2019年11月09日公開
2024年10月03日更新
ハッシュドビーフの隠し味は何がいい?ちょい足し調味料で本格的に!
ハッシュドビーフの隠し味について解説します。おすすめのちょい足し調味料やご飯に合う隠し味などについても詳しく紹介!隠し味を使った美味しいハッシュドビーフのレシピも併せて紹介していきます。これから料理を始める方は必見です!
目次
ハッシュドビーフを隠し味で本格的にしたい!
自宅で本格的なハッシュドビーフを作りたいと思ったことはありませんか?そんな時は身近な調味料を使うのがおすすめです。本記事で紹介しているおすすめの隠し味やちょい足し調味料を参考に、自分好みの一品を作ってみてください。
ハッシュドビーフの隠し味におすすめのちょい足し調味料
ハッシュドビーフは洋食屋などでもお馴染みの料理ですが、隠し味として調味料をちょい足しするだけで自分でも美味しい一品に仕上げることができます。その種類もバラエティー豊かで、なかには意外な組み合わせもあります。ハッシュドビーフに隠し味を加えて、さらに美味しく仕上げてみましょう。
ハッシュドビーフの隠し味①赤みそ
隠し味として赤みそをちょい足しすると、味に旨みとまろやかさがプラスされます。白みそ以外でも代用できますが、コクをアップさせたい場合は赤みその方が良いです。
ハッシュドビーフの赤みそ入りレシピ
【材料】
- 牛肉 300g
- 玉ねぎ 1個
- しめじ 1袋
- コーヒーゼリー 200g
- 水 400cc
- Aトマトジュース 200cc
- Aウスターソース 大さじ2
- A赤みそ 大さじ1
- A顆粒コンソメ 小さじ2
- ナツメグ 5振り
- ローリエ 1枚
- バター 10g
【手順】
- 玉ねぎをスライスします。
- 鍋に油をひいて牛肉を色が変わるまで炒めます。
- (1)としめじを加えてさらに炒めます。
- 材料Aを混ぜて、水と一緒に(2)や(3)を入れます。
- ローリエ、ナツメグ、バター、コーヒーゼリーを加えて中火で5分ほど煮ます。
- ローリエを取り出して、弱火で煮詰めたら完成です。
インターネット上などでも大きな反響を呼んでいる赤みそ入りのレシピです。赤みそを加えることで、ハッシュドビーフに味わい深いまろやかさがプラスされます。コーヒーゼリーを使ってコクを引き立たせているのもポイントです。
ハッシュドビーフの隠し味②インスタントコーヒー
ほろ苦いインスタントコーヒーは、ハッシュドビーフと相性抜群の調味料です。カレーの隠し味としても使うことができますが、入れ過ぎるとほろ苦さが際立ってしまいます。ちょい足し程度に使うのがポイントです。
ハッシュドビーフのインスタントコーヒー入りレシピ
【材料】
- トマト缶 1缶
- 豚肉 300g
- にんじん 1/2本
- 玉ねぎ 1個
- ブロッコリーの茎 適量
- じゃがいも 2個
- 小麦粉 大さじ2
- Aコンソメ 大さじ1
- Aウスターソース 50ml
- Aみりん 大さじ2
- Aインスタントコーヒー 小さじ1
- バター 大さじ2
【手順】
- 玉ねぎはくし切りに、にんじんは乱切りにします。
- ブロッコリーの茎とじゃがいもの皮を剥いて、1cm角の大きさに切ります。
- フライパンにバターの半量を溶かして、野菜を全て入れます。
- 野菜をしっかり炒めたら、豚肉を加えてさらに炒めます。
- 小麦粉を入れて、粉っぽさがなくなるまで炒めます。
- トマト缶と材料Aを加えたら、10分ほど煮込みます。
- 残りのバターを入れて溶かしたら完成です。
フライパンだけで簡単に作れるお手軽レシピです。インスタントコーヒーのほろ苦さとハッシュドビーフの酸味が、絶妙なハーモニーを生み出します。自宅でプロ顔負けの一品を作ることができます。
ハッシュドビーフの隠し味③はちみつ
