2019年06月20日公開
2024年09月18日更新
ハイボールに合うおすすめウイスキーを厳選!美味しいハイボールの作り方も
ウイスキーを炭酸水で割ったハイボール。ウイスキーは苦手でもこれなら飲めるという方も多いと思います。しかしどんなウイスキーで割るかがポイントです。そこで今回は、ハイボールに合うおすすめウイスキーを厳選して紹介します。初心者にも人気のあるウイスキーや、安いウイスキーから高級ウイスキーまで徹底的に調査しました。併せて、ウイスキーと炭酸水の配分量などの美味しいハイボールの作り方なども解説します。
目次
ハイボールは入れるウイスキーで美味しさが違う
ウイスキーをハイボールで楽しむ方は多いと思います。ハイボールとはウイスキーを炭酸で割ったカクテルのことを言いますが、お店はもちろん家でも簡単にハイボールを作れることから、幅広い年齢層に愛されている飲み物です。
そんなハイボールは使うウイスキーによって美味しさが全然違ってきます。故にハイボールに合うウイスキーを使うのがポイントなのですが、ハイボールは安いものから高価なものまであり、味や香りなどもそれぞれに特徴があります。
そこで今回はハイボールに合うおすすめのウイスキーを厳選して紹介します。また美味しいハイボールの作り方の解説もあるので、是非参考にして下さい。
ハイボールに合うウイスキーの選び方
ウイスキーには、ストレートやロックに合うもの、ハイボールに合うものなどの特徴があります。また、人によっての味の好みもあるので、自分にはどういったウイスキーが合うのかなども事前にチェックしておくと良いでしょう。ここではハイボールに合うウイスキーの上手な選び方を紹介します。
価格
ハイボールは炭酸水で割るので、ロックやストレートで飲むよりも割と早いペースでゴクゴクと飲めてしまいます。そうなると、ウイスキーの消費量も増えるので価格は重要なポイントになります。
ハイボールの良い所は、粗さを感じる若いウイスキーでも充分美味しく飲めるということです。一番大切なのは安いウイスキーでも高級なものでも、自分の口に合わなければ美味しくないということです。
コストを抑えたい場合は安いウイスキーから順に飲み比べして、お気に入りの銘柄を探すのもおすすめです。必ずあなた好みのウイスキーが見つかります!
熟成年数
ウイスキーにはぞれぞれ熟成年数というものがあり、一般的には熟成年数が長いほど高級なウイスキーとなります。通常はウイスキーのラベルのところに熟成年数が表記されているのですが、中にはノンエイジウイスキーといってブレンド原酒の年数が不明のものもあります。
ハイボールには熟成期間が10年以下のものやノンエイジウイスキーがおすすめです。ウイスキーをストレートで飲む時はきつく感じても、ハイボールにしたら角が取れて飲みやすく感じるから不思議です。
ウイスキーは熟成期間を12年超えた時点で長期熟成の部類となり、価格も高くなっていきます。それらのウイスキーは味やコク、香り全てにおいて深みがあります。そうした長期熟成ウイスキーは、ハイボールよりもストレートやロックなどの飲み方で、しっかりとウイスキーそのものの味を楽しむ事の方が多いようです。
味や香り
ハイボールに合うウイスキー選びに迷った際、一番のポイントになるのはやはり味と香りです。
スモーキーなウイスキーを選ぶと甘さ控えめのキリッとしたハイボールに、まろやかで飲みやすいハイボールが好みならバニラやフルーツの香りがするウイスキーを選ぶと良いでしょう。
ハイボールに合うか、または自分の好みの味や香りかを知るためには、まずはストレートで一口味見してみることをおすすめします。傾向的には、口に含んだ時に味がはっきりしていて甘い香りがするウイスキーがハイボールに合っていると言えます。
飲む場面に合わせる
飲む場面に合わせたウイスキーを選ぶというやり方もあります。例えば、料理と一緒に飲む時は、味が軽やかでクセのないウイスキーが最適です。また、料理でも洋食に合うもの和食に合うものなどがあります。
単体や軽いおつまみでじっくりハイボールを味わいたい時は、インパクトのあるウイスキーだとより楽しめます。例えばスモーキーなものや、甘さが残る芳香なものもおすすめです。バニラやキャラメルの香りがするものはカクテル感覚でハイボールを楽しめます。
また来宅のお客さんに出す時や特別な記念日などは、ちょっと高級なウイスキーを使ったハイボールにすると気分が上がります。また、毎日気軽に飲みたいなら、安い価格で好みの味のウイスキーを使ったハイボールなどにして楽しむのもおすすめです。
