ウイスキー「富士山麓」が終売?コスパ抜群な国産ウイスキーの特徴とは?
ウイスキー「富士山麓」が原酒不足となり、2019年の春に販売終了となります。人気のウイスキーなだけに、販売終了のお知らせは非常にショックな方も多いことでしょう。そんなウイスキー「富士山麓」について、特徴や味、種類やハイボールなどの飲み方を紹介していきます。口コミも紹介します。販売終了になる前に、ウイスキー「富士山麓」について知って、最後に楽しみましょう。ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
富士山麓ウイスキーが販売終了?
人気なウイスキーの一つでもある富士山麓は、2019年に販売終了になると発表されています。とても人気であるため残念な方も多いでしょうが販売終了になる前に、一度ここでウイスキー「富士山麓」について詳しく紹介していきます。まだ飲んだことが無い人は、きっと一度飲みたくなることでしょう。
富士山麓ウイスキーが国産ウイスキー終売の流れに続く
ウイスキー「富士山麓」が2019年に販売終了になるということで、そうなってしまったウイスキーの事情や、販売終了になる種類、そして富士山麓が販売終了になるその時期について詳しく紹介していきます。
近年の国産ウィスキーの終売事情
最近の国産ウイスキーは常に、休売だったり、終売だったりと、劇的な変化が多くあります。常にさまざまなウイスキーが無くなったりしています。2019年に入って、さらにその動きが加速しているようにも思われます。しかし、ウイスキーが休売や終売するということは、その分新しい種類のウイスキーが発売されているということでもあるのです。
2019年春ついに富士山麓も販売終了?
出典: https://kaumo.jp
様々なウイスキーが終売している中、大人気ウイスキーの「富士山麓」も2019年の春、3月下旬に販売終了になるそうです。非常に残念なお知らせですが、2019年の春以降は富士山麓を買うことはできないようです。
富士山麓が販売終了になる大きな理由は、原酒不足だと言われています。人気が無くなったなどというわけではなく原酒不足のため、終売せざるを得ないということです。原酒が無くなるくらい人気すぎたせいかもしれません。在庫が無くなる前に、富士山麓をぜひ楽しみましょう。
終売になるのは二種類のうち樽熟原酒50度
原酒不足によって終売となるのは、富士山麓の樽熟原酒50度のほうです。富士山麓には、富士山麓シグニチャーブレンドという種類と富士山麓樽熟原酒50度という種類の2種類があります。春に販売終了になるのは、樽熟原酒50度というどちらかというと手頃な価格の富士山麓となります。シグニチャーブレンドの方は値段が高めとなっています。
富士山麓ウィスキーの特徴
ここからは、ウイスキー「富士山麓」の特徴について紹介していきます。富士山麓をまだ飲んだことが無い方も特徴を知って、販売終了になる前にぜひ試してみて下さい。
富士御殿場蒸留所こだわりのウィスキー
富士山麓は富士御殿場蒸留所こだわりのウィスキーとなっています。富士御殿場蒸留所で製造されていて、日本の中においても非常に珍しい種類の蒸留器を何個も使用して、蒸留しているそうです。蒸留所で、こだわりを持って作られているため、幅広い世代に長く人気の美味しい富士山麓が出来上がっています。
富士御殿場蒸留所のこだわりの一つとして挙げられるのが、富士の伏流水を使用している点です。富士の伏流水は、雪度水が溶岩を抜けて、長い時間をかけて濾過されて出来る、本当にきれいなお水です。きれいな水を使用しているウイスキーは本当に美味しいです。
次に挙げられるこだわりは、小樽です。180リットルの小樽のみでウイスキーを作っており、それは原酒と多くの面積において触れ合うことができるようにしているそうです。ウイスキーの原酒と触れ合うことによって、甘くて香り豊かな樽熟香が生まれるそうです。そうして美味しい富士山麓が出来上がっています。
さらに、富士御殿場蒸留所がある富士山麓の気候は、海抜が620メートルで、年間の平均気温が13℃です。定期的に発生する霧だったり、涼しい気候だったり、湿度が80パーセントくらいだったりと、ウイスキーを作るにあたって蒸発してしまうのを防ぐ樽を熟成させるのには、とても適した場所といえます。
種類は二つ
ウイスキー「富士山麓」には2種類あると紹介しましたが、その2つの種類はそれぞれ値段が異なりますし、もちろん味も異なります。富士山麓の樽熟原酒50度の方は2019年の春にはもう販売終了になってしまいますが、それぞれ自分の好みによって2つの富士山麓の種類から選ぶことができるようになっていました。
味わい
気になるそれぞれの富士山麓の味わいですが、春に販売終了となる樽熟原酒50度は、加水をできるだけ少なくして、アルコール度数を高く残すことで、旨みが濃く出ています。味わい深さが特徴的なウイスキーとなっています。また、とてもまろやかな味わいです。樽熟原酒50度は、その味わいを低価格で飲むことができることが、人気の秘訣です。
樽熟原酒50度は価格がリーズナブル