ハッシュドビーフにはちみつを加えると、味にほのかな甘みとコクをプラスすることができます。中濃ソースやウスターソースなどと一緒に入れることで、さらに美味しい仕上がりになります。
ハッシュドビーフのはちみつ入りレシピ
【材料】
- 薄切り牛肉 200g
- A塩 少々
- Aブラックペッパー 少々
- A薄力粉 少々
- 玉ねぎ 1個
- マッシュルーム 5~6個
- バター 20g
- にんにく 1片
- 薄力粉 大さじ1
- 赤ワイン 300ml
- Bトマトケチャップ 大さじ3
- B中濃ソース 大さじ1
- Bコンソメ 小さじ1
- Bはちみつ 大さじ1
- B水 200ml
- ローリエ 1枚
- 塩 少々
【手順】
- バターを溶かした鍋で、みじん切りのにんにくを炒めます。
- スライスした玉ねぎを入れて、飴色になるまで炒めます。
- マッシュルーム、薄力粉、材料Aで下味をつけた牛肉を加えて炒めます。
- 牛肉に火が通ったら赤ワインを入れてアルコールを飛ばします。
- ローリエと材料Bを入れて煮込みます。
- 塩で味を調えたら完成です。
隠し味として赤ワインとはちみつを使ったレシピです。市販のルーを使用していないのも大きな特徴で、自宅で本格的なハッシュドビーフを作りたい方にもおすすめです。
ハッシュドビーフの隠し味④チョコ
出典: https://tenki.jp
ハッシュドビーフの仕上げにチョコをちょい足しすると、専門店のような上品な味わいになります。甘みの強いミルクチョコを使っても良いですが、苦味の強いブラックチョコなどの方が隠し味にぴったりです。
ハッシュドビーフのチョコ入りレシピ
【材料】
- 牛肉 250g
- 玉ねぎ 2個
- 人参 1本
- 新じゃが 5個
- ローリエ 2枚
- 赤ワイン 250cc
- 水 400cc
- Aケチャップ 大さじ2
- Aウスターソース 小さじ2
- A砂糖 小さじ1
- Aすりおろしニンニク 小さじ1
- Aハッシュドビーフのルー 6個
- Aブラックチョコレート 1片
- オリーブオイル 小さじ2
- 小麦粉 適量
- コーヒーフレッシュ 2個
- パセリ 少々
【手順】
- 玉ねぎ1個分を薄切りにします。
- ポリ袋に玉ねぎ、牛肉、ローリエ、赤ワインを入れて、冷蔵庫で一晩おきます。
- 袋から牛肉を取り出したら、水分を拭き取って小麦粉をまぶします。
- オリーブオイルをひいたフライパンで牛肉の表面を焼きます。
- 炊飯器に袋の残りの材料と牛肉を入れて炊飯します。
- 残りの玉ねぎはくし切りに、にんじんは乱切りにします。
- にんじんと新じゃがを電子レンジで3分ほど加熱します。
- 鍋に(5)、(6)、(7)、水を入れて一煮立ちさせます。
- 材料Aを加えてよく混ぜ合わせます。
- コーヒーフレッシュとパセリをトッピングしたら完成です。
ブラックチョコの苦味を生かしたレシピで、炊飯器を使うことで具材をさらに柔らかく仕上げることができます。ほろほろとした牛肉の食感は、一度食べるとやみつきになります。
ハッシュドビーフの隠し味⑤ウスターソース
酸味が足りないと感じる場合には、隠し味としてウスターソースを使うのがおすすめです。ウスターソースには野菜や果実などが使用されており、ハッシュドビーフにまろやかな旨みもプラスすることができます。
ハッシュドビーフのウスターソース入りレシピ
【材料】
- 牛薄切り肉 100g
- 玉ねぎ 1/2個
- お好みのきのこ 100~150g
- サラダ油 大さじ1/2
- にんにく 小さじ1/2
- 小麦粉 大さじ2
- Aトマトジュース 200cc
- A水 50cc
- A赤ワイン 50cc
- Aケチャップ 大さじ2
- Aウスターソース 大さじ1
- A顆粒コンソメ 小さじ2
- バター 大さじ1
- 塩こしょう 少々
【手順】