飲んだあとに残る香り
ウイスキーは飲んだ後に残る香りを味わうのが通な楽しみ方です。後味の余韻は結構重要なポイントでもあります。同じ甘さの中でも、ミントやフルーツ、バニラなど特徴も様々です。ハイボール用に製造されたウイスキーの場合は、あまり香りを感じないものもあります。
ハイボールに合うおすすめの初心者向けウイスキー
ウイスキーを初めて飲むなら、ハイボールにして飲むのが一番飲みやすいですし、そこから少しずつ好みのウイスキーを探していくのも楽しいです。という事で初心者向けのウイスキーを紹介しますので、特徴や味・風味などを参考にして下さい。
カナディアンクラブ
軽やかでスムースな飲み口が特徴で、独特のクセもなくビール代わりにグイグイッと飲めてしまいます。ウイスキー初心者の方にも安心しておすすめできる銘柄です。
ハイボールにするとスッキリした味わいとほのかな香りを楽しめます。値段も安いので気軽にどんどんハイボールを堪能できます。ちなみに、炭酸水の代わりにジンジャーエールで割っても美味しいです。内容量が700mlでネット参考価格が980円です。世界150か国以上で愛飲されているウイスキーを是非お試し下さい。
デュワーズ ホワイトラベル
ハイボールの代名詞と言っていいほど有名でアメリカでも大人気のウイスキーで、日本のバーテンダーもハイボールにする時に良く利用する人気の銘柄です。スパイシーさとマイルドさのバランスが絶妙で、実に上質な香りを放ちます。クセがなく手頃な値段の割に美味しいので、初心者や家飲み用にもってこいの一本と言えるでしょう。内容量は700mlで値段は1000円(税抜)です。
ザ・グレンリベット 12年(THE GLENLIVET)
シングルモルトの原点とも称される人気のウイスキーです。南国フルーツや花の香りがするエレガントな味わいを楽しむ事ができます。ザ・グレンリベット特有のバニラの風味や、ハチミツの甘さで軽やかな仕上がりと成っており、女性にも飲みやすいと好評です。
ハイボールにするとより口当たりがよりソフトになり、初心者の方でも飲みやすいでしょう。内容量700mlでネット参考価格は3180円(税抜)です。チョコレートなどのスイーツ系のおつまみとも良く合います。
ウイスキー ザ マッカラン 12年 ファインオーク
3つの樽で12年熟成させたマッカラン12年は、それぞれの樽の複雑な味わいを楽しめるシングルモルトウイスキーです。甘くて華やかなフレーバーが人気で、ハイボールのためのウイスキーとも言われるほどに相性もバッチリです。バニラやシトラスの風味と軽やかで飲みやすいことから初心者からも人気を集めています。
ハイボールにする時はレモンを絞るのがおすすめです。レモンの酸味がよりマッカランの甘みを引き立ててくれます。内容量は700mlでネット参考価格は7261円(税抜)です。
エズラブルックス
このエズラブルックスは、「ケンタッキー州で一番優れた小さな蒸留所」とアメリカ政府に称されたウィレット蒸留所で生まれたキレ味抜群のバーボンウイスキーです。その賞賛はラベル中央のマークを見ても分かります。
内側を焦がしたホワイトオークの新樽で4年以上熟成されたこのウイスキーは、芳醇で豊かな香りが特徴です。アルコール度は45度とちょっと高めですが、ハイボールにすると甘い風味とスッキリした後味になり飲みやすくなります。初めてバーボンウイスキーにトライする方にもおすすめです。内容量は750mlで1953円(税抜)です。
メーカーズマーク
ウイスキー好きなら誰もが知っている銘柄で、ボトルトップの赤い封蝋にもイパクトがあるプレミアム・バーボンです。ふっくらとした甘さが女性にも大人気で、ハイボールにするとロックでは感じない柔らかいバニラの風味を楽しめますし、オレンジピールを絞るとより爽やかになります。
内容量700mlでネット参考価格は2423円(税抜)です。ちなみに赤い封蝋は一つ一つ手作りで、世界に一つしかないデザインと成っており、大切な人へのおしゃれなプレゼントとしてもおすすめです。
ハイボールに合うおすすめの安いウイスキー
安いウイスキーで美味しくハイボールを楽しめるのは最高です。特に頻繁にハイボールを楽しむ方にとっては、値段が安いのは何より嬉しい事でしょう。安いウイスキーでも好みの味であれば充分に満足できるものです。という事で、ここではそんな安いウイスキーにはどんな銘柄があるかを見ていきましょう!