値段もそれぞれ特徴的です。販売終了になる樽熟原酒50度の方は1300円ほどで購入することができ、今後も販売が継続される予定のシグニチャーブレンドの方は5000円ほどから購入することができます。樽熟原酒50度の方は、とてもリーズナブルな価格で、気軽に手に取りやすいウイスキーとなっています。
富士山麓ウイスキーを飲んだ人の口コミ
ウイスキー「富士山麓」を実際に飲んだ方の口コミは気になるものです。いい口コミも悪い口コミもどちらも紹介していきます。参考にしてみて下さい。
いい口コミ
富士山の麓で富士山麓頂いてます。
— COWCOW 善し イルカ!オルカ!ポルカ! (@cowcow44cow) May 19, 2018
濃いめのハイボール美味しい。#ACOCHILLCAMP #KIRIN pic.twitter.com/p1wVIZQktT
美味しいと聞いてKIRINの富士山麓で晩酌中。50度と高めですがまろやかで飲みやすいです。次はロックで飲んでみよう。 pic.twitter.com/XKR4zqQGc4
— 榎本よしたか (@YoshitakaWorks) April 18, 2016
富士山麓について、このような口コミが多いです。味についてや、アルコール度数に関してなど、お酒が好きな人に特に好まれている印象があります。アルコール度数が高くて、ウイスキーが濃いめな点が、特に好まれている印象があります。
悪い口コミ
富士山麓はアルコール度数が高いのでハイボールにした時の破壊力がすごい。。(味はあんまり好きじゃないかもw)
— スクリームの人 (@screamnohito) March 14, 2019
富士山麓はちょっと抜けが良すぎるのと味が強すぎて好みじゃないな。
— レク@蒸留酒厨 (@requiem8) August 7, 2016
反対に、もちろん悪い口コミもあります。あまりお酒に強くない人にとっては富士山麓は向いていなかったり、特徴的な香りや味が合わない人も多くいるようです。ウイスキーのアルコール度数が高すぎることが、苦手な方も多いようです。
富士山麓ウィスキーはハイボールがおすすめ
富士山麓ウイスキーには、おすすめの飲み方があります。それはハイボールにして飲む方法です。こちらが一般的なので、まずハイボールを紹介します。
人気の飲み方はハイボール
富士山麓ウイスキーのおすすめの飲み方はハイボールです。炭酸水でウイスキーを割ります。香り高く、味わい深い富士山麓は、炭酸で割ってハイボールにすると非常に美味です。バランスが良く、最もおすすめしたい飲み方となっています。一番、王道な飲み方なので、富士山麓を手に入れたら、まずハイボールを試してみて下さい。
ハイボールの作り方は3パターン
ウイスキーハイボールの作り方は3パターンあります。それは濃さによって、富士山麓というウイスキーの名前にちなんで、それぞれ名前が付けられています。山頂ハイボールと、七合目ハイボールと、五合目ハイボールの3つです。
山頂ハイボールは、かなり濃くて飲みごたえがあります。富士山麓が1に対して炭酸水が3の割合で作られています。七合目ハイボールは、富士山麓が1に対して炭酸水を4の割合のもので、バランス良いハイボールです。五合目ハイボールは富士山麓が1に対して炭酸水が5の割合で作ったもので、非常に飲みやすくすっきりとしています。
自分のお好みの濃さでウイスキー「富士山麓」を割ることができるのが嬉しいポイントです。もちろんハイボールでなくて水でも割ることができるので、試行錯誤して一番好きなウイスキーの割り方を探すのも楽しいです。ぜひ、実際に試してみて下さい。
お好みでハイボールに柑橘系をプラス
ウイスキー「富士山麓」でハイボールを作ったら、その上にお好みで柑橘系フルーツを乗せる飲み方をおすすめします。レモンやライムなどをハイボールに追加すると、また違った味になり、新しいウイスキーの味わいを楽しむことができることでしょう。ぜひ試してみて下さい。
コーラーやジンジャーエールで割るのも美味しい
ウイスキーをハイボールとして割るときに、コーラやジンジャーエールもおすすめです。コーラで割るとコーラハイボールとなり、少し甘めになります。ウイスキーのアルコール度数が気になる方は時に、この方が飲みやすいかもしれません。
ジンジャーエールで割るとジンジャーハイボールとなり、こちらも若干甘めになるので、辛いのが苦手な方はこちらの方が飲みやすいかもしれません。炭酸だけでなく、色々な割るドリンクでウイスキーを楽しむことができます。
ハイボールには色々な飲み方があるので、お好みの飲み方を見つけて楽しんでください。このように富士山麓のウイスキーボトルを毎日異なった飲み方で楽しむことが出来たら、飽きずに楽しく飲むことができるでしょう。ぜひ試してみて下さい。
富士山麓は日本が誇るジャパニーズウィスキー
ウイスキー「富士山麓」について紹介しましたがいかがでしたでしょうか?味の特徴や飲み方、価格帯、口コミなどを紹介しました。2019年春の3月下旬に販売終了になるウイスキー「富士山麓」ですが、本当に美味しくとても人気のウイスキーなため、その前に一度飲んでみてはいかがでしょうか?