- 牛肉を薄切りして塩こしょうをかけます。
- フライパンでサラダ油を熱して、にんにくを炒めます。
- 牛肉、スライスした玉ねぎ、きのこを加えてさらに炒めます。
- 小麦粉を入れたら、だまにならないように炒め合わせます。
- 材料A、水、赤ワインを入れて弱火で煮立てます。
- 最後にバターを溶かし、塩こしょうで味を調えたら完成です。
手軽にハッシュドビーフを作りたい方におすすめのレシピです。隠し味としてウスターソースを少量加えることで、深みのある酸味をプラスすることができます。これから料理を始める方はぜひ作ってみてください。
ハッシュドビーフの隠し味⑥トマトケチャップ
トマトケチャップをちょい足しすることで自分好みの味に調えることができます。ただし入れ過ぎると酸味が強くなりすぎて、ハッシュドビーフ本来の旨みが損なわれることもあります。あくまでも隠し味程度に入れるのがポイントです。
ハッシュドビーフのトマトケチャップ入りレシピ
【材料】
- 卵 2個
- 牛乳 大さじ2
- サラダ油 大さじ1
- Aウスターソース 大さじ2
- Aトマトケチャップ 大さじ2
- A醤油 小さじ1
- A水 大さじ1
【手順】
- 卵と牛乳を混ぜ合わせます。
- サラダ油をひいたフライパンに(1)を入れて、半熟状態にします。
- 半熟状態の卵をオムレツ型にしてお皿に移します。
- 材料Aをボウルの中に入れてよく混ぜ合わせます。
- (3)に(4)をかけたら完成です。
ふわふわのオムレツにトマトケチャップ入りのハッシュドビーフをかけた一品です。卵のまろやかさとトマトケチャップの酸味がよく合います。余り物だけで作れるというのも魅力のひとつです。
ハッシュドビーフの隠し味⑦醤油
日本人にとって馴染みの深い醤油は、ハッシュドビーフの隠し味にうってつけの調味料です。少量加えるだけでコクが増すうえに日本人の口に合う味わいになります。
ハッシュドビーフの醤油入りレシピ
【材料】
- 玉ねぎのみじん切り 1個
- 牛肉小間切れ 150g
- 玉ねぎの薄切り 4個
- 水 1L
- ハッシュドビーフのルー 1箱
- 薄口醤油 小さじ1
- スライスチーズ 3枚
【手順】
- フライパンに油をひいて、みじん切りした玉ねぎを炒めます。
- 玉ねぎが飴色になったら、牛肉細小間切れを加えてさらに炒めます。
- フライパンに水を入れて沸騰させます。
- 薄切りした玉ねぎを加えたら、柔らかくなるまで煮込みます。
- 火を止めてハッシュドビーフのルー、薄口醤油、スライスチーズを入れます。
- 再加熱してとろみが出てきたら完成です。
薄口醤油を使ったハッシュドビーフのレシピです。玉ねぎをふんだんに使用しているので、通常よりも甘みが際立っています。1食300円前後で作れるというのも大きな魅力です。
ハッシュドビーフの隠し味⑧牛乳
ハッシュドビーフに牛乳を加えるとまろやかな味に変化します。牛乳はカレー作りの際にも使える隠し味で、酸味や辛味が苦手な方でも美味しく食べることができます。牛乳がない場合は豆乳をちょい足ししても良いです。
ハッシュドビーフの牛乳入りレシピ
【材料】
- 牛肉 200g
- 玉ねぎ 大さじ1
- しめじ 1袋
- 小麦粉 大さじ3
- Aブイヨン 1個
- A水 300cc
- Aバター 大さじ3
- Aケチャップ 大さじ5
- Aソース 大5
- 牛乳 100cc
【手順】
- 牛肉を一口大、玉ねぎを薄くスライスします。
- 牛肉と玉ねぎに小麦粉を振りかけます。
- フライパンで油を熱し、牛肉と玉ねぎを炒めます。
- 少し火が通ったら、しめじを加えてさらに炒めます。
- フライパンに材料Aを入れてよく混ぜます。
- 最後に牛乳を加えて沸騰させたら完成です。
10分足らずで完成する牛乳入りのレシピです。市販のルーがなくても自宅にある材料のみで作ることができます。柔らかさをアップするために、玉ねぎと牛肉を一緒に炒めているのがポイントです。