ジムビーム
世界中で愛されているバーボンウイスキーです。トウモロコシ本来の甘みがあり、辛味も少ないので飲みやすいと人気です。バニラやキャラメルの香りと、キレのあるあと味が特徴です。
ハイボールにする時は、レモンなどの柑橘系フルーツを搾るとフルーティーな味わいになります。お酒があまり強くない方にはシロップを少し足すとマイルドで柔らかいハイボールになるのでおすすめです。内容量は700mlでネット参考価格は1274円(税抜)とお手頃な価格も人気の理由の一つです。
ブッシュミルズ ウイスキー
スムーズで優しい味のアイリッシュウイスキーです。3回蒸溜をしたモルト原酒と口当たりが軽いグレーン原酒をブレンドしています。ウイスキーが苦手な方でもこれなら飲めるという方は多いそうです。
ハイボールにすると、麦芽の香りとフレッシュな果実の味わいを楽しめます。ハイボール好きの方にはたまらない銘柄ですが、価格が安いのもまた魅力的です。内容量700mlでネット参考価格は1305円。スーパーなどでも購入することができます。
富士山麓 樽熟原酒50度(キリン)
出典: https://jmty.jp
ウイスキーの旨み成分をしっかりと閉じ込めるノンチルフィルタードを採用したウイスキーです。樽熟原酒本来の味わいを楽しめます。
アルコール度は50度なのに意外と口当たりが良く飲みやすいこちらは、ガツンとインパクトのあるハイボールが飲みたい時におすすめです。内容量700mlで参考ネット価格は2698円(税抜)。安いのにハイボールにしても飲みごたえがあると人気です。
フォアローゼズ
香りの異なる複数の原酒を、絶妙のバランスでブレンドして誕生した薔薇のバーボンです。花や果実を想わせる香りが特徴で、食事とも良く合います。ハイボールを作る時はレモンのスライスをグラスに一緒に入れると爽やかさが増して美味しいです。内容量700mlで値段は1278円(税込)と安いので、ビール感覚で気軽に楽しめむ事ができます。
クリアブレンド
日本で初めてノンピートモルトの味わいの魅力を世にアピールした王道のバーボンウイスキーです。クリアでスッキリとした飲み心地を実現した逸品で、軽やかな味わいとスッキリした飲みやすさが特徴です。香りも味もさっぱりしているので食中酒としてもおすすめです。
少し甘めの香りがハイボールに良く合います。スーパーや酒屋で手軽に購入することができ、何と言っても値段が安いのが魅力です。クセがないので飽きがこず、毎日でもハイボールを飲める気軽さがあります。内容量は700mlでネット参考価格は853円(税抜)です。
トリス エクストラ
出典: https://buyee.jp
ハイボールに合う美味しさにこだわって造られており、抜群の相性を誇ります。キレの良いすっきりとした味わいが特徴なので、甘いのが苦手な方にもおすすめです。杉樽由来の爽やかな香りが魅力でもあります。
炭酸水で割るハイボールはもちろんのこと、コーラやジンジャーエールなどで割るのも美味しいですし、価格が安いので気軽にいろいろなもので割って楽しめます。レモンをグラスに浮かべるとより爽やかなハイボールになりグイグイと飲めてしまいます。
ロックやストレートでウイスキーそのものを味わうよりも、ハイボールとしての方が人気があります。内容量が700mlでネット参考価格が1007円(税抜)です。
ハイボールに合うおすすめの高級ウイスキー
ハイボールに慣れてきたら、高級なウイスキーで割って楽しむのもおすすめです。高級なウイスキーで割るともったいない気もしますが、やはりハイボールもそれなりに美味しく上質な味になります。高級ウイスキーからお好みのものを選んでみて下さい。
カナディアンクラブ 20年(CANADIAN CLUB)
20年以上もの間熟成させた、まさにカナディアンウイスキーの頂点を極める一品です。気品のある深くまろやかな味わいが特徴で甘い香りも楽しめます。ストレートはもちろんのこと、ハイボールにしてもウイスキーの存在感が強く、風味や味わいが壊れることなく楽しめます。
内容量は750mlでネット参考価格は11980円(税抜)です。たまには高級ウイスキーで割ったハイボールを味わってみるのもおすすめです。
響
多彩な原酒の調和による華やかで洗練された飲みやすい味わいが特長です。花のような香りと、ハチミツのような甘さ、深みのある後味はウイスキー好きの心を満たしてくれます。
日本人の味覚に合うように作られた響きは日本食にもよく合います。ハイボールにすると軽い口当たりで、究極の1杯になることでしょう。内容量は700mlでネット参考価格は9680円(税抜)です。
