のココアを使えば自分で甘さも調整できるため、甘すぎるお菓子が苦手だという人にもココアレシピはおすすめです。

ココアを使ったレシピには、ちょっと手を加えただけでできるお菓子が数多くあります。お菓子作りが苦手な人でも挑戦しやすくなっているため、ぜひココアを使った美味しいお菓子にチャレンジしてみてください。