ハッシュドビーフの隠し味⑨バター
ハッシュドビーフのバター入りレシピ
【材料】
- 玉ねぎ 1/2個
- 輪切りマッシュルーム 1缶
- しめじ 1/2袋
- 牛切り落とし肉 200g
- ハッシュドビーフ 290g
- 酒 大さじ3
- バター 10g
- 塩こしょう 適量
【手順】
- 玉ねぎを薄切りにします。
- 牛肉としめじを食べやすい大きさに切ります。
- フライパンに(1)、(2)、水切りした輪切りマッシュルームを入れます。
- ハッシュドビーフと酒を加えたら、蓋をして強火で加熱します。
- 沸騰したら中火にして、5分ほど煮込みます。
- 最後にバターと塩こしょうを混ぜたら完成です。
バターを加えることで、通常よりもまろやかなハッシュドビーフを作ることができます。酒を入れて甘みを引き立たせているのも特徴のひとつです。興味のある方はぜひ一度作ってみてください。
ハッシュドビーフの隠し味⑩生クリーム
隠し味として生クリームを少しだけ加えると、まろやかさだけでなくコクもプラスすることができます。ハッシュドビーフ特有の酸味も和らぐので、お子さん向けに作る場合におすすめの方法です。
ハッシュドビーフの生クリーム入りレシピ
【材料】
- 牛バラ肉 300g
- 玉ねぎ 1個
- ハッシュドビーフのルー 1/2パック
- 水 500ml
- サラダ油 適量
- 牛乳 50ml
- A卵 4個
- A牛乳 50ml
- Aサラダ油 適量
- 生クリーム 適量
- ご飯 適量
【手順】
- 鍋でサラダ油を熱したら、薄切りした玉ねぎを炒めます。
- 飴色になってきたら、牛肉を入れてさらに炒めます。
- 全体に火が通ったら水を加えて煮込みます。
- ハッシュドビーフのルーと牛乳を入れます。
- 10分ほど煮込んでいる間に、材料Aを使ってオムレツを作る。
- さらにご飯を盛って、その上にオムレツをのせます。
- 最後にハッシュドビーフと生クリームをかけたら完成です。
小さなお子さんがいる家庭におすすめの生クリーム入りレシピです。トッピングのオムレツとの相性も抜群で、一度食べたらクセになります。生クリームを使ってさらにコクを出しているのもポイントです。
ハッシュドビーフのご飯も隠し味で美味しく
ハッシュドビーフのご飯も隠し味で美味しく仕上げることができます。どの調味料も簡単に手に入るものばかりで、値段も非常にリーズナブルです。ハッシュドビーフを安くておしゃれに作りたい方は是非参考にしてみてください。
ご飯の隠し味①にんにく
ご飯に少しだけにんにくを加えて炒めれば、市販のルーを使う場合でも本格的なハッシュドビーフを作ることができます。仕上げにパセリやバジルなどをかけることで彩りも良くなります。
ご飯の隠し味②ワイン
見た目が豪華なハッシュドビーフを作る場合には、ご飯に赤ワインと顆粒コンソメを混ぜ合わせてみてください。それでかで色鮮やかで美味しい一品に大変身します。誕生日や記念日など大切な祝い事にぴったりの隠し味です。
ご飯の隠し味③サフラン
鮮やかな黄色が食欲をそそるサフランは、ハッシュドビーフのご飯に欠かせない調味料です。ご飯を炊く際にサフランを加えるだけで簡単に作ることができます。バターや塩などの調味料を混ぜれば、ご飯の美味しさがさらに引き立ちます。
ハッシュドビーフの隠し味に調味料をちょい足しして美味しくしよう!
ハッシュドビーフおすすめの隠し味やちょい足し調味料などについて紹介してきました。ハッシュドビーフは作るのが難しいと思われがちですが、隠し味を少し加えるだけでプロ顔負けの一品を作ることができます。そのレシピも豊富で何度食べても飽きないものばかりです。ハッシュドビーフを作る際には、一度隠し味をちょい足ししてみてください。