山崎
ジャパニーズウイスキーの代表的な存在で、ウイスキー好きの方なら誰もが知っています。複数の原酒をブレンドし、それぞれの個性が絶妙なバランスで協調しあうオリジナルティのあるウイスキーです。
華やかなイチゴのような香りと、甘くまろやかな味わいが特徴です。いろいろなウイスキーを試した結果、やはり山崎に落ち着くというファンも多いです。そんな山崎で作る高級ハイボールは、お客さんが来た時のおもてなしにも最適です。内容量700mlでネット参考価格は4150円(税抜)です。
ラフロイグ 10年
英国王室御用達の認定を受けた上質なシングルモルトウイスキーです。海辺の貯蔵庫で熟成されているので、爽快なピート香に加えて磯の香りがイメージされています。一口含むとガツンとスモーキーな風味が広がり、これがクセになってしまう人が多いようです。
ハイボールにして飲んでも、スモーキーさはそのままで美味しく飲めます。もちろんハイボール以外にロックやストレートでも最高です。その時の気分でどんな飲み方をしても美味しいのが魅力です。内容量は700mlで3996円(税抜)です。
知多
知多半島の知多蒸留所で作られた、とうもろこしを原料にしたグレーンウイスキーです。「軽やかな風」をイメージしており、ほのかな甘さとなめらかな口当たりが特徴です。
ハチミツや和菓子のような甘さと口の中に広がるクリーンでやわらかい感じが好評です。ハイボールで飲むとスッキリした味わいになり、ライムを絞ると揚げ物系のこってりしたおつまみとも良く合います。内容量は700mlでネット参考価格は4104円(税抜)です。
白州
南アルプスの清水と自然の恵みで育まれたシングルモルトウイスキーです。すがすがしい香りとスッキリとした味わいが特徴です。
クセのあるピート香は、爽やかなミントの香りとうまく調合し爽やかな風味になっています。鼻から抜ける程良いスモーキーな香りがクセになります。ハイボール用のウイスキーとして幅広い年齢層で人気がある王様的存在です。
炭酸水で割る時にグラスにたくさんのミントの葉を入れると、より爽やかになって美味しいです。ウイスキーが苦手な方でも飲める味わいなので是非お試しください。内容量は700mlでネット参考価格は7020円(税抜)です。
美味しいハイボールの作り方
家で美味しいハイボールを飲めたら最高です。ここでは、基本的な作り方を紹介します。お好みに合わせてウイスキーや炭酸の配合を変えてみて下さい。これで一段とハイボールの家呑みが楽しくなること間違いなしです。
準備
準備するものはウイスキーと氷と炭酸水のみと、どれも簡単に手に入るものばかりです。ウイスキーは常温でも良いですが、冷えていた方がより美味しいハイボールを作る事ができます。
ハイボールに入れる氷は自宅で作る氷で充分です。見栄え良く作りたい人は、スーパーやコンビニで売っている氷を使うのも良いでしょう。炭酸水はしっかり冷やしておくのがハイボールを作る時のポイントです。
炭酸水の選び方
炭酸水にもたくさんの種類があり、その銘柄によってハイボールの味もガラッと変わります。炭酸水は基本的には無味無糖ですが、レモン味が付いたものや天然水を使用したものもあります。
炭酸水は大きく分けて天然炭酸水・天然水炭酸水・人工炭酸水とあります。炭酸水の強さや、やさしさ、炭酸水の硬度などが銘柄によって違います。強度な炭酸水が好みなら天然水炭酸水、安いのが良ければ人工炭酸水がおすすめです。疲労回復にも効果があると言われている炭酸水を上手に選んで下さい。
分量と作り方
ハイボールの黄金比は、ウイスキーが1に対して炭酸水が4です。黄金比で作ったハイボールはアルコール度数が約8%になります。濃いのが好みの場合は、炭酸水の割合を減らしてください。
まずは、冷やしたグラスにたくさんの氷を入れます。ウイスキーを加えてマドラーでかき混ぜます。炭酸水を静かに注ぎ入れます。この時に炭酸が抜けないように、氷に当たらないように注ぐのがポイントです。もう一度マドラーで炭酸が抜けないように縦に混ぜれば、ハイボールのでき上がりです。
ハイボールに合う自分好みのウイスキーを見つけよう
ハイボールに合うウイスキーを紹介しました。ハイボールはどのウイスキーで割るかによって、味もそれぞれ違ってくるので何通りもの楽しみ方ができます。暑い時はスカッとして飲みやすいハイボールがおすすめです。ハイボールの作り方も参考にして、美味しいハイボールを堪能して下さい。